スーツの下はこんなにやらしいのにどうやって隠してたの

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表題作アンダーマイスキン

佐藤蓮,家具職人
久遠武,25歳,会社員,広報部

その他の収録作品

  • Bonus track(描き下ろし)

あらすじ

脱久遠は順風満帆なエリートリーマン。
けれど、本気の恋を知らないことが、ずっと後ろめたかった。

年下なのに、不敵で雰囲気ある大工・佐藤に出会い、
〝愛される側〟なんて男として屈辱的なはずが、
身をゆだねる心地よさに溺れていく久遠。

しかし、本気だと隠さない佐藤は、
これまで久遠が女性とダメにしてきたような仮初めの恋愛関係は結びたくないと
一歩を踏み出すことを促して…?

初めて誰かを本気で好きになった時の気持ちを鮮やかに呼びさます。大人の初恋がここに。

描き下ろし「休日デート」収録!

作品情報

作品名
アンダーマイスキン
著者
薄井いろは 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
電子発売日
ISBN
9784801970984
4.1

(201)

(75)

萌々

(89)

(30)

中立

(1)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
32
得点
822
評価数
201
平均
4.1 / 5
神率
37.3%

レビュー投稿数32

美しく上品で、濃厚で強烈にセクシー ※絶対特装版

単話配信からずっと興奮して読んで更に単行本を待ってました!
しっかり男の人でビシッとスーツを着込んでいるツンとした大人が、もてあましてしまう部分が可愛らしく見えて、その静かで大袈裟に描かれないところに好感を持ちました。
甘さに引き寄せられ抗えなくなってとろけていく久遠と、彼を導き大きく包み込み変えていく佐藤蓮がとても美しく上品で、濃厚で強烈にセクシーです…!

言葉や表情で内面を表現されてはいるのだけど、それだけを追うのではなく空気感をじっくりと味わってゆっくり読む、昔の邦画のような作品だなと思いました。
特に好きなのが3話、二人が料亭的なちょっと良い飲み屋で話すシーン。あらゆる角度から二人を映してからバンと扉が現れることで「こんな密室だったのか!」とドキッとさせられました。(その前に気付かれてる方たくさんいると思いますが…。)
車の中というのもハンドルや椅子の向きなんかも効果的に利用されていて、久遠さんのもじもじする手や佐藤が触れていきキスする流れも「そういうの、いいよね…」の嵐です。
最終話で久遠の足タトゥーの矢印が佐藤の方に向いているのも、可愛いなぁと思いました。

薄井先生の作品は感情表現がとっても繊細で豊かで、表情だけでなく相手を抱く手つきにも感情が溢れていてヒャ〜ッとなります。
キスの息継ぎにも唇を離さないところも可愛すぎる…!
そして佐藤自身の過去エピ皆無というのも、今回の表紙は魅力的な攻め隠しというのも(ニクイ演出)思い切ったなと思いました。

しかしちょっと乗り切れない部分もあって、言葉が上滑りしているというか。
自分が傷つかないように、又は内心を曝け出さないよう防御する心は誰でも持っているものだと思いますし、久遠さんの「誰かに気付いてほしい」と無意識にか思って付けたピアス跡やタトゥー(どちらも肌を貫通する)という気持ちは理解できます。ただそれに対しての気持ちの変化は共感しづらかったです。
「絶対この二人じゃなきゃいけない」という確固たる関係とまでは言い切れないので、運命的な関係が好きな人には物足りないかも。あと25には見えない…
ただ佐藤への対応や表情がみるみる変わっていくところは花開くようで、いじらしく可愛いです。自分が隠して認めなかった部分を触れられたことで徐々に許し、愛されていくのはポジティブで癒されます。

この度は通常版と電子限定特装版(有償小冊子付)の2パターンでの発売ですが、電子派の方は勿論、紙で購入された方も追加で特装版を買って絶対に損は無いと思います!(もしも違ったらすみません!)
ツンとしたスーツエリートの、そういうのが見たかったんだよ!というみんなの熱い願望を完璧再現したような…キリッとした顔から甘えが滲んできて、格好良いスーツを来たまま、そして半分脱がしと…『スーツの下はこんなにエッチなのに 今までどうやって隠してたの』という台詞の本領発揮。ここまでが本編でしょという超眼福至福仕様でした。毎回首のキスが…最高なんです…先生……

20

暴かれたい、さらけ出したい感情

作者さんの作品を初めて読みましたが、作画とエロの描き方がとても好みでした。
表紙からしてこれはエロいい作品に違いないと感じていましたが、正解で嬉しかった。
久々に好みのエロに出会い、テンションが上がりました⤴︎

始まりから大人っぽく、謎めいていて興味をそそられました。
最初受けの久遠が他人からどう見られるかを気にしすぎてる所が、面倒臭いキャラだなぁと思っていたのですが、次第に欲望に逆らえなくなる様子が可愛いと思ってしまいました。
攻めの佐藤は最初なんて策士だ、と思ってたんですが終始気持ちに正直なのが良かったです。素で物憂げな顔も良いですね。

両方の目線で語られるストーリーは分かりにくいのかな、と思ってたんですがそうでもなかったです。
ほぼ同時期のお互いの気持ちがわかりやすくて良かったんじゃないかなと思います。

電子限定16pでは本編より男らしく、そしてやらしく三揃いスーツを徐々に脱がされていく久遠さんが見られます。

9

電子16p付きを読むのです。

紙を注文した日に気が付きました。電子16p小冊子付きがあると言うことを。。。

と言うことで、早速電子でも購入しました。
間違いないです。小冊子を読んでください。
もれなく美形スーツに欲情した攻めのスーツ脱がしプレイ(キッチンでフェラからの椅子で対面座位からのonテーブル)が読めます。眼福ですよ。

作家買いです。
冊数が増える事にどんどん艶めかしくなってる気がします。
体のラインがキレイなんですよ。作画だけでなく心の機微も分かりやすい。
オトナのBLです。

8

さざ波の様なエロス♡

薄井先生の作品を拝読する度に思うのは、「静かなのだけれど、絶え間なく寄せるさざ波のようにゾクゾクさせてくれて、その感じがコレまた!たまんないっ!!」
本作も無駄なドタバタ感が無く、静かなんだけど深いエロスと甘さに満ちた作品です。この静かに作品にハマっていける感じ⋯あ〜好き♡

6

オススメです(*^▽^*)

大人のアダルティさと、初めて知る感情への戸惑い・初々しさ・羞恥心、心と体(快楽)へのギャップ、色気、凄い面白かったです(*^▽^*)暴かれていく快感に我を忘れるくらい溺れる、興味が恋になり恋が愛に変わる、物語が進むに従い感情が変化していくのが本当に伝わってきて、ハマりました。描写も、肉体がなんか生々しいし、表情が、艶っぽい!!受けの久遠さんよりも攻めの佐藤さんのが表情は分かりにくいですが、その分言葉や態度は直球で、何考えてるか分からないミステリアスさもたまに怖くて、だから高揚してる表情はより豊かに感じる。久遠さんのピアスとタトゥー、それを違和感と感じるとこも、佐藤さんいいなと思いました。
久遠さんのタトゥーの意味と、佐藤さんへの感情…いいですねぇ( ◠‿◠ )冷めていた人ほど、気がつくと情熱的になって、かつての自分を恥じてしまう。それもいい!

とにかくオススメです!

4

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