中原一也さんのレビュー一覧

愛されすぎだというけれど 小説

中原一也  奈良千春 

しゃべるオヤジは好きだ!

楽しかった!
斑目は、下ネタオヤジギャグ満載だけど、それだけじゃなくて、必要なことも言う、どんどん言う。
臆面もなく言う。
強引なようでも、こうやって、ちゃんとしゃべるキャラは、ホントに楽しい。
対する坂下も、ただ流されているだけじゃなく、下ネタには反撃するし、ベッドの中では恥じらうしで、一方的な受け身になっていないところがいい。
そして、暴力には屈しない強さ。
受けの鑑や!!

3

愛されすぎだというけれど 小説

中原一也  奈良千春 

斑目愚息はフェアリーに変身

自分的に大大大スキなこのシリーズ、3作目も出て至極満足であります。
この斑目の下ネタ連発のエロオヤジぶりがいつも気持ちがいい!
そして双葉とのコンビも、いやトリプルぶりもすっかり板について、今回もみんなで危機を乗り越えました。
欲を言えば奈良氏のイラストが、斑目などオヤジにはとってもフェロモンあふれる絵を提供しているのに、トヤ街の女神たる(?)坂下先生はギャグ?みたいな・・・まともな美人顔の…

4

限りなく危険な恋人 小説

中原一也  緒田涼歌 

イメージが大切

裏稼業を持つ年下バーテンと警官のカプ。
年下でイイ男の設定なのに、何だかオヤジくさい。
だけど、本当は年齢相応の子供な部分も見せ、魅力的な攻め像にしあがっていました。
受けも警官というストイックな職業の割に交番勤務というせいか、特別優秀とか上昇志向の人間とかそうわけではなく、縦社会の警察という組織に多少嫌気がさしている美人という設定。
快楽に従順でエロいだけではなく、後半腹をくくった彼はか…

1

ふしだら者ですが 小説

中原一也  小山田あみ 

無気力系オヤジ受け

この作品大好きです!!
前作のオヤジ受けもそうでしたが、中原さんの書く、どこかずれた無気力系オヤジ受けがツボで仕方ないです。こういう人ってどこか不器用で、自分の感情にも鈍感で、それが可愛いんですが鈍感故にひとでなしw

前半はかなりコミカルで、下は幼稚園児から上は枯れ果てたお祖父ちゃんまでを虜にする皆川の魔性っぷりが描かれています。
皆川の召集で元カレ達も一堂に会すのですが、その元カレ達…

0

ろくでなし 小説

中原一也  和鐵屋匠 

惣流家の面々もいいですが、相沢くんが好きだ!

ちょうど1年前に刊行された「あばずれ」のスピンオフ作品です。
あちらは惣流家の長男のお話でしたが、こちらは「うそつき」が次男「ろくでなし」が父親のお話になっています。

「あばずれ」の感想で最後の方に『始めのうちに退場なさってしまったヘタレの志垣獣医のその後と、最後の方で突然現れた一郎パパが拾ってきた習字男のことが大変気になります』と書いたのですが、まんま、彼らのお話が補完されている状態です…

2

ろくでなし 小説

中原一也  和鐵屋匠 

好きな人には良さそうです。

攻め×受け について
イジワル…。エロいぞコラw
見た目、オヤジ・筋肉・ヒゲ・40代
×
健気・ツンデレ・サラリーマン・20代
見た目、エリート・眼鏡

臆病者・いじめられ体質?・獣医・20代
見た目、眼鏡・おとなしそう
×
ヤンチャ・いじめっ子
見た目、高校生

ストーリー について
シリアスムードの中、適度にコミカル?でしょうか…。

イラスト について
この…

2

ふしだら者ですが 小説

中原一也  小山田あみ 

こんなに可愛いオヤジ共がいたら良いのに…

最近マイブームなオヤジBL
その中でもこれはかなり好き部類。
魔性オヤジ受けとかw

どんだけエロエロやねん!と思いつつ読めば…
エロだらけのお話ではなく、笑いと切なさと胸キュンが詰まった良い話でした。

ストーカーから助けてくれた辺りから高森を意識し始める皆川ですが、よく見てみればその前から『あぁ…高森が好きなんだろうなぁ』と感じ取れる行動をしてるんですよ(本人、無意識ですがww)

無意識から…

1

淫雨 小説

中原一也  國沢智 

力業(ちからわざ)

さすがに黒本、徹頭徹尾、アレで、、

読後の印象としては9割陵辱、1割ラブエチ。
合わせて10割、エロシーンだけで埋まっていた感が、、、

でも、コレがエロいかといえば???

確かに、永岡と望月のセックスシーンに関しては、思いが通じでのことなので、切なくエロいです。
しかし、直也達との陵辱シーンは、永岡があまりにも確固としているので、どんなことをされていても、エロいという雰囲気で…

1

ろくでなし 小説

中原一也  和鐵屋匠 

テッパンなエロオヤジです♪

【あばずれ】のスピンオフ・・・ということで、とうとうお父ちゃんの一郎に、弟の空まで!?
惣流家は3人もホモが誕生してしまったのですっ!!
あ、いきなりネタばれ?・・・じゃないですよね?だって主人公だもん~

貧乏ヒマなし、働いている子供が二人とはいえ、まだまだ育ちざかりのチビッコがいる惣流家のお父さん一郎は、昼間は警備員、夜は現場と、寝る暇を惜しんで働いている、結構頑張り屋さんだったんです…

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KYOUHAN<共犯> 小説

中原一也  水貴はすの 

オヤジー!

中原一也さんの小説はこうでなきゃね~!と思いながら読みました。
オヤジ臭いセリフを吐くオヤジな攻めと、
ちゃんと「男」である受け。
中原節が炸裂してて、それがいちいち小気味良くて面白かったです。
ただ、乙女な嗜好の方にはオススメできないです。

受けが拐われたときの攻めのセリフが好きだったなぁ。
「いいか坊主。飛び込むのは簡単だ。誰にだってできる。待つのが難しいんだよ。待ってられない奴は何をやった…

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