何とも気になる作品タイトルですね
何故に「似非紳士」などと名付けたのでしょうか?
皆さん正真正銘の紳士達にお見受け致しますが・・・???
敢えての洒落っ気でしょうか?
セレブな人々の感覚が分からないので核心的な事は分からなかったですが、間違いなく興味を惹かれた世界観です
大人数のキャラなのに描き分けがしっかりあって気になります
既婚者メンバーも居るので全員が全員BLしていく訳ではないのか、それともその設定在りきで進むのか?!
そんな名家のご当主、ご子息やセレブな彼らの集う倶楽部名が「ミモザ」
ミモザの花言葉は、「友情」「感謝」「優雅」だそうですが、他にも英語圏では「秘密の恋」なんて意味もあるそうです!!
ついでにカクテル言葉では「真心」だそうです
今作はあんまりお酒のイメージが強い訳ではないので花言葉由来っぽいですね
そもそもこの倶楽部がどう発足したのか?などもすごく知りたいです
今回は浅草への大人の遠足でしたが、他にはどんな事をして彼らは過ごされているのでしょうか?
活動内容や目的もとても知りたいし、やっぱりなんで「似非」なんて作品タイトルに付けたのか?も知りたいです(≧▽≦)
めちゃくちゃ気になる1冊に出会ってしまいました
是非続きが読めますように!!
救済の面として訴えかけられるストーリーでした
一方が救済されるだけではない所も素敵なお話しでした
救済ストーリーはそこに至るまでの救済されるべき負債があるのが常となりますが、今作も軽くない事情を孕んでいました
この事情がだいぶシリアスでした
種類の違うタイプの精神的負債を抱える2人
そんな2人が再会によって救われて行く、という展開は夜明け属性の私にはグッと来る所も多々ありました
ただ、受けの真智側の諦めがなぜ「恋をしない」という点にだけ絞られたのか?というのが正直明確でなかったのが気になりました
姉が出来たかも知れなかった事のうちの1つに「恋」があっただろうというのは分かります
でもなぜ「恋だけ」だったんだろう・・・?
そして攻めの然もまた仏門に身を置きながらもなぜそんなにも生き辛い考えに苛まれてしまったのだろうか・・・?
然が剃髪していないで和尚となっている事から宗派は浄土真宗かな?と推測しますが(違う可能性もあるけれど)浄土真宗であれば「救い」が教えの根幹にあると思うのです(調べた所によると・・・)
それなのに、和尚が救われていない事にとても辛さを覚えて仕方なかったです
しかもこの辛さは「人の痛みが分かる」というレベルを超えてる辛さで、どうにも読んでいて気持ちが良くはありませんでした
辛い部分の沈みが深いからこその浮上に期待を寄せたくなる気持ちは十分にありますが、それにしても「なぜ恋だけ?」「なぜ仏門?」という点が私の中で引っ掛かりとなってしまった点で萌えにストレートには結び付き切れず今回は抑え目の評価とさせて頂きました
とにかく読んだら元気になれますね!
確かに大学3年生で童貞だと少し焦る気持ちも分かるようなw
焦りを全面に出す隼人は可愛いですし、陽向は”ヤリタイ”に素直過ぎてちょっとツッコミ所が多過ぎて苦笑いです(笑)
でも、これだけ性への興味が津々なのに2人は1LDKでお布団を隣り合わせで寝ていますw
今まで色々とどうしてたのかしら?なんて心配してしまいますw
とにかく陽向と隼人の掛け合いの応酬とリズムのある展開がとても面白かったです
オモシロ100%かと思えば、ちょっと色気のあるえっちなシーンもしっかりあるので幅広い読者様が読んで楽しめそうだなって思う1冊だと思いました!
彼らの元気がこちらにも伝わって、ほんと、楽しい気分になれる作品で満足です♪
洋二のお父さんがすごい気になります
3巻、4巻の感じを読むと北白河とは流石に切れてはいると思うのですが、北白河が未だに執着する感じからすると、相当な手練れなんだろうな・・・
洋二を歪ませた要因が父にあるとは思うけれど、個人的にはすごいこのお父さんの人生にも興味が湧いて仕方ないです
そして、北白河と洋二の再会は偶然だったみたいだけど、結果的にはこの再会が洋二と陸の関係性を一気に前進させたとは思います
これってもし、北白河の件がなくても洋二の変化って陸に対して起こったのかな?
それとも洋二の変化は友人の善治の禊の影響が大きいのでしょうか?
あまりの彼(洋二)の変化に私自身がまだ追い付いていけておらず、良い方向に進んでいるように見えるのに、どうしても安心し切れないでいます
そして不謹慎かも知れないけれど、安心し切れない所にこそこの作品の面白さを感じてもいます
でも、陸がこれ以上傷付かないといいのにな・・・とも願っております!
それにしても洋二が高校生という事を忘れそうになる事が多い中、中庭のランチシーンとかあると普通に高校生に見えてしまう所にひなこ先生の人物描写力と雰囲気の構築の上手さをしみじみと感じます
やっぱりひなこ先生の作品って魅力に満ちてますね
大好きです!
いやぁ~~~~~良かった!
本当に嬉しい!
9巻で完結だとばかり思って読んだ2年前(わぁ~・・・もうそんなに経ったのか~という事も驚きましたねぇ)
正直色々と自分の中で衝撃が小さくは無かったです
だけど、2年前に戻って自分に言いたい!!言ってあげたい(>_<)
これで終わりじゃないんだよ!もう少し待て!私・・・!!と。。。
これで作品としての物語は完結しますが、ギヴンという世界が続き続ける「未来」を感じました
矛盾した言い回しになりますが、完結を見届けて先がやっと見える!という気持ちになれる素晴らしい1冊でした
これぞ完結巻!という御本を読めてとても感激しています
(※今後、またひょっこり”番外編”でも違うカタチでも再会があれば凄く嬉しい気持ちできっとまたお迎えさせて頂きます♡)
先生、改めてお疲れ様でした!!
本当に作家様が色んな思いを背負い作品を届けて下さっているんだな、と改めて考えを深めさせてもらえたあとがきも読めて、今一度心からの感謝をお伝えしたくなりました
本当に本当にありがとうございました!!!
本気で漫画が上手い!上手すぎますね!!
完全に「if」のお話しですが、もしも全く同じ内容で攻め受けのそれぞれの年齢が20代や30代だったらきっとこんなに興奮と感動が一緒に味わえる事はなかった気がします
もし20代なら完全なるセフレとして情緒が薄まったと思いますし、30代ならなんでもっとお互い踏み込まないんだろう・・・とヤキモキしたかも知れません
そこに来てこの作品に描かれているタクさん(46歳)とアキちゃん(45歳)だからこそ!が詰まってるのです
40代の2人だからこそこんなにも惹き付けられ「セフレ」なのに切なさとエモさがしっかり共存し、踏み込めないその奥にある奥ゆかしさにキュンとしてしまうのです!!
キャラクターをストーリーに乗せて動かすのが本当に上手いです!
上手すぎます(≧◇≦)
そして、きっとどの年代で見たとしても濡れ場のエロさはそれぞれの年代の雄々しさとして色気ムンムンで興奮しちゃったと思います///(R18で読みましたが、すごい色気で参りました~~~~♡)
多分この先何度も読み返しそうな1冊に出会いました(*´▽`*)
コミカライズという地盤があるというのは凝縮された安心感があると同時に、その凝縮から漏れた部分もあるんじゃないかな?と思ったりもします
全体的には読み易い展開になっていて、その中で起こる恋の矢印発生も方向性も、更には飛ばしている本数や太さの変化もあって、読んでいてその矢印がしっかりと見えるような描写に翻弄してもらえるのがとても楽しかったです(*´▽`*)
特に作品タイトルにもなっているアーサーの豊かな感情表現は大きな見所になっていて、読者としてはその変化に微笑ましくなったりドキドキしたり出来ました
お薦めはきっと受けのトキ視点で感情移入して読めると、更にアーサーの行動に一喜一憂してしまう事で起こる自分自身の中の矢印も感じられてよりのめり込めそうかな?と思います!
良く纏められた1冊としては評価をしたい所ですが、纏まり過ぎているやも知れない?と思ってしまう後半の加速部分をもっと読んでみたかった、その後も読んでみたい!という所を含んで今回は神寄りの萌2評価にしました
間違いなく萌えはたっくさんありました♡
可愛らしい!
ほんとに思ってた以上の可愛らしいお話しで癒されました(*´▽`*)
新刊情報をチェックしていた時には書影にも作品タイトルにも実はそこまで惹かれなかった作品です(ごめんなさい!)
それでも読んでみたのは今回は既読読者様達のレビューが大きかったです
レビューは作品によって読書前、読書後によって読むのですが今回は読書前にチラ見をしてみました
素直にすごい「楽しそう♪」って思える雰囲気や作品をすごい楽しんでいる姿や好きな人がお薦めしてくれてるんだな~っていうのが伝わる熱量に後押しをされました!
結果、本当に読んで良かった!
こんなに可愛らしいすれ違い、思い違いLOVEを読ませて頂けるなんて、読まなかったら損してました・・・!
特に攻めの脳内会話の自問自答が楽しすぎました
ナルシストなので強メンタルではあるけれど、「自問自答」をしてしまう辺りに俺様ではない所を感じさせてくれて彼のキャラをすごく良く表現出来ていたと思います
更に攻めの弟もかなり良かったですね♡
ある意味彼が居なけりゃ始まらないお話しだったかも知れないので、陰の功労者ですね!!
平和で可愛らしくってノンストレス!(痴漢行為は別として・・・!)
えっちなシーンは多くは無いけれどこの作品なら十分かな?と思える量なのも良かったと思います
唯一、この不思議な作品タイトルだけが気になりました
バニラ=平凡というニュアンス表現がある事は知ってはいますが、あんまり日常的な印象が薄いのと、BL作品だとバニラは他の意味合いもあったりするので変に深読みしちゃいましたw
せめて作中でバニラアイスとかにかけてフレーバー選びのエピなどがあればもう少しスッキリした気がするのにな・・・とは思いました
受けのお家、和菓子屋さんですしねwバニラと言うよりイメージあんこでしたし、食べ物的にキーになってたのはスティックパンでしたしねw
まぁ、確かに作品タイトルで「あんこの甘さを証明せよ」じゃ、お料理本だし、「スティックパンの~」じゃ異議あり!ってなりそうですもんねw(折角の拘りのタイトルだとは思うのに勝手を言ってすみません・・・)
でも、本気にお薦めしたいと思える、楽しくって平和でキャラの可愛らしさと彼らの可愛い恋心を愛でたい読者様には是非とも読んで欲しい作品です
前回の3巻で本作のメインCPだった律と瑠衣のお話しが区切り良く落ち着き、今回からはスピオフの始動ですね!
スピオフですがしっかりと作品タイトルの「GOOD BOY中毒」に沿った内容になっていそうなのもすごく期待が高まります
しかも今回の攻め受けはSwitch×Switchです
個人的にこの組み合わせは初な気がしますのですごい楽しいですし、今後も楽しみです
Dom/Subの面での楽しみが2人のダイナミクスにありますが、この2人はダイナミクスがもし無かったとしても結構濃いキャラ設定になっていて十分興味深いです
特に受けの皐月は属性が長期休みの高速位の渋滞を発生させてますねw
可愛らしさ、健気さと不安定さ、危うさを内包してる目を離したら何をしでかすか分からなくって目が離せないです!!
そんな皐月をメロメロにしてしまう大雅もまた気になります
圧倒的な包容力攻めだとは思いますが、それが「プロとして」の立ち回りなのか本心からなのかがまだ分からないのが見所です
早くも次巻を読みたくって仕方ないです(≧▽≦)!
文化庁メディア芸術祭のマンガ部門で優秀賞を受賞された作品
完結、との事で1巻から一気に拝読致しました
1巻を読みだしたら止められなくって夜通し一気に読んでいました‼
文化的な側面としても非常ーーーに緻密で忠実な映し出しに漫画として得られる以上の高揚感をたくさん与えて貰いました
BLとしての主軸を疎かにせず、それ以上の歓びを教えてくれる作品に凄い作品を読んでしまった!という得体の知れない興奮で体の中の血流が激しく沸き立っています
そして同時にBLを読んでいるからこその求める渇きを隅々まで満たしてくれる潤いも素晴らしかった!
1巻で先ず卍と百樹という人物の特徴を知り、彼らの事に興味を持つ以上に1冊の中で埋め尽くされた漫画の凄味に圧倒されました
2巻、卍の過去編
卍がただ出来上がった色男なのではなく、過去がある男だからこそ惹き付けられたのだと言う事に魅了されました
3巻はグッとこの「百と卍」の世界が押し広げられ、2人の愛が深まる1冊
後に続くお話しでその回の主役を張るお顔にもここで対面致します
4巻では3巻を踏襲した上での新章スタート
絡まる男達の想いと過去と今に胸の高鳴りが早まります
5巻・・・今最終巻迄読んでみるとこの巻はフィナーレに向けた大事なケジメの巻ですね
色んな思いが込み上げて感動と共に感傷的になる事も多かったように思います
6巻はある意味この作品を俯瞰的に見る為に必要だった整理の1冊
千と兆に焦点を当てる事で「百と卍」の世界が2人だけの世界ではないという壮大さを再認識
百と卍の恋が特別であるだけでなく、この時代に紡がれたそれぞれの特別な恋が幾つもあった事に全ての恋と愛の尊さを噛みしめました
そして7巻
集大成の大団円!
ここまで読んで来た者の数だけ去来する想いを余す所なく拾い上げ、昇華して下さったこれ以上無いほどのフィナーレに胸がいっぱいです
どの巻にも手抜きも妥協も一切感じなかった【百と卍という芸術作品】を手に入れました
これからもきっと何度も読み返して、語り継がれるべき作品と信じて止みません
先生、本当にお疲れ様でした
そして心の底からこの作品を生み出して下さった事に感謝しています