中原一也さんのレビュー一覧

淫猥なランプ 番外編 特典

ほうれん草の収穫後は卑猥なマツタケの収穫!?

本編後で、事件もすっかり解決し、でも地味で平凡だった生活が
ランプの精のキファーフと同じく幼精のサラマとの奇妙だけれど楽しい3人での
暮らしをしている日常になりつつある日の出来事です。

幼精のサラマも日中の魔法の練習で疲れ眠っている傍で同じく眠っていた匡に
迫る気配、それは子供が寝静まった夫婦の営みを彷彿とさせるようなやり取り。
それでもやはりいくら自分より長生きしているサラマとはい…

3

淫猥なランプ 小説

中原一也  立石涼 

AV俳優以上に卑猥で色気のあるオヤジはランプの精!

最高に面白いっ!!まるで千夜一夜物語のア○ジンと魔法のランプを思わせる
設定なのですが、現代に現れたランプの精は存在自体が「卑猥なオヤジ」なのです。

そしてうまうまと喰われてしまうのが、昼行燈のようなどんくさいリーマン27才。
インチキ霊感商法に騙されて購入した1万円の古びたランプ、自分に憑りついている
悪霊を追い払う事が出来ると言われ、云われたようにランプを磨いていたら
突然現れた…

14

嫌になるほど 小説

中原一也  佐々木久美子 

尽されて尽されて…

いいだけ攻めに尽されて、言い寄られて、命まで懸けるほど想われて、
でも受けは意地っ張りのツンデレ。
意地っ張りといってもカワイイ系ではなく、30過ぎたいい大人ですぐにキレる凶暴男。
もちろん最後にはしっかり堕ちるんだけれど、
途中で繰り返し攻めを好き…と自覚しても、素直にはなかなか示せない受け。
う~~~ん、自分は好みじゃなかったです……


攻めが、強い決意と覚悟を持って足を洗っ…

3

淫猥なランプ 小説

中原一也  立石涼 

オヤジンナポッポレーノフェロモンダプンプンキンニクモムッキムキーダキファーフ

この本の帯「千年ぶりに俺の大砲に点火しやがって。責任を取ってもらうぞ」
立石涼さんのこのイラストが出た時から題名も含め、大変に気になってましたねぇ♪
もちろん中原さんだからランプの精がオヤジなんだとは予想していましたが、まさかよもやこんな名前が(爆笑)
しかも日本人じゃないのに、その発言は日本の昭和のエロおやじですよ!
中原作品初のアラブものは、ファンタジーなぶっとびジェットコースター。

20

嫌になるほど 小説

中原一也  佐々木久美子 

不良オヤジの純情とツンデレ意地っ張り

過去に付き合っていた二人、今は仕事の相棒としての付き合いながら口を開けば
元鞘に戻ろうと口説かれる日々。
10年前まで一応恋人のような関係にあった二人、ホストとその店のバーテンで用心棒を
していた二人、甘い言葉があった訳でもないのに互いに貪りあうような関係。
恋人未満セフレ以上のような関係だった二人だが、攻めの望我がギャンブルに
狂ったことから二人の関係は終わる。
それも、何も波多野に…

3

嫌になるほど 小説

中原一也  佐々木久美子 

オットコマエな年上世話女房♪

三十路男二人が、冷蔵庫のプリンのことで言い争ったり、
手回しビール冷却器を一緒にクルクル回したり・・・
いいな~こういう日常の何気ない描写v
まるで同居しているみたいに食べ物や煙草を共有していて可愛いです。
この二人のやり取りや、世話焼き×狂犬という組み合わせが、
刑事コンビ物の『不器用、なんです』にちょっと似ているかも。
本書の二人は、10年振りに再会した元セフレで、今は探偵と相棒と…

3

嫌になるほど 小説

中原一也  佐々木久美子 

中原節がうなるw

今回のこのお話も中原さんらしい要素が満載で、とても自分には好きな男同志の関係でした。
ヤクザではないけど危ない橋を渡る彼等。
勝負をかける代打ちの高レート麻雀。
腕っ節はハッタリじゃなく強い。
そして本気だか冗談だかのエロおやじ発言。
甘い雰囲気は一切ないのに、愛情がヒシヒシと伝わるドライなのにウェットな関係。
こういういかにも「男」な同士が関係あるって、すごく自分の萌えツボなのです。…

7

ふしだら者ですが 小説

中原一也  小山田あみ 

主人公は魔性(笑)

主人公の名前は皆川、そして、幼なじみの親友の名前は高森。
ごく普通の地味の40男は、ごく普通に役所で働き、ごく普通に暮らしている。
でもただひとつ違っていたのは、皆川は魔性のゲイだったのです。

その魔性っぷりと男遍歴がこれでもか!と描かれる前半は、声を出して笑っちゃうコメディ。
しかもこうも男にモテちゃう理由というのが、ちっちゃい頃いじめた妖精に
「一生男に言い寄られる」呪いをかけら…

5

極道はスーツを秘密に閉じ込める 小説

中原一也  小山田あみ 

やっぱりごうでなくっちゃね

シリーズ8作目になっても飽きのこない内容で今回もあっと言う間に惹きこまれて
読み終わった感じですね。
前作では諏訪と木崎の結末に苦しいくらいの切なさに読んでいる方が悶えそうな展開で
でも諏訪の病室だけ違う花のことで、もしかしたらと希望を感じた通りの結果で
思わず中原先生ありがとうと叫んでしまいました(笑)

それにしても榎田さんは本当にM開発されちゃっていますよね、毎回毎回エロですが

7

極道はスーツを秘密に閉じ込める 小説

中原一也  小山田あみ 

狂人 野口

待ってました!の極道スーツ。
木崎が組長のお嬢さんに惚れられてしまったのに端を発した出来事が、せっかく心を開いた諏訪と諏訪を想う木崎の幸せに繋がると思っていた未来を壊すことになった前作。
そこで意味ありげに登場した刑事の野口。
この本作は、この野口の狂人ともいえるべき憎しみと悪意に満ちた暴走により、息をもつかせないハラハラ展開がなされました。
手に汗握るとはこのこと!

アクションを見…

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