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表題作后宮のオメガ 下

ハーリド
ハヌ国の国王,18歳(α)
イリヤ
ハヌ国王后,26歳Ω

その他の収録作品

  • 手がかかる子ほど可愛い(描き下ろし)
  • カバー下(ハヌ王家家系図)

あらすじ

同盟国の王子・ハーリドと政略結婚させられたオメガのイリヤ。ハーリドに心を開きかけた矢先彼の死を知らされる。彼の意思を継ぎ内戦から民を救う決意をして8年。イリヤの目の前に現れたのは……!?  絢爛艶美な後宮オメガバース、上下巻同時発売!

作品情報

作品名
后宮のオメガ 下
著者
露久ふみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403668913
4.5

(498)

(351)

萌々

(95)

(35)

中立

(12)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
46
得点
2252
評価数
498
平均
4.5 / 5
神率
70.5%

レビュー投稿数46

美しい物語

とにかく美しくて圧倒されるお話でした。絵の美しさに心を鷲掴みにされ、連載当初からずっと追いかけてきましたが改めて一気に読むとその構成力と画力の素晴らしさに感動します。特にハーリドとイリヤの関係性が丁寧に描かれており、オメガバースという設定に頼ることなく、イリヤという一人の人間を大切に思うハーリドの姿勢に心を打たれました。その愛に触れ、人生を諦めていたイリヤが少しずつ変わっていく様子も愛おしく感じます。 また2人が成長していく姿にも胸が熱くなりました。イリヤ凛とした美しさが素晴らしい。年の差のある純愛が切なさを帯びながらも力強く描かれており、構成が見事です。お互いがお互いの強さの源になっている関係性が本当に尊く、終始胸がキュンとする最高のお話でした。

0

純愛オメガバ

ハーリドが大人になって再登場が良かった。
イリアはひたすら美しい。愛されてから更に綺麗になって良かった。
イリアの侍女が凄く良い。良いキャラクターだと思った。

0

めでたしめでたし、どんな国になるのかしら

8年後の再会から続く下巻

α ハーリド×Ω イリヤの物語

大雑把にまとめると、
暗殺されたと聞かされたハーリドは生きてます、そしてしっかりイケメンに成長
異母兄して成敗して王位を取り戻し、ハーリドとイリヤは番になり後世に伝わる賢王と慕われる后となりました、2人が建て直す様子は一旦想像しておきます



しかし、ハーリドの再会時の立ち振る舞い
イリヤが改めて絆されるに決まってる
昔の延長線上にあるけどハーリドの望む方向です、再会から甘えてる雰囲気です

形はどうあれ惹かれていた人に再会=>止まっていた発情期再開は必然ですね
夜襲から逃げている途中で再開したヒートの場に颯爽と救助に現れて約束が守れてないからと薬を飲ませて手を出さないハーリドはイケメンすぎやしませんか

そうそう、イリヤも上巻からΩとして生まれて抱えてた負の感情を幼いハーリドが光さして下巻の姿あるのですが、ハーリドが身分明かすシーンある意味連動していると感じて、エモい
ぜひ観てほしい

メインイベントの番になるシーンは胸がいっぱいになりました。

イケメンイリヤさんのかわいいを楽しめる下巻
ファンタジー好きな方におすすめです。

1

ブレない年上后がいるからこそ

めずらしく受けの主人公がなかなかに芯が強く、
受けではありながらもかっこよさを感じるキャラクター。

やっぱりハーリドはそう簡単にはやられないわけで。

己の信じる道をかっこよく突き進もうとまい進するハーリド、
王の后として十分すぎる素養が伺えるイリヤ。

ようやく、ようやく夫婦として一つになれる日が…

描写もとても美しく、もっと長く楽しみたかった気もします。

1

イリヤ様、万歳!!

名作!!!!

離れていた8年の答え合わせが進む下巻。愛がでかい!! お互いへの特別な感情と、国を守るという強い意志が重なり、壮大なストーリーが動きます!

ハーリドのまっすぐすぎる特大の愛。それを当たり前に受け止められるイリヤの器の大きさ!とんでもない二人です。

もしこの二人が現代日本で生活していたら、重たくてジットリした愛になるかもしれません。が、ここは異国の王位継承問題の渦中。特大且つ特濃の愛も、サラッと爽やかに感じるところが魅力です! とても引き込まれるし、読みやすい。

民を導くイリヤ様は、強く、美しく、まるで神々しい存在。そして反乱軍を導くハーリドも、あつい人望があります。この二人が、最強の夫婦として王位奪還を果たす展開は痛快です!

一方、8年かけて国をダメにしたザイン。彼は絵に描いたような暴君で、何とも薄っぺらいクズ王。その対照的な描写がさらに物語を際立たせます。

そして、イリヤ付きの侍女スゥヤ!彼女の義理堅さと献身的な姿には感動しました。絶対にイリヤを守るという彼女の姿勢が心強い。ハーリドがスゥヤを労う場面、そしてイリヤが感謝の言葉をかける場面は、間違いなく作品の名場面にランクインするでしょう。

イリヤ様のお言葉、「この国に来て信じることができた最初の人間がお前だ」の重み…。お飾りの后と自嘲していたイリヤが、8年で大きく成長し、神がかったカリスマ性を発揮するまでに至る展開は圧巻です。スゥヤ、ありがとう!ありがとおおおおお!!!

そしてトラのタルジュも成長しましたね…。何を食べていたんだろう?食事の確保も大変だったはずですが、無事にここまで大きくなって良かった!

この物語のMVPはスゥヤとタルジュ!!!

たくさんの苦労を乗り越えた二人だからこそ、末長い幸せが確信できます。ハーリドとイリヤが子育てをする話なんかも見てみたい!

幸せな気持ちで読み終えました! また上巻に戻って何度でも読み返したくなる、そんな作品です!

1

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