めーこさんのマイページ

萌作品

女性めーこさん

レビュー数2

ポイント数20

今年度109位

通算--位

  • 神2
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0
  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 特典
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

人を選ぶ作品

友人に勧められ、その絵の綺麗さに惚れ込み電子で購入しました。
勧められた時には期待値が大きかったのですが、いざ本編を読むとメインの登場人物3人の誰とも共感ができなかったのが正直な感想です。

ざっくりあらすじです。
古い中国に似た国が舞台。
人に買われた子供だった主人公の浩は、ボロボロになり死ぬ寸前のところを風に助けられ2人で幸せに暮らしていたが、ある日風は好きな人と駆け落ちするため消えるという。しかし、駆け落ち相手である陽華が心変わりしてしまい駆け落ち失敗。風は行方不明に。風を捨てた陽華を憎み殺そうとする浩…

ネタバレありの感想です↓

正直タイトルでどんなふうに展開が進むのかわかってしまうと思うのですが、わかっていながらも「それは無理があるのでは…」と思ってしまいました。
陽華は性にだらしなく、「この人が攻めで大丈夫?」と心配になるほど。(私はいいけどまずこの時点でダメな読者がいるのではと思いましたw)
でもそこは主人公も憎んでくれているのでストーリー的に納得できる。
この後陽華は熱い心を持った浩に恋してしまいます。そして浩も陽華にキスされてから段々陽華を好きになって……え?大事にしてた風のことはいいの〜?!
陽華が恋するのはまあいいとして、浩も好きになっていくのがよくわからず…あの憎しみはどこへw

風の前で2人が気持ちを伝え合うシーンもあるのですが、風が新しい気になる人を見つけているとはいえ風がかわいそうで…
風も駆け落ちまで考えていたのに自分の弟子(?)とくっついてしまうのを穏やかに受け止めていてそんなにすんなり受け止められるもの?と、3人の心の変化についていけなかったので萌1評価とさせていただきました。

唯一好きで理解できたのは陽華の秘書的存在の然。
番外編で然×陽華が描かれていて圧倒的にこちらの方が私は萌えましたw

友人に勧められた時にも「人を選ぶと思う」と言われていたので納得です。
とはいえ絵はとても綺麗ですし、長髪が沢山なので長髪好きな方や敵対から相思相愛になる関係が好きな方にはいいかと思います。

評価の難しい作品

アラビアンシリーズ第5弾とのことですが、このシリーズでは今作が初読みになりました。
感想を一言で言うと、「評価が難しい…」。

あらすじは、英国留学時代にアラブの王子(リドワーン)とその姉(アニーサ)と出会い、仲良く過ごした律は、帰国後アニーサと結婚してスピード離婚した過去があり…更に離婚後にアニーサは事故で亡くなって…というもの。

5作も出ているシリーズということはそれなりに人気があるのでしょうし、シリーズ既刊と比べてどうなのかわからないのですが、この作品から読み始めた身としては引っかかってしまうポイントがいくつかあるというのが正直な感想です(;′Д`)

・攻めの姉アニーサの振り回しっぷり
→倫理的に無理な人もいるのでは…

・周りが2人を取り持ち過ぎ?!
→これは私が天邪鬼かつ既刊を読んでいないので面白さ半減な部分もあるかもしれませんが、今までのキャラクターたちがあれやこれやと2人のためにお節介をしてくれます。ここまで家臣や親戚たち(しかも王族)が頼まれてもないのに2人の意を組んで動くのすごいw

・攻め、拗らせすぎw
→これはまあ…読んでみてください笑

そういった小さな違和感をスルーして読めるタイプの方はとても楽しめると思います!
両片思いパターンだし、アラブの世界ですが攻めがとっても一途で健気で、全体的に切なさに萌えます!!

そして、エロパートではさすがゆりの先生、エロエロ甘々です!攻めが受けへの情熱を伝えるシーンでは胸がきゅうううと絞られました。
ゆりの先生の攻めの受けへの愛の伝え方、大好きです〜(*´ω`*)
これは本作でも健在でした!
細かいことを気にせず読める方にはオススメです!

神評価なのがわかります!

というタイトルにしておいて萌1ってどういうことやねんという感じですが。

物語、とても壮大でよくできたファンタジー長編でした。
魔法が存在する、尾上先生が作り出す世界に引き込まれます。
読む前はタイトル的にふわふわ可愛い嫁入り譚みたいなのを想像しましたが、そこは尾上作品。そんなことはなく。
波乱万丈でシリアス展開が続きます。

物語は、一国の王子が王女のフリをして嫁ぎ、騙したことを謝罪し殺されないく、というところからスタート。
式をあげるまでは決して身分を性別がバレてはいけない、この序盤の花嫁道中からBLというよりも冒険譚という言葉の方が似つかわしいドキドキハラハラ展開でした。
更に、結婚後も周辺諸国との戦が始まって…。

ファンタジー要素が強く、シリアス展開が続く中で元々両方が得意でない私には読みにくい作品でした。
が!これを神作品だという評価をつける気持ちもわかるのです。
なぜなら、殺伐とした展開の中に2人の純愛がしっかり存在していたから。
望んでいた結婚ではなかったかもしれないけれども、夫婦となった2人はお互いがお互いのやり方で大事にしたいと思っています。
考え方がすれ違ってしまい、切ない展開もありますが…それがまた良し!愛のスパイス!笑
また、受けもただ守られるだけではなく、しっかり剣技を習った王子として困難に強く立ち向かっていきます。
ただ守ってもらえるお姫様的な受けは苦手なので、今回受け攻めどちらも好きになれました。

萌1にしたのは只々私がファンタジーが苦手で甘々展開を期待してしまったからです…。
しっかりとした読了感を味わえる作品であることは間違いなく、yoco先生の挿絵も素晴らしくうっとりします。

もっとじっくり2人の距離をつめて〜!

2カプのお話が入っています。
表紙の2人は二編目のお話の2人です。
Twitterでのチラ見せと、表紙の雰囲気から期待度高めで購入!
ズバリ、感想を一言で申し上げますと、「せっかくの画力が〜(;′Д`)」というところでしょうか…。
絵は最初から最後までとても美しいです!
そして、日本からは遠い国を思わせる雰囲気、高い画力、そのあたりから素晴らしい作品の予感!と期待して読み始めたのですが、ストーリーがちょっと残念だったかな…


一編目は研究者✖️森の巫女(生贄ポジション)
とにかく受けちゃんの容姿がすてき!眼福!
褐色で肌色多めの衣装。
エロくていいのですが、あまりにもセックスまでが早すぎるというか、せっかくの設定なのだから、受け攻め共にもっとバックボーンを描いて2人の性格的なところを見てみたかったかも。

二編目は神✖️生贄
同じ世界観です。
こちらもやはりエロ多め。

エロは大好きなんです!
でもそこまでの過程を丁寧に描いてくれていたら神作だったと思うのです。
もしかすると座裏屋先生的ポジションにさえいけそうな絵のうまさです。
というか、onBLUE作品なのがとても意外です。
デビュー作とのことなので、今後のご活躍に期待です!



眼福でした

結論を先に言います。
特に内容は心に残らないけどエロはさすがの画力でした!
以下、上下巻通しての感想です。

オメガバースは萌えにも地雷にもなるテーマだと思っています。購入前は、エロに定評のある左京先生のオメガバースはどうなってしまうのかと期待大だったのですが、たしかにエロは満足でしたが、ストーリー的には少し薄いかなと…。

オメガバースは、「この作家さんのオメガバースめちゃくちゃ感動する!萌える!!」という方と、「普通の設定の作品でいいかも…」と思う方と2通りある中で、左京先生は後者のように感じました。

圧倒的なカリスマ性で人を魅了するα×攻めが通うカフェの店員Ω。
勿論、作中はヒートだったりフェロモンの描写もあり、オメガバースならではの展開はあるのですが、なぜ攻めが受けを本当に愛し出したのか感じ取れませんでした。
体から始まる恋、ということなんでしょうが攻めは割り切って受けを抱いていて、どこから本気モードになったのかわからず…。

これは主観も入ってしまいますが、『高嶺の花は散らされたい』ならα×αとか、Ωでも誰も近づけないオーラみたいなのがあってもよかったのかなあ
受けのハナちゃんは美形と言われていますが、どっちかというと周りから可愛がられているような…まあ王道オメガバースとのことなので、これでいいのかな?
受け攻め両方ともキャラ設定が中途半端のように感じてしまったのがストーリーに入り込めなかった理由に感じます。

とはいえ、上下巻一気に出してくれたことも嬉しいですし、絵はとてもキレーです^^
受けの弟も、当て馬として気持ちよく二人の障害に徹してくれて読んでいてわかりやすいですw
辛口レビューでごめんなさい。