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女性徹michiさん

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「逃げたりしない」

2人の関係を昇華させる切っ掛けになったと感じる、印象的な葉月のセリフです。

もっと深く関わっていると思い込んでいた“ユウキ”は、然程ストーリーには展開されず、トラウマとは言い難いなぁ、程度の印象ですね。(渡辺が捻くれるには少しインパクトが少ない様な、でもそれは少年時代だったから大きな傷になったのかな?)

葉月の真っ直ぐで飾らない気持ちが、渡辺に良い変化をもたらしたのだと思っています。
また、美人な飲み屋の彼(モブ)も渡辺に良い刺激を与えた様に思います。彼は渡辺に好意を寄せていたのかな。。

同性を好きになる事に向き合えない心内や、葛藤、羨望など、感情の動きが主に描かれています。
また、
仕事に妥協しない姿勢や同僚と協力する仕事姿や、
こんな課長良いなぁ、と思う上司が出て来たり、
良い妹だなぁ、と思う小話があったり、
人情味のある一冊なのではないでしょうか。

向きか、不向きか

「右か左か」の続編。
期待していた“右も左も”は堪能できなかったものの、この上下の決め方良いなぁ、と思うのでした。
ただ色恋を楽しむだけでなく、ごく一般的生活をする上での悩みなんかもあり、社会人の日常を覗き見るような感じで楽しめますね。
2人の関係を本人達がある程度の着地点を見つけるところまで、が描かれていて、オトナな一冊だなと感じました。

若干、2人が若返ったような気がしますが、そこはご愛嬌ですかね。
ところどこ差し込まれる笑いどころや、クールなはずの北條さんが見せる、キャラが変わっちゃうほど可愛い行動など、コミカルな部分がありますし、何より爽やかな40代なので、所謂オヤジ系の要素は感じず、オヤジが苦手な方でも楽しめるかと思います。

焦れったさが増す、補完ストーリー

漫画「ちくわ会議」の2人の馴れ初めや、すれ違いの契機を補足する短編小説です。

▼高校生編
英司と浩一が、寮のルームメイトになり、間柄が親密になっていくまでの話。
ハンサムでいい奴と評判の英司だったが、寮生に敬遠される程の歯ぎしり。
親の海外転勤に伴い寮に入ることになった浩一がたまたま同室となり、自身の安眠のため、この歯ぎしりを止めることにします。歯ぎしりを止めるためには、手で顎を抑えてやる必要があり、ベットを並べて寝るのが習慣付きます。
そんな中で、思春期の2人は他人の熱に体が反応していき、互いを慰め合うのが日常になるのでした。初々しい口淫がありますよ。

▼青年編
2組の結婚が決まるまでの話。
すれ違いが切ないです。
24歳にもなって、一つのベットで寝る2人。ですが、浩一は英司といることに限界を感じています。
そんな中、大学の同級生の女子から、結婚のために子作りを提案される。それが見事に成功してしまい、英司への想いにブレーキを掛けることに成功します。
一方の英司は、浩一の結婚が原因で、当面の間の記憶が抜けてしまう程動揺し、眠れない日々が続きます。
英司の気持ちなんか露知らず、な浩一は、子供の名前の相談に訪れます。序でに、お前も結婚して同じマンションに住んではどうか、などと勧めてきます。
その一言で決起した英司は、結婚に向けて動き出します。嫁の決め方がユニークで、契約そのものと言った感じです。

▼おっさん編
ショーパブ「パープルバタフライ」を舞台にした、英司の近況報告のお話。
ショーパブの経営者であり、英司を仕込んだジュリアに、英司が離婚の報告と、浩一をぐっちょんぐっちょんにメロメロにしてやりたいと報告に来ます。
結局のところ、そう意気込んで帰宅しても、抱き締めた浩一の寝息に誘われて、眠りに落ちるのでした。

▼その後編
離婚騒動の約1年後、1週間の盆休みに浮かれた矢先の災難(?)のお話。
元嫁の子供を預けられ、久々の赤ん坊の世話にあくせくしながら、昔、麻衣子(浩一の子供)の世話をしていたことを懐かしむお話で、ほのぼのした感じです。

▼おまけ(一コマ漫画)
10代〜40代まで、結局一緒に寝てるのね。という、ほんわかエピソード。
当方、ebookで拝読しましたが、画像が荒いため、おまけコミックがあまり鮮明ではありませんでした。残念。

40×40ちくわ会議 電子 コミック

右脳左脳 

22年越しの片思い

高校の寮で同室だった2人。
互いに片思いをしつつも、すれ違いから22年の時を経て、やっと思いが通じ合うことになるお話。

高校時代にすれ違う原因を作った英司ですが、それ以降、ずっと浩一の彼女が途切れるのを待ち続けていました。待つ間には、(女装の)ショーパブでバイトしたり、その時Hの手解き受けてたり。

ですが、2人とも、20半ばに結婚していて、浩一には娘がいます。
長いこと、5人で一家族のような生活をしてきましたが、奥様2人は頼もしく、浩一嫁は、部下との間に子供ができ、英司嫁は、仕事に邁進するため、離婚を申し出ます。
さっぱりしている女性に対し、男2人はぐだぐだ。

それでも、離婚や女性陣の発言が発破になり、2人の仲は進化していくのです。

コミカルだから許せる設定が盛り込まれていますが、英司は、怖いくらい一途です。イケメンなはずなのに、女々しかったり、オネエ言葉喋ったり。
22年の経緯があるからこそ、告白シーンは、グッときました。

この2人、“リバ”です。Hシーンは、生々しくない方だと思います。
リアルな絵ではないのですが、表情豊かで人間臭い感じがする絵柄だと思います。ところどころコミカルな絵柄が出てくるのも可愛いです。

vocation コミック

直野儚羅 

オヤジが受けると可愛くなる

高級服飾デザイナー×駆け出しバンドのボーカル
悪魔?×モデル
後輩(エース)×先輩(部長)
縄師×焼肉屋のオヤジ
の4本立て。全種類の描き下ろし四コマ付き。

冴えない服装のバンドマンの一声から、スランプに陥っていたデザイナーが復活していくお話。表紙の2人ですね。
デザイナー嫉妬から、体の関係は唐突に始まります。
結局のところ、バンドマンは、彼のミューズになるんですけどね。

drapなので、ファンタジー無しかな?と思いましたが、ありましたね。といっても、設定位でした。中にカラーあります。
母親が手掛けるブランドのモデルとして活動していたが、とある契約の元、悪魔に売り渡されるお話。この悪魔は、高校生くらいに見えますね。体格差が楽しめます。

淫乱な部長と、いつの間にかハマっっちゃうエースくんの話。
会社で誰かと楽しんでいたところに、エースくんが入ってきてしまい、部長は口封じを仕掛けます。
このエースくん、最初はお節介を焼くのですが、その流れで視姦をすることになります。
可愛い部長が、クールなエースくんに翻弄されちゃう感じですね。

もう一つのオヤジ受け。
バーで知り合った2人が恋人になってからのお話で、初Hのためにオッサンが努力を重ねるお話。
努力している間、彼をほっておくから、初Hなのに、緊縛プレイという。
最後に彼の職業を知るというオチ付き。

比較的サラッと読める、年の差カップルばかりの一冊だと思います。

洋が似合う画とストーリー

まずは、装丁に驚きますね。
所謂カバーがない、同人誌のようで、X-BLシリーズの本体部分のみといった様相です。
耽美で雰囲気のある表紙は、ストーリーを正に表現しているように感じました。

ヒューマノイドは、作品によって様々な設定がありますが、本作ではクローン人間の様な位置付けに感じました。「デザインされた」というのが、本作の特徴でしょうか。
人の業の深さとそれの浄化が、このヒューマノイドを介して表現されていて、ストーリーのテンポがよく、喜怒哀楽が表情豊かだと思います。
また、随所に在る鳥と籠が興味深いですね。

成年コミックの意図を色々勘ぐってしまいました。クローン(個人的印象)、バイオレンス、性描写、、、。
結局のところ、座裏屋氏の美しい肢体を堪能するための手段だったのでは?と感じています。

静寂に轟く雨音

邸宅の雨は、この作品で印象的なシーンだと感じています。
彼らの心に、自身の想いが染み渡る、また互いの想いが共鳴する場面を印象付けられていると感じました。
このシーンは短いですが、回想として用いらていることから、印象に残るのかもしれません。

特殊能力者とその能力が効かない者、という馴染みのある設定のカップルではありますが、惹かれた背景も説明されていて、成る程という感じ。
ライバルの設定も面白く、伏線の回収も行われるので、これもまた成る程といった感じです。

長く引きずった過去は明確にはならないものの、愛のある終焉で、未来を共に歩んでいこうとする描写なので、これもまた好しといった感じです。

主人公の灯と、彼に仕える兄弟の関係は、最後まで騙された(勘違いしていた)のですがね。

展開が魅力的

とある銃殺事件を、2ヶ国混合チーム(でも2人だけ)が解決に向けて捜査を進めるお話。
とにかく説明文章が多いので、情景が想像に容易く、楽しめました。映画を文字に起こしたような感じですね。
その分、所謂「会話文」が少なく、主人公の心の声も情景描写されていることが多いと感じました。
主人公目線でカメラが回っている様な絵を頭に構築しながら読み進んだ気がします。

撃てなくなったスナイパー(軍人)と、降格された警察官、それらを取り巻く人々の関係が、組織上下関係や権力構造なども交えて描かれており、映画などで見聞きした設定に近いものがあり、巧く作られていると感じました。
短い捜査期間の中で、中々距離が縮まらないもどかしい感じもありましたが、その後の展開が急速で、面白いテンポでしたね。
爽快なエンディングも手伝ってか、甘さはほとんど感じないですが、ストイックな職業のドラマや映画が好きな方は楽しめる可能性大です。

個人的な好みを申し上げると、美人という点では申し分無いのですが、体躯のしっかりした挿絵が見たかったかな。

ところで、タイトルはどんな意味があったのかな。。。

中毒性のある終焉

あぁ巧い結末を迎えるんだ。
そう思った矢先の、あのエピローグ。
何度も読み返すが、納得いかない。
何度も思い出しては、嗚咽が漏れそうになる。

並行だった状況が、一気に加速し交差する下巻。
その起爆を、当事者自ら仕掛けて行く。
崩れ始めた均衡は、急速に凝縮し、弾けた。

大輪の花火の様な印象を受ける展開です。
色々と合間を想像させられますし、色々と“何故”と問いかけたくなります。
煮え切らない、わだかまりの残る、知りたい欲求の募る、
萌えるよりも断然、魅せる、オトナ仕様な1冊かと思います。

恋をしたのは、果たしてどちらなのか?

3種のオムニバス小説。
タイトルからすると鬼の“恋”のお話。もしくは、鬼に恋するお話。
何れも、一緒になるという点では遠からずではあるのですが、恋ってどんなもんか?と考えてしまう1冊でした。
あらすじに書かれている“愛”の方が近しい気がします。

先のレビューでも述べられているように、幸せ色は多くありません。グロテスクでカナシイ終焉もありますし。
鬼のイメージからすると、そんなものかもなぁ、なんて思ったりはするのですが。

やはり、昔話や着物が似合いますね。
文章もどことなく、漢字多めや、難しい単語などが似合っているような。(言う程難しい文面ではありません。)

個人的には、かわい恋氏の「片角の暴鬼」が気に入りました。
人外の作品は、設定が自分の好みに合うかそうでないか、で評価がだいぶ変わってくると思います。
鬼は、角の位置や形状、角数、能力などで好みが分かれるのではないでしょうか?!

さて、ここからはちょっとネタバレあります。

かわい恋氏の鬼は、擬態出来たり、淫魔要素があったり、、、最後には化けます。
対する人は、村の慰み者。そのため、鬼がその精力に心酔して行きます。
3話の中で、比較的“恋”要素が多いように思います。それが例え勘違いから始まったものだとしても。

桑原水菜氏の「オニガシマ」は、人として生きる鬼×人の様相した鬼のお話で、掟と禁忌と愛と憎が描かれています。
食人を含むグロテスクな設定が、3話の中で一番です。
それ以外には、強靭な肉体、妖刀といった描写が出てきます。
馴染みのある童話を基にしている点が、面白いです。

夢乃咲実氏の「叡山夜話」は、リアル名称が出てきて、史実風です。
この鬼は、一番妖怪に近い印象を受けました。スッと現れたり消えたりします。未来を視る力を持っています。
対する人は、高僧の稚児。妬み嫉み、権力など、欲に塗れた人間から解放されたいと願う、そんなお話です。
恋要素はほぼなく、怨みで鬼と契ったように感じます。

人×鬼がなかったのが残念ですね。
とは言うものの、なかなか設定が思いつきませんが。