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高円寺スラップスティック

kouenji slapstick

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表題作高円寺スラップスティック

長谷右京、便利屋社員
笛田響、便利屋社長

あらすじ

この二人、相棒兼セフレ。

資産家だった祖父の遺産であるビルを引き継ぎ、
長谷右京とともに便利屋を営む響。
祖父が探偵事務所をしていた頃からの社員である右京とは、
いつの間にかセックスをする関係になっていた。
二人のもとには「浮気の証拠が欲しい」「バンドの助っ人をしてほしい」など、
様々な依頼が舞い込んでくる。
依頼に応える日々の中、隣にいることが当たり前になっていた右京の存在。
しかしそこには、響が忘れていた約束があり……。

作品情報

作品名
高円寺スラップスティック
著者
茶渡ロメ男 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リイド社
レーベル
SPコミックス mimosa
発売日
電子発売日
ISBN
9784845866410

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89

3.9

(22)

(4)

萌々

(13)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
85
評価数
22
平均
3.9 / 5
神率
18.2%

レビュー投稿数6

なんと言っても、ビジュアルがめちゃ好きだった///

高円寺を舞台にした、資産家だった祖父から引き継いだ便利屋を営む響と、その社員右京とのお話。

全6話で、基本1話完結もしくは2話完結で、ご依頼ごとに2人のエピソードに触れながらお話が進んでいきます。


最終的には、右京の出自に関わるストーリーとなり、全身タトゥーの右京がどうして良い家柄の家を飛び出したのか、どうして響のもとにいるのか、など色々気になっていた事実が明かされます。


なにより、まりあげはは右京のビジュアルが激好みすぎて身悶えました。

タトゥー×メガネ×スーツってぇ//////!!

最強ビジュアルじゃないですか♡

そして便利屋だけあって、響も右京も器用なところがすごいです!!
ちなみにバンドの助っ人回で、右京がスーツ姿でベース弾いてたのは、個人的にどストライクでした!
最高すぎる!!
というか、勝手に高円寺は下北とかに次いで、バンドとかライブハウスのイメージあったので、ぴったりでしたね!!(大昔、高円寺H○GHとか行ってた人)

あと、響のあんなとこやこんなとこピアスもばちばちで良きでしたね。
ピアスフェチやタトゥーフェチ、いい男が過去、受けに助けられて恩義で忠誠心を貫いている作品が大好物な方には、非常にオススメの1冊です!

0

ギャップが最高

ふたりの関係性が表れている表紙がものすごく好き。
そして本当に絵が美しくて、手に取った時から幸せを感じた作品でした。

個人的にギャップのあるキャラに惹かれがちなので、温厚そうな見た目に反して全身タトゥーだらけな右京と、顔は美人さんだけどもめちゃくちゃ口が悪くてバチバチにピアスが開いている響という、ツボに刺さりまくりなふたりのやり取りが本当に最高でした…!

便利屋としてのお仕事部分と並行してふたりの気持ちも見えていく展開ですが、過去と現在のエピソードが交えられてもごちゃごちゃすることなくスッキリしていて読みやすかったです。

右京は基本何を考えているのかわからなくて、響にも特別な感情は無いのかな?と思いきや。
終盤でわかってくる熱い想いに、ここでもギャップを見せてくるのか…!と、グッと心を掴まれたのでした。

このふたりはこの先が気になりすぎますね。
ぜひ続編が出てくれることを願っています…!

2

ピアスの穴だらけ美人受け様とネコザメに♡

高円寺のとある便利屋が舞台の、依頼解決バディもの。

いろんなところ(簡単には見えないところにも!)にピアスの穴だらけの長髪美人受け様と、なにやらワケありの攻め様。
この二人の謎めいた関係性が徐々に明かされていくストーリーでもあります。

右京(攻)のペット、ネコザメのクラウディアちゃん♀が可愛くて萌えた。。
あとやっぱり、美人で強気の受けっていいなあと。

持ち込まれる依頼の解決方法にちょっと強引さは感じたりしたものの(特に右京がベーシストの代わりになるところ)、ライトに楽しく読めるお話でした。

二人の意外な繋がりなんかも途中で明らかになるんですが、攻めの強い想いがもう少し出てたら良かったなあ…と、ちょっとその点物足りなさを感じたかな;

全体的にサラッとしてたので、欲を言えばグッと心に刺さる・残るパート、シーンがあればな、なんて思いました。

1

高円寺でのドタバタ喜劇

タイトルの通りにドタバタしたコメディになっています。
その中でもシリアスな部分もあり、いいバランスで軽く楽しめる作品になっています。

受けの響と攻めの左京は、探偵事務所だった便利屋の雇人と従業員。付き合っているわけではないけど、セフレ以上の関係のふたり。探偵業務や便利屋としての仕事もしています。
ふたりの物語だけでなく、依頼人の人生のことなどもちゃんと描かれているのでお仕事BLとしての楽しみもあります。
そして舞台の高円寺はリイド社のある場所ですが、イメージにぴったりの場所でした。古いけどなんかオシャレな感じ。都会でも田舎でもない住宅地だけど雑多な感じが、便利屋とピッタリでした。

個人的には1話の茜さんのお話が好きです。
響が浮気している夫に「なに純愛ストーリーにまとめようとしてんだよ」と言うシーン、よかったです。夫のセリフがよくある自分本位なのに相手に悪いと思わせる感じがして、まさになろう系の主人公になって土下座して気持ちよくなっている夫にイラっとしたので、よくぞ言ってくれた!と思いました。こういう話ってわりと美しい話にまとめちゃう物語が多いので、そうならないのが新鮮でした。
その茜さんが最終話にまた出てくるのですが、めちゃくちゃいい女をあの夫は逃したんだ、ざまあみろ!と思っちゃいました。そして響にとてもいいことを言ってくれます。自分では気づかなかったことを教えてくれるキーパーソンになっています。
BLで女性が魅力的に描かれているのがとても好きなので、男と浮気した夫との別れ方や別れた後の茜さんは素敵でした。

物語の後半は左京の過去と家族の話が明かされます。そして響との関わりも。ふたりの出会いやどうしてふたりが便利屋をやっているのか、いろいろわかります。
ちょっとこの辺りはさらーっと描かれてしまったかな?と思いますが、6話で終わるにはしょうがないのかなという感じでした。

ふたりはエッチシーンですが、修正は真っ白です。でもちゃんと響のピアスが見えるのはよかったです。あれだけ身体中に付けているピアス、全部見せてもらいたいですよね!
左京の身体全体にある刺青も美しいです。刺青の理由をひとつひとつ知ってみたいと思うので、ぜひ続編で教えていただきたいなと希望しています。

2

もっと読みたいっ

大好きな茶渡ロメ男先生の最新コミックス、元探偵事務所で今は便利屋を営むロン毛で美形の響とその雇われのデカい体躯でミステリアスな右京のバディものです。

高円寺は下町なんですかね?
子供の頃のTVドラマで「高円寺のおば様」と主人公?が口にしていたかたはお金持ちだったらしいので勝手にお屋敷町と思い込んでいました。
下町風情に2人が溶け込んでいる各話トビラ絵が逆にオシャレです。

セフレ兼バディ2人が1話ごとにお仕事を持ちかけられて解決しつつ、右京と響の身の上の謎や心情、間柄の変化をわたしたちは知っていきます。
先生のお好きな大型犬が登場したり、わたしもベーシストは美形でろくでなしの確率高しと同意したりアルゼンチンのこども、こどもっていう替え歌?!を思い出したり楽しく読みました。
右京の全身タトゥー、響の全身?ピアスだらけ(勃たないと見えないところまで!)はこれも先生の性癖なんでしょうね♡
「ブラックタイ」の弦巻さんも攻めたピアスしてました(受けでしたケド)
これらにたいして意味はない、というところがカッコいいです。
で、これらを含めて2人は結構似ています。
2人の実家は太いのに意地張ったせいでビンボーですし、素直に好き、愛してるとかは絶対言えそうもないところはわたしの好みでもあります。

惜しいのはせめて2冊にはまとめるべき内容じゃないですか、、、
最近そう思うコミックスがやたら多いのですけど、この作品も駆け足で最終回まで進み過ぎる。
いろいろ事情があるのでしょうが、それならせめて続編お願いします。
響の家庭事情もまだきっちり明らかにはされてないですしね。
リイド社様宜しくお願い致しますね。

修正
響tnk、形がわかる白抜き、ピアス箇所は判ります


2

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