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エキスパートレビューアー2025

女性MOET子さん

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忍者だけに⁈曲者揃いの新シリーズ!これは良い!!

先生らしい面白さを忘れずに、オメガバという設定でありながらも即エロに持ち込まないかわし方も絶妙です!!
ここが凄くこのシリーズの魅力にもなってるし、何ならこの流れを描いてらっしゃるのが藤峰式先生だからこその期待値にもなっていると思います!!

佐一のちょっとすっとぼけ気味wなキャラに対して少々神経質な灯火というケンカップル具合も見ていてクスクス出来て楽しいです

そんな2人だけではない同僚忍者も曲者揃い(忍者だけに⁈)だし、気になる灯火の家族のお話しも見逃せない
シリーズとして楽しく読んでいけそうで次巻が今からワクワク待ち遠しいです♪

都合が良いだけのお話しじゃないからこそ寄り添って見守りたくなるお話しです

都合の良い優しいだけの世界でもなく、かと言って胸を掻き乱されるような過酷さがある訳でもなく、切なさに目を背けずに受け止め切れる作品

藤井さんの家庭と甲斐君の家庭の事情は勿論違うし、誰かの恋と自分の恋も勿論違う
誰かが本当はどう思ってるか?なんてすごく難しいですもんね

そんな非常にリアリティある感情を色んなカップルや家族視点を織り交ぜて、緩急を付けて描いてくれてました
時になんでそんな誤魔化し方しちゃうんだよ・・・とか、あぁ余計な事を・・・なんてジレジレしちゃう時もありましたが、そんな所さえも人間らしさだと思えます
完璧じゃないからこそ見守りたくなる!そんな気持ちにさせてくれました

でも、見守ってるだけではなくって、結果的には彼らを通して気付けたり学べたりする瞬間も多くって!
すごく81先生のマインドが素敵だなって思いました
相手の為に、自分の為にプライドを捨てれる強さを甲斐君を通して先生から学べた気がしました

あと、林さんもあかりちゃんも陽子先生もサブキャラの女性含めて、藤井さんの上司のイケオジな部長さんやちょっとやんちゃな同僚後輩高田君などが必要に応じてこの作品の世界観をすごく脇で支えてくれてるのが伝わるのも本当にすごく凄く良かったです!

身近な人が全員味方って訳ではなくても理解してる人が近くに居るだけでもすごく気持ちが軽くなる
そして1番近くて1番遠い味方だったのは甲斐君のお父さんですね
間接的でもお父さんの想いが甲斐君に届いて良かったなって思いました

是非とも「おかえり」と「ただいま」を繰り返す2人の日々をまた素敵なサブキャラさん達を交えて見せて欲しいです!!
続編を、どうぞお願い致します!!!

大人である事≠強い人である事

甲斐君は藤井さんの事を「大人」だと言い、藤井さんは甲斐君の事を「強い」と言う

それは事実でもあるけれどそれが全てでもない
大人である、という事は=(イコール)強いって事ではない
弱さを知っても尚立ち続ける強さ、それは先ず自分と見つめ合い自分の脆さを知る事から始める
甲斐君の前で「臆病者だから」と言えた時から藤井さんの学生の時から止まった時間が動き出したのでしょうね

そしてそれでも尚補えない弱さを救い上げて2人で強く、2人らしい大人になっていく

そんな姿にとても胸を打たれる物語でした

丁寧な雰囲気を崩さずにベッドシーンではしっかり濡れ場としての官能性も感じさせてくれるバランス感覚もデビュー作とは思えぬ出来栄えに驚きました!!

”初期感”一切感じなかったーーーー!

私が思い描く”初期作品”という言葉から感じられる”初期感”が一切無い1冊でした!
完全無欠な単話集

次はどんなお話しが来るのかな???をワクワクしながらずっと読み続けられる1冊で、ページ数が多い訳ではないのにすごく読後の満足感が高かったです

多分多くの人の萌えセンサーが作動したであろう奇行ヤンキーことねむ先輩が可愛過ぎて、彼に出会えた事が幸せだし、彼を知らないままの人生にならずに良かった!とさえ思える位に可愛かったです♡

そしてミサキさんのモデルにもお会いできるとは!!
結構意外でしたが、それこそが凡人の私と才能を発展させられるプロの思考の違いなんだな!というのを実感出来て大変感慨深い気持ちと崇高な空間に触れた気持ちになれました

本当に何の不満も不足も無い完璧な1冊で、山田ノノノ先生を今から知る読者様にもとっても読み易い作品集だと思います

キャラデザも関係性も良くって、そんな彼らのすんなりいかない恋模様もすっごく良かった!!

久しぶりにじっくりとDom/Subの設定を活かしつつストーリーと恋愛の両立を〝オリジナリティを以って〟描き切った1冊を【読んだな~~~‼】って実感できました

他作が云々…と言う事を言いたい訳ではなくって、Dom/Sub作品もだいぶ定着して来て何となくの展開パターンが見えて来たり、Dom/Subならではの”プレイ”に期待をしてみたり、作品ならでは!の何か変わった個性を求めがちになってしまったり・・・っていう、私自身の読者としての読み方パターンもちょっと出来上がり気味だったりしてたりっていうのがあって・・・(個人的に‼です!)

楽しく大好きなDom/Subを読む事は出来るけれど、先を急いてストーリーや2人の関係性の展開を読みたい!知りたい!ってなるのは最近ストレートなDom/Sub作品ではあんまり味わってないかも知れない?!って思う所があった私にこの作品は光り輝く存在となりました♡

個人的な我儘読書スタイルからの渇望を除いたとしても、とにかく梗一郎という見事なSub攻めの誕生がおめでた過ぎます!
逆転のDom/Sub作品、つまりSub/Dom作品の良さを更に引き上げてくれるビジュアルと性格が最高でした

梗一郎を知るだけでも価値ある1冊だと思います!!

とは言え!梗一郎が梗一郎の良さを全開で読者に魅せてくれるのも愛弥というちょっと面倒くさいw天真爛漫な愛らしいDom受けが居てこそ!!
強気なワガママさえも「かわいい」って思えるキャラで居てくれて良かったです

時に梗一郎視点で、時に愛弥視点で、基本は2人を見守る読者視点で、彼らのすんなり行かない恋模様を楽しく読み切れる大変充実した時間を過ごしました(´▽`*)‼

諸刃の刃を磨き上げる‼

1巻2巻と立て続けに読みました!
3巻に続くとなりますが、2巻迄一気に読んでも大丈夫だと思います
3巻を楽しみに待てる終わりになっているように私自身は感じました

お互いがお互いの生命線になっている2人
強い絆であると同時にそれは諸刃の剣でもある
そんな所を突いてくる展開にはドキドキというよりも心臓がバクバクして見守っていました

でも刀の元である鋼は打てば打つだけ鍛錬され強くなります
2人も何度も訪れる試練を乗り越え、そして2人だけの絆を築いていく・・・‼
誰かを傷付ける為の刀ではなく、相手だけを守る為に存在する武器
ボンドの関係となった2人
今後が益々楽しみで仕方ありません

めちゃ面白い~~~~~!!!きっと読み手を選ばず読めると思うので皆さん、是非!!

新刊に合わせて読んでみました!
初「ガイドバース」にドキドキでページを進みました

ガイドバースというだけでなく主従BLでもあるんですね!!
しかも主従の絶対的な関係性がすごい素敵です

従者である暁臣(攻め)の受けの尊以外は全て価値ナシ!とばかりの徹底した従者っぷりが素晴らしかったです
そんな暁臣に対して尊の存在もすごく心を掴まれました

百目木家の良心と言われるだけあって、自身に何の能力も無いからと言って腐る訳でもなくかと言って常に受け身な訳でもなく、人に愛される努力をしてる訳ではないけど自然と人に愛されるような人物
まさに強者である従者を従えるのにふさわしさを感じます

学園の中での人間関係の成長や、家柄ゆえの暁臣と尊のこれから・・・などの見所がしっかりしています
本当に読み進めるのが楽しい一瞬で読んでしまえるお話しでした

何となくしっとりとした難しさのあるお話しかと思ってしまっていましたが、全くそんな事はなくとてつもなく読み易い空気感で読み手を選ばずに読める作品だと思いました!!

気になってる人は悩まずに是非読んでみる事を今更ですが私もおすすめしたいと思います(*´▽`*)‼

もふもふ+溺愛=楽園♡

なんとまぁ~可愛らしいことでしょう(*´▽`*)

暦くんの可愛さはもう狡いですね!
武器が多過ぎる!
もふもふ度の魅力が押し寄せる「リスの尻尾」の威力が・・・(≧▽≦)
もふもふって言うよりもっふもふです♡

大きな尻尾に小柄な体で内股気味の”小動物とはかく在りき”と言った正解が存在してました
もふもふ歴がそんなに長くはないのでリス獣人の恐ろしい可愛さの威力ににまにまが止まりませんでしたwww

政略結婚とか秘密の関係とか、物語の糖度を上げる為のスパイスが程良くあるので、楽しく、でも安心して最後までにまにまフェイスを邪魔される事無く読み切れました!
そして何ならにまにまがニヤニヤな誰にも見せられないフェイスに変ってしまう位の溺愛天国も結構惜し気もなくご披露下さるのでメルヘンな住人たちの愛の濃さも楽しませて貰いました///

斬新さや個性爆発と言うよりは需要に応えてくれる王道の安心感に浸れる所が良いと思いました
休日の癒しには持って来いの1冊でした♡

「運命」という言葉以外に思い付かない出会い

ナインにとってウィリアムとの出会いは「運命」としか言えない出会いだったのでしょう

一瞬で心を奪われてしまう
きっとどんな道を辿ったとしても巡り合う
そんな「運命」すらも執着で手繰り寄せた男の重い愛を見ました

とにかく作風が徹底されていたのが格好良かったです
スッキリした作画の中でも小物などはしっかり質量を感じる描写で描く事で雰囲気を創り上げてるように感じます

組織内の裏切りも入り組んでいるようで実は後半にかけて結構分かり易く紐解いてくれるのでモヤモヤする事もなくこの世界観に浸り切って読むことが出来ました

敢えてちょっと肩に力を入れて読むような作品を欲してる時には、こういうピリっとした作品もアリ!だなと思いました
今は夏の季節ですが、これからの秋の夜長のお供にもおすすめしてみたい作品だったと思います

日常が重なって行く6巻

6巻もじっくり読み応え、ありました!!

展開やエピソード的には以前からあるお話しを踏襲したもの(同棲の為にまつわるお話しと院長先生周りのお話し)がベースにあって進むお話しではあったので決定的な何か真新しい出来事が動くようなものはなかったです

だけど、日常は日々の積み重ね
この6巻にだけ集中して言えば大きな出来事は無かったのかも知れない
一方シリーズとして読んだ時には湊がこの巻からフォトグラファーとしての本腰を入れた大事な転機となっている巻です

そんな中なのでライフスタイルが変わって行く事で生活に無理も生じています
だけど、人生の転機で踏ん張った日々があればこそ、この先の自信になったりすると思うのでこういう時期を「2人で乗り越えられた」という日々の事実が、きっとこの先の2人を支えてくれるに違いない!とすごく思える時間に満ちた6巻だったなって思いました

すごく目を引くエピソードではないかも知れない
だけどふと振り返った時の大事な時期の日々が描かれた1冊だったと思います

それはもしかしたら巽先生と院長先生にも言えるかも知れませんね?
まだこの2人に関しては未知数なので何とも言えないですが、彼らにとっても大事な最初の1日になるエピソードなのかも知れないな~???という終わりでした

この後の2人+尾行組wのメインCPの2人と謎の火傷跡?酒豪イケメンが非常に気になりますね♪
7巻も楽しみにお待ちしております!!