よくあるえっちが大好きな受けとかわいい絵柄でキャッチーな作品なのかな?とスルーしていてすみません(笑)
確かにえっちなんですけどそこに哲学科という要素をいれるとこんなに深みが出るんですね!と言ってもそこまで哲学そのものについては触れることなくちょうど良い塩梅で難しいの苦手だよーという読者(私)に雰囲気は伝わるアンニュイ感が時折挟まってきてとても良きでした。
能美先輩(表紙右)は自堕落に生きてるだらしない奴なのですが、実は繊細な面を持ち合わせていて、でもそれを誰にも見せたくないメンドクサイ性格をしているのが察せられてすごく好きです。
この見た目が陽キャなのに中身は繊細な部分があってそれを隠そうとする人が性癖なので不意打ちを喰らいました(笑)
そこに攻めの瑛人が良くも悪くも正直な奴で、だからこそ能美にグサッとくる言葉をかける場面に私もグサッと気ながらも、どうこの二人がくっつくのかどきどきしながら読み終え感無量です
電子で購入したのですが、余裕のある方は電子限定10p有償冊子もあるのでそちらもおすすめです。最後までじゃないけど途中まで……って感じでほのぼの可愛らしい感じです。
正直表紙から受ける印象から趣味じゃないかも……?とスルーしていたのですが、ピッコマで1話2話と無料で読み進めたら止まらなくて!最初は地味だけど噛めば噛むほど味がするスルメのような作品だなと思いました。
今まで読んだ中でも上位に好きな作品です!
展開は進まないけど心理描写が丁寧で受け?の神田はノンケなのに男を好きになる理由が無理が無く納得ができて良かったです。最初はただの陽キャなのかなと思ったけど一番しんどい部分をふいに上野に知られてしまったとき、上野がした行動。特別な存在になるのもわかるというか。
対して上野はゲイであるからこそ神田の気持ちを遠ざけてしまうのも。全部説明されるのでは無く、なるほどね……と察せられるくらいの過去の回想で読み取らされるし。
続編決まってるらしい?ので楽しみです!
1巻では受けのマサの包容力全開!男前受けと年下らしいワンコ攻めのオト!という関係から一歩進んでより対等になれたな〜と感じる巻で良かったです。
マサは年上の普段はドムらしくあるがために自分のことは自分で決めてしまうところ、それに対しオトがもっと自分にも相談してほしいのに…とボタンをかけちがえてしまうところに、ありきたりだけれども面白いなあ〜と。
なんというか前回はマサが男前すぎて、それもそれで良かったのですが、今回のちょっとした意地と不器用さという隙が出来たことで人間味が出て愛しくなりました♪
オトもその隙から攻めらしくマサを守ってくれる男前なシーンも増えて眼福です!
ドムサブはまだあまり読んで無いのですがセラピー犬は先生独自のアイディアなのでしょうか?犬猫大好きなので個人的にテンション上がりました!
この巻で完結!かと思いきや4巻も決まってる!
とはいえもやもやは無くとりあえず一区切り感はありすっきり読めます。
次巻からは新たなフェーズという感じ。
みんなが救われる幸せハッピーエンドですね。
らぶらぶBLイエーイ!
男前攻め×美人受けってやっぱりいいよね(強気成分だいぶ控えめになってますけどそこの変化がいいんです)
電子派なのでいつも通り電子なのですが、今回から修正がすごいですね
ブツが消失マジックしてる……(笑)それでも私からすると先生の画力がすごいのでえっち度は下がらないと思うのですが。とくにカラーでえっちが4pあるのが豪華だなあと。
それでも我慢できない方には救済措置に電子版でR18バージョンが配信されているとのことで至れり尽くせりです。
エロはめちゃくちゃえっちです。なんというか描写が同人誌のえっちさというか……
幹部時代の番外編も良かったんですけど何気にコミックシーモア限定の書き下ろしがたった1ページでも好きでした。
それで、どうして萌の評価かというと……どうしても個人的な地雷シーンがあって。
他の人が居る中でヤられるシーン。人によっては好きなシチュなんだろうなとは思うのですが、しばらく読み進めてもストーリーが頭に入ってこなかったというか(笑)読み返してやっと頭に入ってきました。
ストーリーは1巻で続きがきになる~ってなったのですがすっきり!
LOVEのためにこじれてLOVEのおかげで大団円!ってかんじで難しいことは置いといてびーえる!イェーイ!たのしーい!って気持ちになりました
正直最初は受け攻め両者とも好きからのえっちな展開が好きなのでどうかなと思いながら、でもビジュが好みすぎるので読み始めました。
攻めのダンテが最初から受けのジーナのことが好き?らしいのですがこちらからは見えてこないので何で好きなの?いつから好きなの?かが早く知りたい!とどんどん読み進めちゃいました。好きになる過程が好きなので。
えっちは標準的とありますがめちゃくちゃえっちです。体格がしっかりしているのがちゃんと描写されてるからかな?正直もう少し控えめな感じが好みなんですがこれはこれであり!と思わせるほど先生の画力がすごいです。
マフィアという設定からシリアスな内容なののかなと思いながら読むと意外とコミカルで軽い感じでさらっと読むかんじだなー、これはこれで面白いけどちょい消化不良かなと思っていたら。
最後の最後の展開で一気におもしれえじゃん。となり。
ダンテsideのお話ですごく納得感。
続きが気になる展開で、次巻がすぐに読める今読んで良かった!と心から思いました(笑)
終わってしまうのが寂しいくらいに素敵な作品でした。
一歩間違えれば相当シリアスな雰囲気になる可能性もあるのにさすが木下先生ですよね。
穏やかなシーンが多くて心が温まりました。
恋愛感情として愛はもちろんあるけれど(らぶらぶ通り越して揺るがない絆で安心感)他にもさまざまな形の愛が見れて満足感がいっぱいです。
礼央とのお別れにうるうる。
創作で出てくる物わかりの良い子どもって現実味が無くなるパターンもある中、本当に先生の描き方が良い塩梅で。
尊の母も一見子どもに愛が無い親だと思われましたが、(現に尊自身も苦しんだことだし)分かりにくいだけで愛はあって。ついに尊と尊ママとのわだかまりが溶けるシーンが最高でした。けして感情のぶつけ合いといった華やかなシーンでは無いけれど普通の会話の中で進んでいくのが逆に感動しました。
最初に誠志郎が礼央に対して言った言葉を尊がはっと思いだすところ良かった。
誠志郎と尊ってベストカップル、いやベスト夫夫だなあ…