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后宮のオメガ 上

kouguu no omega

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表題作后宮のオメガ 上

ハーリド、ハヌ国の国王、α、10歳
イリヤ、ロメリダール国の第一三王子、Ω、18歳→26歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし「止まった時計」
  • カバー下 ロメリダール王家家系図、地図

あらすじ

オメガとして生まれ諦めながら生きてきた小国の第十三王子・イリヤ。同盟国の王子・ハーリドと政略結婚させられることが決まり後宮入りした日、不思議な少年と出会う。その彼は実は……!? 絢爛艶美な後宮オメガバース、上下巻同時発売!

作品情報

作品名
后宮のオメガ 上
著者
露久ふみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403668906

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73

4.6

(446)

(345)

萌々

(75)

(19)

中立

(4)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
32
得点
2086
評価数
446
平均
4.6 / 5
神率
77.4%

レビュー投稿数32

王道ストーリーのBL版

とても美しい作品。大好きなジャンルです。
上下巻で完結では物足りない
ストーリーは王道ど真ん中。展開も読めるし、どっかで見たことあるな、という印象は拭えない。
でも、わかっていても胸アツ。
できれば、2人の関係がもっとかけがえのないものになるようなエピソード欲しい!2巻完結では無理だと思うけど。
あと、勇敢で聡明な女性で成立してしまう印象。環境整備や技術提供は女性でもできるし、ストーリー上女性の方が魅力的なだったような気もする。
殺し合いたくないのは理解はできるけど、反乱軍を立ち上げるくらい血気盛んな方がBLの醍醐味というか、攻受ともカッコよくて好みだったなぁ。という気持ちになりました。

0

個人的には過去最高作品です!

BLアワード2024エモーショナル部門2位おめでとうございます!!!やっぱりそうですよね、素晴らしすぎますよねこの作品。作者のお二人方、ほんとうにありがとうございます!

もう皆さんはこの作品の素晴らしさをお分かりになっているでしょうから、ひとりごとを呟かせていただきます。

そもそも受け様であらせられるイリヤ様が私の理想の受け様すぎ問題なのですが???本当は賢く知性溢れるお方なのに、Ωという性にコンプレックスを抱えておいでなんです。幼少期をα至上主義の祖国で過ごしたおかげで、ちょっといじわる(でもほんとは優しい)。最初は猫をかぶってて、どうせ世の中はどうにもならないって思っていらっしゃるんです。でも政略結婚の道具に使われたとしても心だけは渡すものかと気丈に振る舞う姿はカッコよすぎです!
さらにさらにこの世のものとは思えぬ美しさをフル活用しるところも恐るべし!!!
10歳のハーリド様はお可哀想に笑
そんな幼い年齢からイリヤの色香にあてられたらもうゾッコンでしょ!

そのイリヤ様がですよ、、、8歳も年下の男の子に段々惹かれていく様子は神以外の何物でもないです!
いや、ハーリド殿下に身を任せてもいいんじゃいんですか?まさに太陽の化身のようなお方ですよ!このお方なら安心じゃ!(誰目線やねん)
ハーリド様も恐ろしい子、、、!少年らしいピュアさを発揮してイリヤ様にアプローチする御様子は癒されますなあ。後宮は退屈だと呟くイリヤ様を、なんとか楽しませようとする姿もよきよき。

まじで過去最高作品でした!!!

1

とにかくストーリーが良い

アラブ系のオメガバースです。上下巻でストーリーがきれいに収まっているので、買いやすいし読みやすいです。
上巻は年下の他国の王に嫁ぐことになった自国で冷遇されていた王族の受けがメインです。
冷遇され、自暴的になっていた受けが年下の攻めに出会うことで、強い意志を持って強く生きます。
オメガバースですが、エロさはなく、本当にストーリーがいいです。
自国ではΩは冷遇されていたけど、嫁いだ先は、神の使いとして崇められる。大切にしてくれる王や従者のため、働きをかえそうとする受けにキュンキュンです。
ネタバレですが、攻めは前半出てくるのみで基本は受けがメインです。
また、ショタ攻めではなく、攻めは成長します。

1

美しい物語

レビューの高さからずっと気になっていてやっと読めました。上巻のみ読んだ感想です。

Ωとして生まれ人生を諦めながら生きてきた小国の王子イリヤと同盟国の王ハーリドが政略結婚させられるところから物語は始まります。
時代設定がよく分からない、異国のお話はあまり得意では無いのですが、すごく面白く読めました。
私はオメガバ大好きなのですが、上巻のみ読んだ感想だとオメガバ得意じゃなくても普通に楽しめるくらいストーリーがしっかりしています。
何より絵が美しい!
本当にきれいで、見とれてしまうシーンが満載です。

上巻のみでは何も完結しておらず、エッチなシーンもありません。
早く下巻を読んできます!

2

賢王と賢后に光を

 初めて読んだ作家さんでしたが、美麗な絵が王宮を舞台にしたストーリーにとてもマッチしていました。冒頭のカラーページのイリヤには思わず見惚れてしまいました。幼いαの国王に嫁ぐ年上のΩという導入で、もう2人が前途多難な道を進むであろうことは想像がつきますね。それでも、聡明な者同士打ち解けるのは早く、2人の会話は穏やかで思いやりが溢れていて、温かい気持ちになれました。Ωのイリヤが中盤までは何にも諦めモードだったのが、徐々に王や国を守ろうと目覚め、元来の強さを前面に出していく所も受けとして魅力的ですよね。展開的に上巻はほっこりするシーンが束の間で終わってしまいますが、ストーリーには引き込まれ、下巻への期待が高まっています。

1

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