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エキスパートレビューアー2023

女性銀次郎さん

レビュー数69

ポイント数650

今年度54位

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同じ気持ちの方が多くて安心した

前巻が良かったので続きを楽しみにしていたのですが、あまりに佳乃を大切にしない描かれ方に驚きました。

ほんとにロウ×佳乃の漫画を読んでいるのか?と疑問に思うほど。それくらいに佳乃が空気で、ほんとうに可哀想でした。
私は受けに感情移入しがちなタイプなので、あまりの仕打ちに悲しくなりました。

攻めが同僚の家に泊まりに行って、失意を慰めてあげる。
こういう展開は、当て馬が出てくると受けが似た行動を取る逆パターンの物語もありますし、そういうものかなと思っていました。

でも、その時のロウの発言はいただけない。
あまりにも佳乃を蔑ろにしすぎています。
何様のつもり?と怒りも込み上げてきます。あまりに傲慢で無神経。

佳乃はこの発言を知らないわけですし、ひどすぎます。
ロウはそういう気持ちで佳乃の側にいるんだな、と冷めた気分でした。

ロウ×佳乃の絡みはほぼなし。
ほんとに続きを読んだのか?と今でも疑問に思います。

本当に悲しくなったので、ここのレビューを見て同じ思いの方が多くて安心しました。
佳乃に対する愛情が感じられず、もう読み返すことはないと思います。
買ったことを少し後悔しました。

前シリーズとは違う感じ

無印の1巻がほんとうに良かったので、あの雰囲気が味わえると思って読むと、ちょっと違うなあとなってしまいました。
始まりが唐突で、続き物だったっけ?と疑問に思います。

登場人物たちのもつ背景は、とても良い要素なんです。
でも、それがうまく物語に反映されているかと言われれば、ふわっと上辺だけをすくって完結まで駆け抜けたイメージでした。

ざっくりと要約すれば、攻めの恋愛的気持ちの変化と、受けの境遇に焦点をあてて進んでいきます。
この受けの境遇的な部分を、もうちょっと読みたかったなあというのが正直なところ。

受けの感情の変化については、家族という存在に対する依存なのか、恋愛なのかわかりませんでした。
過去からこびりついた感情が、すぐに解消されるとは思えないので、きっとこれからの2人なんですね。

だから前シリーズに出てくる2人の様子を見て一安心。
ここから信頼関係をぐっと築いていくのだと思うと、そこは受けが幸せになれて良かったなあと思いました。

萌えの大興奮がとまらない

ケモ耳シッポ好きとして求めているものが、ぎゅっと詰まっていて最高でした...
とくに4つ耳じゃないところがほんと良い。これだけで読むこと決定でした。

なんといっても受けの可愛さが半端ない。
彼のあまりの可愛さと、純真さゆえの健気な様子に、応援せざるを得ません。
けれど決して、守られているだけではなく、自分で戦えちゃうパワー系の一面も備えています。

そんなピュアな受けなので、最初の攻めの冷たさにちょっとムカついてしまいました。
けれどそんな冷たさとは裏腹に、攻めが受けを見る目は優しいし甲斐甲斐しい。
彼の行動は基本的に、受けを想っての行動なので、その部分は可愛らしかったです。

個人的に萌えポイントは、獣姿になった2人が一緒に寝ているところ。
あまりの癒し空間に、にやにやが止まりませんでした。

あと、受けがお誘いのために、攻めに尻尾を絡めるところとか。
これぞ獣人の醍醐味ではないですか!
設定を余すところなく活かしてくれて、萌えの大興奮がとまりませんでした。

受けが徐々に恋心を抱いていく過程はとても愛らしく。
攻めは初手は一目ぼれでしたが、その後の行動からは愛が溢れて居ます。

メイン2人の周りにいる獣人たちも、2人をサポートしてくれて良い人達でした。
この脇の獣人たちも気になるところ...

ピュアと萌えが大量に散りばめられていて、とても楽しい1冊でした。

放課後エッジ コミック

ムノ 

自分を好きになれる物語

女装をする理由はいろいろあると思います。
本人がどういった気持ちで女装をしたのか、それを周りはどのように見るのか。
この2点は作品によって大きく変わってくるので個性が楽しめます。

今回はムノ先生っぽく、コミカルさもありながらしっかり登場人物の心情も描かれていて面白かったです。
攻めが勝手な野郎なのでちょっといらいらしますが、そこを乗り越えればじんわりと温かい結末が待っています。

受けは昔から可愛いものが好き。
ある日姉の化粧品を使って見たとき自分の存在が肯定された気がして、女装をはじめます。

攻めは気分屋で自己中でおまけに友達がいない。かなりめんどくさい奴です。
でもクズではないです。どこかつかめない性格で、受けが振り回されています。

女装がばれたことがきっかけで、攻めに振り回されていく受け。
この時点で攻めが、何を考えているのか全く予想がつかなくて困惑します。

受けは”可愛いままでずっといたい”と願う反面、女装をするような自分が好きだという攻めを拒絶してていまう。
基本的に自己肯定感が低い彼なので、攻めを拒絶するということは自分自身を否定していることとなり、ますます自己嫌悪に陥り泣く姿が可哀想でした。

そんな彼を救ったのは、男だろうと女だろうと受けを好きになる、という攻めの言葉。

女装をして初めて自分の存在を確かめられた受けなので、女装してない自分も好きと言ってもらえたところは暖かい気分になります。

攻めは意地悪く言うときはありましたが、女装すること自体を一回も否定していません。
本質のみえにくい彼ですが、ちゃんと受けのことが好きだとわかりました。


今回はカバー裏にムノ先生のあとがきがありました。笑いました。ほんとうに面白い。先生のこのノリ大好きです。

女装ものが好きな方にはおすすめです。
女装だけど、完全なる女の子になってないところも高ポイント。

うみのお城 コミック

蜂煮 

恐怖を感じつつ笑った

作者さんのXに投稿されている番外編に、ちょっとした怖さを感じながらも、恐る恐る手に取りました。

本編は終始笑いっぱなしで、楽しかったです。
脇役がしっかりと描写されていない点は、受け視点の世界だと思えば納得できます。

ただやっぱりどこか感じる狂気性。
受けの行動がぶっ飛んでいるのはもちろんのこと、その周りや攻めも、それを受け流しているのがなんだか怖かったです。
そこが面白ポイントではあるのですが…

恋愛面では、攻めの感情がわからない。
よくある数年後再開エンドなので、余計に気持ちが傾く過程がわかりませんでした。

ギャグ的な面では楽しかったのですが、ボーイズ"ラブ"的な面では謎が残りました。

神秘的な美しさと空気

amco先生のコメントを見てびっくりしたのは、掲載時からほぼ丸々描き直されているということ。
話の流れまで変わったレベルでの手直しって、何があったんでしょうか...掲載時の話も読んでみたいです。

お話は王道路線。そんな中、”美”が印象的でとても強調されていると感じました。

2人の出会いは、攻めが受けの元へお仕事として住み込むことになったことからはじまります。

攻めは騙されたことによりお金がなく、ある目的のために早急に工面することになりました。目的のためなら身体も差し出す潔さは、美しい見た目と印象的な目と相まってとても強いです。

受けは”女装した少年に抱かれるのがすき”という性癖の持ち主。攻めに対し良い環境の生活を提供しつつ、自分の欲も満たしてもらっています。

金銭が絡んでいることを忘れてしまえば、2人は本当の恋人のように楽しそうに毎日を過ごしていました。

そんな中でも、攻めはその後の明るい未来を信じているようですが、受けはそうではないところが、何かを秘めているようでドキドキしました。

種明かしがあったあとは、何歳差なんだろう...というところが気になって仕方ありません。

ただ個人的に最後がなんだかあっさりに感じられたので、もう一超え欲しかったかなというのが正直なところです。

桂先生のツンデレ受けは至高

本当に久しぶりの新刊に大歓喜でした。
可愛らしい絵柄で描かれる、派手な世界の表と裏。そしてそこで生きている人々が、とても魅力的に描かれています。

一番良かったポイントは、先生のツンデレ受けが健在だったこと。
美しくて孤高の存在に見えて、その実は可愛くて健気というギャップ。
しかもその様子を、攻めだけにしか見せない。
こんな可愛い受けがいても良いのか、と思うくらいに可愛らしいギャップにやられてしまいます。

そんな受けに、攻めはぐらぐらと揺れながら振り回されているところが楽しかったです。

煌びやかな世界だけでなく、ほの暗く鬱々とした雰囲気も感じられる今作。
受けの隠しているものや、本心がどこにあるのか。

まだ1巻なので伏線ばかりですが、それがどのように展開されていくのか続きが待ち遠しいです。

悪玉 コミック

吉田ゆうこ 

恋愛へ至る過程の物語

1冊に2編の物語が収録されているのですが、どちらの話も言葉少なくストーリ展開されています。
私は吉田ゆうこ作品に合う合わないがあるのですが、『悪玉』は合う作品でした。ショート映画を観ている気分になります。

表題作は静かに謎は謎のまま終了する形でした。
魔が差し万引きをしようとしたところを写真に撮られた受けは、黙っている変わりに攻めからの要求に応えることになります。

受け側の感情はしっかりと描写されており、脅されているにも関わらず、攻めに対する感情が”愛”に変わっていく過程が見事でした。

どちらもはっきりとした言葉を使わないため、とても危うく脆い関係性。
彼らのバックボーンに関する情報はとても少なく、散りばめられた要素から推測することしかできません。
この不透明な部分が物語により雰囲気をプラスしています。

言葉少なく進むので、読み手に解釈が委ねられていると思います。
一度は攻めの毒牙から抜け出せたはずの受け。
けれど結局”彼の手から逃れる”ことを放棄してしまうところが、この物語の結末としては一番合うなと思いました。

個人的に、『悪玉』の後日談がないところがまた良いですね...あの2人の行きつく先を知っているのは彼らだけなんです。


同時収録は、若手俳優の2人がドラマを通して感情を交わしていく話。とてもぴゅあな恋の話です。
めちゃくちゃに明るい話では無く、演技と真実の恋で悩む若者の脆い感情がほろほろと零れ落ちてくる話でした。


どちらの話も、恋愛感情をはっきりと描写しているというよりは、そこへ至る過程を濃く描いていました。
人間の脆さとか危うさを織り込みつつ、自分たちの世界だけで完結する道を選んだ2人と、不安定さを乗越えて明るい道を選んだ2人の物語。

答えのないしっとりした物語が読みたいときにおすすめです。

痴話喧嘩でした

ちるちるを見ていなかったので、リバだとは思わず驚きました。
せめてあらすじに書いて欲しかった、というのが正直なところ。

10年付き合ったカップルが別れるところから始まる今作。
そこから関係を修復していく過程が描かれていました。

結局のところ、別れたとてお互いに大好きな気持ちは残っていたので、痴話喧嘩だな〜と思いました。
片方が拗ねて、それが引くに引けなくなった感じ。

10年も付き合ってるんだから、もっと会話をしろ!と思いました。

付き合い始めて数年のカップルでこの内容ならわかりますが、二桁に到達して今更そこ揉める⁈感はありました。

子犬攻めが可愛い

攻めの子犬感がたまらなく可愛かったです。
好き好きが溢れていました。

お互いに相手の言語がわからないところから始まった今作。
受けは攻めの好き好きに絆されたのだと思いますが、攻めからの感情はふわっとしてるかな?と思いました。
ただ、相手の言語で必死に気持ちを伝えるところはグッときます。

言葉で伝えることが容易でない2人なので、当て馬翻訳家にいじわるされたりしますが…
基本的には両片想いな関係でした。

ちょこっと韓国語のお勉強ができたので、それは良かったと思います。