表紙に惚れて、何の事前情報もなく読んでみました。この表紙、素敵すぎませんか!
初めて読んだ作家先生でこちらがデビュー作とのこと。とても良かったです。星5をつけたかったところなのですが、1点だけ!絵がお上手なのに、時々ふたりの見分けがつかなくってしまって、それが残念でした。
教師と生徒という立場が障害になるわけでもなく淡々と進んでいくストーリーですが、あたたかさだけじゃなくて切なさも感じられていいなと思いました。過剰なセリフもなくて読み手側が想像を働かせられるのも良かったと思います。
自分の気持ちを確認できる存在が恋人であるっていうのが素敵だなと思いました。
作家先生の別の作品も読んでみたいです。
こちら、すごく評判がよいことを知りまして読んでみました。確かに良かったです。冒頭の数ページで心をつかまれてしまった感じ。優しくてあったかい、安心して読めるお話でした。
イケメンでみんなから愛される足立と、おしゃべりが苦手な健太郎。この2人が出会い、友達になって、恋人へと進んでいきます。
もーとにかく賢太郎がかわいいんですね。一生懸命なところも、気持ちが顔に出ちゃうところも、これは足立じゃなくても周りはほっとかないのでは?というくらいかわいかったです。猫に話しかける賢太郎、最高でした!
2人にとっての障壁のようなものがあるわけでもなく、きつい描写もありません。それでもお話に物足りなさを感じないのは、キャラクターが魅力的なのと、足立と賢太郎の相性の良さなのかなと思います。
続編もあるようですので読んでみたいと思います。
七海リキ先生の【友だちと、あやまち。】を読んで心を鷲掴みにされて、こちらを読んだ次第です。
本当に良かった!激しいシーンなんてひとっつもないのに目が離せませんでした。もうキュンキュンしっぱなしでした!
今後も七海リキ先生の作品は必ず読みたいなと思うくらい大好きになりました。
ストーリーはもちろんですが、キャラクターたちの会話がすごくイキイキしてるのがいいんですよね。今回も向井の言葉に何度ときめかされたか!すごく説得力があって、テンポのいいセリフが大好きです。
高校生の青春、車椅子のハンデ持ち、優等生とやんちゃな子…。あるあるの設定なのに、あるあるの話にならないところは本当にさすがだと思いました。
高校の担任・副担任の関係の2人。担任の康弘は既婚者。一見、幸せそうに見える康弘が現状に違和感を感じていることを三木谷が察知して手を差し伸べ、恋に発展していくというお話。
康弘も三木谷も真面目で誠実だからこそ、この結末だったんだろうなぁと感じました。2人の関係は三木谷の行動がきっかけになったけど、三木谷も私欲というよりは本当に康弘を助けたかったんだろうなぁと。心情が丁寧に描かれていて、共感できたところも多かったし、劇的すぎる結末でもなく、2人の関係がゆっくり進んでいくのがいいなぁと思いました。
三木谷が康弘を慕った理由がなんというか、ちょっと軽いかなと感じたところもありました。もう少し三木谷側の気持ちが見えれば違ったかもしれません。
ゴールラインをわかりやすいハッピーエンド、完璧で幸せな2人にしなかったことで、これからの2人を想像することもできたし良かったと思います。
ペーパーを見て思いましたけど、この2人はこれからが面白くなる感じですよね。ここから始まっていく感じ。続編を期待します!
幼い頃、家庭環境が良くなく、辛い思いをしていた凪、そして凪の支えだった年上の圭一。このふたりが大人になって再会して…というお話。
まずですね、とても可愛かった凪が大人になって、いわゆる執着気味な男で、それを見事に表現した作家先生の画力が素晴らしいと思いました。かっこいいだけでも、クールなだけでもない、かわいらしい年下なのに執着を感じさせる表情や眼力が凄いなって思いましたね。
ふたりは大人になってから再会したわけですけど、その際の気まずさみたいなものはあまり描かれず、ほぼ最初から距離感がバグっていたのが可愛らしかったです。そのバグりに本人たちは気づいてなさそうですけどね!
暗い過去や今でも苦しんでる様子、葛藤なんかがあっても、きれいな絵とテンポよく進むストーリーで読み口は爽やかでした。
表題作【あなたを好きになりたくない】と、その続きの書き下ろし【あなたを好きになりました】、それとは別カップルの【in love】で構成されてます。
【in love】は既に出版されている本の続編とのこと。そちらは未読でしたが、十分に楽しめました。むしろ、表題作よりも【in love】の世界観、カップリングの方が私は好みでした!切なくて、真面目な2人の敬語や君付けの会話が刺さりまくり!梓も穂高もすごく良かったです。この2人のお話を読みたくなりました。
表題作も良かったです。特に書き下ろしの【あなたを好きになりました】で、真里谷が恋をして貪欲になっていくところが可愛らしかったです。ラブシーンも良かった!
でもやっぱり!過去作を読んでからこの本に出会いたかったなー。楽しめたからいいっちゃいいのですが、少しだけ後悔ですね。【in love】の記憶を消したい(笑)
最終巻まで読みました。正直、ここまで読んだのは意地みたいなものだったのかもしれません。次巻が気になるということはあったものの、2人に会いたいとか、ストーリーにハマるみたいなBLを読んだ時のそれはなくて、2人の最後をなんとか見届けなきゃみたいな使命感?意地?でここまで来た感じでしょうか。
2人は最後まで恋人にはなれなかったように思います。想い合っていてもどこかそれは歪んでいたり、自分を保つための都合のいいものだったように思えたんですね。
それでも2人の約束を守れたと思えるラストシーンは読者としては救われたかな。
正直、もう一度読み返す自信も気力もありませんが、他との比較ができない個性的なお話だったとは思います。しばらくはサンウとウジンのことをウダウダと考えてしまいそうです。