無垢でセンシュアル、ただひとつの愛しい宝石

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表題作恋するドラゴンハート

美貌の不審者実は美貌のドラゴン・ルカ
貧乏なやんちゃ少年・志乃滝勇気

あらすじ

志乃滝勇気と弟が住む古ぼけた洋館に、雷と共に落ちてきた美貌の不審者、ルカ。王子様のような気品と無邪気なほどの非常識。どうやら人智を超えた高貴で尊いいきもの…らしい…? 謎だらけのルカは、蜜の囁きと甘い毒にも似たくちづけや愛撫で勇気を喘がせる。だが勇気は享楽も真摯な愛情も否定する。彼は、ある哀しみを抱いて必死に何かを護っているのだ。その哀しみが更なる事件となり勇気を襲った時、ルカは奇跡の─!? ここから信じられない恋が始まる!!
出版社より

作品情報

作品名
恋するドラゴンハート
著者
髙月まつり 
イラスト
蔵王大志 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
ISBN
9784829623978
3

(5)

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萌々

(2)

(1)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
13
評価数
5
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

人外ファンタジーシリーズの第2弾

高月さんと蔵王さんの人外ファンタジーシリーズの第2弾。前回は吸血鬼でしたが、今回はドラゴンたまにトカゲちゃんという人外攻めです。
テンション高く、今回のシリーズもスタートを切りました。
またしても人外攻め。しかも嫁探し……って、あら伯爵・エディーと被る気もしなくはないけれど、マンネリっていう感じは全くなくて、最後まで楽しく読めました。

以前の志乃滝家はかなりのお金持ちでしたが、勇気が懐いた志乃滝家の顧問弁護士・由岐や親族達に身ぐるみはがされ、残ったのは洋館だけで、その洋館すら修繕するお金は残っていなくて。それ以来、裏切られることが怖くて信じられるのは弟の勝利だけと言う毎日を過ごしてきたのです。
だから、そう簡単に受け入れられないんでしょうけど、受け入れたら勇気も一途に想っちゃうんでしょう。
身を挺して弁護士から守ってくれたルカに、ちゃんと「愛している」と告げる勇気。
ルカがメロメロで甘やかすなら、勇気はツンデレだけど抱かれるときはエロエロで。(このあたりの設定も、伯爵シリーズと激似)

そろそろ続編が出るみたいです。
ルカと勇気が出来上がる一方で、弟・勝利とクリスの方も出来上がっています。こっちは脇カップルってこともあったんでしょうけど、なにもこだわりがないらしくめっちゃあっさりとくっつきます。可愛いクリスに、それこそ一目惚れだったような気がします。

1

続くらしい

題名からもわかるとおり、人外もの。攻がドラゴンで、人の姿は擬態らしい。そちらの世界で若様と呼ばれる攻とその従者が雷とともに日本にやってくる。落ちた場所は、受が住んでいる貧乏屋敷の荒れ放題の庭。
話は、花嫁を探しに来た攻が受けに一目惚れしてのどんちゃん騒ぎだが、山はあり谷もありでなかなかおもしろかった。
受には弟がいるのだが、2人のかけあい漫才の様な会話も楽しい。こちらは、攻の従者と接近中。
見た目も王子様と受との絡みシーンにはニヤニヤしてしまったが(笑)扉絵だけは要注意。本屋でカバーをかけてもらうさいには十分対策を(笑)
ちなみに、話は完結しているがこの先も続くらしい。作者曰く、困難がまちうけているそう。

1

バカバカしい

いろいろ言いたいことがあるんですが、こういう作品には言っても無駄というか、楽しめなかった自分の負けという気がします。非常に残念。
でも、こういったトンチキは大好きなので、ほんとうに残念です。

設定とかキャラクターとか、おもしろくなりそうなのに、いろいろ唐突だし、ご都合主義というか、設定だけってかんじでもったいないような?

蔵王さんのイラストはきれいだったし、爬虫類的なドラゴンもかわいかったんですが、それだけにもったいないですね。
蔵王さんの無駄遣いってかんじかも。
口絵のカラーとか、きれいでエロくてよかっただけに残念。

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