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エキスパートレビューアー2025

女性MOET子さん

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おじさんの可愛らしい「出張ごっこ」に秘められた想い

個人的にお久しぶりになってしまったソノオ先生!
気になる作品タイトルと設定に惹かれて拝読させて頂きました

おじ×おじではありますが、まだ40代半ばですかね?
なので必要以上にくたびれた感じはありません!!

大学からの同級生なので、2人で居る時の空気感は学生の時のままな感じがするのもとても良いです
いい年した大人の男性が素で居るという空気感
そしてそこに互いが相思相愛な空気も足されてほわっとあったまるような優しさと楽しさがとても素敵です

2人が計画する「出張ごっこ」の為の企画提案書もしっかりビジネス仕様なのも凝っていてすごく楽しいですし、それが各話のきっかけになってるのも個性的!
デジタルを駆使しつつも石田がまとめてる思い出はアナログっていうのも良かったですし、アナログ管理を選んでいる理由には想いの深さが感じられてグッと来ます

「もしもの時」を想定してるお話しが挟まれたりしてる所が、今後の展開への布石でしょうか?
この2人のお話しに悲しい事など起こって欲しくないし、起こらないと信じてはいますが・・・
ちょっとドキドキしながらも次巻を心からお待ちしております

2人に出会えて、すごく良質で上質なBL読書時間を過ごせました♡

リバ”も”楽しめる寮の同室で育まれる1歳差のDK BLの過去・現在・未来⁈

1巻レビューで3つのポイントがある作品と書きました
※抜粋だと①リバ②後輩の一目惚れから始まる恋③先輩の過去の恋のしがらみ

下巻は主に③のトワ先輩の過去からの脱却がメインに語られつつ、②の小萱くんのブレない一途で眩しい恋に目を細めるようなお話しでした

特にトワ先輩は思った以上に過去の恋で傷付いてしまっていた事が可哀想に思えてしまいました
失恋自体が悲しい事ではなく、悲しい恋になってしまった上にその負の連鎖を断ち切れないで自分自身が同じ事をしてしまおうとした事がとても悲しかったです

でもかつて後輩だったトワ先輩と、現在後輩の小萱くんは同じように同室で先輩と恋を育みましたが、2人は同じ人物では決してないのです!
クズ元カレとトワ先輩だって同じ人ではありません

クズ元彼はトワ先輩との未来は鼻から考えてませんでしたが、トワ先輩は小萱との未来を想ってしまう位に小萱の事を想っています
そしてトワ先輩には強さが足りなかったかも知れませんが、小萱はポジティブこそが取り柄の男の子!
だからこそ彼を見守ってくれる先輩や友人が支えてくれました

例え同じ状況で同じような関係性で恋が生まれたとしても、それは同じではナイ
のです
トワ先輩がギリギリだけれど、高校生の内に乗り越えて未来へ歩き出して行けて良かったです(´▽`*)

凄く感動するラストではありましたが、やっぱり途中のトワ先輩の行動は少し小萱の事を想ってしまうと他にもやり方はあったんじゃないかな・・・と思ってしまい、そこは評価に反映しました
電車の扉が目の前で閉まってしまい1人残された小萱の気持ちを考えると、可哀想過ぎたり、弱さを見せられないから・・・と本心を一切話さなかった事、そして何よりもかつてのクズ元カレと自分が同じ事をしてる自覚があった上で自分が過去の恋を乗り越える為だけに小萱を傷付けるような振り方をした事
いくら条件があったとしても、やっぱりあのやり方は好みではなかったな、と思いました

傷付けてしまった分これからは優しくしてあげて欲しいし、何よりも素直に甘えて「好き」を伝えてあげて欲しいです♡

私は好みではありませんでしたし、勝手に小萱くんが可哀想なんて思いましたが、きっと小萱くんはホントに良い意味でそんなに繊細じゃないんだと思います
それは実家が火事で焼失しても、家族がみんな無事なら大丈夫!って笑って前を向いていられる所にも現れてましたよね
そんな彼だから、トワ先輩の行動自体にアレコレ思ったりするよりも、結果的にトワ先輩と一緒に居られる喜び!という本質的に大事にする所を選んでいけるんだと思うのです
すごい嗅覚!流石ワンコ♪

上下巻で読めた事でキャラを色んな角度で知れる事が出来て楽しかったです♡
リバならではのえっちもドキドキワクワク出来て新鮮でした!!

リバはリバ、恋は恋!

上下巻読み終わってのレビューです

単話配信も読了済みだったので楽しみにしてました
なので可愛いだけの2人じゃなかったんだな~という驚きが潜んでいて、結構予想外の読み応えがありました

今作品のテーマは大きく分けると3つかな?と思います
1つ目は言わずもがな!リバップルである事
2つ目は後輩からの初恋を実らせようと頑張る健気で一途で真っすぐな恋
3つ目は先輩が抱える過去の恋のしがらみ

1つ目は主に濡れ場のみで発揮されてる感じで、あんまり恋の部分でのリバ影響はあまりなかったような気がします

2つ目はすごく眩しくって「光のBL」っぽさが溢れてます!!
彼のお陰で可愛さが弾けてるようでした!!
ここは主に上巻で強く感じます(下巻の内容は上巻レビューなので控えます)

3つ目はこの上巻で知った意外な事実・・・!
まさか2人のお付き合いの裏に条件があったなんて驚きしかなかったです
しかも何やら不穏な人物の存在がチラついて、下巻へ続くなんて・・・
ここはしっかり下巻で見届けたい所ですね!!

と、言う事で・・・
私的には余りにも「リバ」というインパクト強めワードに引っ張られ過ぎて読むのはおすすめな読み方ではないような気がした上下巻でした

スタンス的には「リバも楽しめる寮の同室で育む1歳差のDK BL」として読む方が良いのではないかな?というのが私なりの解釈とおすすめの読み方です♪

ピコピコ明くん、最高でした♡そして頑張りました!!ピコーーン

2カ月ほど前に先生の新刊を拝読させて頂いてるので、こんなに早いサイクルでばなな先生補給が出来て幸せ過ぎちゃう(≧▽≦)有り難いなぁ~~~♡

一馬さんが兄弟と過ごす日常感が大変和んだり、明とちょっと険悪になってションボリしたりしてるのが見れたりして、今回はスパダリ一馬さんの人間味をたくさん見れてとても楽しかったです
更にあとがきを拝見しましたら、次巻のテーマは『スパダリ』と宣伝されているので、一馬さんの人間味を知った上でまたどっぷりキラキラなスパダリを拝めるのかも知れない?!と思うと・・・!?!!?
こんなにも満たされた読後なのにもう既に早く5巻が読みたくなってしまいました♡

大好きな一馬さんをたくさん楽しめましたが今回はやっぱり明がすごく良かったです!!
一馬さんとはまた違った角度で人間らしくなっていく明
コミカルなピコピコロボな明くんも可愛かったけど、頑なだった家族への概念というシリアスな面での頑張りが凄く響きました

何よりも1人で頑張ったのではなく、周囲の声に耳を傾けて出会えた人の力を借りて変わっていった事がすごく良かった
感動しました!!
こんな事言ったら失礼だとは思うのですが、このシリーズでこんなにもシンプルに真正面から感動してしまうとは・・・!!
嬉しい大誤算でした(≧◇≦)

感動作の中なのに変わらず濃厚なエロエロを控え目にしない所にもまたある種の感動を覚えています♡
作品ファンを裏切らない攻めの姿勢にまた感動してしまいます!
この作品を好きで良かった!!と心から思えた4巻♡
最高でした!

まだまだ小田切家の今後の展望を期待したい!!

3巻で時系列が遡るスタイルなんですね!
ちょっと冒頭はびっくりしましたが、清にぃにも歴史アリなんですねぇ
そんな清にぃが大人の階段を昇り成長していく「恋」に出会う話ですね
とても楽しかったです(*´▽`*)

それにしても攻めの巡さんの色気が狡かったですw
作品タイトルの「訳あり」は正直そこまで大仰な感じではなかったかな?とは思うので、そんなに心配しないで読み進めて良いと思いました

一旦この巻で三兄弟の恋愛事情が分かった訳ですが、ここで是非とも完結させずに1巻、2巻の時系列に巡さんと共に合流して頂き、新に3兄弟3組6人の恋模様の今後の展望を期待していたいです!!

今回のお2人はとびきり美形同士なのですが、特に2人共瞳が美しくてずっとドキドキうっとりしておりました♡
ほんと、めちゃ素敵でしたーーー!

メンタルこどもおじさん、直太朗w

もう直太朗おじさんが忙し過ぎて、たくさん笑ってしまいました笑笑笑

カリカリプンスカ怒ったり、自分と相容れないと人を見下したり、風呂場で上条君にtnを見られたかも知れない⁉と動揺を隠せずまたまたプンスカしたりw、結局意識し過ぎて上条君に翻弄されて勝手にヘンな夢見て「ああんっ」と悶えてみたりwww
まだまだ書こうと思えば枚挙に暇の無い直太朗の珍行動!
まさにこの人、メンタルがこどもおじさんなんですよね

そんな直太朗に対して全く本音を見せないで寄り添い切った上条君の男前振りには惚れました///
これは・・・多分多くの人が「射抜かれる」んじゃないか⁈と思うドンドン萌えが積み上がって来る推せる攻めさんでしたね♡

百合の花束と共に直太朗が奥さんの突き付けて来た現実に打ちひしがれていた時に掛けた上条君のネットミームの「どしたん話し聞こかー?」の演出にはクスッと笑いながらも、後々考えたら「え!そういう事だったんかーーーー!」と、あの時点では気付かなかった上条君のしっかりした意味のある下心が分かって、すごい沸き立ちました♡

いやぁ~!あの演出は先生上手過ぎましたね!!!

副社長という立場にも怯まない上条君!だけどそんな胸の内には彼への憧憬由来の想いが秘められているなんて・・・!ヤラレました♡
そして、私以上にヤラレちゃったのはそんな上条君の想いを向けられた直太朗な訳なので(´艸`*)♪

「こども」だと言う事はまだまだ伸びしろがある!って事なので☆
脱こどもおじさんですね!
頑張れ直太朗♡
智恵さんとは残念だったけれど、きっと雄大君のお父さんとしてもまだまだやれる事はあるよ!

そして上条君と直太朗だけじゃなくって、
みんなみんなお幸せにね~(*´▽`*)!

試し読み部分だけでは作品傾向が分からないタイプの作品

前からちょっと気になっていた作家様で今回が初読みです!
ちょうどシーモアで単話1話丸っと無料で読めて、何だかすごい始まり方に先を読まずにはいられなくなり購入してみました!!(1話無料は11/28までです)

先ずとっても作画が美しい!!
そして1冊250ページ弱なので大分ボリュームある作品でした
個人的にはもしかしたら初作家様の作品で読むにはもしかしたら少しハードルの高い作品だったのかも知れない?という気もしました
でも、読んでみて良かった!とはとても思っていますし、他の作品や今後の作品も更に気になりました
何よりこの作画で作品を読めるのは自分の好みにとても合っているので嬉しいです♡

なぜ初めて作品で選ぶにはハードルが高いか?と言うと、結構作品トーンの振れ幅が大きいので読んでる最中の情緒が落ち着かない感じがしました
特に、後半に向けて盛り上がって行くというよりも後半に向けてシリアスに向かって行くので試し読みの感じで読み始めると結構抉られる感じがするタイプの展開をします

私自身は地雷などがほぼ無いので驚きはしましたが、なるほど…!と受け止めて読み進められましたが中にはこれはちょっと辛いかも…と読み進めるのを困難に感じる読者様もいらっしゃるかも知れないのでは?という懸念は感じました

そこがちょっと気にはなりましたが、思いっ切りシリアスさを追求していく感じでもないので創作の中での煽り演出として読み終えました

しっかりこの煽りに上手く踊らされて読めるとすごいドラマティックに読める方も居るんではないかな?と思う作品でもあったと思います

十分過ぎる位にロマンチックだったけど♡

凄ーーーく良い意味でタイトル詐欺だと思います(*´▽`*)

運命の番かどうかはさて置き、初めて自分をαとして「分かってくれた」相手を手放すまい!!と挫けず怯まず口説き落としていこう!という攻め
いきなり迫られた方は「は?」ってなっちゃうかも知れないけれど、それでも真剣に求められたらそれは意識してしまうよね!!

そして受けにも「求められる」という喜びに満たされたい、と思う事情もあるし、その上攻めのフェロモンには他にはない反応をしてる自分がいる・・・!

こんなにも「お互いしか居ない」相手に出会えてるっていう奇跡☆彡
もう、これって十分ロマンチックだと思うんだけれどもな♡♡♡

自分達は必死に恋をしてるからきっとロマンチックだなんて味わう余裕が無かったのかも知れないけれど、それ位に余裕を無くす程の出会いをした!って事こそがとびきりのロマンスだと傍から見てたら思いましたよ(≧▽≦)

逆に「自分達ロマンチックな恋してます!」って思ってるCPはきっと恋に恋をしていて相手にも自分にも必死じゃないような気すらしますもんね♪(偏見入ってますかねw?)

私に取ってはやっぱりこの2人の恋はとびきりロマンチックだと思うのでした!
ロマンチックだけれどすごく楽しかったです!!!

青と陽炎 3 コミック

ドンドン 

先生とキャラが連れて行ってくれる世界を信じてついて行くだけです‼

新刊発売を機に一気に3冊を拝読させて頂きました!!
こんなにも心奪われてしまうのに、全くドロドロしていない三角関係のお話しを読んだ記憶はBLではないかも知れません!!
なんて貴重な作品なんだろうと深く感銘を受けています…!!すごい!

これ程までにどのキャラにも惹かれてしまうとは思わなかったし、当て馬確定が出来ない作品だとは思わなかったです

北斗推し、鷲介推し、どちらの気持ちも理解出来る!
だって本当にどちらにも応援したくなる要素がしっかりあるんです
きっとこれはドンドン先生がどのキャラに対しても等しく最大限の愛情を持って描かれてるからなんだろうな~とすごく感じます

それと同時にきっと先生、読者の事も大事に思って下さってるんじゃないかな?って感じました
だからこそ、いずれは何かしらの答えに辿り着かなかければならない三角関係ストーリーの決着をとても悩まれそうな気がして・・・勝手に心配しています
読者も好き過ぎるが故に色んな意見を持つとは思いますが、私はどんな答えに辿り着いたとしても先生がそれを選び、描きたい!と思われた事であればそのお話しがただただ読みたいです♡

そしてそれはきっとどんな形であれ3人が3人なりに納得出来るカタチになっている!そんな世界に連れて行って下さるんじゃないかな?と期待しています!(例えそうならなかったとしても、それも「先生の想いが詰まった作品」として最後まで読みたいです!)

4巻は進学編でしょうか?
どんな関係で3人が交わって行くのか、また夏樹の再登板があるのか、など読んでみたい!知りたい事がたくさんです
あと、個人的には夏ではない冬の彼らもいつか見てみたいかも!!
彼らには「夏」のイメージがとても強いので!!
色々と、とても楽しみにしています♪

本編も良かったけど同時収録も凄く良かった!!

今週末入って即読んだ、すっごく読みたかった1冊♡
期待値上げまくって読みましたが、高い高い期待値さえも軽く飛び越えていける満足度高過ぎる続編でした!

タダでは転ばないみつるが男前過ぎてカッコいい!オープンネクターって自ら言えちゃう所、頼りになります!・・・し、その後のお茶目な貪欲っぷりでアンナをちょっと困らせる所なんかは頼りになるだけじゃなくってやっぱり目が離せなくってかわいいですね♡
すごい好きです(≧▽≦)‼

で、私以上に当然ですがそんなみつるを大好きなアンナもまた良かったです♪
みつるファーストは絶対!だけれど、ちゃんと彼への信頼と尊敬も忘れない所にすごい2人のパートナーとしての熟成度を支えてるな~と感じ、更に2人が好きになりました

本編の熱さもすごい好きですが(当たり前!)本編始まる前の2つの日常ストーリーも負けない位に大好きです!
特に梅干しのお話しにほっこりと共感でした(*´▽`*)
やっぱり「食」は日常でもあり命に繋がるもの
その好みを理解して近付いていくってお互いがお互いの生活、人生を形成してるな~って思えて凄く素敵な描写だと思いました

しかも特異体質の2人だからこそ余計にこの「食」という所に深みを感じました
完全にファンタジーの世界のお話しだけれど、こういう私にも身近な感覚を通して彼らの繋がりを感じられた所がとても好きなポイントでした♡

素晴らしかったです!!