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神作品

エキスパートレビューアー2022 ソムリエ合格

女性アキタさん

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めちゃくちゃ可愛いのに

常盤と楪。
がっつり身体から関係が始まってお付き合いをすることになったふたりなんですが、楪は素直になれなくて常盤に悪態ついて後悔したりぐるぐる悩んじゃったり…、と相変わらずめちゃくちゃ可愛いのに可愛くなくて可愛い!

泣いたり笑ったり嫉妬したり…、常盤と一緒にいることで感情が忙しくて表情豊かな楪がまたたくさん見られて嬉しかったです。

そして常盤に振り回されてわあわあなっちゃっているとんでも可愛い楪に煽られちゃう常盤。
あまりの尊ぶりに、もう…なんなの…って突っ伏しました。
ミユちゃんの気持ちめちゃくちゃわかる…。

はじまり方がはじまり方なのでどうしてもエッチに目がいきがちなんですけど、お互い気持ちが育ってきているのがしっかりとわかって内面部分の距離の縮まり方にもくう〜っとさせられました。
もちろんエッチシーンも甘さが加わって楪のエロかわいさがとんでもなくて最高でした〜。

そして、ふたりのお話しはまだ続くということで!嬉しいー!!
次巻も楽しみに待ちたいと思います。

愛情と欲

『スパダリくんは攻められたい!』ぶりの桐式トキコ先生の作品。
もともとすっきりとした綺麗な絵だと思っていたのですが、今回はまた格段に綺麗さが増していてさらに色気が足されて艶があってなんかもうキャラが服を着ててもエロい(語彙力)。
そして、Dom/Subユニバースのストーリーもしっかりとしていて読み応えのある一冊でした。

骨の髄までDomに支配されたいSubの純生と純生のことを想い続けていたDomの愛(いつみ)。
偶然の再会からパートナーとなり、お互いの欲が見事に満たされているかのように見えましたが、実は表面上の欲に縛られてしまっていたふたり。
それぞれの深層的なDom欲とSub欲の不一致が軋みとなって出てきてしまい…。

はじめは激しいながらもどこか探り探りに感じた愛とのプレイ。
その違和感が明かされ、愛と純生の本当に求める欲がリンクしているのがわかりめちゃくちゃ悶えました。

甘やかしたい。
甘やかされたい。

ふたりが欲の擦り合わせをして、頑なだった純生の抑え込んでいた本来の欲が愛によって暴かれ、全てを曝け出してとろけさせられたプレイの甘いこと…。
「やわい」って表現、かわいいなあと思いました。
キスもして、全身で求め合って身体を重ねるふたりを見て、あれだけ深い愛情を込めて純生を愛でられるのは確かに愛しかいないなあ、とひしひしと感じさせてもらえました。
タイトルに納得で、ハードそうにみえてあまあまな愛情と欲の絡んだ相互依存関係、愛の純生への激重執着も最高でした。

カナと清春のイレギュラーなSub×Domカプも気になりまくる…!
愛純の続きももちろん熱望なんですけど、カナキヨのお話しも見てみたいなあ、と思いました。

ヴァージンキラーが

熊みの強い元傭兵の秘書×超絶ピュア議員。
なんなんですか、この読まずにはいられない異色カプは〜。

はあ〜、もう筋先生大好き。
魅力的なキャラはもちろん、お話し運びも相変わらずのテンポの良さで最高でした。

ダブルで人たらしな明と耀。
清廉でピュア煽りを炸裂しまくるうぶうぶな耀がきゃわ…。
オフの時のおろして垂れた黒髪が色っぽすぎる。
そして、粗野に見える明が耀に対して丁寧に大切そうに開発を施したり、あの破壊力の凄まじい煽りに何度となく煽られても耐えきった鋼の忍耐力には拍手を送りたいです。
ヴァージンキラーが逆にメロメロにノックアウトされてしまうかんじが楽しい〜。

そんな感度抜群のドエロすぎる耀に期待値がとんでもなくブチ上がりまして。
しっかりと心の距離も縮めながら迎えたふたりの初夜はその期待値を十分超えてくる大満足なエロさでした。体格差とか明のガタイがすごい。
耀のとろとろの表情…、たまらんかったです。

手描きで原稿用紙に描かれている筋先生。
SNSでの執筆配信を何度も観させていただいていました。
今作の描き下ろしからフルデジタルへ移行ということでドキドキしながら拝読。
手描きの時のあたたかくて味のあるタッチと比べるとシャープさが強い感じがしましたが、筋先生の絵自体が好きなので違いも楽しめてよかったです。

ふたりの目を通してみる世界

みつきとあさひの世界一周の旅のそのまた続編。

広大で美しく巡っていく景色の中、みつきとあさひのそれぞれの心情が絡んでいく過程に胸がぎゅうっと締め付けられます。

ふたりの目を通してみる世界。
こういったご時世なのでなんだか余計沁みるというか…。
仲良くいきいきと世界を駆け巡るふたりを見ているだけでも幸せな気持ちになれます。

みつきとあさひの馴れ初めエピソード…、眩しくて甘酸っぱくてときめつめきました〜!
ふたりのことをより深く知ることができて嬉しかったです。

かおるもポールもいいひと。
ポールの密かな恋心にもキュンとさせられました。
かおるはいろいろとかっこいいもんね!
かおるのみつきのあしらい方とかみつきとのフランクなやりとりが好きです。
今回はみつきとあさひのジェラシー顔が見られて楽しかった〜(笑)
みつきはもちろんなんですけど、あさひもみつきのことめちゃくちゃ好きなのにツンツンしてるのかわいい。
描き下ろしのいちゃつくふたりにほっこりさせられました。

そんなふたりの旅ももうはや3冊目…。
ほんとにこの作品に出会えてよかったな…、としみじみ思います。
最後までふたりの旅路を見届けたいです。

理想と現実

結婚の理想と現実がテーマに描かれているお話し。

結婚をビジネス絡みで考える現実的な光成が婚活パーティーで顔面が果てしなくど好みな新に出会って…。

リオナ先生の作品を読む度にキャラクターの人となりが確立しているのが素晴らしいなあ、と思います。
人物像や背景がしっかり描かれているのでお話しに入り込みやすい。

ブランドトマト農家の息子の新とエリートリーマンの光成。
はじめの出会いから最後までで新と光成の印象がいい意味で変わりました。
新は見た目のクールさとは裏腹に愛され末っ子気質なのが愛おしいし、エッチの時の雄セクシーさもズルい。
光成の多方面に対してどこまでもシビアなところも潔くて好きだし、新に出会って幸せを感じている姿がかわいかったです。

1話の表紙とラストの1コマ。
同じポーズをしているのが粋ですし、ふたりの表情の違いがまたいいんですよね〜。
こういうの大好きです。

そして、描き下ろしの光成のシャツガーター+ソックスガーターのコンボがエロかった〜。
社会人の嗜みがエロい。最高。
新のおねだりの仕方もかわいくて、めちゃくちゃ食いついちゃうのわかる〜!ってなりました。

ドキドキ同棲編

3巻で篤の母親に恒介を紹介して、今回はとうとうドキドキ同棲(DDD)編。

そんな同棲編なんですけど、やっぱりあのふたりのことなのでラブラブ全開とはいかず、一波乱あるんですよね。
誤解やすれ違いから声を荒げてがっつり言い合いをしてケンカになってしまって。
恒介は夢でもキレてるし。

でも、それだけガチギレして素を曝け出せる相手ってなかなか出会えるものじゃないし、マイナスなところもひっくるめて一緒にいたいと思うって愛だよなあ〜、としみじみ思いました。
デパートでの贈り物のやりとりもなんかふたりらしくてほっこりしました。

ドキドキ同棲編といいながらもほとんどがすれ違いケンカパートで、あまあまなエッチは序盤と後半までおあずけでしたが、後半の仲直りエッチはそれまでのふたりの想いと糖度が凝縮されていて大変よかったです。
描き下ろしのお風呂エッチからのもふもふパジャマがかわいかった…!

このシリーズは周りの人も優しくて、あったかい気持ちになります。
青柳さんはいろいろと強烈なキャラでしたが(笑)
恒介とお父さんの関係もゆっくりですがどんどん軟化してきているのが嬉しい。

篤のメールのアイコンがほんとにチョコ好きなんだなあ〜、とわかって笑えてきちゃいました。

シリーズ続編は最高糖度、ということで!
とっても楽しみです。

べな (3) コミック

こふで 

べなの力と心

壱とつつがなく平穏に暮らしているべなですが、鬼であるがゆえの力でいつか壱を傷つけてしまうのではないか。
いつか壱が鬼である自分より人間を選んでしまうのではないか…。とずっと胸に抱えてしまっていて。
そんなべなの『力』と『心』が軸になって描かれている参巻です。

べなの悩みが色濃くなった原因が若水と朝太郎との出会い。
彼らと行動を共にすることで、べなの感情が揺さぶられることになり、鬼の姿が顕現してしまいますが同時に自分の存在意義にも気づくことができて…。
名前を与えてくれた何よりも大切な存在の壱。
べな自身がその壱の幸福であると再確認できて良かった。

美麗な絵に見惚れて、今回は表紙もそうなのですが本編でもビジュアルがより魅力的になるべなの鬼の姿が多かったので嬉しかったです。
壱の美しさも増し増しでした。
描き下ろしのちびべなもかわいかった〜。

若水の情人の存在感もすごくて気になるところです。
次巻は来年冬。
予告にあるべなと壱の笑顔が見られるのを楽しみにしながら待ちたいと思います。

ラムダンの特権

はあ…、とうとう、といったかんじです。
言葉が足りずすれ違いまくって、ウルジが激重な愛をぶつけるだけの超絶一方通行だったラムダンへの気持ち。
ラムダンの複雑に絡まってしまっていたウルジに対する愛憎渦巻く気持ち。
紆余曲折を経て、ふたりの想いがようやく繋がったなあ、と感じさせてもらえた4巻です。

序盤でのエッチは3巻の描き下ろし『初夜』の続き…、という概念でいいんですよね?
3巻でも思ったのですが、今までの一方的に感じていた行為と違って、ラムダンがウルジを心から受け入れているのが伝わってきて、なかなかな激しさにドキドキしてしまいました。

とはいえ、アリアナとの婚儀を蹴ってきてしまったウルジの立場や、ラムダンに目をつけた貴族のミジドの登場などで問題は山積み。
ですがウルジのクレバーな対応力が光り、貴族相手に怯まず交渉する姿はかっこよかったです。
バドマの先読みもさすがでブルクティーン兄弟相変わらずハイスペすぎ。

そして、ラムダンの出自についても深掘りされていくようですし、ララの容態も気になりまだまだ目が離せません。

溺愛スパダリむっつりなウルジの満面の笑顔〜!
見たかったですけど、それを見られるのはラムダンの特権ということですね。でもいつかは見たい←
帰路での山越えではラムダンの山育ち能力が遺憾なく発揮されて、ふたりの絆が深まったような感じがしてよかったです。

ラストは謎の人物のラムダンの秘密を暴く爆弾投下からのラスボス(失礼)登場、というなんともとんでもないところで終わり、5巻の予告の不穏さにビビり散らかして4巻の甘い余韻が吹っ飛びました。
ミジドチョイスのどエロい下着を着せられたラムダンを嫉妬丸出して攻め倒すウルジを思い返して情緒を安定させて次巻を待ちたいと思います。

新月の夜

1巻のラストで離ればなれになってしまったエルヴァとアルト。
不安だったのですが2巻の表紙のふたりの笑顔に安堵しつつ読みはじめました。

黒海に沈んだアルトが流れ着いた地で出会った西の覡のマニエリ。
アルトに対して屈託のない明るさを見せますが、その反面で自身の置かれている境遇を恨み、憎しみを吐露するマニエリの姿がせつなくて胸が苦しくなりました。

そして訪れた新月の日。
再会した時のエルヴァの涙に心臓が締め付けられて…。
新月の夜はエルヴァとアルトにとって特別だということ。
ふたりがともに過ごし築いてきた年月と募らせてきた愛情の深さを改めて知ることができました。
お互いをかわいい愛しいと想い寄り添い合うふたりがあの美しくも暗く謎めいた世界観の中でイレギュラーでもあり救いでもあって…。

再会してからのエルヴァのかわいさの突き抜け方がとんでもないです…!
あのお風呂での行動、表情!
あんなことされたらそりゃアルトのぼせちゃうよ!
その後でアルトとすれ違い調子がくるいっぱなしのエルヴァの愛おしいこと。
闘いながら毎日ぎゅーーーってしてたろ、なんて考えちゃうとか…、さすがだしもうかわいすぎて…。
神級に可愛らしいエルヴァがたまらなくて、めちゃくちゃきゅんとしました。

元々存在自体が愛だったふたりがとうとう言葉にしてお互いの気持ちを確かめ合って…、L部分の供給の潤沢さに舞い上がってしまった私の浮ついた気持ちも後半畳み掛けてくる不穏要素に一気にキュッと引き締められて(泣)
3巻は少し間が空くということなのですが…、耐えるしかない。
暗い夜が明けることを祈りつつ待ちたいと思います。

りそ愛続編

人気女性誌の敏腕編集者の瑛二と新人編集者の白兎。
お付き合いをはじめたふたりの続編。
『りそ愛』は個人的に好きな作品なので続きが読めて嬉しいです。

刺繍をあしらった白兎お気に入りのスーツのデザイナーである熊崎が登場。
白兎と熊崎の距離の近さや馴染みの深さに瑛二が嫉妬をして…、という展開なのですが、瑛二のだいぶと大人気ない一面が露わに。
はじめはちょっと、ん?そんな態度悪いかんじ?と思ったのですが、瑛二が恋愛における理想の条件7ヶ条を掲げるきっかけになった過去のこともあるのでそうなってしまうのも致し方ないというか…、それだけ白兎のことを想っているのが伝わってきて。
むしろいつも完璧(家の中は除く)で余裕のある男の意外な狭量さや情けない姿を見せられて逆に萌えました(笑)
それが白兎だけに向けられていて、白兎にしか発動しないなんてたまらんです。

そしてエッチの時の白兎のエロさ。
気持ちいいのに強がっちゃうのかわいいです。

お互いのことを知らないことが多くて、身体から繋がった感情表現が不器用なふたり。
好きな食べ物だったり、これから少しずついろんなことを知って関係により深みが出ていくんだろうなあ、と感じさせてもらえます。

そして相変わらずの画面のスタイリッシュさ。
カバーの色味も素敵です。

続きがあるとのことで、次は同棲編になるのかな?
次巻も楽しみに待ちたいと思います。