小林典雅さんのレビュー一覧

藍苺畑でつかまえて 小説

小林典雅  夏目イサク 

素晴らしきカタコト

小林典雅さん、大好きです。
が、最初は「うーん、カタコトの外国人受けかあ…」と躊躇して、しまい込んでありました。
しかし、最近は食わず嫌いが当たり作品だった!なんてことが多かったので出してきましたよ。
攻め受け、両視点です。

実家が農家の攻め信は、綾織村でも屈指の(?)カッコマン。
村は嫁不足であえいでいますが、信自身はまだまだ結婚なんて考えていない25歳。

受けの夏雨は中国在…

4

嘘と誤解は恋のせい 小説

小林典雅  小椋ムク 

破天荒ってこのことなのね

わたしの初・小林作品です。
小林さんの作品導入にはもってこいかもしれません。
小林さんの書かれる世界観がわかりやすい形で描かれています。

わたしは攻め視点が好きなもので、こちらの作品は攻めと受けともの視点で読めますし、何よりHもしっかりあるのに笑える!のが二度美味しい。

受けの結哉はお隣さんの仁に片想い中のゲイなのですが、とても性格が良いのです。
わたしだったら先輩(受けの協力者…

11

美男の達人 小説

小林典雅  高峰顕 

BLで笑えるなんて

小林さんの本はすべて既読です。
その中でも、かなり好きな作品です。
ただ、受けが攻めへ片想いして通い出す美男塾セミナーの内容にひじょーーにページを割いている為、読み返すのはキツイですが…(苦

攻めの上遠野の片想いがページのラスト辺りまで続く、珍しい作品かなと思います。
大抵はもう少しはやく両想いになったりしますよね。
受けの美男塾講師の夏秋が、外見や対外的な社会人としてのイメージを覆…

2

小説ディアプラス創刊50号記念「書き下ろしプチ文庫」 特典

皆さんそれなりにお幸せなようで

記念誌的番外編詰め合わせ本のお約束通り、どの作品もその後のふたりの甘あま生活のお話です。
収録されているのは、結構以前に発行されたものから、割と最近発行の物まで15編。
そのうち既読の作品は6本でした。
既読作品でも、結構古めの物が多い感じ。
っていうか、
「あれ?この本ってそんなに以前にでたんだっけ?」
的な、
なんだか、月日の経つのが早いなぁってしみじみしちゃう。
既読作品だと…

3

小説ディアプラス創刊50号記念「書き下ろしプチ文庫」 特典

結ばれてもなお、心配は尽きない

一穂ミチさんのみ既読でしたので、大変申し訳ございませんが
『シュガーギルド』番外編のみのレビューとさせていただきます。
(お目当てだったものでw)


『sugar and spice』
達生の部屋で寛ぎながら、何気なく車買おうかな、と和がもらした一言で
思わぬ冷戦状態になる二人。
自分の車ってやっぱりいいなと言う和に対して
「原油は上がってるし、維持費もかかる。寮には駐車場…

5

藍苺畑でつかまえて 小説

小林典雅  夏目イサク 

片言な日本語に萌え!

典雅さん、わりと私の中ではとんでも設定というイメージでしたが(すみません)
この度はブルーベリー農家の過疎化問題、嫁不足、
そこで中国の女性をターゲットにする等リアルな設定でした。
(中国の若者の厳しい就活も含め)
中国と日本、どちら側からの見方や先入観、
そういったものを信の従兄弟・一郎へ語らせる事で
「おお、そういうものなのか…」と勉強させていただきましたw
かなり納得出来た部分…

4

恋襲ね 小説

小林典雅  円陣闇丸 

百合百合しい…

考えてみたら、BLで時代モノってそう数は多くないと思います。
で、コレは閨(ねや)小姓モノ。
閨小姓というのが存在したかどうかはこの際、どうでもよろしいのでありまして、
色気したたる絶世の小姓・鮎之介が、殿様付のお小姓になるわけですが、
まず、お殿様に差し出す前に、エロエロしいお床の教育を受けるのであります。
これがなんともエロティック!
さらに、現・殿さまの愛人である先輩小姓となんと…

3

藍苺畑でつかまえて 小説

小林典雅  夏目イサク 

かくも楽しきベトベトな毎日。

アイヤー!めっちゃ楽しいの感じー!

マシンガントークさながらビッシリ連ねられた文章が軽快であっという間に読み終わりました!

「可愛い~!」「楽しい~!」という読後(≧∇≦)
初買い作家さんが当たるとホントに嬉しい~。

過疎化と高齢化に悩む綾織村は、中国人女子をターゲットに村をあげての婚活を企画。
その婚活ツアーに同居人である幼なじみの頼みを断りきれず男でありながら参加した夏雨…

6

嘘と誤解は恋のせい 小説

小林典雅  小椋ムク 

エロい!可愛い!!

皆さんのレビューを見て読みました。
とても面白かったです・・・!
エロくて可愛い!
これに尽きますねぇ。
盛り上がりがあるような派手な展開じゃないのに軽快でさくさく読めました。
きゅんきゅんする箇所がとても多くて、こんな男の子(受)ならノンケの男(攻)が落ちちゃうのも納得( ´////`)
キャラが濃くてよかったです。
特に一騎先輩GJすぎます!!
どんどん変態になっていく攻めも面…

4

藍苺畑でつかまえて 小説

小林典雅  夏目イサク 

楽しくて可愛くて、ただ面白い!

小林さんでいちばん面白かった。大好きです。読んでよかった!

ストーリーは、今さら私が触れるまでもないでしょう。

とにかく、キャラクターが素晴らしかったんです。
メインの2人・信(攻)と夏雨(受)はもちろん、脇キャラクターもいちいち濃くて、でも邪魔に感じない。みんなとても魅力的で素敵でした。

それに、夏雨のカタコト日本語が何とも面白くて可愛いんです。ハイテンションギャグでなくて…

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