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女性ミルクティー猫さん

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最近、BLCD少なくありません?

「表紙」
  安定の明神クオリティ
「ポストカード」
  セピア色…なのに萌えない。。
「シャイニースター」
  なんか今回、短くありませんか?
「キケンなお隣さん ~片上編~」
  本編を忘れてしまってた。。
「愛しのラブベア」
  まさかっ…クマが受とは!
「ビッチとボッチ」
  黒縁眼鏡って、いつも受と相場が決まってるんだよね。
「羽生センセイの寮生活」
  のっけから裸エプロン、ドン引きした~
「ステップワン」
  いまいち印象薄かった。
「くちびるの蝶の骨~バタフライ・ルージュ~」
  これが読みたくて買ったんだよ。
「ファースト××」
  本ネタ読んでないと、なんとも??
「生徒会長²」
  今読むと、懐かしい。
「クローゼット・ハイ」
  絵、何気でキレイだなぁ☆
「不測ノ恋情」
  がっつりHシーンあり。いや…ほとんどHシーン。
「初恋インキュバス」
  うだうだした二人だな、今回も。
「その気持ち(仮)」
  Hシーンは、かなりエロい。
「既婚者ですけど、何か?」
  ニップルピアスに仰天…。
「俺の彼氏がこんなにモテるはずがない!」
  あ~これも印象薄い作品だなぁ。
「ルームメイトのふしだらな研究」
  普通に大団円。
「うそつきとおおかみ」
  子供時代と顔違うぞ!
「ビンカン眠り姫」
  物凄くエロ可愛い☆
「月に恋し、海より愛し」
  いちおうお仕事BL。
「とのこのとのこのなんとかしま~す」
  自転車の女…一瞬、自分かと思ったよ(汗)
「朝とミーチャ」
  美人攻だねっ。

今になって読み返してみると、
この号ははっきり言って、印象に残る作品は少なかったw
なんで買っちゃったんだろう? 私ってば…。
それは、この号のおまけがBLCDだったから☆
確か、この年に発売されたBLCD「ポルノスーパースター」の、
番外編CDが、この雑誌のおまけでしたっけ。。
正直…これが無きゃ、買わなかったと思う。
でもね…BL界じゃ、2013年以降、
CD発売枚数が極端に減っちまったんだよ(涙)
発売されたとしても、テッパンな話題作か、もしくは人気作の続編。
昔のように「新刊本発売ついでにCDも制作、ガンガン行こうぜ!」
的な風潮なんて、もはや過去の話。
BLCDどころか、一般音楽CDさえ売れない時代なんだから、
仕方ないっちゃ…まぁ、仕方ない。
それでもBLCDは無くならないで欲しいなぁと、切に思う。

笑ってごめんね…美チン争い

男の下半身が専門の病院BL、2冊目です。
あいかわらず…最初から最後まで、
何もかもがチンコの話題中心に進んでいます。
というか…このお話、94%くらいは話題が下半身じゃないかしら。。
で…残りの6パーセントくらいが、甘々な恋バナで埋まってる。
笑ってごめんね、登場人物の皆々様。
みーんな真剣なんですよ。それこそ大真面目に本気でチンコ語ってる。
だってそれが仕事だから。そして何よりも仕事熱心な人達ばかりだから。
でもね~ゲラゲラ笑ってしまったよ。
本っ当に申し訳ないけれど、明るく楽しく爆笑だったよ。
見せてと言われて、素直に出してしまう、イタ可愛い研修医さん。
超高スペックなイケメン医師が、誰よりも誰よりも「チンコ」を連呼してる。
そして極め付けが..
「とうとう現れた、僕以外の美チンの持ち主…!」ってねえ、アンタ(苦笑)
「容姿で人を褒めたりしない、『美しい』なんて言うのはただ一つ」
おいおいおい…悩むのはそこなんですか?
なんかヘンじゃないですか、アンタ達。
あwwこれ読んでると、世の中一瞬、何でも笑い飛ばせる気分になったよ。
この漫画、どこを読んでも読者に大爆笑されちゃうのに…
言ってることは何一つ、お手本にはできないけれど…
どこか癒されるよ。
チンコ話以外は、悲惨さも暗さもゼロで、
清く正しく甘々だから…まぁ許されるのだ。
そうそう、今回、1番の爆笑セリフはこの標語↓
「太く 大きく たくましく」
院内の壁に、さりげなく貼ってたよ。。

AGFとは何ぞや?

「AGF」こと「アニメイトガールズフェスティバル」での、
雑誌「ダリア」ブースで販売の小冊子です。
いやはや…私、この小冊子をゲットするまで…
「AGF」の存在すら知らずにいましたよ。。
「AGF、何それ? 味の素のコーヒーギフトだな」なレベル(苦笑)
で…後から知った話では、徹夜組があ多数出現するくらい盛況の、
乙女イベントだったらしい(←今さらですけどね…)
そりゃまぁ古くはコミケ時代から珍しいことでもないし、
ヲタクの世界じゃ、普通っちゃ普通なんだけどね、イベント徹夜なんて。
でも女性が風呂も睡眠もそっちのけで、
一日ホームレス状態に耐えるんだろうか。
いやそれ…女子としてどうなんだろうか???
ヘタすりゃ~それこそ非腐女子達に「これだから腐女子は…」的な、
ありがちパッシング受けかねないんだけど。。。
それでもこうして小冊子読めるのは、
徹夜(もしくは…それに近い努力)したイベント参加組の皆様のおかげなので、
やっぱりここは感謝なんだよね☆
今回の小冊子は、表紙にノックアウトされてゲットしてしまいました。
当時の「ダリア」と最近の「ダリア」って、
作家さんがすいぶん入れ替わってるなぁ…と、
時代の流れを感じた一冊です。
小冊子というより、雑誌に近いボリュームでした。

山藍紫姫子、BLの真髄を語る

耽美派BL作家、山藍紫姫子の作品を、
本人&様々な作家さんたちが、イラスト&漫画で表現したアンソロジーです。
1993年発売の本なので、ちょうどバブル崩壊直後期に発売された、
BLアンソロジーとしてはもはや古典のような作品。
あまりにも80年代すぎる(?)イラストの絵柄と、
ゴージャスすぎる作風が、イマドキのライト系BLに慣れた目には、
容赦ないインパクトだった。
でもそれよりも、もっともっと豪奢で、印象的だったのは、
舞方ミラ氏との対談インタビュー記事だった。
「私は耽美ってのは、やはり階級小説だと思う。」と山藍氏は語る。
お金持ちで、孤独で、美貌で、選民意識が育成されてないとダメ。
醜い人がホモだったらただの変態…(驚っ)とまあ、
堂々と言いきってしまっている!
現実の賛否はともかく、あぁなるほどねぇ…。
で…エロスなBL世界を「分る人だけ分ればいい」とも言い切っている。
「私はセックスの楽しみを分ってる人だけ、
 楽しんでくれればいいと思って書いてた」のだそう。
これには、もう腐女子一同、その通りだと賛同するしかないかもしれない!
最近の腐女子叩きにしても、BLに対する世間の評価にしても…
好きな人だけ読めばよろしい、嫌いな人は回れ右してOK。
解る人が解ってて、楽しむ人が楽しんでたらそれでOK。
別に万人のための文学じゃないのよ…と、
趣味ワールドなんてそんなものよと…嫣然と微笑んでるようにさえ見えた。
うん、これはBLの真髄なんだと思う。
この作品が世に出て、既に四半世紀。
それでもまだ、これ以上のBLの真髄的な言葉は、未だに見つからない。
山藍紫姫子、恐るべし…越えられないBL界のカリスマって、いるんだなぁ。

結末に茫然…なぜこうなる?

細かいことは気にしてちゃキリがないDQNなBL
「東京シリーズ」2冊目です。
もうねぇ…最初から最後まで「なぜこうなる?」の連続でございましたよ。
高校生ながら、広域暴力団の組長ばりの貫禄と仕事(?)を見せる攻め様に、
あまりにもウソ臭い設定に辟易しながらも「まぁこんあものか」と読んでいく。
すると…出るわ、出るわ、とんでも設定が…。
心優しく美しい、でもおとなしい高校生受様の一人称が「私」なんだよ。
まぁ~この言葉遣いは無いわなぁ~と、ツッコミつつも読み進める。
(↑このシリーズでは、受様の一人称は、どうやら「私」で統一されてる。)
学校のマドンナ女子高生が、極妻さながらに日本刀を振り回す(驚っ)
(↑絵柄がこれまた、全然合ってなかったんだわな…)
攻様が受様を口説くための第一歩は、告白ではなくSM調教(唖然..)
もはや泣く子も黙るDQN設定なんだわさ(苦笑)
極めつけが、途中で恋の相手が、するっと入れ替わってることなんです。
不良どもから子犬を助ける、心美しい受様に一目ぼれした攻様。
(↑まぁ…ここで普通カップル誕生を予測するわな。マトモな人なら。)
が…割と難攻不落っぽい受様なので、別の手で行こう…ってことで、
誘拐&監禁して、部下にSM調教やらせる。
(↑そもそもここがヘンなんだよ。)
自分を調教している部下君に、次第に惹かれていく受け様(えっ?)
(↑ここで読者は、こっちが真のカップルだったんだと思うんだよね。)
ところが調教もやや終盤にさしかかり、部下君は(心で泣きながらも)
受様を攻様に引き渡す。というかお返しする。
するとびっくり!
あっさりナチュラルに、受様は攻様に恋してハッピーエンド。
読者一同、唖然としたに違いない。
こんなにコロコロと相手が変わるなんてw
あぁ~疲れた。Hシーンはエロかったけど、なんか物凄く疲れた。
そういえば…大昔に名香智子氏の「パートナー」という少女漫画でも、
こういうのあったよねぇ。相手がコロコロ変わるお話。
話もなんだか、しっかりエロかったような記憶がある。
でもね…あちらは、まずストーリーありきだった。だからまだ読めた。
今回のお話のように、スジがいまいち見えなくて、
でもコロコロ相手が変わるのは、とんでもBLとはいえナシだと思う。

美咲、もっとしっかりせい!

もう10年以上続いてる「純情ロマンチカ」16冊目です。
のっけから来ましたよ、大型肉食獣対決が(笑)
ここんところは、けっこう見どころです。
超大物セレブ美形ベストセラー作家様、2人に愛されるなんて、
どこのハーレクインロマンスなんだよ…。
にしても…今更ながら、素朴な疑問である。
コイツばかりが、何故モテる?
第一コイツ、美咲って…極めて普通の庶民大学生って設定じゃなかったっけ?
そりゃあさ、ああいういきさつがあって、
高校時代からウサギさんと顔見知りで…
なんだかんだで同居&恋人関係になった4年間には、
読者みんなが知ってるような、すったもんだがあったんだけどさ。
けど…そういうことヌキに、コイツはセレブモテが過ぎるように思う。
春彦さんにしても、伊集院先生にしてもさ~
可愛い系受様男子なら、いっぱいいるのに、なんでまた???
やっぱりこれは…王道BL的「そそるルックス」みたいなのがあるのだと思う。
ぶっちゃけて言えば、某「アイツの大本命」とかでもそうだけど、
「ちんまりした奴が必死」なタイプの受様は、
BL界ではひたすらモテてる。無条件でモテてる。
イケメンではなく、決してデカくはない体型。
どう見ても平均点水準か、ヘタするとそれ以下。
そういうヤツが、毎日毎日必死で生きてて、
それなりにツンデレで恋なんかしてて、でも感性はいたって普通…
というパターンに、王道BLの攻様はめっぽう弱い。
読者的にも理屈抜きに、こういうパターンは感情移入もできるから。
(↑実際には、ここまでモテ系の人間に感情移入しにくいと思うが…)
とはいえ…ちょっと厳しいことを言えば、
このテの「ちんまりモテ男子」は、見飽きるのも早い。
ちんまり系は、成長してこそのタイプなので…
あまりにも成長していない場合、読んでる読者のほうがイラッとしてくる。
4年間付き合ってて「好き」のひとことは素面で言えない美咲には、
ちょっとどころか相当イラッとくる。
しっかりせい! と怒鳴ってやりたくなるのが人情である。
なんかもう…セレブ(なはずの)ウサギさんのほうが必死すぎて、
同情したくなってきたよ。。。

Hにこだわり過ぎると、お話がおろそかになる

ある意味DQNなBLの最高峰ともいえる「東京シリーズ」5冊目です。
DQNだよなぁ…つくづく。
5冊目ながら、本当にそう思う。
もうね…Hへのこだわりが突き抜けている分、
お話のほうが「えっ?」の連続なんである。
ごくまっとうな修学旅行中の男子高校生が、
旅行先でたまたま見かけた都会の美青年に憧れて~
…と、ここまではまあよろしいわ(コホン…)
でもその後が変…変すぎるんだよ。
憧れの美青年はヤクザの情夫らしい。
じゃあ頑張ってヤクザの情夫になりましょう♪ って、おいおい…。
おかしいだろ、その思考。絶対おかしい。
晴れて上京して専門学校生になっても、
人生の目標はやはりヤクザの情夫(…)
そのためには体当たりと誠意で頑張る。
なんかだか昭和の細腕繁盛記的な、
古くて健気なサクセスストーリーでもあるかのような頑張り屋さんである。
でも目標はヤクザの情夫。
立派なヤクザの情夫になるためには、あらゆる苦労を厭わない。
そのおかげで、出世魚のように勤める店もランクアップしていく。
底辺ホストから、一流店のエリートホストに出世した。
このあたりは某青年漫画「女帝」の趣すらある。
でも待てよ…ヤクザの情夫って、そんなに憧れる職業なんだろうか???
疑問というよりも、常識欠如に思わず苦笑する。。
でもでも…Hシーンだけは、なぜかとても絶品だった。
Hにこだわり過ぎたから、お話がおざなりになったのか?
という素朴な疑問は、当たらずも遠からずだと思う。
BL小説だって、歴とした小説。
Hシーンにお話が負けてしまっちゃ、シャレにならない。
負けても許されるのは、AVだけなんだろうね。絶対。

色恋のクオリティは当て馬しだい

早いもので…もう15巻目に突入「純情ロマンチカ」です。
早いというか、遅いというか…
正直、遅い。いや、ダルい…。
とにもかくにも進展が遅すぎるんだわな、最近とみにw
連載開始当初の、あの怒涛の劇的進展はいまいずこ?
ついでにもうひとつグチれば、Hシーンがやたらにウザい。
4年同棲してて、まだ倦怠期ひとつ来ないなんて、現実にはありえないわな。
BL界の常とはいえ…攻様、どこまで性欲強いんだよ。。
ここまでヤることヤっといて、未だに「慣れない」って..
受様どこまでも、ワザとらしいよ。
その割に、Hシーンの頁はしっかりあって、
セリフよりも効果音が、地味に多いんだよね(…)
とはいえ…今回、お邪魔虫の当て馬様のクオリティがひたすら高くて☆
そこんとこがツボだった。
だいたいねぇ「帝都大をトップで出て財閥出身超有名小説家先生」
「ごく普通の大学生に対して純愛を貫く超イケメン」って、
もうそれだけでウソ臭い上に、変な安定感でちゃってるんだからさぁ~
当て馬くらいいてくれないと、話も進まないような気がする。
それも、そのあたりレベルの当て馬じゃなくて、
同等クラスじゃないと絶対不可。
そこで超大物漫画家大先生が登場するのよねぇ、納得。
互角の相手と接戦に勝ち抜いてこそカッコイイ…のは、
色恋話にもいえることで、BLだって例外じゃないんだよ。
だから当て馬のクオリティは、そのまま話のクオリティになるんだよね。
でもね…そんなこんなのウンチクよりも、今回の最高の名セリフはこれ↓

 「今日できない事が、なんで明日できると思うわけ?」

脇役・藤堂の、この一言が最も重みがありました!
そう思いませんか?

超絶耽美絵師の劣化に思うこと…

この本の初出時を知っているのは、
もう間違いなくJUNE世代だと思う。
なってったって…あの「ほぼダンスとBLのみな出版社」新書館が、
「ペーパームーン」とか「グレープフルーツ」とか、
凝りに凝った幻の雑誌なんぞ作っていた時代なのだから。
そんな時代のBL黎明期に、「JUNE」誌と「ALLAN」誌で、
まつざきあけみは、ほぼ常連作家だった。
というよりも…24年組総出演な雑誌の中でも、
極端に耽美で、美少年趣味が濃厚で、スプラッタまでが華やかだったのは、
たぶん、この作家が1番だったように思う。
日本画を思わせるような精緻繊細な絵柄は、
ちよい高畠華宵っぽかったし…
その絵柄で欧風ロマンっぽのとか、70年代的ジゴロ(☆)なんてのは、
「これぞ初期JUNE」としか言いようが無かった。
その美麗絵が、言いにくいのだが…もうずっと劣化していってるんであるw
80年代の「マイバースデイ」誌の表紙描いてた頃は、
スピリチュアル系内容ではあったけど、変わらず耽美だった。
90年代の「ハロウィン」誌で、ホラー系漫画書き始めた頃から、
なんとなく綺羅綺羅しい非現実感が、ザザザーっと減っていったように思う。
で…2000年代の「グリム童話」系を描くようになると…
昔の綺麗さはどこへ行った?的な、
物凄い絵の変化(というか劣化)が見られた。
なんかもう…ブリジット・バルドーの、若い頃と現在…級の変化!
非っ常に残念だと思う。好きな絵だっただけに…。
耽美で慣らした作家さんだけは、
決して耽美路線ハズすことだけはタブーなんだなー…と改めて思う。
この本には、今ではもう見られない、
当時の「JUNE」誌の絵が詰まっています。

犬に飼われてオトコを上げる

「もふもふ」シリーズ、2冊目です。
今回は攻様がワンコ、ここポイントです。
ワンコだからつまり…肉食系。
もう暑苦しいくらい、肉食系。
というか…(いちおう人間のくせに)ほとんど肉しか食べない。
もう肉食系というより、偏食系。
性生活はまた、これまた肉食系。
こっちのほうもまた、かなり暑苦しい。
マッチョな大男が、発情期に攻めまくり~
と言えば…もう「さぶ」系の暑苦しいゲイを想像するでしょ?
ところがどっこい、可愛いんだなこれが☆
精悍で寡黙で忠実で朴訥な警察犬か軍用犬のごとく、
脳内とことん犬体質な攻め様。でも実は知性派…らしい。
で…今回、ものすごく男っぷりが良かったのが、受様。
ただ犬が好きなだけで、名門大学を中退し、
犬が好きながために、警察犬トレーナーを目指す。
そのためには、ホームレス生活だって、フリーターだって平気。
一途なんだよね、コイツ。
官僚一家育ちの良家の子息とも思えない、抜群の生活力。
いやそれよりも…順応力のほうがスゴかった。
見ず知らずの男に、酔った勢い(?)でエロいことされても、
「犬っぽいから許す」のかよ…。
犬好き高じれば、本当にスゴイな(笑)
ともあれ、なんだか健全ヘルシー前向きカップル誕生で、
ほっこり可愛い読後感だった。
マッチョ男とやんちゃ男の組み合わせって、
たまにとんでもなく最高なのがあるんだよね~
(↑ゴシップ誌で言えば…スポーツ選手&美少女女優みたいな、
  仲が良ければ、最っ高にキラッ綺羅する組み合わせなんだよなぁ。)