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エキスパートレビューアー2025

女性まふにょさん

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ポイント数110

今年度36位

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片思いの矢印が行ったり来たり

「恋スル少年」のスピンオフ。あちらを知らなくても楽しめますが、読んでいた方が解釈の奥行きはぐっとアップすると思います。
元セフレへの未練が残る準一と海外でふらっと出会ったジンが、帰国後に再会し、お互いに振ったり振られたりしながら恋を進めていくお話。
タテヨミ漫画ですが、空気や“間”に独特の味わい深さがあります。静かで穏やかで、引き込まれる魅力があります。セリフやモノローグで言葉にしなくても、何を考えているのか伝わってきて、すっごく良い!
なかなか二人のタイミングが合わず、振った後で好きになったり、気持ちの整理を始めた後で好きになられたり。片思いの矢印が行ったり来たりで、切なさがあふれまくりで、やきもきさせられます。コレ、恋愛ものの醍醐味でめちゃくちゃ良い!
ちょっとオシャレでカッコ付けに感じる口説き方でも、キャラとシチュエーションに説得力があるおかげで、最高に萌えます。準一の大人の色気と、ジンのまっすぐな純粋さが眩しい。素敵なお話でした。
ちなみに外伝はめっちゃエロ。えっちすぎてびっくり。まだ続くみたいで楽しみです。

恋スル少年 電子 コミック

ゼック 

切なさいっぱい、歳の差恋愛

歳の差8年分の切ないお話。タイトルの恋スル少年こと悠斗は、3歳で出会った豊に20歳になっても片思いを続けています。豊が結婚しても諦められず、離婚後に再会してからは必死に追いかけて、とにかく好きになってもらおうと頑張っています。
豊は、最初は悠斗との対比でズルい大人に見えましたが、セフレへの対応もなかなか酷く、本気で付き合うと辛くなりそうなキャラ。良く言えば臆病なのかもだけど、相手のためと言って自己完結し、相手も自分も傷つける質の悪さを感じます。
この作品は、そんな二人が全力で恋して悩む様子を、空気で伝えてくれるとこがすごいです。表情や沈黙で語ったりと、文字での心理描写は少なめで、だからこそたまにあるモノローグが刺さります。
付き合って別れていろいろあって、やっとだ…とハピエンに安心できたのは、本当に最後の最後の77話かも。苦しいのも辛いのも片方だけで終わらず、時間はかかったけど全部をさらけ出し合って、これ以上ない関係になれたんだと思います。
ちなみに78話からはカラー漫画になり(それまでは白黒)、二人のいちゃらぶ日常小話で、おまけのような感じ。感動の後にほのぼのとたっぷりえっちがあって、とても良かったです。

ナマモノ 電子 コミック

Beep-beep  studioALIVE  Battle Shark  MaRO 

真逆の感情が同時に湧いた

いにしえ感のあるBLでした。作中に「2009年現在」とあるので、そこらへんの年代の作品っぽい。「過激な表現が~」という注意書きが何度も出てくるくらい、頻繁に暴力と強姦未遂が起こります。後半は意外な方向に転んで面白かったです。
基本的にはヤクザな大我視点で進むお話。大我は学生時代に健に一目惚れし、大人になって再会しても、まだ拗らせまくった態度で笑えます。健の設定は韓国BLあるあるの不憫すぎる美人で借金漬けで、トラウマもあってとにかく不憫。
大我の短気な性格と健の分かりにくさもあって、とりあえず何でもかんでもすれ違うんですが、どうにか二人は付き合い始めます。健は大我に借金があるので対等とは言えない関係だけど、すれ違いの根本原因は別にありそう。
ちらほら伏線的セリフが出てた健の事情は、後半にまとめて明かされます。なるほどっていう納得と、それとは真逆の感情が同時に湧いて、不思議な気分になりました。だから好きになったのか、いやよく好きになれたな、が同時にくる感じ。
最後は綺麗なハッピーエンドで、清々しく読み終えました。外伝とかで、ラブラブなだけの二人の日常話も見てみたかったな。

スピン元の結末が好きでした。

あぁ…そっかぁ…っていう気持ち。スピン元作品の失恋エンドあってこその切なさはあるけど、あの結末が素晴らしかったからこそ、元作品の感動を超えてこない続編にテンションが上がらず。丁寧にコウの変化を追えたのは良かったんですが。
そもそもが元作品ですでにコウと日高はヤってたわけで、後は二人の気持ちの問題だったのに、続編のこちらでも言葉の前に身体で。
元作品を知らずに読むか、元々身体の関係は無かったとかなら、めちゃくちゃ刺さってたと思います。学生時代から続く友情はそのままに、もう一つの関係が上乗せされたみたいで、すっごく萌えてたかもしれません。
でもこれだと、戻ったんじゃなくて進んだっていう、安心感が足りない気がしました。掛け違えたボタンの掛け直しがこんな形か…というか、告白すれ違いのエピソードが、続編では無かったことになってるように触れられない。夕日を前に号泣した日高の涙が回収されてない…。
「STAYGOLD」4巻の続きとして読むとスッキリしないとこもあり、あのまま終わってた方が名作だったと個人的には思います。結局くっつかなきゃ許されなかったのかな…と、彼らが二次元の存在であることを実感しました。

最終巻

ほのぼのした中に前向きな感動があったりして、未来に明るさが見える良き最終巻でした。鯉のぼりや梅干し作りといった懐かしさを感じる行事や、碧唯と孤帆の過去とこれから、二人の集大成のようなドールハウスと、見どころ満載でした。
カップルとしてはずっと安定してたけど、今回は少しだけ孤帆の嫉妬が見れます。といっても料理でストレス解消するタイプなので平和。
碧唯も平和な撃退方法できっちりナンパガードしてて、笑いました。孤帆も気付いて珍行動(?)に付き合ってるのが良き。
最終回は本当に素敵でした。ドールハウスの作画がどれも素晴らしい…。一巻で「玄関しか作らないドールハウス作家」と言われてた孤帆の背景を知ったうえで見ると、より一層ぐっときます。
過去を知って、全部を知って、ゆっくり着実に家族になっていく空気を味わえる作品。読後は穏やかな気分に浸れました。

執着心が芽生えたらしい

相変わらず妖しげな表紙で匂わせてくる本作。激しめな展開はいったん落ち着き日常が戻ってきて、小夜がぐるぐる悩んでます。吸血鬼として生きることだけでなく、山寺を手放したくないと望み、その結果山寺を傷付けるのを怖がってる。
そこにあるのはラブではなくて、吸血鬼の本能から求めてる感じで、さらには山寺本人か山寺の血への渇望なのかも分かりません。ただ小夜の感情からくるものではなさそう。とはいえ、精神的に頼れるのが山寺だけなのも現実で、混沌としてる。
一方、山寺も小夜の血を求める自分を自覚して、何かが変わりそうな気配が。小夜のことを考える際の視点に変化が見られるような、自分本位なとこがちょっと薄まったような。吸血鬼になって、逆に人間の感情を得るのかな。
小夜と山寺、お互いに相手への執着が芽生えたっぽいけど、これからどうするんだろう。これまでの経緯から二人の進みたい道が交わるとは思えず、ラストもすれ違ってる雰囲気で、続きが気になる終わり方でした。
ちょっとだけテンション落ち気味なのは、小夜のお悩み回にまたなの…と思ってしまったから。40代課長…も少し前に進めないものか…厳しいか…。

青林檎楽園 電子 コミック

爽やかアオハルぴゅあっぴゅあ

これめっちゃ良かったです!爽やか!アオハル!ぴゅあっぴゅあ。思いっきり悩んで考えて嫉妬して、いろんな感情を自分の中に落とし込んでいく描写がとっても丁寧。大学生活のわちゃわちゃした雰囲気も楽しくて、大好きな作品です。
最初は拓馬→昴の片思い。これが友人としてつるむうちに変化して、昴→拓馬になっていきます。好きだけど付き合う気はない拓馬に対し、好きだと自覚した昴はガンガン攻めます。この攻め方が良い!明るくて眩しくて純粋で最高。
拓馬を好きな女の子も出て来ますが、この子も本当に可愛くて。そして嫉妬する昴は必見。これまでずっと笑ってたからこそ効く真顔。あの格好での上目遣いは反則。淡々と対応する拓馬とお似合いすぎて、もう可愛いとしか言えない…。
ラストの潔さはテンション上がりました。やっぱ告白するなら走って行かなきゃ!笑。
萌えってこういうのー!って再認識したりして、何度でも読み返したいと思いました。

君の面影 電子 コミック

kie  euneun 

無敵スパダリに進化する攻め

すごく良かったです!一言で言うと、不憫な子が幸せになるお話。
雫が自己肯定感低すぎる主人公で、その背景が見えてくるにつれ、そりゃこういう子に育つ…って納得しちゃう環境。でも本来の性格は純粋で優しいんだろうなって分かるので、全力で幸せになって欲しい!と願わずにはいられなくなります。
お相手の拓哉は、最初は印象悪いかもです。拗らせ方が独特すぎて、ちょっとついていけない感じ。執着しすぎて元彼全員雫似なのに、雫のことだけ中途半端に忘れる記憶喪失になり、自分の恋心に気付かないまま嫉妬はするので周囲は大迷惑。
とてもじゃないけど誤解なく向き合えるとは思えない二人なんだけど、サブキャラたちの指摘が驚くほど的確で、するすると正しく相手の内面を理解していきます。そうしてスパダリに進化した拓哉は最強、無敵、雫を囲うためにやりたい放題。
で、雫も大人しく振り回されてばかりではなくなり、自分を傷つけて来た人をバッサリ切ったり、拓哉を頼れるようになったりしていきます。それにしても、毎回拓哉のタイミングの良さは異常。もはや運命、って自分で言ってた気がする。
爽やかな読後感で、幸せな余韻に浸れました。
ちなみに日本版のHシーンは下半身が見えない状態。外伝だけ本国版と読み比べてみたら、日本版では見えない部分もがっつり描かれてました。参考までに。

蜜を塗られたS級ガイド 電子 コミック

Dalpi  sua  Canibs 

顔面偏差値高すぎ!ガイドバースBL

ガイドバースにちょこちょこ特殊設定が加えられた感じのお話。もうとにかく顔面偏差値が高いです!個性的なギルドメンバーたちは、それぞれ違ったタイプのイケメンなので、ガイドバースの設定を知らずに読んでも楽しめるかも笑。
底辺C級ギルドに、ワケありS級ガイドがやってきた!?という始まり。このガイドの新が驚きの鈍さで、ギルドの隠されたアレコレにさっぱり気付きません。C級なのは世を忍ぶ仮の姿で、ギルメンは皆とある目標のために動いています。
過去の壮絶な出来事や、それぞれのトラウマや能力インフレなど、さまざまなことが絡み合って進んでいきます。同時にダンテと新の関係も変化していき、心の深いとこではすれ違っていながらも、表面上はラブラブカップルに見えたりします。
で、BL的本番は終盤になってから。逃げる受けと狂う攻め。新は好きだから苦しいと自己完結で逃げちゃって、ダンテはすさまじい執着を見せて追ってきます。ここからのダンテは必見。最初の余裕な姿からは考えられない表情が見られます。
ラストは素敵なハッピーエンドで、これまでの紆余曲折を思い出しつつ、じんわり感動に浸れました。新は芯の強さがとても良く、ダンテは全てがカッコ良い。キャラの好感度が高く、ストーリーは読みごたえがあって面白かったです。

一般人A 電子 コミック

Golden Spirit   149 

都市ごと消滅させる系の執着攻め

ガイドバースBLをいろいろ漁ってみたところ、こちらの作品が結構ツボでした。主人公が性格も絵的にも可愛い。ただ、終わり方が切なすぎて、100%のハピエンと言えるかは微妙なとこかもしれません。ちなみにHシーンは白モヤと朝ちゅん。
読むうえで注意が必要なのは、ガイドバースの設定をある程度知っている人向けな点。作品内で説明されないので、エスパーとガイド、刻印や発現時の衝撃等、基本設定を事前に頭に入れてから読んだ方が楽しめます。
S級エスパーと一般人として出会った(本当は再会)ユルとホウ。最初から溺愛甘々な雰囲気でユルが迫りまくってるんですが、実は21年も執着し続けていたことが判明します。ホウは10歳以前の記憶が無いけど、二人の過去は壮絶なもの。
強引な手段で先にガイドとエスパーとしての関係を築き、そこから恋人としても縛ろうとするユルと、流されてからこれで良かったのかな、と悩み始めるホウ。好き合ってるのは確かなのに、心理描写ではすれ違いまくりです。
で、このズレを擦り合わせていくのかと思ったら別方向にもズレ始め、ユルは爽やかに狂って笑顔でヤンデレっていきます。別れるなら、都市ごと消滅させる系攻め。
最後はバタバタ終わってしまって、ホウの心の整理を付けるまでをもう少し丁寧に描いて欲しかったな、と思いました。回収されていない伏線がいくつもあり、せっかく面白かったのにどうしたんだろう?という急な終了でした。