星5つにするか星4つにするか悩んだんですけど、朝丘戻先生の作品の星5つは、本当にずば抜けての星5つなので、今回は星4つにしました。
とても真面目な優太郎の言動が、読んでて少しだけ疲れてしまったんですよね。そこまで理論立てて気持ちを整理したり考えたりする必要ある?って。それで星4つです。
お話はとても良かったです。本田が子供っぽく見えてしまっていた理由も【星に光を、サカナに羽根を】まで読むとわかります。
そしてこのタイトル、本当によくできています。星とサカナが何を表すのかがわかった時、2人を応援したくなりました。片想いより両想いになった今のほうが大変そうな2人。幸せになってほしいなと思いました。
佐伯、まだまだ甘いな。結城のこの可愛さがわからないなんて…なーんて思いながら読んでいましたが、終盤には結城どころか佐伯も可愛くなっていましたね。後腐れのない体の関係とは違い、恋人となるとこうも変わるのね、という典型的なものを見せてもらいました(笑)恋する男は可愛いんだなぁ。
大きいお兄さんの結城、可愛いです。引きこもりだけど清潔感もあって、ウジウジだけど優しい性格で。でももっともっと結城の魅力が見れたらよかったかな。どうして佐伯が彼に惹かれたのか、いまいち伝わらなかったように思います。体の関係を持ってから意識してしまってということなのでしょうけど、うーん、なんだか軽いカップル(特に佐伯が)に思えてしまってちょっと残念でした。
これはこれは…。まさか続巻でこういう描き方をして、こういう終わり方をするとは思いませんでした。(ボーナストラックで、ある程度の方向性は見えましたので安心しましたけど)いや~ちょっと驚きました。でも素敵ですね。
出てくるキャラクターたちが本当に大好きです。セリフもしみるし、行動もちょっと心配になったり、もどかしさをおぼえたり…。
特に繊細な八千代が苦しいですね。元嫁も言ってましたが、藤次とのことも自分一人で抱えてしまっているようで。反対に藤次は苦しかったらあの性格がゆえに、わりとストレートに吐き出していますよね。大人な八千代、もう少し欲張って、頑張って、前進してほしいなぁと応援しながら読んでいました。八千代の過去を引きずってる臆病さとか、藤次を待つ姿勢は大好きですけどね。表紙の絵もそんな八千代が表されていていいなと思いました。
またこの2人のお話を読めますよね?楽しみにしています。そうそう、聖人も救われてほしいなー。