俺のこと、思い出しました?

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表題作ハダカよりも奥深く

高木悠斗,大学1年生
萩原,大学事務職員

その他の収録作品

  • Bonus track(描き下ろし)

あらすじ

大学事務職の俺は今、ワンナイトの相手(=生徒!?)に再会し迫れている。
擦れてないところが可愛くみえて、クラブで声を掛けたのは俺からだ。
「男は初めて」だとこぼしたくせに、いやにマイペースで思い通りにならない、黒豹みたいな男。

好き勝手に味わっていた俺は、いつのまにか、欲情した熱に未踏の奥を抉られて快楽に溶けてしまいそうになっていた。
荒々しく未熟なのに、流されてみたくなったんだ。

また会えたらと思うほど後ろ髪引かれたのに、コイツは再会することを知って誘いに乗ったわけだ。
「初めて抱いた男」だから執着してるだけだろ…!?

初旅行デート番外・温泉旅行編と描き下ろし11ページ収録!!

作品情報

作品名
ハダカよりも奥深く
著者
薄井いろは 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
ISBN
9784801967830
3.9

(137)

(42)

萌々

(57)

(30)

中立

(4)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
20
得点
532
評価数
137
平均
3.9 / 5
神率
30.7%

レビュー投稿数20

なんか・・・スゴイ好き!

萩原がクラブで声かけた男とワンナイトを楽しんだがその男が、自分が事務として働いている大学の生徒だったお話。

カーッって燃え上がる愛でもなく、胸に刺さる悲恋でもなく、ドキドキする駆け引きでもなく、どこがはっきりと良かったかは説明できないけど、めちゃくちゃスーッと胸に来ました。
読後のあのじんわり満たされる感じがたまらなかったです。


萩原は生徒だと気づいた後は、あくまでも終わったワンナイトの相手としてあしらおうとするも、グイグイ来る高木に気が付けば落ちている♡
高木がグイグイ来てるんです。でも、スキスキ慕って来る感じとも愛をどっしりぶつけてくる感じとも違って、気が付いたらこっちを見つめてる的な・・・。
序盤の高木のセリフに「・・・・」が多いのがなんとも♡
高木自身が女性との経験はあれど、自分がゲイなのかもと薄々感じていて確かめるために行ったハッテン場で萩原と出会ったので男との経験は萩原が初!なのにあの頼れる攻め感も若干醸し出しつつも、ちょっとたどたどしく萩原を慎重に抱くじれったさ。。。たまらない♪

はぁ。。。。もう一回読んでこよう。

8

この作品もまたエロイイ!

「アンダーマイスキン」から入り、既刊といっても2冊なのですが、両方読みました。
こちらがデビュー作なのですねぇ。
また肌色率高めの表紙が素敵。

クール系ワンコ大学生×ツンデレ大学事務員の組み合わせ。
ワンナイトのつもりで声をかけ、一晩過ごした相手が職場の学生だった!というお話。

受けの萩原はいつもワンナイトのつもりで、高木とのHも良かったけどもう会わないつもりだったのに、高木はそうではなくて…強烈な執着ではないのですが、静かに近づいてモノにしてしまうしたたかさみたいなものを感じます。

高木に振り回されているようでイラついて、距離をおくような事を言ったりもしながら高木の視線が気になって気になって頭がいっぱいになってしまう萩原が可愛かったです。

早い段階で完落ちで、学内でもお互いに触れたくなる感じもとても良かったです。
エレベーターで触れ合う手とか、甘酸っぱくて♡

周りを気にせず会いたくて行った旅行なのに、残念な始まりになってしまった。
付き合う前に萩原が高木に言ったことが、自分の首をしめることになってしまいましたが、今までの態度を悔いて気持ちを素直に告げられた萩原はホントに素敵でした。

浴衣でのHは何故あんなに良いのだろう…。
萩原の下着に手を入れているのがすごくエロくて良いコマでした。

書き下ろしも甘くて良かった。抱き合って寝てる描写が好きでした。

作者さんの現在の既刊3冊の中で1番好きな展開だったかもです。
やはり年下ワンコ攻めがポイントかなぁ。

4

細かい描写が光る

薄井先生といえば三点リーダー、というくらい薄井先生の作品は三点リーダーが多いけど、三点リーダーという行間を挟むだけで雰囲気がグッと甘くなるのは素晴らしい技術だと思う。
攻めは寡黙で体格の良い年下、受けはクール系年上美人という王道な組み合わせだけど、薄井先生が描くと落ち着いた雰囲気のまま静かに熱が上がっていくからすごく好み。
一番熱が上がったのは2回目?のエレベーターシーン。散々ベッドシーンをやっておいて、指の先を触れ合わせるだけで読者のボルテージ上げてくれるとは。やってくれましたね。

3

描き方が静かでエロいです

すごい練られたストーリーなわけでもなく、
心をすごい揺さぶられることもなく、
ありきたりとも言えますが、
つまらないというよりは、淡々と読む人の心に寄り添ってくれる優しい作品だなと感じました。
表紙とタイトルだけ見たときの印象とは違う…いい意味で!

Hシーンもなんか…いい!
擬音とか汁とかHに見せるための装飾がほとんどないのに、なんかエロいんです。
ないから逆にリアルに感じてるのかな…わからん!
アングルのチョイスやほどよくムチッとした体の描き方もじわじわとエロいです。

最後らへんで受けが自分を抱きしめたまま寝てる攻めを見つめるシーンあたりがすごく幸せでくすぐったいです。

2

普通の人の恋のお話

萩原も高木も近くにいたら(かっこいいな)って思うだろう外見なのだろうけれど、特にもてまくっている描写などもなく、高木は何になるのかまだ分からないけれど、少なくとも萩原は専門職でもなく普通の事務職で、二人とも過去に特別辛いおもいをしたり、特殊な環境で育ったりもしてないみたい
普通の人が恋をするお話

萩原は大人で欲求不満にならない程度にうまく遊んで過ごしていたのに、初めて恋をしてのめり込みそうになるのを抑えたり、嫉妬を隠そうとしたりやっぱり吐露しちゃったり、高木のせいですごく可愛い様子をさらして幸せそうで良かった
高木は別の相手試そうと出会った相手もかっこ良かったし、ホテルまで行って帰ってきてるのに再会して声かけてくれるくらい気に入られているのに迷いも悩みもせず萩原に一途で、萩原が可愛くなっちゃった私としてはありがとうって気持ち

甘ぁい、恋のときの気分を思い出させてくれるお話だった

何回もしたり、連日したり、痕付けたりみたいな引いてしまうところがなかったのも良かった
高木の歳ならどれもあっても仕方ない気もするけれど、社会人のキスマークエピソードは正直漫画でも割りと引くんだよね
分冊版の表紙は…長期休みの前夜だって思っとく

1

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