川原つばささんのレビュー一覧

東京ナイトアウト(1) ハート・ウォーミング 小説

川原つばさ  沖麻実也 

ちょっと不思議な話

 話のメインは、夜遊び大好き、女装も大好き小沼桔梗の恋愛話。
 でも、不思議なことに主人公は桔梗ではありません。
 主人公は、池谷忍。
 忍は、塾をサボって街中にいたところを、変な男に絡まれて、逃げ出したところを桔梗に助けられ、桔梗の人生にほぼ保護者のような形で巻き込まれてしまう……という形の物語でした。
 桔梗は、幼少期にアメリカにいたこともあって、ぶっ飛んでる系で、忍はどちからというと…

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プラトニック・ダンス 1 小説

川原つばさ  沖麻実也 

めくるめくセレブの世界

後半がよかったので萌えか迷ったのですが、中立で。
前からすごく読みたかったシリーズの1作目ですが、ちょっと自分には合わなかったです。続きを読むかどうかは微妙です^^;

2000年と結構昔の本ですが、もっと古い印象をうけました。そういえば昔はこういうのが流行ってたかも・・・みたいなBL作品です。
昔はこういう受けキャラ(攻めもですが)多くいた気がするのですが、最近は滅多にいないかも。この2…

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泣かせてみたい(1) 小説

川原つばさ  禾田みちる 

青臭い主人公

芹沢慎吾は、高校を中退し、年齢をごまかし、ホストクラブで働いていた。
慎吾は、母が再婚し義父とその連れ子である義兄と四人家族になったけれど、義兄は義父が再婚して早々に海外へ留学してしまう。
そのため、実際には三人暮らしだったはずなのだけれど、慎吾はなかなか父と打ち解けられずに自身の祖父の家にいることが多かった。
そんなある日、母が亡くなり、義父と二人暮らしになってしまった慎吾は血の繋がらない…

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プラトニック・ダンス 1 小説

川原つばさ  沖麻実也 

最近では珍しいキャラ設定

泣かせてみたいシリーズが大好きなのでこちらも読みたくなって、買って本棚の肥やしにしてたシリーズです。
キャラ文庫は安心感がありますね。商業レベルにはない作品が量産されてたいわゆるBLバブル期にも、一定のクオリティの作品しか出版していない。その実績は大きいんじゃないかと。

主役二人のキャラ設定は、最近のBLにはめったに無いですね~。
攻めはホストで女性客とばんばんエッチしてるし、受けはクライアント…

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天使のアルファベット 小説

川原つばさ  極楽院櫻子 

面白かったとは言えないんだけど、面白かったw

近未来SFなんですが、中身はリアルに遺伝子のお話に触れられてて、そこでちょっと厳しいものがあったかも。
特にラストでのまとめ方に作者さんの知識不足が垣間見えて、モニョモニョしました。
こういうお話って、たとえば鈴木光司のようにフィクション的要素をガンガン加えて力技で理論を構築するか、あるいは瀬名秀明のように深い知識を持って書くか、そのどちらかじゃないと厳しいんじゃないかなと思いました。
これを書か…

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ROSARIUM vol.10 小説

川原つばさ  沖麻実也 

これを読むと第2部が読みたくなる。って、このシリーズ第3部まで続くそうですよー!!!!!

今回はコミック版「邪道」特集号です。
最初の方はキャラ紹介とかそれぞれの国の使い女たちのお茶会とか。
いろいろ楽しいです。

川原さんと沖さんの対談ではCD化についての話もされてて。
どうやら川原さんはCD化は好きではないようです(人それぞれにイメージがあるので)
やるとしたらティアもアシュレイも女性声優だっておっしゃってて。
それってもしかして、元ネタの方のあの方たちのイメージのま…

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昇銀龍 紅輝光 小説

川原つばさ 

色っぽい艶っぽい。

タイトルを見て任侠パラレルかしら?と思ったのですが違いました。
表紙もそれっぽく見えたのですが。

今回のお話はコミックス最終巻後でアシュレイが共生する前のあたりのお話。
柢王×桂花サイドでアシュレイもティアも登場しません。
そのかわり登場するのが蒼龍王!

桂花が柢王が胸の裡に何かを秘めているのを話してくれなくて少し不安になっていたり。
それはもしかしてあのことかしら?と本編を読…

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ROSARIUM vol.9 小説

川原つばさ  沖麻実也 

ある意味ファンブックで読みごたえたっぷりvサルギルの蜜月時代もvv

川原さんのファンクラブ会誌です。
でも、一般売りもされてた模様。

今回は「プラトニック・ダンス」の特集ということでプラダンに関することが満載。
まずはそれぞれのキャラクターのプロフィールやらの紹介からはじまり。
カイが客とかと行ったステキな店がその時の思い出と共に店内写真なんかと一緒に紹介されてたり(地図とか載ってるところを見ると実在する店なんでしょうか)
絹一の1人暮らし講座とか。…

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プラトニック・ダンス 6 小説

川原つばさ  沖麻実也 

聞けない不安。言えない秘密。素直な言葉。

遂に最終巻です。

『セカンド・プロローグ』
情緒不安定で買っていた猫に怪我をさせてしまって。
また絹一は鷲尾との関係に距離を置き始める。

絹一は素直に自分の不安を口にできない分、内に籠るというかそういうところのある人で。
それがひどくなると体調不良とかにまでなってくるんだけども。
今回も聞けないままのレイのことが気になって、ちょうど海外出張もあるからとそのまま日本を離れようとす…

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プラトニック・ダンス 5 小説

川原つばさ  沖麻実也 

大切な言葉。揺らぐ心。

自称「日本一わがままなホスト」・鷲尾カイ(28)×海外編集部のサポート社員・穐谷絹一(25)

『タイム・ウェイブ』
鷲尾とレイが一緒にいるところを見てしまってから絹一はどう接していいのかわからず鷲尾の部屋に行けない。
けれど、それも長く続けてはいられず鷲尾の部屋へ。

一度触れてしまえば寄りかからずにはいられないくらい落ち着ける場所が絹一にとっては鷲尾で。
鷲尾はレイとの写真が送り…

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