大好きな作家様なので新刊、本当に楽しみにしてました
「チェリーボーイ」で「いとしい」・・・絶対に楽しい拗らせ系だ!と期待をして休日の締めとして、そして明日への活力の為に満を持してページをめくりました
1話目からもう感情が乱高下!!
ユウトというキャラへの感情が乱れまくりでした((+_+))
下半身がだいぶ緩めなのにどうにもクズとかゲス男的な感じはしないし挙句の果てにはすごいおばあちゃんを大事にしていて、そんなおばあちゃんとの日々の回想含めていきなり1話からウルっとさせられてしまう・・・
あ~・・・絶対にこの1冊面白い!!!って確信して読み進めて出会う、ユウト以上の興味深過ぎるキャラが伊鶴さんです
彼がこのお話しの主役でもある「いとしのミスターチェリーボーイ」さん
日本語として間違ってるかも知れないのですが、すごく「真っすぐに拗らせてる」タイプだと思います、伊鶴さん笑
思春期の最初の初体験がトラウマになっちゃったんですね・・・
それが反動として全て彼の右手に注ぎ込まれ出来上がったのが伊鶴さん
とにかく思考の偏りが面白いw
でも、その彼の心の奥を知って行くと「ぴゅあ」な気持ちに触れる事が出来てすごいキュンってしちゃいます
2人の始まりである幼少期のお話しや回想イラストだけでも伝わる大事な時間を過ごしてきた2人の仲
すごく素敵です
原点回帰で2人の地元で仕切り直す展開が神でした
すごくすごく好き♡
ユウトの手首の数珠
ちゃんと1話ではおばあちゃんの腕にされてますね
小物使いが本当にお上手です
ゆで卵・・・笑
その発想はなかったですwww
先生の作品の中でもトップクラスに好きな作品となりました♡
いとしい1冊!多分この先何回も何回も読み返す作品です!!
はぁーーー!楽しかった(≧◇≦)!!!
そして、読み応えがものすごくある1冊でした!
4つもお話しがあって+描き下ろしもあります
「商業番外編」と言う事は同人作品として出されていたのでしょうか?
この内容で商業番外編として出してしまう位に彼らの日常は濃い!!
濃いけれど創作としての濃さと言う事ではないのがこのシリーズの読み応えを支えているんですよね
何よりもブレない「日本酒愛・酒造りへの情熱」がキャラのマインド、行動を通してずっと貫かれてるのが本当に素晴らしい
1本軸がしっかり通ってる!
そしてもう1本ぶっといのが・・・!!!
「愛しのXL」って事でね///(≧▽≦)///w
急な下ネタですがwww
ここもやっぱり外せないし外さないで下さるのが最高です♡
今回も山本君がすこぶる荒ぶられておいでで(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
えっちさ満点なのに楽しいのが最高に好きです!
コレコレェ~~~♡って思いっ切り楽しめる読者冥利に尽きる仕上がりでした
あと、何と言っても目下不思議っ子枠を独走中の時鳥君も良かったし、ガッツリ筋肉キャラの宮崎さんも気になります
今後本編でどんな活躍を見せてくれるのか?の期待も高まる出演具合でした
本編を更に楽しみたくなる、素晴らしい商業番外編でした♡
未読の方には是非とも全力でおすすめしたい作品でした
尚、シリーズ作品ですがシリーズ続編扱いではなく別枠配信となっているので購入先は迷わないように注意して下さい
(私は見落としてましたw)
「群青色の夜を蹴って」もうこの作品タイトルが優勝だと思うのです
群青色・・・爽やかさ溢れる「青」でも、ダークさ感じる「漆黒の夜」でもない、そんなグラデーションを感じさせてくれる「群青色の夜」
そんなエモーショナルな時間帯ってきっと人それぞれあると思うんですよね
例えば放課後のオレンジ色に染められた教室や、夜通し遊んだ朝のファミレスとか、眠れない夜に何気なく見つめ続けた深夜のテレビ番組とか・・・
何かそんな「郷愁」を感じさせてくれる元太とユキのお話し
2人で過ごした大事な時間
その大事なハズの時間をそれぞれの未成熟さが招いてしまった消失
切なさがすごく胸に迫って来ます
後悔をしたまま終わらないでまた「あの時」に向かって地面を蹴り出す2人
正に「群青色の夜を蹴って」
暗い過去の時間を蹴り上げて、明るい時間に向かって蹴り出して行く
かなり好みのエモーショナルBL作品でした!!!
作品の中で扱っているのが「誘拐」や「人質」という物騒そうな設定なのに、表紙はとても爽やか!
私はこの読む前の「掴みのギャップ」でしっかり掴まれました(*´▽`*)!
試し読みしてみて益々気になったので初読み作家様でしたが読んでみました
(シーモアで試し読みをしたのですが、試し読みは本編1P目からではなくって少し驚きました)
誘拐事件としてのミステリー?要素があるのでBL的要素のみではない「読み所」を欲してる時にはすごく良い刺激を貰えるお話しでした
誘拐の真相的な所も頭をフル回転させなければ追い付けないような複雑さを要するものでないのもすごく丁度良かったと思います
ストーリーの中の事件部分とBL部分の程良さの匙加減が「今の気分」にすごくピッタリでした♡
試し読みした感じで勝手に思っていた左右と実際の左右が分かる迄の自分的ミステリーも楽しめました♪
普段とは違った作品が読みたいけどBLからかけ離れ過ぎるのは少し不安だな・・・って思う事がある読者様には是非ともおすすめしたい作品です
あくまでも私に取っては・・・!のお話しですが、巻毎にそれぞれ読後の感想が様々で、ある意味安心出来ない作品な気がしています
最初のインパクトを超えない続刊とか、巻が進む度にどんどん面白さが増していく作品とか、シリーズ作品になると色んなパターンがありますが、そういう意味で、このシリーズは読んでみるまで分からない、予測が出来ない!と言う意味で安心していられない面白味があると思います
3巻で糖度爆発のお話しで興奮しましたが、そんな興奮もこの4巻では引き摺り過ぎずに新たなキャラを迎えてお話しが展開します
一線を越えてもブレないナホ!
これはキャラとしてかなり面白いと思います
良くあるパターンだとズブズブと体に引っ張られて流されていく事もしばしばって思うんですが、しかもナホみたいなほわほわさんタイプだと尚更流されそうな気がする・・・
でも!!そこで揺らがないのがナホなんですよね
ほわほわしてるだけじゃない!という強さがあります
一方リードしてるし主導権を握って、全てを掌握してるように見えるカナ
実はカナの方が必死なのかも知れませんね♪
そんなカナの神経を逆撫でしてくるような新キャラw
今回はご挨拶巻といった所でしょうか?
不穏な雰囲気にはなりますが、大きく自体が動くって感じでもないので私的には先ずはこの4巻は次巻以降への布石巻と思って読みました
5巻、楽しみにお待ちしています♡
勢いがあってこの作品の独特の「ノリ」が確実にある1冊!
なのできっとこういう雰囲気が肌に合う人が読むとすっごく刺さる楽しさ、唯一無二の読書感覚を味わえると思います
私は初めての作家様だった事もあってか、少しこの「ノリ」に乗り切れなかったというか・・・「内輪ノリ」に感じた所があって巻き込まれ切れなくて、所々冷静になっちゃった感覚が残りました
でも、本当にこれは個人的な感覚なのでこの作品の面白さに沸き立つ感覚も頭では理解出来る!というのもちゃんと感じられました
瞬発的に面白い!って思える読者様にもしかしたら合う作品なのかも知れませんが、ふと読み返した時に意外にも自分に馴染んでるかも知れないな♪という淡い期待も感じられる作品でした
そんな想いを乗せての評価をしました
1冊で2つのお話しが読めます
2つのお話しだからと言って表題作のお話しが短いなんて事はなく、表題作だけでも6話構成でたっぷり218ページ!そこから3話構成で同時収録作が56ページ続きますので1冊としてのボリュームが凄かったです
表題作は高校生で同時収録は社会人のお話し
どっちも勘違いとすれ違いを盛大にギャグにしつつ終始楽しく読めます
初めての作家様でしたがすごい笑いました(≧◇≦)
表題作ではエロなしで同時収録でエロを入れてるのも良かったと思います
それでもこの1冊の作風に合った?エロなのでおもしろが強めなので、生っぽいエロが苦手で楽しい作品を読みたい人にお薦めしたい作品です
笑いながらも必死に恋や己の目標に突き進む姿は清々しくって、こちらも一生懸命行方を追ってしまい、気付くとキャラに愛着が自然と湧いてしまうのも良かったです♡
どちらの作品にも素敵な友人キャラが居るのも好みでした!
生きてたらあるな~、分るな~と共感したくなる、本当は他人に知られたくない自分のダメな所
本当はやれば出来るし、頭のどこかでやらなきゃな、って思う事もある
でも、同時にまぁ…たまにはいいじゃないか、やる時にはやるからさ、って逃げたくなる気持ちと体
こんな心の葛藤やそんな大それた事じゃなくても日々のちょっとした怠惰な時間
そんな完璧じゃない自分を知ってる人が読んだら共感したくなるお話し
普段なら「疲れた部分」のお話しもBLとしてのキャラの個性を活かして進めてくれるので、重苦しくなり過ぎずにポップに楽しめる仕様
読み終わると何だか心が軽くなってるような気がするお話しでした
ワンコ攻めのミカ君の実はなかなかの執着具合、ちょっと驚きましたが和葉さんの好みの男に成長していて良かったね♪と・・・
やっぱり結局イケメンは正義だよな~(笑)
そして、イケメンになるべく努力をしたミカも頑張ったね!!
本当に社会や日常の縮図そのものをダイレクトに感じるリアリティさに満ちた、啓蒙書のような作品
登場人物の丸々誰かに当てはまらなくとも、この時のこのキャラの考えなら分かる、共感できるが必ずあるような気がします
朝田先生の多角度的視野と認識に驚嘆してしまいます
同じ作者様が描いてる作品の中で一方の言い分に真っ向から正論でぶつかっている訳ですから、超第三者的な目線で自問自答を繰り返してるようなもの
すごいロジカルな思考を持ってないと成り立たないストーリーがしっかり理路整然と展開されていて頭の良さに舌を巻いてしまいます
BL的な所で言えば、鷹虎君は「失って初めてその存在の大きさに気付くタイプ」な気がします(笑)
なんか・・・一見、すっごいスパダリ的な全能感あるキャラとして描かれていそうですが、こういう所はそこはかとなく人間らしくて残念さを感じて愛着が湧いてしまいます
これもまた朝田先生だからこその多面性の魅せ方で映し出す「人間らしさ」なんでしょうね
鷹虎君は歴代彼氏達との時間で少しずつ感情の変化を学び、やっと「相手を”人として”思える」所まで来たようですが、それでもまだ「恋や愛」という感情とは別次元で心が動いてるように見えます
相手の仕事や考えを知る努力も出来て、相手に対して自分が何をしたら喜ぶか?までは考えられてる(あの亀のキーホルダーとかは正に成長の証な気がします!)のに、どうしても相手に対しての優位性は手放せない・・・
成長の証と思ったキーホルダーの一件も「与える」からこそ出来た事であって、きっと「与えられる」事は鷹虎君の中では良しと思っていない気がする
きっと相手を「欲しい」と思う事はあってもそれは「自ら手に入れる」からこそ満足出来る事であって、恋焦がれて全てを投げ打ってでも離れたくない‼と思うような気持ちで相手を欲した事がないんだろうな・・・
だからこそ過去2人の元カレに関しては自分の元を離れても、本当は嫌だったにも関わらず追い縋ったりしなかったんだろうな~(でも有坂君のSNSをチェックしてるとかが面白味だと思うw)
恋に焦がれて惨めな姿を晒すことが出来るんだろうか?
その相手は亀山君なのだろうか?
この世界の中で生きて行くキャラ達の色んな思考に刺激を受けながらも「オメガたち」に触発されて変わっていく鷹虎君を見守って行きたいと思います!!
読み進めるのに気合は必要だけど、やっぱり読んだ後の充足感は他では得られない程良い疲労感
これこそ読み応えの醍醐味だと感じます!!
次巻もお待ちしております☆
ヤクザでオールバック!その上三白眼♡
ビジュアルが好み最強過ぎました、椿さん
お家モードのオールバック解除椿さんとお仕事モードのバシッと決まったオールバック姿も好き!
更に遥来と出会った頃の少年椿くんの時も既にイケててやんちゃ具合がもう将来楽しみなの確定案件でしたね
遥来の眼は確かです!
そんな遥来も気の強い美人さんでいいです
しかも椿さんには強気だけどそれ以外には実はスマートなのも良かったです
攻めも受けもキャラがすごい好きで、恋のお話しもヤクザ世界のお話しもちゃんと楽しめて個性が感じられる作品ですごく楽しかったです
入れ墨の入り方も好みでした!
2人以外のキャラも多く出るのですが、みんなしっかり描き分けが出来ていてそこもすごく良かったです
不動峨組の組員さん達がみんな楽しそうでもっと彼らとの絡みも見たいです
本当に楽しく拝読した作品なのですごく続編を読みたいです
α×αの2人の今後、そして遥来の組入りが叶うのか?椿さんと柏宜の組織内の確執などなども気になります
また2人のお話しが読めますように!!