雑誌掲載の本編+描き下ろし2編という構成でしたが、描き下ろしまで読まないと満足感が得られないお話だなと率直に思いました。
というのも、受けの久瀬が魅力的に思えなくて、攻めの鳴町がかっこいいだけに残念だなぁ、なんかお似合いとは言えないふたりだなと思ってたんです。
久瀬は子供っぽくて、自分勝手でちょっとチャラチャラしてる感じ。この久瀬が鳴町への恋心に気付いてから少しずつ内面が変わっていくのですが、それを味わえるのが描き下ろしでした。描き下ろしのほうが読んでいて共感しやすく、楽しかったです。
今作は久瀬のキャラクターがイマイチだったのと、切なさみたいなものも感じにくかったかも。
安西リカ先生の切ないお話が好きなので、また他の作品を読んでみたいと思います。
最終巻まで読みました。完結後に知った作品でしたので数日間で読んでしまいましたが、本当に異次元といいますか、色んなところに色んな形での愛が込められていて、これは確かに非BL、でもすごく満足感の高い素敵な作品だと思いました。
感動は言うまでもなく、良いところもたくさんあった最終巻なのですが、気になったのは伊織と真宮の再会シーン。こんな形での再会なの?とちょっと拍子抜けしてしまいました。
それからやはり10巻での完結を決めていたのでしょうか、最終巻がやたら急ぎ足で話が進んでるなぁと感じました。伊織と真宮の再会シーンもそうですが、犀門ももっとじっくり読みたかったです。もちろん麗子とリリィ、猩羅のことも、明兎と子供のことも。
最終巻までも読んでいて苦しかったけど、行方不明中の犀門が知れて嬉しかったです。悲しかったですけどね。そして10巻の表紙がとても好きです。真宮と伊織ではなく、真宮と犀門。最終巻にふさわしい素敵な表紙だと思いました。
これで終わってしまうのかという思いはありますが、いい形だなとも思います。家族3人仲良く暮らすというBL的な結末ではなく、オメガでもアルファでも自分の気持ちを大切に、縛られずに生きたいように生きていくという結び方に読んでいて嬉しくなりました。
丸木戸マキ先生、お疲れ様でした。素敵な作品ありがとうございました。
アルファらしくないアルファも、オメガらしくないオメガもかっこよすぎる。ふたりが互いを想い合ってるからこそ、この苦境に耐えられているんだろうなと。
8巻に続いて9巻も本当に辛い展開でした。辛い環境の中にいる真宮や明兎、本当に報われてほしい。もう真宮に感情移入しちゃって苦しいです。ハラハラしたりすれ違ったりと、もどかしいのですが先が気になってしかたない。
ついに犀門がカムバック。そんな事情があったんですね。でもまだ斯波とのことも明かされていないし、以前話していたことっていうのも何なのか。猩羅さんも何か秘密がありそうだし。
気になることはまだまだたくさん。とにかく伊織と真宮が無事に再会して、赤ちゃんと幸せになってほしいですね。
最後の最後でBL展開キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
はしゃいでしまいましたが、待ちに待った展開です。非BL漫画とは言え、オメガバースですもん、期待していましたよ。これまでもチラチラと期待させるようなふたりのシーンはありましたが、これには本当に嬉しくなりましたね。
真宮が娼婦との関係で男らしさを出してるシーンがありましたが、やっぱり伊織の隣がしっくりくるなぁと感じました。ふたりは運命の番的なものなのかな?過去には離れていても居場所がわかるなんてシーンもあったけど、でも長い間伊織は隠れていたわけで…うーん。これからこのふたりはどうなるんだろう。
真宮と麗子が家を再建させようと一生懸命ですが、まだまだこのふたりは問題が山積みですね。犀門と斯波も気になるー!