浅見茉莉さんのレビュー一覧

あにだん ~アニマル系男子~ (表題作 彼パン) 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

してやられたり!

このご時世にイロモノBL小説を出すとは
随分剛毅な方もいらっしゃる…と感心半分
呆れ半分で手に取りさてとページをめくった
訳ですが…。
ただのイロモノではなくて要素をしっかり
織り込んだ折り目正しいラブコメだったんで
まあページが進むこと進むこと。

ただ要素を詰め込みましたネタを消化しましたと
いう話なら評者は中立を通り越して黙殺する所です。
嫌な理由を詳細に書く時間が惜しい…

4

あにだん ~アニマル系男子~ (表題作 彼パン) 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

素敵な動物園

その動物園は、ダーウィンも知らない進化を遂げていた…。帯の言葉に進化とは何?と思ったら、それは夜になると人型になる動物のことでした。そんな動物園での、進化種と呼ばれる動物たちの恋の物語です。動物たちのモフモフと、人型の時のイケメンぶりに萌えます。

◎アイドルパンダの蓮蓮×イケメン飼育員砂場
アイドルとしての自覚がある蓮蓮の思考が面白くて、世界中の全ての人は自分を好きになると思ってるのがおか…

7

あにだん~アニマル系男子~ コミコミスタジオ書き下ろし小冊子 特典

公園デビューならぬ…

表紙、裏表紙ともに本編と同じ。
コミコミスタジオで購入した際についた、書き下ろし小冊子です。

夜に人型になれる進化種パンダ蓮蓮と、飼育員で人間の砂場との間に生まれた凜凜。
その凜凜の動物園でのデビューが決まり、せっせと父親蓮蓮の教育で『いかに”楽”に可愛く見せるか』というポージングを練習中です。
飼育員なので一緒に客前へ出るわけにもいかず、新米ママの砂場は張り切るパパ、蓮蓮に任せるしか…

3

あにだん~アニマル系男子~ 出版社発売記念ペーパー 特典

ひたすらガックリ

『あにだん〜アニマル系男子〜』の出版社書き下ろしペーパーです。
よくSSと言いますが、偽りなしにこちら短っ!
しかも内容薄い…
こんなに薄くて短いのは初めてです。

内容は、本編での三カップル目だった、ドイツからやってきたユキヒョウのラフィーと武蔵野動物園の双子ユキヒョウ、朝陽と夕陽のお話でした。
双子との間に産んだ子供(そうなのです、この作品は妊娠出産ありなんです)が出てくるのですが…

0

あにだん ~アニマル系男子~ (表題作 彼パン) 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

モフモフ妊娠パラダイス

モフモフファンタジー×男の妊娠をテーマにしたラブコメ。
人間に変身できる動物「進化種」がワラワラいる動物園を舞台とした、三つの作品集です。

各話の扉絵に描かれた動物の赤ちゃんのイラストも反則級にキュートで、視覚的にもかなり楽しめました♪


■「彼パン」
ジャイアントパンダ・蓮蓮(攻め)が、クールな飼育員・砂場(受け)に一目惚れ。
可愛いパンダの姿でアピールしても、カッコいい人間…

16

あにだん ~アニマル系男子~ (表題作 彼パン) 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

インパクトが半端ない

夜になると人型に変じる進化種と呼ばれる動物たち。
それは絶滅危惧種の大型動物に多く、彼らは秘密裏に守られています。
武蔵野動物園のそんな彼らが主役の短編集。
しかし、動物園の動物たちが本当にこんなこと考えていたら怖いですねー(苦笑
『あの客、俺見ないでフランクフルトばっかり食いやがって』とか、『けっ、このカップルもうダメだろ』とか。


表題作は『彼パン』。
***********…

10

言って、イって~官能作家育成中~ 小説

浅見茉莉  今野さとみ 

ドッキリ部屋の主である最強な受け

新刊チェックの時に初めて知りました。
知った時には既にフルール文庫のWEBサイトでの
無料公開が終了してしまっていたため、お試し読みをして、
他にも公表されている粗筋を読み、
色恋に無縁な受けをあの手この手で育成していくという内容に、
何だか妙に興味をそそられて、
今回は特典ペーパーが付くということで、
いつもの お店で予約をして購入しました。

作品は、
『言って、イって』

4

言って、イって~官能作家育成中~ 小説

浅見茉莉  今野さとみ 

ヘタレS×肉食系Mの化学反応が楽しい

官能小説の編集・中澤(攻め・27歳)は
スランプの文芸作家・恭司(受け・21歳)の担当に。
童貞で、濡れ場の描写がド下手くそな恭司に
中澤はなりゆきで実践を手伝うことになり…。


最初のエロシーンのきっかけは
「エロい擬音が浮かばない」というもので
中澤に後ろを弄られながら
閃いた恭司は
「ぐりゅぐりゅ」「しゅ、しゅっしゅっ」
など口に出しながら果てる…相当シュールですw

5

嘆きの夜啼鳥(ナイチンゲール) 小説

浅見茉莉  かんべあきら 

必要?と思うシーンが多過ぎて

浅見さんの作品はこれで読むのは三冊目です。
しかし、まだカラーが掴めずにおります。
最初に読んだコンビニのお話があまりにほのぼの系だったので、そういう路線の方かと思いきや!こういう痛いお話も書かれるのですねえ。

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受けは新進気鋭のヴァイオリニスト、悠、26歳。
過去にはストーカー被害にもあったことのある見目の良い青年で、舘川へ片想いをしています…

2

偏愛シンメトリー 小説

浅見茉莉  Ciel 

二人自慰的小説

久しぶりの「しゅみじゃない」評価です。
浅見さんは実は結構好みの作家さん、Cielさんの絵もエロくて綺麗でいい……
のだけれど、これはダメでした。
途中から読み飛ばしてページをバサバサめくってしまいました。


双子の近親相姦、リバ、ヤンデレというのは、個人的には全く地雷じゃなく
むしろリバは好物だし、胎内から共にいた双子が溶け合って一つに戻りたい、
互いがいなければ生きていけない…

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