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水壬楓子 高久尚子
AK
「答辞」では生徒同士のカプ3組が書かれていましたが、 「祝辞」では大人同士、先生と生徒、「答辞」のメインカプのその後の話と 若さだけで突っ走れない大人の事情がもどかしくもあります。 中でも「卒業証書」が良かったです。 先生と生徒の前に家が隣同士で弟のように過ごしてきた二人。 卒業式後結ばれる二人のお互いの気持ちを伝えるシーンが 好きです。いくら卒業したといっても、 教室は(しかも…
2000年に発売された物を新装版で2010年に発売されたようです。 私は購入時、表紙イラストとあらすじで決めるのですが、この作品については タイトルで最終的に別れる話?と悩みに悩んで何度か見送ったのです。 (基本ハッピーエンドが良いので) 購入後も他の作品を先に読みつい後回しにしていたのですが・・・ とっとと読めばよかった! 学園物ですが、タイトルにある通り「卒業式」がメインに…
水壬楓子 長門サイチ
kirara
ネタバレ
『桜姫』シリーズ3作目・とうとう完結です。いやあ、ホントにこのシリーズ好きだわ~。 シーナ(攻)とフェリシア(受)の釣り合わない思い(少なくとも表面上・意識上は)が、ずっと課題であったと思うんですが、とうとうフェリシアにも『愛』が!いや、突然芽生えたわけじゃなくて、単に意識できていなかっただけなんでしょうが。 ラスト、シーナとフェリシアの寿命の違いに関わる部分は、実に綺麗に片付いた…
『桜姫』の続編です。う~ん、やっぱり好きですね。 前作に比べて、少しだけラブ度が上がりました。とは言え、シーナ(攻)はともかく、フェリシア(受)が相変わらず『任務』が前面に出てるんですけどね。 でも、私はこの作品は『ラブ抜き』でも面白いと思ってます。メインの2人はもちろんですが、シーナとランディのやり取りが、もう笑いなしには読めません。 ただ、私のツボにはもうピッタリなんで…
これは私、水壬さんのシリーズものでもかなり好きなんです。SFファンタジーBLは意外とありますが、私が知る限り『なんちゃってファンタジー』とでも言うべきものがほとんどだったんですよ。こんなにしっかりした『SF』って私は初めてでした(エイリアンが出てくるのも)。スペースオペラ風っていうんでしょうか?BLとしては異色なんでしょうが。 私は『BL』は『ラブ』ありきだと思ってはいますが、これは比率としてラ…
水壬楓子 羽根田実
かなりライトな感じでした。あ、だからと言って中身がないという意味ではありません(びっしり詰まってるかというと・・・ですが)。 なんと言ってもキャラクターがよかったです。和葉(受)は、これぞツンデレ!?な女王様。でも嫌味はなかったです。可愛くて好き。 成親(攻)は・・・これはワンコなんでしょうか?いや、タイトルが飼い犬だから。ワンコっていうのとはちょっと違う気がしますね。まして『飼い犬』…
水壬楓子 新藤まゆり
marun
前作も続編になったらもっとストーリーが膨らんで面白いと思っていたのですが スピンオフ系の続編でのお目見えとは・・・でも、萌え系で言えば今作品の方が上です。 主人公の攻め様は前作の受け様の外腹の弟になります、神社の神官なのにダメじゃん なんてふらふらしている親父にダメ出しをしつつ、読みはじめましたけど 今回の受け様、なんとカッパさんです!でも見た目は貧相な犬にしか見えない そしてお皿?…
茶鬼
前作の「狼の式神」もかなりキャラクター萌えするお話だったのですが、今回も・・・ ナギがかわいいーーー!彼にやられました!! まずその容姿に興味が惹かれます。 彼は水守の妖使なのですが、いわゆる水を治める妖怪ですね。すなわち(爆!) その姿は子犬のようなのですが、表現がフレンチブルかパグのようなという・・・ちんくしゃ!? だけど人間に変化するとアイドルになれるような美形の一族なのだそうです…
水壬楓子 せら
月ノ森学園シリーズの2作目ですね。このシリーズは、なんというかいかにも『水壬さんのルビー文庫』らしい作品です。シリーズ自体はそれほど好きではないですが、これはまだマシな方(『御曹司と甘美な取引』がいちばん好きです。あと2作は・・・)です。 まあ、軽くてさらっと読める作品ですね。ストーリーはこれというものもないですし。ただ、那智(受)の天然具合が結構好きでした。成海(攻)は・・・まぁありがちな…
『月ノ森学園シリーズ』4作目・ラストですね。このシリーズは、『水壬さんのルビー文庫』らしい作品なのですが、これがいちばん好きです。 とても可愛いお話でした。伊月(受)が世間知らずの箱入りなんですが、超然とし過ぎていて、当然のように世話を焼かれていても、ワガママ・高慢に見えないんです。とても自然なんですよ。それに、伊月は自分がズレていることを自覚しているんですね(どうズレてるかは今ひとつわかっ…