単話時から、あまりの面白さに夢中になって追っていました。
冒頭の上野と神田、同期の経理と営業。
ウマが合わない2人が今後なんかの事件やらイベントがあり、好きになるのかな?って思わせての上野が部屋に帰ったら…ただいま?!
と?いう事は…え?本当は同棲?付き合ってる??ってミスリード的に思わせておいて、実は上野だけがゲイで片想い??
数ページで心掴まれて次の展開が楽しみになる!
これ、めちゃくちゃうまい構成ですよね?
廊下の水滴を気にする部分で黒髪は神経質、茶髪は大らかって性格もわかるし。
でも,ノンケでも神田はかなり心許してて上野に惹かれてるの分かりますし、エピソードが凄く立体的!
物語が続き、各々の目線で進むとあれが伏線?だから裸体?だから髪伸ばしてパーマ掛けたの?神田ったら!健気〜泣けちゃう!と分かってくるとは深い!!
互いの心理描写をクロスさせながら丁寧に大人の男の恋心を可愛く切なく描く。
これこれ!ノンケがいきなり同性をコロリ好きになったりしないだろう?的な
神田はパンセクだったのかも?と自然に思える展開と設定が堪りません!
上野は派手ではないけど、イケメンでそれなりにマッチングしてるのもかなりリアルで、セフレ来るから神田は一定時期家に行けないとか…ほんと萌える!
この作品の凄さって、構成や独白の言葉選びも素晴らしいんですけど、無理の無いエピソードが本当に素晴らしいんですよ!
彼らが現実存在しそうな息づかいを感じるんです。
大人の男の愛らしい色気、しっかりとしたキャラ設定と安定した作画、背景も全てが丁寧で漫画としてのバランスも良くてこんなデビュー作を描けるやまやでさんに驚愕です!
お互いの気持ちを伝えあったあのキスシーンが見事タイトル回収になっているなんて
お洒落で細部まで抜かりなし!
彼らのその後も読みたいですが、やまやでさんの別な世界も読んでみたい!
そう思わせる素敵な作家さんに出逢えた事も嬉しい出来事でした。
単話ずっと追っていました。
単話版レビューの文と少し重複しますが…凄い作品です!
発想が独創的なファンタジーです。
ときめいて萌えるってBLの根幹じゃないですか?!
受けのシオちゃんが、ときめいてムラムラするとスライムモンスターになり散っちゃうんですよ?!
好きな相手と触れ合いたいキスしたい、なのにそれが物理的に叶わない。
BLに於いて難関な設定を、切なくも楽しく読ませる作者まゆハルさんの力!
宇宙人と人間のミックス 散り体質のシオちゃんと相馬の出会い編。
初めはわがまま放題のシオが心優しきマッスル優等生 相馬と関わり
人間として成長していく1巻。
ラブコメであり、愛のお話しで有り、多様性のお話でも有りと意外と深い。
絵も綺麗で当て馬的先輩でさえ、めちゃくちゃイケメン♡
男子校ですが描きわけも出来てて読者を迷わせません。
一時はLINE漫画で連載終了?
と危惧されていたが完結し、新書館から紙本で発売されるという電書ドリーム!
しかもオールカラーで横開き読みへの加筆!
コミックスを開いた時に感動して泣きそうでした。
作者様のコミックス作業もかなり大変だったと思います。
絵本を読んでいるかの様なシオちゃんカラーのピンクはキラキラと透明度を増して
紙本にする意義を充分に感じました。
画期的な作品でもあると思います。
しかし、追ってる時には気づきませんでしたが3巻まであったんですね
レビューを分けて書くのが難しい(笑)
連載追っていました。
この作品の為だけにGUSH買っていました 笑
初めて2人のイラストを見た時の感動たるや!
大島かもめ先生の描く美しくスタイリッシュな男性達の魅力が遺憾なきほど発揮できる時代背景の作品と思いました。
ヴィンテージスーツとハットのシルエットの美しさ、センターパートヘアのメンズをこんなにダンディで色っぽく清潔に表現できるのって流石です!
作画だけでは無く、ストーリーや当時の時代考察等
まるでアメリカの映画を観ているかの様な錯覚になりました。
禁酒法に絡めて当時のアジアンの置かれた状況や裏の社会。
エリオットとの幼少期の小さな幸せから一転して
過酷な人生を生きる事になるリンチェとの運命の再会。
ずっと心の奥に閉じ込めていた純愛が一気に巻き戻ります。
でもリンチェの生きる為に重ねてきた人生は簡単に変われる訳もなく
エリオットとの甘い蜜月は続かなくて…
重いです、切ないです、その先の2人の幸せを願わずにはいられません!
描き下ろしが無いのも結末を読み手に委ねたんでしょう。
そのお陰で余韻が凄い事になってしまいました。
多分、皆さん心揺さぶられると思います。
私も神だと思います…が、あと1、2話足して手紙の部分を漫画で読みたかった!!
結論を手紙やモノローグで説明受けるのが、どーにもモヤるタイプなので
素晴らしいかもめ先生の表現で、その部分を読みたかった。
(不定期連載追いだったので、纏まって一気読みコミックス派の方との体感熱量の差があるかもしれません)
が、しかし作家の持った作風と世界観がこうマッチした作品はそう無いと思うくらい
素敵な作品でした。
なかなか進まない本編の2人と、寮生活のわちゃわちゃに疲れて初期ほどのテンションを保って読む事が無くなっていた【のみ×しば】でしたが、今回の宮井くん恋バナで覚醒致しました!
その位、大学生藤間さんと中学生宮井くんの出会いから信頼、尊敬、愛情と変わりゆく心情を丁寧にドラマチックに描いて下さって4巻はグイグイと引き込まれて読みました。
宮井良かった(T-T)からの
いゃ〜短すぎる!!
夢の様なお付き合いの期間、短すぎて少年の心はどんだけ傷ついていると思うの?
え?細貝先生だっけ?
次巻で宮井と藤間さん、再会の新展開の様ですがめっちゃ気になる!
なんなら、好き同士もう後は合体しかない本編カップルより気になる!
先が気になりすぎて苦しいので来週位に発売してくれないかしら 笑
ストーリーは神なのですが萌2にするか迷ったのは作画です。
お目々がかなりキラキラで大きくなっていませんか?
キラキラし過ぎて目線と言うか意識?意思が分かりにくい気がします。
以前のスッとした瞳のが好きだったので…そこが引っかかるのです。
ま、好みの問題ですけどね。