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1/6(合計:53件)
佐伊 Ciel
けいkeikei
ネタバレ
ソラとシゲン王の究極の愛の最終巻。 ソラが身を挺してシゲンを救おうとする姿には、読んでいて、自然に涙が…。ソラに教えてもらいました、「見返りを求めない愛」というものを。若いソラにとっては初恋。それも絶対的な身分の差がある王との恋。シゲンを術を介して接していく内に、実る恋心…。 いつも、術師としては有能な彼ですが、シゲンの前で、淡い恋心を抱く姿は初々しく、健気で可愛かったです。そうっ、ソラを一言…
Lenny
呪いを解いた代償に自身の命を削るソラ。 死を覚悟し全てを背負ったまま姿を消す彼を追って、 シゲンは過去を清算し命を懸けて辿り着く。 シゲンはひたすらソラを求め、ソラはシゲンを狂おしいほど愛する。 クライマックスに向かって怒涛の展開で心拍数上がります。 そして泣けます。 お互いを一途に求め合う姿と、呪いが文字となって身体に刻まれる幻想的な描写は、 この物語の美しさと痛みを象徴するシ…
佐伊 小山田あみ
ぺしし
登場人物が多いので何度か読み進めたものの、久しぶりに続きを‥という頃には人物の詳細を見失ってしまい、ようやく相関図を理解した状態で完読。 他の方のレビューでもちらほらと有りましたが、イザクとアリオス‥。 完璧なまでのラブストーリーを望むならば愛する人は生涯一人であって欲しいと思ってしまうけれど、セナとアリオスはいわゆる政略結婚なので劇的な展開や心境の変化がないと‥という心配も『こう来るのか』と…
かいわれだいこん
最終巻を読んでまず思ったことは、Webで最後まで読まれた方、絶対に3巻を読んでほしいです。 とにかく「君が転生してくるために」を、この大団円を見届けて欲しいです。 個人的に、ロウゼンがこんなにユウシンのこと想っていることを知れたのが本当に良かったです。 カイリも諦めずに男気みせてくれました。 沢山の書き下ろしを本当に感謝でしかありません。 ひとりでも多くの人に出会って欲しい作品です。…
物語が一気に動き出す2巻。 疑われながらも唯一ジゲンを救えるのはソラだけ。 この間は本当にソラは健気でとても強い子なのだと思いました。 ソラのジゲンへの想いが苦しい。 ジゲンの過去も明かされ、黒幕は誰なのか……といったところで最終巻へ。
今作も佐伊先生の圧倒的な世界観の長編小説です。 延国の呪術師のソラが王命で隣国、耀国へ行き王ジゲンを助けるように命じられるところから始まる作品。 ソラの芯の真っ直ぐ通った呪術師としての考えがジゲンに影響していきます。 そして読み進めるとみんな気になるであろう何やら気になる脇役のユウシンとロウゼン。 佐伊先生らしい生き生きとした登場人物たち。 そしてラストに活きてくる仕掛けの数々。 全3…
ちろこ
1巻から読んできて、「君を転生させないために」の意味がやっと分かりました。 愛する者への愛おしい気持ち、慈悲深い気持ち、悩み苦しませたくない気持ち、新しい生を祝福する気持ち、枷のない来世を祈る気持ち、永遠に幸せであって欲しい気持ち……そんな思いがたくさんたくさん込められた深い愛情と執念が、この「君を転生させないために」の言葉には込められていました。 呪いをかけられた人間は忌人として転生…
umeair
息をもつかせぬ展開の連続、圧巻の完結巻でした…! ソラの覚悟、そしてシゲンの決断に途中涙してしまう場面も( ; ; ) この3巻、シゲンを前世で呪殺した義兄弟・シュウキの独白、 その記憶から始まります。 (以下、少し世界観と1〜2巻の復習を...←自分のためでもあります;) ”呪術”が存在し、呪われて死んだ者は 前世の記憶を持ったまま・呪いを引き継いだまま”忌人”として転…
ringo55555
前半は怒涛の展開で、息つく暇もないと言った表現がぴったりくる展開。 私は、ちょうど半分読んだところで休憩をいれました(笑) そして後半。。。 展開はやはり早く、その中で後半はラブ要素が散りばめられてます。 両片思いにしか思えないけど、攻めも受けも気持ちと同じ行動が取れない立場。 それゆえのもどかしさがありました。 佐伊先生ならではの、ファンタジーとミステリーとBLを混ぜ合わせた…
ちょっと、ちょっと…… 新しく知った情報量の多さに頭の整理が追いついてかないのですが…((((;゚Д゚))))))) あの人スパイだったん?とか。 良い人だと思っていたあの女性、もしかして……とか。 ソラの叔母さんが実は、とか。ソラがシゲンの呪いを吸収した結果どうなったか、とか。ユウシンの身体に現れた変化とか。 ストーリーのど真ん中の巻なので、かなり話は熟してきていますし、終わりの方…