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エキスパートレビューアー2021

女性銀次郎さん

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兄にとっては極上の義弟

受けにとっては、ほんとうに極上の義弟なのだと思います。ドタイプのようですし。

ただどうしても、なぜ攻めが受けのことを恋愛感情として好きになったのかがわからず...
最初から好意をもたれていることを自覚し、そうすると相手のことを見るようになる。
この部分はとてもよく理解できます。けれどそれが自分の感情にもつながる部分が、説得力に欠けるように感じてしまいました。

それよりも、受けの境遇とかそれぞれの両親の話とか。
他に気になる要素がありすぎて、メインに目が行きにくかったです。
この部分をもう少し深く掘り下げてもらえれば、メインの感情にも説得力が付いたのかなあと思ってしまいました。

最終的には、どこか薄幸ぽく見える受けが幸せになってくれたらそれで良いか、という気持ちに納まりました。

腕の中で

守ってもらう系な受けでした。
見た目可愛い子がこういう感じに守られているの、可愛くて大好きなんですが...

終始守られていて、窮地に立たされると逃げ出して攻めがくるのを待つだけ。
自分では頑張らない系の受けだったので、あまり楽しめなかったのかもしれません。

攻めは、どうしてこの受けを好きになったのか...
実家まで追いかけていくほどの気持ちが、今までの過程に芽生えていたようには思えませんでした。
受けは、元からゲイですからなんとなくわかるんですが...

色々と疑問に思うことが多く、素直に楽しめないまま最後まで読んでしまいました。

彼の腕のなかで、守られてぬくぬくと。
そういう感じの受けが好きな人には、おすすめだと思います。

想像とは違った

想像とは違った話展開でした。

一夜の過ちから子ができてしまったαが、子を育てるために父親に迫っていく。
これは間違いではないのですが、受けがぐいぐい迫る系かと思いきや逆でした。

自身の身体のことは秘密にし、あくまで子のために攻めと接する。
けれど攻めは受けのことを憎からず思っているので、おいそれと受けの思い通りにはなってくれません。

個人的には、攻めは最初から受けがαだとわかっているわけですし、そんなに強情にならずとも...
と、受けの行動に疑問を感じる場面が、多々ありました。
結構行動が極端です。
極端さがどうしても違和感に繋がってしまい、素直には楽しめませんでした。

子持ちオメガバですが、子中心ではないのでちゃんとBLしていて、そこは高ポイントでした。

孤独なもの同士

ずっと日陰で生きてきた人たちが、2人合わさることで日向で生きることができる。
孤独なもの同士の、互いを補い合うようなお話でした。

個人的に吸血鬼という設定は大好きなのですが...
最初はあまり活かされておらず、失敗したかなあと思ってしまいました。

けれど、終盤の見せ場で存分にその設定が活かされます。
最高でした。
設定が活かされたにも関わらず、すぐに幸せが手に入らないところも良いです。

孤独な寒さを感じる心から、温かく満たされた気持ちを得られるまで。
この過程に関しては、少し疑問に思うところもありますが...
受けの過去を受けた依存症により、説得力を得ることができました。

個人的には、もう少し攻めの吸血鬼の過去が知りたかったです。

そして長寿の吸血鬼たちが、その後の人生を謳歌しているエピソードも描かれています。
その先が気になってしまう身としては、満足することができました。

期待値が高すぎただけ?

前作がとてもよかったので、新作がでたら必ず読もうと思っていました。
毎話新しい話の予告から垣間見える、独特の感情表現や雰囲気に期待は高まりに高まっていました。

この予告だけなら、本当におもしろそうで楽しみだったんです。
ところが1冊にまとまった話を読むと、薄っぺらく上辺だけで話が進んでしまい...
何が言いたかったのかが理解できない間に、最終ページにたどり着く始末。

受けの執着具合がすさまじいさや、攻めのクズからの執着という変わり身。
要素としては面白いのに、それらが全て設定として活かされていませんでした。

個人的には、攻めの過去の話は必要だったのか疑問に思ってしまいました。
これが出てきた辺りから、急な路線変更に感じてしまいます。
純度の高い執着に、不純物が一つ迷い込んだ感覚のよう。

前作の満足度が高かったせいもあるとは思うのですが、今回は期待していたほどの面白さは得られませんでした。

がんばってほしかった...

1巻のドタバタ具合が面白く、この後の2人がどうなるのかと期待していました。

もっと頑張ってほしかった中村くん。
いや、ほんとうは中村くんは頑張っているのだと思います。
努力しているけれど、全てがほぼ自分の中で完結しているので、発展にはつながらず...

全くといっていいほど、2人の関係が発展しないので、物足りなさを感じてしまいました。
強いていうなら、2人が連絡先を交換したことくらい...?

この歩みや距離感が、魅力なのももちろんわかります。
1巻で感じた面白さは、2巻の発展への期待値も含まれていると思うので、どうしても、もやもやしたものがありました。

中村くんそっちのけで、広瀬は別の人とフラグが立ちそうなので、そっちのCPで物語が見たくなってしまいます。

絵柄に騙される

絵柄に騙されるといいますか、絵柄のおかげで内容の重さを感じずに読むことができました。

今までのシリーズの中では、個人的に一番面白いかなと思います。
内容としては面白いです。
けれど恋愛としては愛情の感じない、番契約のようにも感じました。

基本攻めからのラブが圧倒的に大きいので、押せ押せのままに話が進みます。
最初はきっぱり断っていた受けも、自分の考えが変わるうちに攻めに心を許すようになります。

”安心できる人と番になりたい”という気持ちは、Ω性を悩む人にとって切実な思い。
友達の延長から番を選ぶ、というところも自然な流れでした。

番契約のように感じた一番の理由は、受けから好きという明確な言葉が得られなかったから。
もちろん言葉にしない関係性というのはあると思いますが、番になるという一大事の最中でも、攻めからの好きという言葉に、受けは返すことがありませんでした。

ここがどうしてもひっかかってしまい...
心が身体に追いつく過程を、ぜひ読んでみたいです。

劇的すぎる

物語開始からいろいろなことがおこり、勢いそのままに結末まで向かいます。
静のコマが少ないので飽きることなく読めますが、お腹いっぱいだなあと思ってしまう部分もありました。

オメガバースの物語としては、バース性を中心にその性質を活かした物語になっていると感じます。
けれど個人的には、冒頭の利害の一致により番となってしまうところが受け入れられませんでした。
利害が一致しているからとはいえ、一生ものの契約をしてしまうところに違和感が...

ただこの番になるという提案は、Ω側から持ち掛けられたものなので、その部分については救いかもしれません。

最初が最初なので、結構ピリピリとしたまま話が進みます。
穏やかな日常のシーンもありますが、少な目でした。

若さゆえの暴走か、かなり青い青春を味わうことができます。
征服や服従という要素が描かれているわけではなく、バース性の決めつけからくるレッテル等にそういった要素が含まれているという感じでした。

違和感が...

攻めが未成年の段階での、受けとの恋模様の描写が長く...
大人が子どもを弄ぶような構図なので、どうしても違和感が拭えませんでした。

あまりにも大人側の勝手が過ぎるというか。受けもまだ大学生なので、大人という表現も正しくないのかもしれません。
どちらもまだ成熟していない子ども同士。
けれど歳の差ゆえの経験値は、受けの方が高いはずです。
その受けが、ゲームのように子どもと接するところが受け入れられませんでした。

おまけに実際就くかはその時点で決めていなくても、仮にも教師の卵なのですから。

これが逆の立場で、子側からぐいぐいくるものは、そういう違和感を抱かずに読めてしまいます。
他作品との違いは、やはり大人が子どもを翻弄する構図だからなのだと思いました。

この違和感があったので、その後の再会も純粋に喜べず...
長い年月離れていて再会しても、そんな短期間で気持ちを高ぶらせられるものなのか...
1つのひっかかりを上書きしてくれる要素がなかったので、最後まで納得できない物語でした。

まごうことなきアホエロ

笑いました。
ギャグ要素なんて全くないんですが、すぐり先生のテンポ良いストーリ運びと、ときどき差し込まれる言葉選びがツボで。

物語の軸になっている喘ぎ声のシーンは、声に出して笑ってしまいました。
あぁあん♡系の喘ぎ自体は苦手部類なんですが、今回に関しては普通に読むことができました。
というか、可愛い受けの絵面と言葉のギャップが激しくて、笑いの方向にいってしまうので気にならなくなります。

えっちシーンに関しては、終始受けの喘ぎ声がそれなので、萌えという観念には至りませんでした。
時たまに声を堪える受けのシーンもありまして、そこは良かったです。
攻めも同じように考えていて、思考が一緒でした。
ただ受けは可愛い。可愛い男子を描く天才ですね。

くっついてから後の、ほのぼのシーンが多いので、その後の日常を読むのが好きな方にはおすすめしたいです。