極楽にゴースト

gokuraku ni ghost

極楽にゴースト
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×25
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
55
評価数
14
平均
4 / 5
神率
35.7%
著者
茶渡ロメ男 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
価格
¥670(税抜)  
ISBN
9784796413435

あらすじ

 ウェブライターとして働く右は、自社の企画で人前に一切出ない幻の小説家・獺郷 才を担当することに。
 けれど現場に現れたのは、「獺郷 才のゴーストライター」と名乗る美青年だった。
「俺、右くんの友達になってあげる。セックスもする友達に!」
 彼に翻弄されるまま、セフレになってしまった右だったけれど、ある日彼の「本当の姿」を目撃してしまい…!?
 苦労人ライター×奔放な天才の魂の共鳴愛!!
 濃厚描き下ろしも収録★

表題作極楽にゴースト

葛原右(くずはらたすく)出版社のwebライター
羽鳥八尋(はとりやひろ)獺郷才のゴーストライター

レビュー投稿数4

吊り眉たれ目は性癖なんです

自分自身が持っている才能は、いつ、どこで、だれが、見極めるのかのお話。

webライターの右が、普段は決して表舞台に顔を出さない重鎮作家の連載企画の打ち合わせに、自宅に呼ばれて訪れた先にあったのは、鎌倉の、江ノ電極楽寺駅から山手に上った奥、木々に覆われた、いかにも文豪の屋敷然とした日本家屋で、其処にあらわれたのは年若い美青年が一人。
実は彼こそが、すでに亡くなってしまっている作家のゴーストライター。
という事で、タイトルだけ見ると、幽霊のゴーストが出てくるファンタジーみたいですが、生きている人間が自分の人生を決定していく、結構真面目なお話です。
最初のセックスのきっかけが、ちょっと軽すぎる感じもしますが、そこはBLだからということで目をつぶっていただいて、エロい八尋を堪能しましょう。

この作品、「BKACK TIE」に登場していた小説家の奥沢先生が登場します。
スピンオフという程には関連は強くありませんが、そのうち奥沢先生メインのお話が読めるかも、読めるといいな。

2

本物の天才作家×才能が枯渇した元天才作家

思っていたよりもずっと素敵でした〜
ちょっと謎めいた感じで始まる一話、
美人小説家・豪雨の中の停電・秘密の暴露……
まるでミステリー小説のようで一気に引き込まれました!


webライター・右(たすく)は人前に出ない文豪・獺郷に仕事で会うことに。
還暦を超えた獺郷の家にいたのは美しい青年・八尋で、
八尋は自分が獺郷だと言い出しーー…⁉︎

八尋はすでに亡くなった獺郷のゴーストライターを10年続けてきました。
敬愛する獺郷亡き後、八尋は自分の存在を殺し獺郷を生かすことを決めたのです。

思いがけず秘密の共有をすることになった右ですが、
八尋が右に直接会いたかったのには理由があります。
それは、右が19歳の頃に書いた小説に関係しており、
八尋の人生を変えるきっかけになるものでした。

右はかつて天才と呼ばれた若き小説家でしたが、
ある日突然挫折を味わうことになります。
自分の限界を感じた右が八尋と出会い、
八尋を生かす道を探します。

腐らず嫉妬にかられるでもなく、
単純に素晴らしい才能に出会えた事に感謝するような右が、
一人の人間としても仕事人としても素晴らしいと思いました。

八尋は変わり者ですが美人で艶っぽく、
右とはセフレですが一緒に飲んだりキャンプをしたり、
子どもっぽいけどとても魅力的です。

モラトリアムの終わりと本当の自分・新しい関係ーー
こうなったらいいなと思うラストで、
表紙とは髪型も変えた八尋がとてもカッコよく見えました!

Hはたくさんありますが、比較的ノーマルセックスです。
八尋が積極的で表情も色っぽくて綺麗でした。

シーモア修正短冊
比較的甘めの修正だと思います^^


2

才能に嫉妬しつつもその才能の為に奔走する男スキ♡

小さい頃から作文やお話を書けばいつも評価され、新人文学賞では小説家の獺郷が特別賞を設けるほどに評価もされたが、スランプから書けなくなりウェブライターとして働きだした右。
連載を依頼した獺郷先生と会うことになるが、実は獺郷先生は10年前に亡くなっていて10年間獺郷先生の全財産を相続した羽鳥がゴーストライターをしていたことを知る。

「書けなくなった自分」とうまく向き合えていなかった右が、羽鳥のゴーストライターとして書いた文ではなく私小説をたまたま読んでしまった際に、羽鳥の圧倒的才能と自分にはそれがないという事実を泣きながら受け入れるシーンはたまりませんでした。

羽鳥がどん底人生だった自分を拾って人間らしい生活を送らせてくれたことへの感謝と尊敬によって獺郷先生のゴーストライターをしているというのが切なくもあたたかかったです。
獺郷先生が依頼してたDNA鑑定結果を未開封だったというシーンは好きでした。

2

ゴーストと言ってもおばけではありません

まず「絵」が良かった。表紙の彼のルックスは超好み。
内容も良かったですよ。
過去、天才少年、今ただのひと、として鬱屈してるライターの右(たすく)。
ダメ元で文壇の重鎮にWEB原稿の依頼をしたら、思いがけず直接会いに来て欲しいという。
そこで出会ったミステリアスな男との……
…という物語なんだけど、読んでいくとミステリアスというより意外とHに関してノリが軽くて可愛らしいのね。
そこがいい感じに作品イメージをブレさせていると感じました。
この表紙の彼・八尋のやっている事、それは深く突き詰めてしまえば犯罪性もある。だけど彼の行動の根底には非常に深い思慕があるし、八尋の持っている元々の素直さや可愛らしさ、人恋しさ的なものが読み取れる。
その上で、ずっと作家・獺郷才を背負う切なさや、八尋本人の眩しいほどの才能。
それを知って驚きも嫉妬も絶望もあったけど八尋を世に出す、という右自身の生き直しというアツい物語の側面も絡みあって、意外なほど読み応えのある物語になったと思う。
エロ方面も悪くない。キレイなお兄さんが何も隠さず乱れるんだもんね、八尋が男でもいけちゃうよね。
ラストも後味の良いハッピーエンドで良かったと思います。

1

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