所謂Dom/Subジャンル(特に商業もの)はすごく積極的に読むジャンルという訳では無かったのですが、SNSで見かけた久礼ゆいち先生のお試し読みがすごく良かったので購入しました。
受けの早川は自認はDomですが、会社の同僚である生駒の前ではSubのような振舞いをしてしまい、挙句、生駒にDomでは無いと突き付けられてしまうという…早川にとっては少し可哀想なシーンかもしれませんが、とにかくお顔が美人なので個人的には好きな場面でした。美人が追い詰められる描写って最k…。1話目でグッと掴まれてそのまま最後まで一気に読み切ってしまいました。早川が初めてセーフワードを使う所からの過去の清算も良かったです。
ところで、タイトルの意味は、早川がこれまで築いてきたDomとしてのプライドが壊れるということかなと最初は思っていたのですが、早川が深層で抱えていた蟠りを生駒が壊してくれたという意味もあったりするのでしょうか?
絵柄は、最近の流行の絵柄とは少し違う感じですが、とにかく面白いのでスポーツ×BLに興味のある方はぜひ1度読んでいただきたい作品です。
作中にいくつかのCPが登場しますが、個人的にはやはり塔馬×千堂がイチオシ。元々キャッチャーだった千堂は、塔馬がFA権行使で球団に来て正捕手の座に収まったことから、ポジションをチェンジさせられます。その中で千堂は塔馬に興味を抱き色々と調べるうちに野球選手としては到底敵わないと思い知り、それならいっそ自分のものにしてしまおうと思うという展開ですが、野球とロマンスのストーリーの絡め具合が本当に絶妙です。1巻を読んで、即、全巻購入を決めました。