中原一也さんのレビュー一覧

濡れ男 小説

中原一也  梨とりこ 

濡れてる姿が好き?

濡れ男なんて何やら卑猥なイメージを連想してしまう腐って湧いてる頭の私ですが、
タイトルの濡れ男は、雨男のことだった。
まぁ、雨男と言っても、大学からの腐れ縁の受け様が出る何イベントごとがあると
必ず雨になってしまう、そしてそんな受け様の雨にいつも濡れてる姿に惹かれ、
腐れ縁の親友相手に長く片思いしている大学准教授の攻め様。

内容は、切ないシリアス的な片思いが長くて変な嫉妬から思いを告…

3

中華飯店に潜入せよ 小説

中原一也  相葉キョウコ 

店の評判には気を付けて!

前情報一切なく、たまたま本屋さんで見掛けて購入しました。
タイトルだけで何となく「警察官と中華飯店のお話かしら」と思って居ましたが、全くの間違いに苦笑いする私(笑)

ヤクザの下っ端・使いっ走りで、とある町の土地の権利証を手放させる為に、中華飯店にスパイとして潜り込んだ西沖廉。
そしてその中華飯店の店主であり、顔も体つきもいい男・魚住鉄馬のお話です。
この廉という男が、美形でしなやかで色…

2

双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

さすが!の一言。3Pモノとしては破格の完成度!

う~~~ん、3Pモノを書かせてもさすが中原先生である。
3P、しかもガチ兄弟、しかも双子の年下攻めという設定からして十分スキャンダラス。
中絵2枚が大変すばらしいです!透明感溢れるエロくも上品な絵!
やっぱり、3Pは絵も重要だよ!

で、中身。
3Pモノって序盤からドカーンとエロエロい描写を持ってくるのが
なかば定石みたいになっていますが、これはちがいます。

最初が兄弟3人での…

19

濡れ男 小説

中原一也  梨とりこ 

うーん。しっとり

文庫よりも高いですし、いつもはあまり買わないレーベルなのですが、
好きな作家さんなので、即買をしました。
濡れ男というタイトルにあるように、
楢崎が出かけるときはいつも雨が降り、いつも雨に濡れてしまうのですが、
その姿をしっかりと表現した作品でした。

大学准教授の岸尾は、古くの友人、楢崎のことが気になって仕方がない。
楢崎は、魔性の雰囲気をもち、いつも雨に降られる濡れ男。
楢崎の…

1

淫雨 小説

中原一也  國沢智 

ハードなだけじゃなく

お話は、高校時代の親友がやくざになっていて、法外な借金を取り立てにきて、拒否する受け様を身体をで落とす…っていう、割とありがちな始まり方。
攻め様と受け様は高校時代お互い想い合っていて、再会したときもその気持ちを忘れていなかったのに、受け様の初めてを使いっ走りレベルの舎弟にやらせちゃうっていうのがちょっと個人的に好みじゃなかったです。
全編通して、攻め様とのHと、別の男(舎弟)とのHが半々くら…

3

濡れ男 小説

中原一也  梨とりこ 

思い描きにくかったです・・・

中原さんの本にハマって、最近続けて読んでいるのですが、
登場人物がこんなに思い描きにくいなんて、初めてのことです。
読み進めづらくて、それが自分でも結構ショックでした・・・

この本はちょうど半分くらいで視点が変わります。
最初は攻め視点。
大学の准教授で、顔立ちのハッキリとした口数の少ないイケメン。
とても几帳面で少々気難しく、取っつきにくい性格の人。
そんな彼は、大学時代からの…

5

濡れ男 小説

中原一也  梨とりこ 

大人な二人と大人の悪あがき

勘違い、嫉妬、執着、本当は両思い。
お前のせいだ、とちょっと傲慢な片思い。
物語はいたってシンプル。
恋愛のあれこれ、というよりこれは楢崎のキャラクターを魅せる為のお話だったような。
だから物語にちょっとニューハーフを登場させて潤滑剤にしてみました。
この本厚みはあるのですがものすごーく、サラサラサラと行けてしまいます。
どちらかというとキャラ萌え優先した本のような印象を受けました。

4

よくある話。特製小冊子 特典

いや、大丈夫じゃないと思いますw

袴田さん、池田にじっと覗かれて、
「よく俺みたいなおっさんに夢中になれるなぁ、大丈夫かなぁ」
という心配はどう受け取ったらいいのでしょうか(笑)
そもそも池田は貴方が感じていらっしゃる通り、袴田さんと付き合うようになってから阿呆さが爆発しております。
よっ袴田さん!魔性の男!

……と、こちらのテンションもおかしくなる位、池田がおかしいです(笑)

過去最高に、義兄弟シチュはもえま…

2

よくある話。特製小冊子 特典

笑った♪笑った♪楽しかった♪

本編よりも好きだなぁ、すごく楽しかった~♪
短くて(ストーリー部分は12P)、もっと読みたいのに・・・って思いました。

池田くんの妄想癖がとにかく凄い。
出張で袴田課長と離れ離れ、そりゃ池田くんなら妄想するでしょうよ。
ホテルのベッドで枕を抱きながら・・・って可愛い♡
でも妄想を膨らませていくうちに、どんどん不安にw
居ても立ってもいられなくなって、袴田課長に電話しちゃうほど。

2

A・KI・RA~路地裏の迷い猫~ 小説

中原一也  楠本弘樹 

オヤジがウリをやってる少年を拾う話。

キラキラ加工の表紙に少々圧倒されたのもあって(初めて見たので)、
正直あんまり期待しないで読み始めたんですけど(失礼ですみません・・・)、
いやいや、思いのほかとても楽しめました~☆

オヤジがウリをやってる少年を拾う。
なんだかよくありそうな展開だなぁと、最初は思いました。
自分はBL歴が短いんで実際に前に読んだというわけじゃないのですが、イメージ的に。
でも、そんな思いはすぐに消…

5
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