仲村留海さんのレビュー一覧

擒縛の檻(2) コミック

仲村留海 

お互いの内なる思いから…。。。

「所有物」という印を行為で刻み込み
傷つけなければ思いを吐き出せない攻め。
それは次第に激しさを増し続ける。

その激しさに「命の危険」を感じつつも
身体の欲から…自分の本心から…
逃げられない受けはやっと自分の気持ちに気づき始める。

受けと攻め…その思いで
彼らの均衡は崩れ始めてゆく。

そんな新たな局面を迎える
2人のSMストーリー第2弾!!

1

擒縛の檻(1) コミック

仲村留海 

もう此処からは逃げ出せない。。。

真意を隠す不器用な2人。
激しく傷つけ合いながらも求めあう。

相手に嫌われても手に入れたい思いから
監禁して「飼い慣らす」という道を選ぶ男。

飼われ…弄ばれる中で
「殺したい」と言う気持ちとは反対の気持ちも芽生える
自らの身体の欲の深さを感じる男。

檻の中で繋がれる身体と身体。
そこから始まるSMストーリー。

1

擒縛の檻(3) コミック

仲村留海 

波乱とその先

気持ちは確かに通じ合っている筈なのに
攻がひたすら駄々を捏ねています。
それはきっと所有者としての仮面が崩れて
きている所為でしょう。
仮面が完全に外れてしまった後、攻は何を
選ぶのでしょうか?
受は疾うの昔に何かを選んでおりますが

読みきり短編は痛みで成就する恋の物語。

2

擒縛の檻(2) コミック

仲村留海 

所詮、の筈

所詮所有物と飼い主の関係だと嘯いていた
攻の仮面が崩れてゆく巻です。
受の耽溺加減と直向さが増してきているのに、
攻はそれを上手く受け止める事が出来ない。
変化している筈の自分の気持ちに、攻自身が
ついて行けていないが故に次の幕が不本意にも
上がってしまう。そう言う展開です。

番外編は受攻を見守る医者の少年時代。
彼は痛みを知る者として存在して居ます。

1

アズラエル コミック

仲村留海 

期待し過ぎたか

雑誌『ブレス』(95年辺り)で知った作家さん。作品集を読みたいと思って手に取ってみたんですが、一度読んで全く釈然としなくて吃驚。こ…こんなハズでは…(汗


表題作とその続編について。(合わせて大体1冊の半分くらいのページ数)
主人公は、過去に見た澄んだ瞳を持つ天使を見つけてしまった。その天使の主人になることを切望する彼と、彼の仕事仲間、そして天使を造った博士が様々な思惑で動いて行く…って…

1

擒縛の檻(1) コミック

仲村留海 

手放さないと言う選択

そこにいるのは二人の不器用な男。

惹かれた相手を手放したく無い為に飼い慣らすと
言う選択をした男と、飼われ弄ばれる中で自らの
欲の源泉に気づき、それでも飼われ続けると言う
選択をした男。

檻に繋がれているのは、さてどちらやら。

4
PAGE TOP