蔵王大志さんのレビュー一覧

僕たちは明日に向かって生きるのだ コミック

蔵王大志 

敢えて伏字で紹介します

性行為をした相手に幸運を与えるという
母の力を受け継いだ受。彼が長年片思いを
していたのはことごとく受に勝てずくじ運も
無い攻。
何も気付かぬ様にしていた彼等がある日
自分の状況に気付いて暴走してしまったと
したら?

幸運と恋愛のバランス配分を実に楽しく
コメディ仕立てにしています。

0

恋するドラゴンハート 小説

髙月まつり  蔵王大志 

続くらしい

題名からもわかるとおり、人外もの。攻がドラゴンで、人の姿は擬態らしい。そちらの世界で若様と呼ばれる攻とその従者が雷とともに日本にやってくる。落ちた場所は、受が住んでいる貧乏屋敷の荒れ放題の庭。
話は、花嫁を探しに来た攻が受けに一目惚れしてのどんちゃん騒ぎだが、山はあり谷もありでなかなかおもしろかった。
受には弟がいるのだが、2人のかけあい漫才の様な会話も楽しい。こちらは、攻の従者と接近中。

1

主のおおせのままに コミック

蔵王大志 

甘納豆てんこ盛り黒蜜がけ

作品のトーンをコミカルにしようかあまあまに
しようか迷ってしまう一冊です。
あまあまな余りにコミカルになっていると言う
感じですね。
短編集とは言え別単行本(あるいは収録作)の
番外編を含んでおりますので、この一冊単独で
読むには少しだけ辛いものが。入門篇乃至
お試しの一冊と考えても良いかも知れません。

表題作は奉仕されつつも実は美味しく戴かれて
しまう受と奉仕しつつ密かに受…

2

Electric Hands コミック

蔵王大志 

ボケる攻、ツッコむ受

王道展開に流されず、コミカルに回避しつつも
さらりと深い所を抉る作風はお見事。
受の感じ易さが攻略ポイントになるのではなく、
攻にとって前進のハードルになってそして…と
言う進行が良いですね。

同時収録作品における攻める12歳の登場も
美味しい所。
等身大と大人びた部分のギャップがかなり
美味しいかと愚考します。

0

伯爵様は秘密の果実がお好き 小説

髙月まつり  蔵王大志 

エディの故郷で二人の愛は…。

名実ともに恋人同士だと認め合った二人はエディの故郷であるイギリスのグレイン伯爵領地に明の事を花嫁としてお披露目に行く事にします。

たどり着いたエディの故郷では皆が明の事を極上の血を持つ餌だと言い、エディの事を小さな小さな頃から好きだったライバルの少女には目の敵にされるし、エディの祖父にはキスまでされて……

吸血鬼エディの故郷と言うともちろん皆吸血鬼(元人間も居るけど)なので、エディにと…

1

伯爵様は魅惑のハニーがお好き 小説

髙月まつり  蔵王大志 

明の決断はいかに。

ブラッドベリーは吸血鬼達の主食とも言えるべき果実、これがあれば人間の血を啜らなくても生きていけるのですが、この果実はグレイン家の領地でしか育たないと言われていた不思議な果実でもありました、ダメ元で桜荘の庭にブラッドベリーの種を植える明。
そんな二人の相手を思い合う気持ちがある影響したのか、明は人間でありながらブラッドベリーの奇跡を起します、グレイン家の領地でしか育たないといわれていたその種子を発…

2

Color コミック

影木栄貴  蔵王大志 

感情の上手なずらし方

合作作品であって虚虚実実の物語、です。
もっとも作品として世に出ている以上フィクションと
して成立する様に構成されている訳で。
恋が発芽する瞬間から愛に転化する過程までが
きちんと描かれた佳作でありましょう;。

0

伯爵様は危険な遊戯がお好き 小説

髙月まつり  蔵王大志 

恋人同士になった二人のそれからは…

やっと恋人同士だと認め合った二人、エディの仕掛ける何となく変態チックプレイにも慣れ始めた明に今度はエディの一族であるジョゼフと言う男が近づいてきて薔薇の花を手渡していった。

「求愛の証」だと怒るエディと、恋人だと言いつつ所有物(?)の証である首への噛み癖も付けてくれないエディに少しづつ不信感を募らせる明。

そんな折エディに美人の婚約者が居る事まで発覚し、とうとう明は別居宣言まで出す始末…

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