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女性yumyumyumさん

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感動と癒しと、優しい気持ちになる素敵な作品

大好きな作品の続編、ありがとうございます。
本作も、涙あり、笑いあり、優しくて、ほっこりする。
自分にとって、とても大切な作品となりました。

種くんの成長が著しくて、驚きました。
お母さんを亡くした種くん、日々お母さんをそばに感じながら、優しい家族に囲まれて、成長していく姿はたくましい。
少し前まではまだ甘えて可愛かったけど、かわいさそのまま、ぐっとお兄ちゃんに成長していて、親戚のおばちゃんのような気持ちになりました。

誰も悲しまない、みんなが幸せになる方法を探そう、なんて優しい世界。

穣が研修で離れることを種くんに話す場面では、涙腺が崩壊しました。

みんなそれぞれ支えあって、家族になって、失敗しながら悩みながら、成長していく。
穣も就職して頑張って、豊に至っては、グングン料理の腕前が上がっていて、愛する人たちに美味しい料理を振る舞っている。
そして、2人の関係も、豊がブレず、穣を支える場面があって、みんな強くなっていました。
豊の泣き顔を見ると、ついつい涙が出てしまいます。

たくさん泣いて気持ちが浄化されて、さらに幸せのお裾分けをいただいて、こんな読後感最高です。
またどこかで会えるかな。
素晴らしい作品をありがとうございました。

好きな人と食卓を囲む幸せ

とても大好きだった僕らの食卓の続きを読めて、嬉しいです。
恋人となった豊と穣。
ゆっくりと関係を育んでいました。

美味しい出汁をもらって作った味噌汁。
美味しい食べ物は一人で食べるより、みんなで「美味しいね」とホクホクしながら、食卓を囲む幸せを知った豊が、鍋を片手に穣の家に駆け込む様子がかわいい。
美味しいものは、みんなで分け合いながら、共有したくなります。
とても好きな場面でした。

2人の関係も、ヤキモチ妬いたり、嫉妬したり、前の恋人が登場したり、ちょっと波立ちますが、でも2人は揺るがず、しっかりと手を繋いでいく。
あせらず、しっかりとその瞬間の幸せを噛み締めながら、ゆっくりと進む2人は尊い。
お互いに自分の想いをしっかり伝え合う姿はいいな。

今回も種くんは可愛さ炸裂でした。
天真爛漫、大人に囲まれて、かわいがられて、素直に育っていて。

桜を愛でたり、梅仕事をしたり、季節を感じながら、丁寧に、ゆっくりと、
仲良く、幸せに暮らしている様子が描かれていて、こちらも幸せな気持ちになりました。
素敵な作品でした。

僕らの食卓 コミック

三田織 

感動しすぎて、涙腺崩壊しました

表紙の柔らかい、温かい雰囲気そのままの作品で、心に沁みて後半ずっと涙が止まりませんでした。
ストーリーは淡々と進むのですが、この優しい世界、心が浄化されるようで本当に感動しました。
こんな感想で申し訳ないくらい、感動して、ほんとに読んで良かったです。

種、豊、穣、お父さん、みんな素敵な人で。
種くんに至っては、天真爛漫でとにかくかわいい。耳のある帽子とか、ぬいぐるみをおんぶしてる姿とか、毎回種くん見るのが楽しみでした。
子供って、自分のことを可愛がってくれる人のことは直感でわかる。豊に懐く種がもう悶絶するほどかわいい。

ドキドキハラハラ、嫉妬や怒り、ヤキモチ、そんな話も好きだけど、本作はお互いを大事に、大切にする、ゆっくり丁寧に描かれていて、安心して読むことができました。
2人には悲しい過去があったけど、それがあったからこその幸せを噛み締めている様子が愛おしい。
幸せすぎて、失うことを考えてしまう気持ち、すごくリアルでした。

笑顔で、楽しく、好きな人と囲む食卓は幸せしかないですね。

続編も読みます。
素敵な素敵な作品、何度も読み返したい作品です。

無表情の下に隠れた溺愛って、ほんと最高です

今回遅ればせながら拝読した本作品、何で早く読まなかったのかと、深く後悔しました。
マキネ先生の作品の中で、一番好きな作品となりました。
完全版ということで、巻末に盛り込まれている数々の特典などにより、さらに満足感と読後感が良く、得した気持ちになりました。ありがとうございます。


子供の力ではどうにもならない家柄、家族、出自、大人の都合。そこに巻き込まれ、振り回されてきた煌成。
愛されることなく孤独で、繊細で無表情、言葉が足りず、不器用。
そんな煌成が唯一ほっとできるのが紬。
子供の頃のチビ煌成と紬のやり取りが可愛くて、尊い。

煌成の笑顔一つ見せない無表情下での紬への溺愛がすごい。
もうほんと大好物でした。
紬のことを愛しているのに、言葉にせず、強い口調で言葉を発してしまい、煌成の気持ちが伝わらないのがもどかしい。
お互い相手のことを思い過ぎて、伝わらなくて、煌成に必要とされているのかわからない紬。
自分たちではどうにもできない環境、家族に振り回されてしまう2人が切なかった。

本作では双子の莉麻と莉生が冷静で、2人の良き理解者で、とても良いスパイスになっていた。
特に莉麻の竹を割ったような男前な性格がとても好きでした。
鼎さんも好きなタイプ。鼎さんを描いた別の作品もあるみたいなので、読んでみたいです。

煌成と紬がとにかく幸せそうで、一読者として嬉しいかぎり。
素敵な作品でした。

アシェルとゼイランの2人が純粋で、まっすぐで愛おしい

初めての作者様でしたが、ストーリーが面白くて、とても惹き込まれました。
読んだ後も、大満足の作品でした。

雷を操るという異能を持っているため、人と触れ合うことができない皇帝ゼイラン。
自分が触れた人をその力で傷つけてしまうため、直接触ることも、触られることもなかったゼイランが、生まれて初めて怪我をさせずに触れることができたのがアシェルだった。

アシェルとの奇跡のような偶然の出会いを果たし、無理矢理皇宮に連れてこられるアシェル。


やや不器用で、愛し方を知らないゼイラン。
最初は強引だったが、アシェルと接することで、相手の気持ちを考えて接することを学んでいく。
そして、互いの人柄に惹かれていく過程がストーリーと相まって、とても萌えました。
アシェルと、側近のカインが仲良く話すことに拗ねるゼイラン。
また気安くアシェルに触るなと怒るゼイラン。
今まで感じたことがない嫉妬をぶつけるゼイランがかわいい。

これまで食べたこともないチョコレートを食べて、感激したアシェルをみて、ゼイランが自分の分も分け与えようとするところなんて、もう最高。
おれを癒せ、触りたいというゼイランがアシェルの荒れた手をマッサージする。
2人がとても純粋で、まっすぐで、愛おしい。
腕輪のプレゼントも良かった。

やがては疑義が晴らされるアシェルの出自ですが、ゼイランにとってはそんなことは気にしない。
最初こそ力づくでしたが、アシェルを好きになり、妃に迎えるまでの溺愛ぶりが最高。

脇を固める山羊や、もふもふワンニャンたちにも癒されました。

また、渚先生の描くアシェルがイメージ通りで、とても素敵でした。
素敵な作品でした!

好きです。とても良かったです。

英田先生のこの作品、最高に好きでした。もちろん神一択です。
ヤクザもの、人間臭い不器用な熱い男たち、最高でした。


偶然再会した加持と湊。
闇金で借金して追い詰められて、前半は快楽に流され、不甲斐ない加持にイライラします。
湊の加持への執着、加持を焚き付けて、怒らせて、追い詰める。
離れていく加持に対して、自分のことを憎むように仕向ける。
憎いと思わせることで、加持の中に、自分の跡を残す。
常人にはなかなか理解できないけど、惚れた弱みか。

どうにもこの湊が魅力的で、惹きつけられる。
愛情を知らずに育った湊。加持への愛情をどう表現していいかわからない。口数が少なく、不器用。加持への執着。そして、加持を見捨てることなく、救い出す。
はぁ、痺れる。

加持が湊を受け入れ、自分の弱さを加持が認めて、初めて愛されることを知る。
思いが通じ合ってからの湊の加持への溺愛っぷりがすごくて、嬉しくなる。
不器用な男の溺愛、甘々ほど好きなものはない。

マンションの一室から双眼鏡で溺愛彼氏の働く姿をみている湊、最高!!

この作品の登場人物、加持、湊、武井、志郎、全員好き。

志郎、ギクシャクした加持と湊の良き緩衝材になっていて、こんな人かわいい。

武井は言わずもがな、まさに漢。男も惚れる男。
夏の花、春に降る雪は、やはり最高しかなかった。すごく悲しかったけど、その後の武井を見ると、たしかに存在した愛をちゃんと大切に持ち続けていて、嬉しかった。
亮一が唯一心残りだった、「武井を独り残すこと」。
でも武井はきちんと前向きに頑張っていて、読後も温かい気持ちになった。


本作に出てくる男たち、人間臭くて、不器用で、でも情が深くて、魅力的な人ばかりだった。生きていく中で、どうにもならないやるせなさ、怒り、愛情、剥き出しにしたときがすごくイイです。

笠井先生の絵も素晴らしかった。
本作品、読み継がれていく名作だと思いました。最高でした。

表紙絵の2人を見て、とても幸せそうでよかった

ラストを読むことができないのは残念ですが、英田先生の逝去された中で、草案を読ませて頂けたのは、読者としてとてもありがたかったです。

比賀は志堂の生きる希望だった。そんな志堂が姿を消してからの壮絶な過去が明らかになる。
比賀も妹の死の真相を探るために志堂に近づいたが、惹かれていったことがわかった。

英田先生の原作を西本先生の美しい絵で読んでみたかったですが、作品に込められた熱意なども伝わり、何よりも、2巻の表紙に描かれた2人の優しい顔をみて、志堂も比賀も少しでも救われて、寄り添うことができたように思えて、とても良かったです。
素敵な作品をありがとうございました。
英田先生のご冥福をお祈りいたします。

貴文が本気で頑張りました!!

作者様買いです。最初からドキドキしながら、楽しく一気に読みました。

タイムリープものです。
恋人だった貴文と湯峰ですが、貴文がフラれる形で別れる。貴文は湯峰のことが好き過ぎて、顔さえ直視できず、不器用、友人がいないコミュニケーションに難ありの人。湯峰のことを失い、さらに気持ちを自覚する。

ちょうど湯峰に別れを告げられたところに時が巻き戻されます。
今度は何としてでも関係を途切れさせてはいけない。死ぬことを阻止したい一心で頑張る貴文。
この頑張りが本当に素晴らしかった!


湯峰が亡くなるまでの間に、貴文は弁護士となり働いていた。
この4年の人生経験を積んだことで、タイムリープした時の湯峰と対等に並ぶことができたように思う。
冷静に自分たちの関係を省みることができる。
湯峰のお父さんに罵倒されても、湯峰に距離をおくと言われても、今回の貴文は頑張りました。
恋心を抑えたまま、湯峰の命を最優先する貴文が健気だった。

後半、湯峰を心配し、力強く支える貴文が攻めなのではと思ったりもしましたが、受けでした。
この2人の緩急のバランスが絶妙で、とてもよかったです!
お互い今度はきちんと言葉で気持ちを相手に伝える、それができるようになって、ほんとに幸せそうでした。

Qの婚姻 コミック

小石川あお 

素晴らしい世界観に圧倒されました

御伽話のように、惹き込まれるストーリー、そして絵も美しい、この唯一無二の世界観に驚き、ドキドキしながら一気に読み終わりました。

◎魔王 Q
◎勇者 ガラテア

宝物を持参して、Qちゃんに求婚する勇者ガラテア。
ガラテアを待ち侘びているのに、ついついツンツンしてしまうQちゃん。実はいつもガラテアの来るのをヤキモキしながら待ち、昼食を作り、おしゃれをして待っている。何年も。

こうなる前の2人の過去が切なかった。

ガラテアは勇者として、仲間や人々をまもるために魔物と戦った。
魔王討伐の戦いで多くの魔物が死んだ。
ガラテアは勇者として、仲間や人々を守るために魔物と戦わざるを得なかった。
魔王も魔物を守るために戦った。
悲しい歴史。
償い、過ち。
償いと愛情。

ガラテアもQも、それぞれ自分の立場があって、守らなければならないもののために戦わざるをえなかった。


ラストに近づくにつれて、切なくて、ドキドキが止まらなかった。

Qちゃんにお仕えしている魔王軍が、ずっとわちゃわちゃしていて、とにかくかわいくて!!

もう一度ゆっくり読んで、堪能したいと思います。

読後感とても良かったです! 変化を受け入れ成長するベンチャー

作者様買いです。こちらもシリーズで読んでいます。
先生、いつも楽しい作品をありがとうございます。

シリーズ3作目。
社長の久瀬と、重治は一緒に住み始めています。
今回も新しく採用した社員難波によって、一波乱ありました。
実力はあるけど、スタンドプレイが過ぎる新人の難波をとても上手に導く重治、さすがです。

このシリーズでは実際に働いていると起こり得るような出来事が盛り込まれ、解決に導くみんなの奮闘も含めて、非常に勉強になります。

久瀬も自分の私情に囚われず、開き直って、会社のために進んでいく、
久瀬は学習能力が高いから、すぐ軌道修正してきて、どんどん頼もしくなってますね。

すっかり久瀬の精神的な支柱になっている重治、2人の関係性の変化が見えて楽しい。
途中、難波にヤキモキしている久瀬がかわいかったです。

とても面白かったですが、欲を言えばもっと糖度全開の2人、甘々で重治が敬語でなくなるような展開も読んでみたいです!
とても楽しく拝読しました。