池戸裕子さんのレビュー一覧

花嫁のガーディアン 小説

池戸裕子  砂河深紅 

王道系の花嫁物語

兄弟王子に翻弄される花嫁衣装が似合うウエディングプランナーの
受け様が主役で相手役は王国のクールな弟王子ですが相愛になるまでは
後半まで焦らされまくるストーリー展開になってます。

受け様はウエディングの新企画の為にアルバラ国にやってきます。
そしてアルバラで民族衣装を研究しているマダムの好意で自宅に招かれ
コレクションの花嫁衣装を見せてもらいながら自ら試着していた時に
隣家のパーテ…

0

鬼神の囁きに誘われて 小説

池戸裕子  黒沢椎 

BL推理ホラーラブ

ホントにミステリーホラーを読んでるみたいな感じでしたね。
ミステリーホラーとBLが合体した作品とでも言いましょうか
人ならざる者と人間とのラブロマンスでした。
設定的には昔からの言い伝えや因習なんですがかなり呪われた
忌まわしい因習が現代にも残っていてそれプラス心霊的現象の
ダブル構成になっていました。
現代の人間の欲の為に引き起こされる犯罪と過去の欲に塗れた
犯罪とが物語を交差し救…

2

管理人は手に負えない 小説

池戸裕子  黒沢椎 

受け様のために料理を作っていた攻め様

二人は幼なじみで共に父子家庭で育った為に
受け様は実の兄のように攻め様に懐いています。
そして攻め様もまた年上の兄らしく可愛がっている。
攻め様は都内でレストランを経営する一流のシェフでしたが
受け様が知らない間に店を他人に任せて引退していた。
受け様もまた、攻め様に知らせずに役所を辞めていて・・・

攻め様の長い片思いと受け様が攻め様に対する思いを
恋愛だと自覚するまでのお話に攻…

1

ひみつの媚薬 小説

池戸裕子  高群保 

フェロモンファンタジー

フェロモンも出す家系って物凄い威力ですね。
無差別に相手を引き付けられるなんて惚れ薬同様かなり
キケンな代物です。
そんなフェロモン家系の受け様が主人公。
はた迷惑なフェロモンの為に純粋な友達一人いないと嘆く受け様。
周りは全てフェロモンに大なり小なり影響を受けてる人ばかり。
そんな中でフェロモンが効いていない人と知り合いに。
それは学校の生徒会長の攻め様。
購買での菓子パン争奪戦…

0

僕は君しか愛せない 小説

池戸裕子  紺野けい子 

体の関係から始まる恋

以前、同じ作家さんの「僕らはキスからはじめよう」を読んで、かなり気に入ったんですが、この作品も結構キュンキュンしました。
あとがきにも書かれているんですが、実は「僕らはキスからはじめよう」と似たイメージ世界で書かれたそうなので、「僕らはキスからはじめよう」を気に入られた方にはこの作品もお勧めできるかもしれません(私も気に入ったので)。

出会いの頃は攻めに反発を感じていたヤンチャな高校生が、…

2

官能小説家の純愛 小説

池戸裕子  一ノ瀬ゆま 

恋愛に不器用な大人な彼

駆け出しの雑誌ライターと大学時代に起業した若手経営者との
最悪の出会いから10年の月日をえてのお話。
10年の間にそこそこ仕事の出来る男になった明、対する高塔も
順調に業績を伸ばし大手の会社経営者になってのまさかの運命の再会。
10年前黒い噂のあった高塔に、駆け出しの猪突猛進型ライター明は
まさに、声を掛けようとしたところで、蠅呼ばわりされて・・・
まぁ、本人忘れてるけど臭い捨て台詞を…

2

青い瞳のウエスタン 小説

池戸裕子  サクラサクヤ 

余裕のない大人。

 米国の牧場でのサマースクールに参加した早瀬晶。
 晶は帰国子女で、日本の学校になじめず、心を閉ざし、学校にも行かない生活を送っていた。
 そんな晶がその牧場で出会ったのは、美しい馬だった。

 その馬と触れ合いたいと希望する晶に、持ち主であるカウボーイ・ウィリアムは、晶に自分の仕事を手伝うように告げる。
 当初、何かと自分を子供扱いするウィルと衝突してばっかりだった晶だったが、朝早く起…

0

恋人は三度嘘をつく 小説

池戸裕子  新藤まゆり 

思ったよりもさらっと

 主人公の国枝章は、一握りのセレブのみを相手にする闇の便利屋。
 そんな国枝がいつも行きつけにしているのは何故かほっとする空間であるコーヒー店。
 そこのマスターである水無月に国枝は何故か惹かれる物を感じていた。

 そんな最中、「水無月の体に刻まれた刺青を確認してほしい」という依頼が国枝のところに持ち込まれる。
 手っ取り早くそれを確かめるのは、水無月と寝ること――。

 普段は穏…

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僕らはキスからはじめよう 小説

池戸裕子  紺野けい子 

一途な片思い

「夏休み限定で、俺と遊ばない?」
夏の海で彼女に振られた直後、和弘はそう声をかけられた。
声をかけた達也も失恋直後で、お互いを慰めるために携帯の番号さえ教えることもなく始まった付き合い。
はじめは気のあった友達同士だったものが、やがて和弘は達也に惹かれていって・・・。

一見、遊びなれている達也の一途な思いにキュンキュンしました。
時間限定の恋、夏休みが終われば離れなけばならない、とい…

2

ウソと薔薇のロマンス 小説

池戸裕子  片岡ケイコ 

シンデレラストーリー?

 親友の身代わりとして、大富豪・デニスと一日過ごすことになった翔。
 真夏の異国で翔を迎えたデニスは薔薇の花束を持った金髪碧眼の王子様だった。

 夢のようなゴージャスな時間を過ごしたのもつかの間、彼から告げられた言葉は――
『君を誘拐する』
 という一言で……

 という話でした。
 ゴージャスなお金持ちにあっちこっち連れまわされてるうちに次第に、翔がデニスにほだされちゃう話………

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