MOET子さんのマイページ

レビューした作品

エキスパートレビューアー2025

女性MOET子さん

レビュー数199

ポイント数2109

今年度12位

通算--位

  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • 映像
  • ゲーム
  • 特典
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

本筋ふんわり、サイドが緻密の構成のバランスが逆だったような・・・?

すごい緻密でリアルな所と、ふんわりサラッとしてる所のバランスが逆だった気がします

緻密でリアルはまさに配信のお話しやゲームのお話し
これは知識の全くない私でも把握できるように細かい注釈も入っていて丁寧でした

逆に「2人のお話し」に関してはふんわりサラッとしてる事が多くて、お話しが中途半端に感じました

どの時点からるねさんはさくらさんを耳のカタチで分かる位に好きになったんでしょう?

さくらさんはお母さんとの同居問題は結局もう良いのでしょうか?
あと、さくらさんのご両親の離婚話も結構リアルなのだけど、なんで好きなのに別れたんだろう・・・本編関係ないけど余りにもリアルで気になってしまいましたw

結局海にもサウナにも育ったtkbで行くんですかね?
愛されてる証拠なので気にせず行ったら良い!と私は思いますがwさくらさんは泣くほど嫌だったみたいなので・・・
ま♡別れないなら問題ない!って事でしょうかね?

付き合ってる最中に「別れたら」っていう話をして悲観的になる恋人はあんまり好みでは無かったので今回はあんまりさくらさんを好きにはなれずでした・・・

濡れ場に関しては確かに前作と比較したら控えめに見えるかも知れませんが、前作との比較を考慮しなければ十分エロく描かれてたと思います
前作の良さ=エロと思って手に取ると物足り無さを感じるのはあるかも知れませんが、個人的には十分大人攻めとしてはエロかったと感じました♡

先生の作品自体を久々に拝読出来たのはとても嬉しかったです!!
今後も作品を描いて下さるととても有難いと思ってます♡
応援してお待ちしております(*´▽`*)‼

異種間で愛を育んで行くという事を見届ける愛おしい1冊

新装版が出たので改めてレビューを!
先生の作品の中でも印象深く、再読率の高い作品です

異種間BLとしての段階を踏んでの歩み寄りから始まり、その中で可愛さやほっこりな日常描写でキャラを好きになり、キャラに愛情が湧く中で2人が紡ぐ愛情の愛おしさと切なさが沁みる丁寧な展開に最後まで引き込まれ目が離せなくなります

最初の始まりこそインパクトあるのですが、彼らのお話しは過程が物凄く大事なんです
そして、何よりも異種間BLであるからこその終盤へ向かう2人からはたくさんの感情を貰えます
すごく衝撃もあるのですが、そこを敢えて避けて通らない事で「恋が愛になっていった2人」なんだなぁ~という深い納得感が得られるような気もします

酷だけど嘘じゃないお話しだったな、とフィクションなのにフィクションだからこそ見届けられた事に感謝したくなるような・・・
一言で言い表すのは難しいけど、もしこの気持ちをひとつの言葉で表すならば「愛おしいお話し」です
真夜中のラーメン、こたつで一晩、狛と伊月の日々
ただただ愛おしいですね
ずっとずっと大好きです

先ずはおめでとう!と言っていいんですよね?!

7巻では高久先生のプロフェッショナルな作品の構成に納得させられました!

このシリーズ作品だからこその本格的過ぎる程の恋と仕事のバランスで悩む描写と、金沢先生が選択した答えのリアリティに、キャラとストーリーが創作の域を越えて久々の先生作品が見せて下さる作品の「本物」の醍醐味を味わいました

内容はだいぶシビアでしたが、だからこその続刊への期待を膨らませてお待ちしていました

ありがとうございます
8巻は加賀先生と金沢先生だからこそ辿り付けた2人で選べた答えが見れました
そして2人だけでここに辿り着いた訳ではなく、彼らを温かいだけではなくしっかりと確かな目で後押ししてくれる人物が居るのも良かったです

誠意を以って伝えれば分かってくれる、という人物への期待が無ければ厳しい事は言えません
ましてや人の恋路です
それでも、気に掛けてくれる!という役回りを担ったお2人には感謝をしたいです!

そして長年治療し続けた結果も成果を見る事が出来ましたし、悩んだ分だけの先が見える2人の答えまで見る事が出来ました(*´▽`*)!!

お互いを尊重し合える2人
この2人を見る事が出来てとても嬉しいです♡

そしてこの先ももう暫く続きそうな遠距離恋愛!
同じ失敗を繰り返さないよう、2人がどう乗り越えて行くのか・・・
引き続き見守れそうなので楽しみに続刊もお待ちしております!!

北川×夏目0.5割/夏目&富田1割/斎藤×富田7.5割/斎藤兄弟0.5割/田原…富田0.5割=濃密!

7巻は6巻からの繋がりで新キャラ含めてシリーズキャラが直接的に関わって互いに影響してる事が増えていたような気がしました

7巻まで進んでいますが常にクロスオーバーしないからこそ、こういう転機の巻でバッと総出演みたいになると読者としても盛り上がれて読んでいて「今回は何かあるかも!?」と思いながらワクワクして読んでいられて楽しかったです

北川×夏目
ここは直接2人のお話しと言うよりは6巻から続いてのお見合い関連エピソードといった感じです
どうやら北川サイドからすると上手くお見合い問題は解決したようですね
北川株が上昇してます☆

夏目&富田
お見合い関連がまさかの斎藤×富田サイドに飛び火するとは・・・!?
ここは予想外の繋がりでしたし、八田さん事情もかなり衝撃でした!!
今回は結構夏目さんの動きでお話しが進んでいた所も多かったように思います

斎藤×富田
今回のメインイベントですね♡
思ったよりも長く「恋に向き合う事」をおざなりにしていた富田さん
人の事なら分かるのに、自分の事になると弱腰になってしまっていた富田さん
そんな富田さんに対して「恵が恵でいてくれれば 僕はそれでいいんですからね」と溺愛最上級を示す斎藤さん@4:00am(じっくりお互いの家族の事などを話していたのでこんな時間になっている!)
斎藤さんからの富田さんへの告白はいつもスマートでどこか切なくて、本当にこの人イイ男だな~って思ってしまいます
だからこそ、富田さんにもイイ男でいて欲しいな!って願ってました
富田さんは知れば知る程可愛さは増すけれど、どこかまだ熱量の差を感じるような所もあったので・・・
今回はこの辺が見届けられてかなり満足度高い読後になっています(*´▽`*)

斎藤兄弟
豊・厚・要という三兄弟だったようです、斎藤さん!
三男の要さんが拗らせブラコン体質だったみたいでwBL界では需要の高いポテンシャルを感じますね
引っ掻き回してはいましたが、結果彼の残した刺激が良い影響も及ぼしていたので楽しい三男でした♪
長男の豊さんもオールバックの穏やかシゴデキさんで、要をキッチリ回収していく姿はコミカルでしたwww
尚、こちらのご長男も独身だそうですね???w

田原…富田
んーーー・・・目下1番ヒヤッとしてしまう2人になって来ました
完全に終わってると割り切ってる富田さんだけど、もしも田原が恋人だったら?みたいな事を考えちゃう辺りに読者的にはヒュッと胃が浮くようなドキッと感を覚えます。。。
勿論富田さんがそんな事を考えてるなんて田原さんは知らないのですが、やっぱり富田さんファーストで動いてる田原さんを見ると恋の種火がまだしっかり燃えてるのかな~?と気になってしまいます・・・
ここら辺が今後の展開に影響するのかな~???と思う所もありながらも、やっぱり今回は斎藤さん×富田さんの関係性が深まった所がとても良かったな♡と思う7巻でした

8巻も楽しみにしています!!
今回も斎藤さん×開襟シャツ×胸筋が素晴らしかったです♡

感情が揺り動かされるのに全く読み疲れないプロフェッショナルな作品

上巻レビューで超端的に言うと、以下2つの完成度がこの作品の魅力を押し上げてると書きまして・・・
①行き届いた作画が素晴らしい!
②ストーリーを構成する展開とそれらを伝える言葉が完璧!
下巻では、特に②について書いて行きたいと思います

上巻電子で217ページ、下巻227ページ
ページボリュームはしっかりあるのに、全くと言い切ってしまえる位に「読み疲れしません」!!

しっかり始まりから追うべき感情の行方を読者に提示して進み始める導入
その導入を忘れ去らない程度に作品の軸である「LOVE STORY」に酔わせてくれる没入感を誘う展開
そして回収期に入りクライマックスへ?!と思わせて簡単には終着しないで読者の感情をさらに揺さぶる追い込み

流れが読めないし、心を落ち着けて先を読もうとする余裕など与えない引力あるストーリー構成が本当にプロフェッショナル
こんなにも色んな感情が生まれて、抱えて読み進めているのに読み疲れをしないのは、やはり画面がごちゃごちゃしていないのが1番大きい

厳選された言葉で伝え切る状況や心象
そしてそれらを作画で伝えている
一切の無駄がなく無理もない
何度読んでもきっと胸を熱くさせてくれる上下巻作品だったと思います

何なら上中下巻で読みたかった位に魅力的な2人のお話しでした
奥村先生がリベンジを果たし、東瑚さんが自分の為に仕事を邁進して奥村先生と二人三脚で過ごす日々をもっと見たいです!!

やましさが消えた2人の”甘い熱に抱かれた日々”を是非とも下さい♡

みんなのスパダリではなく、1人の為のスパダリに悩殺されました

取り敢えず・・・
上下巻読み終えておすすめしたい所がたくさんあり過ぎます!
大好きです♡

①行き届いた作画が素晴らしい!
②ストーリーを構成する展開とそれらを伝える言葉が完璧!
結果、ウノハナ先生のユニット本領発揮の作品となっています(*'▽')

先ずは主に①の作画に関して上巻レビューでは書こうと思います
②はストーリーの事も言いたくなっちゃうので下巻で書きます

街の雰囲気がしっかり伝わる描き込み、通りすがりのモブキャラだとしてもしっかり伝わる人間味
当然メインキャラのデザインも表情も動きも完璧!
攻め(上巻表紙)の奥村さん、口元にホクロのある色気のある無骨メンズです
受け(下巻表紙)の東瑚さん、シゴデキスマートさんで誰が見ても認めるイケメンです

主役としては受けの東瑚さんの作品かな?と思いますが、個人的に撃ち抜かれたのは攻めの奥村さんです
当然東瑚さんでなければ見れない奥村さんがいっぱいなので2人共大好きですが、特に大人の攻めキャラ好きな読者さんには触れて欲しい攻めさんであるのは確かです♡

奥村さんはホクロの他にも長い指が大変セクシーで、脳外のドクターとしてのオペ好き変態さんっぷりとのギャップとかが相まって飛び抜けたカリスマ性を放っています!!
みんなのスパダリではなくって1人だけのスパダリって感じがすごく好みです←ここを引き出して魅せてくれた東瑚も流石!!

上巻は東瑚の抱える「やましさ」を読者と東瑚が共有し、ハラハラしながらも恋の甘さにドキドキしていく流れです

ドイツのクリスマスマーケットでの出会いが今の時期にもピッタリでとってもロマンティックです♡
2人の大人のベッドシーンもこれまた大人だから醸し出せる雰囲気が大変官能的で素敵です♡

特殊な恋の始まりの切なさや、再会後のやましさを抱えた苦しさ
恋の甘い部分だけを楽しむ作品ではないからこそ惹かれる作品です
これぞLOVE STORY!という作品をお求めの読者様におすすめしたいと思います

この笑顔を見たかった・・・!

上巻レビューで下巻を読んでみないと・・・という感想を残したのですが、その想いをしっかり吸い上げて満たして下さる素晴らしい下巻内容でした!!

ミステリー部分は正直哀しい身勝手な事件ではありましたが、救いも感じる所もあって(旅館のおじいさんとか)解決出来て良かったなと思いました

宗像兄弟のそれぞれが見せる笑顔にすごく満たされた下巻でした
あぁ、私はこの笑顔が見たかったんだな~って気付けたような気持ちになれました
その笑顔になれる迄の辛い日々があったからこそ響く笑顔、じっくり思いを馳せる事が出来る作画も本当に素晴らしかったです

橘家のご両親も素敵な人で、彼らの側に居る人々が温かくて良かったと心底思える終わりですし、出来る事なら終わらないで欲しい!!と思えるシリーズでした
折角動けるようになった三輪くんをもっと動かしてあげて欲しい~!という気持ちやそんな三輪君に振り回され気味な慎二を見てみたい!という願いもあったりします
もっと言うなら紀人と慶臣だってまだまだ見たいです♡

良き作品を読み終わった後に感じる欲張りな感情を刺激される素敵なシリーズ作品でした

蜜果 5 コミック

akabeko 

私の心配が杞憂でありますように・・・!!!

この5巻を読み終えた私は今、ちょっとだけビビってます
それは・・・
落果→蜜果と華麗な橋渡しを遂げ続いて来たこのシリーズが、新たなバトンを繋ごうとしているのではないだろうか・・・???という不安です

今回から貴宏が期間限定で店長を務める大阪の店舗にはだいぶクセの強い男の子
お名前はしおんさん
お店ではタチ専でNo1らしいけれど、どうにも受けの薫りが漂う男の子

そして希雄サイドではかつて指名していたデリヘルの涼介とジムで再会してます
で、この涼介が何やら「大阪」と関係がありそうで・・・???とサイドストーリーが粛々と織り込まれてるんですよね

貴宏と希雄の仲が少しずつ少しずつ濃くなって、溝が埋まって行くのは勿論嬉しいし、屈託なく笑う希ちゃんを見れるのも、そんな希ちゃんにベタ惚れな貴宏を見るのも大好きだし幸せなんですけど・・・
だからこそ、終わって欲しくない!という想いが物凄く強いシリーズなんですよね

なので、勝手に終わりが近付いてるのではないだろうか・・・!?と心配してしまってるんですよね(´;ω;`)
私のこんな心配は杞憂だった♪となる事を祈ってます
ほんとにトンデモナイ事を言ってるとは思いますが、一生続いて欲しい2人でずっと見ていたい
何でこんなに好きなのか言葉では言えないのが悔しいですが、本当にこの2人、大好きなんです!

蜜果6巻も楽しみにしています♡

強力な掴みのある愛され本♡

発売からあっと言う間のランクイン!!
全くノーチェックの作品だったのですがサイトを見ていて、絶対週末になったら読む!読みたい!!と楽しみにしていました♡

各地で「かわいい」の声が溢れるのに納得しかないですね
太郎くんの可愛さもさることながら、彼を中心としたDK達のちょっとだけダルめにしながらもワチャワチャとした学生感の全てが放つ「かわいさ」が個人的には最高に刺さりました!!

眺めて彼らの会話だけを聞いてるだけでも気付いたら口角が上がっちゃう感じがする萌えを摂取させて貰いました

恋愛面に関しては、可愛さの勢いにワーキャーしてしまいましたが・・・
よく考えると物足りなさもちょっぴり・・・
そうです!!太郎くんもアイくん(敢えてアイくんとしておきます♪)もまだ恋のスタートラインに立ったばかりだと思うんです!!
寂しさを癒してくれた、庇護欲を掻き立てられた
それぞれの自分の中の欲求を満たしてくれた相手が太郎くんでアイくん

勿論誰でも良かった訳ではないとは思うし、それぞれの相手が太郎くんでアイくんだから欲も生まれたし、満たされもしたとは思うのですが、「自分の欲始まり」ではない「相手を想って生まれる感情」をもっと見たいな~って思いました

つまり・・・
続編での恋人編を読みたい!!という事ですね♡

今作の1番の見せどころはやっぱり「実はーーーー???」という展開と種明かし構成の面白さだったと思います
ここに関してはベテラン読者さんもBL読み始め読者さんもみんな共通して絶対楽しめる!!!と思います

強力な掴みのある作品なので是非読んで欲しい部分です!!

そしてぜひとも続編、お待ちしております!

akabeko先生流家族の描き方

先生の作品はこれ見よがしに家族をドーンとテーマに据える事はそう多くはないですが、必ずストーリーが進むと「親」の存在が絡んで来ますね

今回もクセのある親の元に生を受けた男がその血筋に翻弄されながらも、同じ血を分けた「兄弟」だからこそ引き寄せられてるのが唯一無二の関係性の深味を感じさせる2人の描き方に魅了され続けています

この2人は「兄弟」でもありながら「親子」でもある
この痺れる関係性がヤクザである設定が多いに活かされているのも好きな所です
ヤクザで言う所の盃を交わした親と子という関係性を感じさせながらも、この2人の親子関係はもっともっと原始的で軸に愛情を介す純粋な親子関係を求め、そして与え合っているのも刺激的だと思います

背徳的である筈の関係性ですが、余りにも2人の関係性が特異過ぎてもはや愛おしさを感じてもいます
更に今巻では相の子育てが本格化してる所が可笑し味にもなっていたのが新境地でしたw

先生が描かれる不完全さ故に何かでその穴を補おうとする家族のカタチ
そこに救いがあるように感じるからこそ常に気になってしまうのだと思います
誠と相
彼らの築く「家族のカタチ」をこれからも見届けていきたいです!

是非、長期シリーズ化をお願いします