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君にはふれると鳴るとこがあって

kimi niwa fureruto narutoko ga atte

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表題作君にはふれると鳴るとこがあって

矢戸 樹
明るい高校生
香野 灯司
コミュ障な高校生

その他の収録作品

  • それのこと(描き下ろし)
  • 先のこと(描き下ろし)
  • 音のこと(描き下ろし)

あらすじ

ある雨の日、通学電車の中で灯司のイヤフォンのコードが樹のボタンに絡まってしまう。
それをきっかけに知り合った樹は、灯司が人付き合いが苦手だと知ると、一緒に遊ぼうと誘ってくれ、ふたりで過ごすようになる。
徐々に、灯司は樹のことをもっと知りたいと思い始めるが…。
悩みを抱える高校生男子の恋心を描いた、瑞々しい青春ラブストーリー。

作品情報

作品名
君にはふれると鳴るとこがあって
著者
早寝電灯 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ホーム社
レーベル
アイズコミックス.Bloom
発売日
ISBN
9784834264173
4.1

(150)

(66)

萌々

(52)

(25)

中立

(4)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
19
得点
617
評価数
150
平均
4.1 / 5
神率
44%

レビュー投稿数19

青春!

いいお話だった…
甘酸っぱくて爽やかで、リアリティとファンタジーのバランスがすごくいい作品でした。
受の灯司くん、可愛い…でもわかりづらい可愛さで、そこに気がつく樹くんはさすがだなあと(笑)やはり神様の導きなのか。
妹のあかりちゃんや樹くんのお友達のコーロギくん鉢山くん、脇のめんめんも魅力的でした。
個人的に宿題と予習は自分で!の竹内くんが好き。いい味出している。
早寝電灯先生の作品は、リアルとファンタジーのバランスの良さが魅力ですね。
作家買いする先生が増えました

7

スッキリしているのに読みごたえがある

良すぎてどこから語ればいいのやら……

まず始まりがいい。
本編は灯司視点ですが樹が初めて灯司を見た場面からスタートします。
祭りの喧騒や風鈴の表現が「君にはふれると鳴るとこがあって」というタイトルに繋がるような音を意識させる良き導入だなと思います。
扉絵をはさんでいるのも一呼吸おけるし、より樹の神様との出会いが際立ち素晴らしい。


このように本作は無駄な表現が一切ないなと感じました。

特に体育祭の使い方です。
高校生で体育祭と言えばビッグイベントでいろいろ盛り込みそうなのに、体育祭が近いことも灯司や樹の言葉ではなくモブの言葉で知らせて、体育祭当日も競技をしている場面を見せないという話の本筋がぶれていない余計なものは排除している描き方がかっこよすぎです。
そのくせ樹と女の子を並ばせるのは体育祭について話すことがあるからで、決してそのイベントを無駄にはせず、高校生ならでは感が出ているのがいい!!

これについては樹の部活動や風鈴の猫のくだり、妹の存在なども言えるのですがそれは割愛するとして、兎に角ぶれない!無駄がない!だからこそ登場人物の気持ちや成長がじっくり楽しめます。


全体的に爽やか~な風が吹きまくっているので読み終わった感覚はスカッとしています。
けれど感情や考えを丁寧に描いているので満足度は高く読みごたえはあるかと。

最後に「あの時ボタンからまってよかった……」と仲良くなった切っ掛けを振り返る灯司に対する樹の返答がめちゃくちゃかっこよすぎです!!!!

6

あ〜良かったよ〜

以前読んだ「明日、起きたら君は」がとても良かったので、こちらの作品もずっと気になってたんですが、学生ものってあまり刺さらないので迷ってました。
が、今回割引だったのと改めて皆さんのレビューを読んで購入。

いやあー買って良かった…!
凄く良かった!
もっと早く読むべきでした!

手の平挟んでチューとか、普段なら「あーハイハイ」な私なんですが、もうこの二人はギュンギュンきてしまいました。

色々読んでると、末永く幸せに暮らして欲しいなと思わせるカップルって、皆さんいらっしゃるかと思いますが、そんなカップルがまた一組増えました。

完全に自分にハマった作品に会えた時、最高に幸せですよね。
二人の5年後10年後を盗み見たい〜。

5

あ、可愛いいい♡♡♡青春だな

と思ったら、いきなり攻めがオスになってキュンキュンした。
攻めの樹が男らしい!受けがビックリして逃げても諦めないでぶつけてくる攻めで嫉妬もいいし大好きな作品になった。
早寝電灯先生の他の作品も読んでみたい♡

3

夏服DKよすぎ…

個人的に、夏のDK祭りやってます。

以前から大好きで、何度か読み返してしまうお話。

引っ込み思案と、察しちゃう頼れるくんの恋。

タイトルが、良いですよね。「君にはふれると鳴るとこがあって」

高校生の、ぐちゃぐちゃしちゃう自己の、他人が気がつく良さや、心の琴線にふれる部分。
これらが、田舎にすむ高校生の日常で巡っているんです。


樹と灯司が、互いについて語り合って近づいていく感じが良い❗

前に自覚した樹が、我慢出来なくて衝動的に灯司を押し倒しちゃう。キスされて、あまりの衝撃に灯司が突き放して、走り帰る場面。

そう、そう、なんだよ!ビックリするよ。急な性的なリアクションだもん。気持ちが追い付かないよね~すごく、自然な反応ですよね!

灯司の妹ちゃんが、なかなか兄想いのかっこよさをみせてくれます。

そこからインターバル。ちゃんと気持ちが何なのか、考える灯司。樹も一端、距離が出来たことで冷静になるんです。

心の琴線が触れて、互いが鳴りあった二人。
高校卒業後まで、一緒に居たいと思う仲に成れて良かった!

個人的に、たびたび入る地元のお祭りと、テントのえっち場面がお気に入りです。

テントの中って❤️不自由そうだけど盛り上がるんだろな~

夏に本当に読んでいただきたい作品ですね~

2

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