中原一也さんのレビュー一覧

極道はスーツを秘密に閉じ込める 小説

中原一也  小山田あみ 

やっぱりごうでなくっちゃね

シリーズ8作目になっても飽きのこない内容で今回もあっと言う間に惹きこまれて
読み終わった感じですね。
前作では諏訪と木崎の結末に苦しいくらいの切なさに読んでいる方が悶えそうな展開で
でも諏訪の病室だけ違う花のことで、もしかしたらと希望を感じた通りの結果で
思わず中原先生ありがとうと叫んでしまいました(笑)

それにしても榎田さんは本当にM開発されちゃっていますよね、毎回毎回エロですが

7

極道はスーツを秘密に閉じ込める 小説

中原一也  小山田あみ 

狂人 野口

待ってました!の極道スーツ。
木崎が組長のお嬢さんに惚れられてしまったのに端を発した出来事が、せっかく心を開いた諏訪と諏訪を想う木崎の幸せに繋がると思っていた未来を壊すことになった前作。
そこで意味ありげに登場した刑事の野口。
この本作は、この野口の狂人ともいえるべき憎しみと悪意に満ちた暴走により、息をもつかせないハラハラ展開がなされました。
手に汗握るとはこのこと!

アクションを見…

8

中華飯店に潜入せよ 小説

中原一也  相葉キョウコ 

雑多な町の雰囲気が良かった

魚住の店の裏側で行き倒れていた、廉。……実は、廉は地上げを目論んでいるヤクザのスパイとして、この町に入り込んだのでした。
廉を助けた魚住はそのまま、住み込みで廉を働かせることにします。
廉はこれは好都合と最初は思いますが、魚住の店で働いているうちに、店に来る人たちや、魚住に好意をよせるようになりますが・・・。


雑多な町の雰囲気が良かったです。そこに住む人たちも、面白い人たちで。

2

双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

過程が納得いかん!

エロいんですよ?エロイんだけども・・・

相思相愛になる過程が納得いかん!!!

どう考えても、体に溺れた・・・クセになったとしか・・・。


兄貴が大好きな双子の兄弟(あつし・えつし)
成人しても思いは秘めたまま。
じゃれたとしてもそれはおふざけとして兄貴は判断していたそんな時、
今まで親を亡くしてから、
成人してもなお、3人ひとつ屋根の下で暮らしていた一家に、
兄貴の一…

9

Oyaji de assort 小説

中原一也 

生き様を見届けたい

『愛とバクダン』『愛してないと云ってくれ』シリーズの番外編。
個人的に、オヤジが輝く中原作品の中でもお気に入りツートップの作品です。

◆『愛して~』番外編
【罠】
相変わらず小学生のような下ネタを吐く斑目と、あしらうつもりが策略にハマる坂下の日常譚。

【斑目の半分】
双葉と斑目のSM談義がくだらなすぎて面白い。「坂下先生はM」に同意w
ヘラヘラしつつ、陰ながら坂下のフォローに…

2

共犯&愛バクシリーズ総集編 小説

中原一也  水貴はすの 

気になるあの二人も登場

『共犯』『愛とバクダン』の番外編を集めた同人誌。
両シリーズに登場する、深見兄と橘のお話も入っています。


◆『共犯』番外編(國武×北川)
【G行為】
出張先から電話をかけてきた國武に促されるまま、北川の手は…という話。
今でも男に抱かれることに背徳感を感じている北川。
「課長」呼びも含め、真面目でストイックなのにエロイです。
帰ってきた國武とのイチャイチャもあり。王道オフィス…

1

熱風王子 愛とバクダン3 小説

中原一也  水貴はすの 

話は日常系、絡みはマニアックな方向に!

『愛とバクダン』シリーズ3作目。

トラウマにヤクザに薬に…とシリアスな展開だった1~2巻に比べ、ぐっと日常色が強くなった印象。
謙二郎の将来や周囲の人間との関わりがテーマで、ホームドラマのようです。
竜崎との関係も、恋人というより親子のように見えることもありました。絡みはドライなどあって相変わらずエロイですがw

謙二郎がレーサーにスカウトされる話と、
オリーブさん(謙二郎のママ的…

3

傷だらけの天使ども 愛とバクダン2 小説

中原一也  水貴はすの 

愛が深まる2作目

『愛とバクダン』シリーズ2作目。

今回は謙二郎に初めて友達ができます。
竜崎はそのことを喜びつつも崇(友達)に軽く嫉妬し、謙二郎を甘く攻め立てる(生クリームプレイ!!!激甘です)。
しかし、その崇がヤクザの金を持ち逃げしたことで竜崎たちはヤクザからの逃走劇に巻き込まれることに。
崇は、その後の展開をみるに性格良く頭も回る人物に思えるだけに
最初のこの行動には少し違和感が。頭にきたから…

3

愛とバクダン 小説

中原一也  水貴はすの 

オヤジ萌えの原点

初めて中原作品のオヤジ攻めに出会ったのがこの作品。
今読むとストーリーなど荒いところはあるのですが、オヤジ萌えの原点ここにありという感じで感慨深いです。

最近の中原作品のなかでオヤジ攻めと言えば「愛して」シリーズの斑目が一番好きですが、斑目の言動やキャラ造形には本作のオヤジ・竜崎のそれと共通するところが多々あるなと思います。
セクハラかまして受けに殴られ「おー痛て」とか言ってる台詞なんて…

2

愛に終わりはないけれど 小説

中原一也  奈良千春 

斑目が

このオヤジ、かっこよすぎ。

肉体労働で鍛えた男らしい体躯で、オヤジギャグでラテン系の明るいエロフェロモンまき散らし、
オマケに前職は優秀な脳外科医で、いざとなったら、その手腕は神業。
ただのエロオヤジと見せて、実は受け一筋で、チョー愛して大事にしている。
そこへ、今回は更に、医師をやめるきっかけとなった過去に苦悩する姿なんて物も見せて、
もう、これ、
惚れるなっていうほうが無理だよ…

3
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