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月ノ森学園シリーズの2作目ですね。このシリーズは、なんというかいかにも『水壬さんのルビー文庫』らしい作品です。シリーズ自体はそれほど好きではないですが、これはまだマシな方(『御曹司と甘美な取引』がいちばん好きです。あと2作は・・・)です。
まあ、軽くてさらっと読める作品ですね。ストーリーはこれというものもないですし。ただ、那智(受)の天然具合が結構好きでした。成海(攻)は・・・まぁありがちなキャラクターですね。背景もすごくありがち。なんというか、反抗の仕方や何かが型どおりなのはまだしも、幼稚だな~と思ってしまいました。身内(親子)の確執にまわりを巻き込むなよ、家の中でやってろ、と。
でも、ホントにストーリーのおおまかな流れは『普通』なんですが、私は那智のキャラクターがわりと好きだったので、まあそれなりに面白かったです。でも、Hはそんなにいらなかったですね、正直なところ。
水壬楓子さんの旧作集めをしてる最中なのですが、かなりアタリハズレがありますねえ。
なんと言いますか、ルビークオリティな作品でした。
くらえテンプレ!くらえ古臭い王道!みたいな。
親への反発から反抗期みたいなことを繰り返してる俺様攻めと、全校生徒の人気者の眉目秀麗の生徒会長受けです。でも生徒会長受けのほうは心の病を抱えており、学校ではテキパキだけど寮ではボンヤリしてて不眠症。
最初のえっちは成り行きですが、そのおかげで眠れるようになった受け。眠りのため、心の安定のため、受けは望んで攻めに抱かれるようになる。
攻めは高校生のくせに百戦錬磨のテクニシャン、オッサンみたいなねちこい言葉攻めしよるのが気に食わんです。受けが最初っからアンアン気持ち良くなってるのも気に食わんです。
野外でセックス、生徒会室でセックス、いろんな場所でしてました。
「やきもちやいてた相手が、じつは妹だった」というオチに脱力してるうちに話が終わってました。