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女性カミラさん

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少年から大人になるまでの過渡期

がとても丁寧に書かれています。マイノリティもマジョリティも1人の人間の中にどちらも詰まってて、その複雑な絡まりの果てにその人が出来上がっていて、だから同じカテゴリーの中にいても同じ気持ちを共有出来たり出来なかったりするんだろうな。と、読んでて思いました。
少年時代の守られた安全地帯から新たな世界に移行していく。不安と恐怖とコントロールの効かない自分の心と。読んでて何度も苦しくなって、でも読んで良かったと心の底から思いました

少佐×人外バディ

良かった!もうひたすら良かった!
銀種って設定がとにかく良かった!

俺様スパダリ攻が威嚇やんちゃツンツン受を溺愛する様にニヤニヤが止まらない!

過去の話でエゲツナイ…というかグロイ部分はあるんですが、過去としての話だからサラッと流れてはいきます。それでも無理な人はいると思うので平気な人はぜひ読んでいただきたい!

俺様息子攻め

息子攻めってわんこでガンガン当たって絆される。ってのが王道だと思うんですが、王道から大きく逸れた息子が誕生しました!!
これ本当に22歳?って思うくらい老獪な傲岸俺様攻め。
これはもうどう頑張っても逃げれないわぁー。って平伏したくなります。

お義父さんはダメな大人というか、弱い人と言うか。。
読者には嫌われがちなタイプ。
私は大好きなんですけどねー。ビッチ大好き

古き良き、今ではなかなか許されないタイプのお話だなぁ。と思うので、とても貴重な一冊です!

説明的な内容

あーしてこーしてこーゆー設定です。ってゆうのを丁寧に文章にした感じ。
お兄ちゃんの心の移り変わりも妙に説明くさいし、色々起こる出来事も、話の流れに必要だからこうしてるんだよー。的な、わざとらしさみたいなのを感じて文章を上滑りしながら読んでました。
弟のヤンデレっぷりは良かったけど、話の持っていき方がちょっと強引すぎじゃない?ってのは強く感じたかなー。
兄弟もの好きだけど、兄弟って設定活かしました!って感じで良さは出てない。。と思う

ざ 王道

せつない シリアス
のタグに騙された。。
どっちかってゆうと、あまあまでぼのぼのだと思うんだが。。
ワンコと年上強気美人の王道。
この手の話何度か読んだなー。

ラノベ感の強い文章が平気だったら是非!

口語文っていうのかな?大昔に読んでたティーンズ文庫を思い出させる文章でした。それが苦手!って口コミも少し見かけましたが、気持ちは分からんでもない!
ただ、そこさえ苦にならなければとても面白いです。

幼馴染ものであると思うんですが、幼い頃のどこまでも純度(透度)の高い想いが、残酷な運命に歪められてしまう。
消えた者と残された者とに分けられて、だからこそ互いが互いを傷つけた事に苦しむ姿が良きでした。前半部分の、そういった贖罪の気持ちや慟哭が読み手の感情をグサグサ刺してくるのが読んでとても楽しかった。
後半部分は落差がすごい程の甘々展開でしたが、前半が辛い分だけ後半の甘さに口角が緩む緩む…
いやー、魔法のそんな斬新な使い方があるんすねー。笑
って、変な意味で感心しました!

残酷な設定や歪んでしまった勇者様に対して、受がどこまでも強いです。
芯が強い。どんな圧力にも歪まないんじゃないのかな?って思わせるような強さが良かった。

全体的に対比がくっきりとしていて、それがまたこの作品の良さだと思います。

再読したら号泣した

初読みの時はうまくハマらず読み流した感があったんですが、再読してみたら目が溶けるかと思うほど泣けた。
読書って本当に、その時の自分の状態が反映されるもんですね。
あと、凪良先生のバックグランド的なものをニュース(コラム?)で読んだ後だったのもあってそこらに散りばめられた言葉が刺さる刺さる。

比喩表現がすごくきれいで、言葉を辿るのが本当に楽しかった。
作中で出てきた天才って表現は先生にも当て嵌まると思うんですが、先生もずっと踏み留まり続けてるのかな。
痛いってのを身をもって知っている人のかく優しくお話です。

傲岸不遜攻め

は全く変わらずですねー。
なんてゆうか、子供相手にどうしてそこまで酷い事出来ちゃうのに手ェ出すんだ?

望のインナーチャイルドをこれでもかって痛めつける高遠の存在が腹立たしくてかなわない。
でもぐちゃぐちゃになった時に、高遠から逃げても望にはちゃんと帰る場所があるって事を実感できたシーンはよかったです。

ラスト付近、二人が初めて出会ったシーンが描かれてたけと、望が所属してた時はチャイドルじゃなかったっけ?
どうしてもそこが引っかかって子供の頃のシーンが入ってこなかった。


そしてこの一冊で一番地雷だった部分…
引っ掻き回してた当て馬女が、女子って部分(小さいとか弱々しいとか)で許しちゃうところ。
いやもういいじゃん!クソみたいな設定のままでいいじゃん!
女だから弱くて小さくて守ってもらう存在的な流れがほんま好かんのです。
業腹だけど、母親のがわかりやすくクズで好感がもてる

マジョリティ側の理論

受に自己投影してしまってどうしても攻が好きにならなかった。
親ガチャ当たりで高スペックの持ち主で何なら人生イージーモードじゃん。って思っちゃうような攻が振り翳す正論がしんどかった。

「自分を卑下したり、卑屈になるのをまずやめろ。生まれてきたとき肉親から与えられて当然だと思われるものが、お前に与えられなかったからといって、それがこの先のお前の一生の価値を決めるわけじゃないだろう。」

正論だと思う。ど正論なんでしょう。だから受に向かってしょうもない親から引き離せたとか言えちゃう。

でも、結局分かんないんだよ。自分は持ってるから。
自尊心や自己肯定感を小さな頃に親に育んで貰ってるんだもん。


ノンケが、別に悪い事してるわけじゃないんだから堂々とすればいいじゃん。って言ってるのと、大差ないと思うんですよね。

全員に分かって欲しいわけじゃない。でも、自分が一番心を預けれる人には自分の痛みを否定されたくない。
痛い。ってことを、痛いね。って、言って欲しい。

強者の思考で、自分は正しいって思ってる感じが辛かった。しょうもない親。って平気で言ってきたり、殴ってきても謝りもしない。
でも自分は正しい。って感じでふんぞりかえってる。
どこがいいんだ?
本当にどこがいいんだ。

受が攻の事が大好きだから、読んでてどうしょうもなく辛かった

ファンタジー過ぎるファンタジー

舞台は現代なんですが、ガチファンタジーでした。
えっ?なんで?えっ?どゆこと?と、引っかかったらもうダメです。世界から弾かれてしまう。脳が固くなってしまって序盤に弾かれたままそのまま読了。
受が攻に恋に落ちた過程もよくわからんうちにそうこうなって、とにかく細かい事を気にするとダメな話でした。