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エキスパートレビューアー2024

女性まふにょさん

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青と陽炎 3 コミック

ドンドン 

めっちゃくちゃ気になるところで!

帯に「BL史上最も青くてアツい三角関係」とのアオリ文が入ってました。うむ、看板に偽りなし!って内容で、3巻目も最高でした。ラストはめっちゃくちゃ気になるところで終わってるので、続きが気になりすぎて大変です!
北斗とイイ感じの雰囲気出してる真琴。態度はしっかり北斗の方を向いてても、心はぐらぐら揺れてる気がします。北斗はまだ真琴の中で鷲介の存在が大きいと思ってて、鷲介は北斗の方が真琴に近いと思ってる、なんて切ない恋模様…。
鷲介は今までとことんタイミングが悪く、今回もある意味悪かったんだけど、初めて間に合いそうな光が見えてきて、これは応援せざるを得ないと思っちゃいました。真琴のことはいったん置いといて、野球はしっかり取り戻して欲しい。
ラストは鷲介が三角関係に完全参戦宣言したようなもの。ひえっ!って感じで飛び上がりました。絶対ここからさらに面白くなるやん。
真琴がふらついてるのもあるかもだけど、北斗も鷲介もどっちもイイ奴で切なさも抱えてるしで、どちらか一方に肩入れするなんてできなくなりました。もう三人とも大好きだから、みんなで青春して頑張れ!って気持ちで読みたいです。

あのシーンは二人の秘密ってこと!?

お久しぶり~にこの二人のお話が読めて嬉しい!巻頭二編はラブラブな日常小話で幸せいっぱい。本編はあまりの一心同体ぶりにあてられてしまいました。お互い独占欲つよつよで最高!
今回はフリーライターにアンナが狙われるお話。たぶんアンナの背後組織に任せれば解決は簡単で、みつるもそれは分かってる。それでもアンナを守る行動に出るって愛だなあ。まあみつるがそういう性格ってのもあるだろうけど。
そしてアンナの愛も同じくすごい。みつるっていう相手第一主義でここまで本人が満たされてるなんて。みつるの愛が強くアンナの理解が深いからこそ出来上がる関係性で、萌える以外にどうしろと?って感じです。
今後もお互いに自分以上に相手の方が自分のことを分かってる二人になっていくんだろうな、と思いました。
ところで最後は…え!アレを渡す(渡し合う?)シーンは?二人の秘密ってこと!?と、特大の爆弾を落とされた気分なんですが。大人しく見守りたいので、またこの二人のお話が読めますように。
お気に入りは梅干し食べて“目ぇ覚めた!!”、“いーじゃんおはよう”の描き文字。幼なじみと熟年夫婦が混じり合ったかのような、リラックス状態の会話っぽくて妙にツボでした。

頑張れ高校生!

進路問題がずっと続いてて、ぐるぐる悩んでるとこにかき回すサブキャラが出てきて、目に見えて何かが進んだってことは無かった巻かも。でも善次も花岡も必死で真剣で、見てると泣いてしまいそう。頑張れ高校生!ってなりました。
ちょっと離れ離れになった二人は、花岡の連絡我慢宣言からすれ違い、善次がまたグラグラしちゃってます。邪魔したいケンちゃんや味方の宮崎の言葉も刺さったりしてるけど、何より善次自身の迷いが見えるのが切ないです。
一方で花岡は変わらず一直線。以前はそんな姿が安心材料になる気がしてたのに、今はうっすら不安を感じるのはなんでなんだろう。表に出す愛情表現だけを見ると、花岡の気持ちの方が圧倒的に重く見えてしまうからかな。
今後進む道について現実的な選択肢が見えてきて、花岡は野球人生としての最善を、善次はずっと先を見据えて決断しそうな雰囲気。その前提にお互いが在る相思相愛状態は揺るがないでしょうが、もう少し善次の自信の無さが消える展開が来て欲しいな~と思います。
一生懸命恋して一生懸命悩む二人がとても眩しかったです。

ダンキーナイト コミック

屋号 

ちょっとした感動があるかも

激しめのケンカップルでした。表紙がまずすごいですが、中身も同じ感じで、表情から見える感情がすっごく激しいです。こんなにキレ散らかしてるように見える二人がしっかりヤって恋人になっちゃうってのは、ちょっとした感動でした。
元同僚の楳沢と波瀬はどっちも素直じゃないな~って印象。楳沢は反発しちゃう方向に素直じゃなくて、波瀬はとにかく隠したくてミスってる。
楳沢の性格の悪さは清々しさを感じるほどに分かりやすくて、波瀬はよく好きになったな~と思わなくもないんですが、波瀬視点から楳沢を見るとすごく納得できます。その性格の悪さこそが魅力になってる不思議。
結局最後までケンカしながらくっついてくれて、とても良かったです。この二人にしか出せない独特の空気感が好き。これからもずっとケンカしつつ、ふいに甘々爆弾落としたりしながら仲良くやっていって欲しいと思います。

15年の重みをもう少し…

すっごく良かったねー!って思えるお話なんですが、15年募らせたはずの不毛な恋心に焦れる切なさ全開パートが短くて、あっさりすんなりくっついちゃうので、ちょっと物足りなかったかも。仕立て屋さんとか片思いとか、設定はめちゃくちゃ好みでした。
角南の仕立てたスーツを着て、10年付き合った彼女にプロポーズすると言う啓太。でも振られてしまい、さらっと忘れることにしたから、と。そこから即角南との付き合いを考えてみる、と笑顔で言うなんて、違和感が強いかも。
その後の流れもあっさりしすぎで、情緒が足りない気もするし、15年の重みをもう少し感じさせて欲しいと思っちゃいました。まあ、角南の方は十分に感じていたのかな。
描きおろしの二人がとても可愛かったです。

お別れ前夜の切なさと爽やかさ

留学が決まった千晴と渉の約半年間の過ごし方。(物理距離的な)お別れ前夜って感じで、切なさがありつつ、最後は爽やか。このキラキラした清々しい読後感はクセになります。さすが!
相変わらずゆる~い雰囲気で、何でもない会話がいっぱい。そしてサブキャラたちもたくさん登場。彼らが二人だけでない世界で日々を生きてる実感がすごい。新キャラのダニエル親子はただの良い人たちなのかな。
寂しがる渉とか、ヤキモチ妬いちゃう千晴とか、表情だけで付き合ってるのがバレバレな二人とか、カップルの可愛さがあふれてます。そろそろ以心伝心までマスターしそうな勢いでしたが、ちゃんと言わなきゃってなってくれて良かったです。
半年間の留学期間は描かれるのかな。もう別れそうにない二人なので、安心して見ていられました。

この地味さがたまらなく好き

とても地味な男子高校生BLでした。それ褒めてない…って感想なんですけど、この地味さがたまらなく好き!なんです!
瀬戸は雰囲気はイケメンだけど、キラキラしてないしキャーキャーも言われてなくて、静かに過ごすフツメン感が出てて好き。菊池は老け顔っぽくて、中身はおじさんと子供が同居してるみたいな感じで、一見ガサツ。でも深く付き合えば良さが見えてくるタイプで、人間的な魅力にあふれてます。
二人がくっついたときには、やっぱり瀬戸に良かったねーと言いたくなっちゃいました。嬉しいって泣かれると弱い…。
とても可愛くて萌えツボにハマる作品でした。

凶悪な顔で萌え萌えする怪異さん

怪異さんにきゅーっとなるお話でした。大きくて怖い人がしょんぼりしてる姿に弱いので…って怪異さんは人ならざる者かもですが。あと凶悪な顔して飛鳥に萌え萌えしてるとこが可愛すぎて!本編最終話(17話)は本当に最高でした!
飛鳥はめちゃくちゃよく泣く主人公。わりとすぐにボロ泣きしちゃって、ちょっとびっくりしました。こんなに泣かれるなんて、怪異さんに同情を禁じ得ない笑。
不法侵入から勝手に飛鳥宅に居座る怪異さんは、徐々に慣れて来た飛鳥に受け入れられていきます。でもこの二人はお互いが必要だと自覚するペースに差があって、飛鳥の方はゆっくりなのに対し、怪異さんの方は急速に飛鳥が心に入り込み、どうにもならない感じに好きがあふれているのが分かります。
そして不器用ながらも飛鳥に好かれようと頑張る怪異さんがもうたまりません!
一応はハッピーエンドを迎えた二人ですが、なにしろ相手は怪異さん。今後どうなっていくか分からない相手なので、ぜひぜひこの続きも見せて欲しいと思います。

とにもかくにも体格差が

ちょっとヘンテコなお話でした。肩の故障で競技をやめたジョンホ、なぜか肩が性感帯に…?って設定なんですが、ジョンホは真剣に悩んでて、でも作品自体はシリアスってこともなくラブコメ風味。受けのショタっぽさと体格差Hが見どころかな?
宅配員として働くジョンホが、現役選手のジュンヒョクカッコイイ~とか言ってたら偶然出会い、肩に触れられ、なんかそういう展開に笑。ジュンヒョクの方は最初からジョンホに憧れてた背景があり、興奮で鼻血出しちゃうくらい好きらしい。
ジョンホは絆される形でよろよろっと落ちちゃった感じかな…。肩の故障は唐突に治って競技に復帰しちゃって、なんかよく分かりませんでしたが、今後は二人で仲良く上を目指していくことになったみたいで良かったです。
外伝はジョンホから襲っちゃうラブラブH。童顔細身低身長で心配になるところもあったけど、気持ち良さそうだから大丈夫なのかな。激しくってめちゃくちゃえっちでした!

内容的にはふわっとした印象

独特の雰囲気に惹かれる作品だな~と思いました。内容的にはふわっとした印象かも。真智目線だと姉のトラウマから心理的に解放されるお話で、然は母親からの物理的な解放って感じ?二人とも救済されて良かったです。
たまに良く分からない展開が入ってて、フリージャーナリストは何のために出て来たの?とか、視える設定の使い方が中途半端だな、とかすっきりしないところもありました。
BL的には、離れてもずっと想い合ってた二人が、再会してやっとくっついたってことかな。然のぐいぐいいくとこが好きでした。