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エキスパートレビューアー2018

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「蜜惑オメガは恋を知らない」のその後

「蜜惑オメガは恋を知らない」の続きになります。
長い時間を経て運命の相手だと認識して、伴侶となったその後になります。

子供が出来たら同居するつもりの智宏でしたが、まだ妊娠しません。そこへ、恒星の親戚のキリト(オメガM)が恒星の子供を産みたいとやってきます。恒星はキリトを相手にしませんが、智宏はヒートが来なくなり伴侶として迷いが生じ…という話でした。

智宏がメインですが、恒星、キリトからの語りもあります。そのため各々の考えは分かりやすいのですが、前半しか登場しなかったキリトの気持ちが尻切れトンボになった気がします。
悩んだ智宏が類の家で泊めてもらうのですが、一充がやけに落ち着いていて笑えました。類と智宏の添い寝を許すとかすごい成長!

そしてラスト!二人の幸せな未来が微笑ましく、オーベルジュ・ミドリの謎が気になる1冊でした。

「蜜惑オメガは恋を知らない」に出てきたカップルの話

幻冬舎ルチル文庫の「蜜惑オメガは恋を知らない」の主人公・宇田川が暮らしていたアジールで知り合った類(受・オメガ)と一充(攻・アルファ)の話です。カナコも出てきます。

類が一人称で語る「類と一充」、一充が一人称で語る「一充と類」、類が主人公の「二人」、あとがき、「新月夜会にようこそ-類と一充編-」という内容です。

文庫では類はアジールでムードメーカーというか気遣いの人だと思っていたのですが、こちらではびっくりするくらい鈍いうえ言葉を選ばない率直ぶりで意外でした。

「新月夜会にようこそ」では数年後の話で、一充は相変わらず唐突で言葉足らずなのですが、類が一呼吸おいて対応するというコツを覚えて気遣っているというのが微笑ましかったです。

一充は呉竹ホールディングス社長という優秀な男性なのに、類に関してはどうしようもない男になるというのが、アルファがオメガに超弱いというこのシリーズ共通の面白さでした。

作中で一充が類にやらかしたという「あんなこと」が書かれるのを楽しみに待ってます。

本編のその後すぐの話

出版社による初回限定特別ショートストーリーペーパーです。B5サイズ片面モノクロ印刷です。

本編その後すぐの話です。

気持ちを確かめ合った後、セックスをして、お腹が空いたからと二人で焼肉を食べに来ました。
高級焼肉店の個室にいて、贅沢だけど落ち着けると思う雪乃に対して、朝風は精力つけるぞと妊娠に心がまっしぐらです。

「プレッシャーは無い方がいいのでは」「プレッシャーをかけてはねのけるタイプだ」
「自分の分は自分で焼いて」「焼いてくれないのか?」

と相変わらず意見が合わない二人ですが、最後にこれからもよろしく、となったのにじんとしました。

本編のその後です

コミコミスタジオ購入特典のSSつきイラストカードです。

表は表紙イラストのカラーイラストカード。文字や背景がない分、朝風が雪乃を愛撫している様子が露わです。肌色がちょっと顔色悪い色味なのがやや気になるところでした。ただ表紙では「朝風なんで無表情?」って思ってたんですが、口端に笑みを浮かべていたんですね。カードでそれに気が付きました。

裏は特別番外編のショートストーリー。
雪乃が妊娠していますと告げられる夢を見て、正夢だといいよね、正夢な気がするんだけどと思う内容でした。はがきサイズの上下なのでかなり短いですが、二人の仲の良さが読めて嬉しいです。いい夢を、というしめくくりも微笑ましかったです。

ヒーローα(ライオン)×おもしろいΩ(リス)

面白かったです。
コミカルなんですが、わざとらしい笑いでなく会話が楽しい。当人は真面目に受け答えしているだけなのに、あはは面白いって感じることあるよね、という具合です。

雪乃(受け・オメガ)は、オメガなのにヒート中でさえフェロモンが出ないうえ、性欲が無いので自慰すら必要がありません。そのうえ妊娠させる能力が低いのでベータのように生きることもできない。恋愛もしたいし結婚もしたい。産む種族なんだから子供も産んでみたいのに、自分は何のために生きるんだろう。

落ち込んだ雪乃の前に、派遣先の会社の社長である朝風(攻め・アルファ)に、「アルファクラブ」の虫よけに同行してくれと頼まれます。

ウナギを夕食に話をするなか、朝風は「少子化を救うヒーローは俺だ!」だとばかりに子供が欲しい女性やオメガを募集して毎日セックスをして子づくりをしているが最近妊娠しないという悩みを打ち明けます。そこから雪乃とセックスすることになるという話です。

そういう描写があるわけではないですが、朝風は雪乃に出会ってからも希望者とセックスをして子づくりに励みます。なので、一途な攻めが好きな方はご注意ください。

ただ、最終的に良いところに落ち着いたなという具合でドロドロした部分はありません。

悩みを話している間にウナギが届いた→食べましょう!あーおいしい→あれ、話途中じゃなったっけ?→話が戻る、というのがまどろこしいと感じず、私は楽しいと思えました。

朝風が話す他のアルファとの関係や、この世界のアルファの女性の苦労とかも面白かったです。
ただそれも伝聞なので、二人が中心、他に目立った脇キャラはいません。

セックスの最中に無表情はやめろと言われて、あえて切なげに眉を寄せてみた雪乃が面白かったです。

ありがちかと思えば

手前のこげ茶髪が受け、奥の男性が攻めです。

過去の恋愛で臆病になった受けが年下攻めに癒されるありがちな話かと思いきや、結構予想外な攻めでした。

表紙イラストで朋久(攻め)がホットケーキを作っているので料理上手かと思っていたら、実は料理はそれほどでないという高校生らしさで、ではなぜホットケーキだけは上手かというと理由がある、そしてそれが将来なりたい職業に繋がっているといった具合でした。

日和(受け)の視点で進んでいくので、日和の前の恋人と親友との破局からの克服が中心となっていますが、日和は親友に贖罪を感じたとはいえ恋人を「好きじゃない」と言うところ、恋人は立場ないよなぁと思いましたし、朋久は日和の何がどうそれほどまでに好きになったのかという不思議が残りました。

ただ、細かい部分を気にせず、日和の思考に流れるまま読むと面白い作品です。朋久のまっすぐに日和を求めるところは好感を持ちましたし、悩む日和も楽しかったです。

オメガバースに慣れた方にもぜひ

オメガバースを全く知らない方より、アルファ×オメガに慣れた方が読んだ方が楽しめる気がしました。

オメガのフェロモンが流れる場面では、アルファは我を失うものだという展開をよく読んでいたので、「アルファが正気を失うほどでない」「オメガは倒れず自分の足で立って歩ける」というのが、自分の中では新鮮でした。

主人公達のすれちがいとか恋愛がメインではあるのですが、パブリックスクールという閉鎖された学園生活のLOVEより、オメガのための制度といいつつも本当の平等ではないという社会を小さなところから変えていこうという印象の方が残りました。

レスリーはオメガを守る弁護士になりたいと願います。「オメガはアルファの子を産めば幸せ」という社会に逆らうその願いを叶えるため、予想外のきっかけで番になったジェラルドを利用しようと考える逞しい男性です。けれど隔離された島で暮らしたためスクールでは世間知らず。そのギャップが可愛いです。一方、ジェラルドは王子様然としているのに爆破を目論んだりズボラな一面もあったり。そのくせ終盤の演説ではレスリーでなくても惚れてしまいそうな格好良さです。

若者が社会を変えていこうとする前向きな話を明るく読みたい方にお勧めかなと思いました。

花がいっぱい

本編の終盤である269ページから270ページにある「六月の祭典」での模様をコミカライズされたものです。松尾マアタ先生お気に入りのシーンとのことで、画面のあちこちに花があふれています。

モノクロでなくアティック・ローズというか小豆色っぽい色彩に印刷されていてちょっとオシャレだなと思いました。

ラストのコマでクリーヴランドが登場するのですが、あの花束の下に実は…(275ページ参照)と思うととても面白かったです。

ふわふわ可愛い霊

webマガジン掲載されていた第0話から第5話プラス描きおろしのあとがきです。

コミック裏のあらすじに「イケメンナルシスト×童貞粘着っ子のドタバタラブ」とありましたが、見事に表していると思います。

第0話では、引っ越し先の地縛霊・昴(すばる)に「男の人に抱いてもらいたい」とねだられて、無理だと即答した月尚(つきひさ)でしたが、最終話ではがっついてしまうまでに至る過程がすごく自然で、ノーマルだったのに?!みたいな違和感がなかったです。

5年間寝たきりだった昴が4日で月尚の前に戻ってきたのも「奇跡だね!」の一言があればすんなり受け入れられた気がする楽しいストーリーでした。最後の幽霊気分が抜けない二人まで面白かったです!

四コマ漫画が2作

アニメイト購入特典の描き下ろし4Pリーフレットです。

表紙は第0話のカラーイラスト、裏表紙は表紙イラストの人物が無いもの(宙を舞うフォークやコップ)のカラーです。

中身はモノクロで四コマ漫画が2作品。
タイトル「彼シャツ」は、月尚から着なくなったシャツがいるか問われ、昴は大喜び。でもふと問題に気が付きます。

タイトル「牛丼ばかり食べる」は、牛丼ばかり食べる月尚に、昴が栄養偏らない?と心配します。それに月尚の答えは…という内容です。

どちらも二人のほのぼのとした日常の一コマでした。