東野海さんのレビュー一覧

竜の花嫁 コミック

東野海 

龍と竜って違うんですね。

まるまる一冊表題作に描き下ろし。

龍神が争うという作り込まれた世界観で、
シリアスなのに何故かほのぼの感じてしまう、不思議なファンタジーでした。
慣れないと初めは小難しい感じがしますが、予想以上に面白くて引き込まれました。

黒髪長髪イケメンと美人の、リアルな青竜と白龍という違った美しい姿も楽しめるんですが、
本格的な龍の絡みもあって、色々と見ごたえのある作品でした。
基本的に執…

4

花濡れの褥 小説

あさひ木葉  東野海 

大切なものを守るために強くなる領主に愛される亡国の王子

西方の領主×亡国の王子

故国を蹂躙され自分以外の王族は自害し国民は奴隷として売られ宗主の寵妃として寵愛されることになった亡国の王子清寿は、多くの言語を解し歌や歴史の語り部の部族でした。

亡国の最後の一人としての誇りを持ち
かつて蹂躙した国の宗主から寵愛され、その民が跪くことがかつての故国への賞賛と思い自尊心が慰められていました。

しかし、戦で功績をあげた褒美に後宮の花である清寿…

0

へびの嫁入り コミック

東野海 

苺が好きだそうですが、それはやっぱり丸飲みですよね?だって蛇だもの!

リーマンが水神に見初められ水神の子を産み、水神は龍神へとレベルアップしリーマンは龍神の子を宿す、、まで読んだ。

秘書となったリーマンを周囲の女秘書たちはこぞっていじめ始める。
そのいじめが、、なんか、古典というか、、スーツを切るとかデスクを水浸しにするとか雑用を押し付けるとか、、女々しいというか、ネチネチしてるというか、、
そもそもリーマンがスーツを切られて「ハァ。。」なんてため息で済ま…

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狐の嫁取り コミック

東野海 

攻め×攻めの至上のラブ!!

『へびの嫁入り』
『狛犬の花嫁』
『狐の嫁取り』
東野 海先生 堂々の三部作遂に完成!ですよね。
お話は同じ世界ですが、夫々独立しているので、これ一本読んでも何ら差し支えありません。
ただ『狛犬の花嫁』のちょい悪役で今回の受けである『ヒノエ』がチラッと登場する程度でしょうか。
『狛犬…』を読んでいた時は、わっヤな奴!
しかし人型になった時に「ひぇ(๑////๑)」と思う程美しくて、こ…

2

狐の嫁取り コミック

東野海 

神は祟り神になるって発想が好き

最近はモフモフ、狐物の作品が漫画小説問わず多いですね。
妖狐の九尾のカヨウに里を全滅させられたかと思ったら、実は全然手を出してこないヒノエに焦れた妻が愛人作って主の力を借りたのが真相とか…。お淑やかに見えて女狐って感じなのでカヨウとヒノエがくっついても気の毒に思えないので後味悪くは無かったです。
主とカヨウは元々1つで18尾だったのに、完璧でありたいが上にカヨウを切り離したとか、そのおかげでヒ…

1

狐の嫁取り コミック

東野海 

二人の子供が可愛かった!

そでにもあとがきにも書かれてますが、主人公ヒノエがめちゃくちゃ真面目です。

それ故に妻や仲間を殺した九尾カヨウ(妖狐)を憎んでいてセックスはしていても心は中々許さない。
快楽は得てもセックスは全く楽しんではおらず屈辱の行為として行われてて・・・
そんな中、信頼していた主がラスボス的登場。
でも、カヨウがやっつけてくれる!・・・?
結局里の仲間たちを甦らせてくれたカヨウに忠誠を誓い妻と…

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狛犬の花嫁 コミック

東野海 

英&和の美しさ・・・ヨダレものです

獸姦系は苦手なので、表紙は気になっていたものの、なかなか手が出せず・・・。
3Pってのもめっちゃ苦手で。
子供が出来ちゃうのも・・・。
てな苦手三竦みで・・・・・・。

いやぁ、人間思い込みだけ決めたらアカン!と、正に思い知った一冊でした。

舞台はイギリス貴族の館だし、でも狛犬だから日本(それも神様だから平安時代の)束帯のお衣装だし、もう美しいのなんのってあなた!!
その上出てく…

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狛犬の花嫁 コミック

東野海 

狛犬!!!

初読み作家さん。

狛犬2匹(人)とイギリス青年との愛情溢れる家族愛が描かれてます!
妊娠や特に母乳についてのシュールなとんちき設定(褒めてます)、ぺろぺろちゅうちゅう、笑います。
こういうの大好きです!
母乳ぺろぺろについて興味惹かれた方もそうでもない方も、ぜひぜひ読んでみてください!

3Pについては特に葛藤なくすんなり行為に及んでますが、姿は分かれているけれども元はひとつという…

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獣人カレシの独占欲 コミック

東野海 

しつこく愛する人たち多めの短編集

短編集です。
とりあえず表題作目当てだったのですが、一番最後の収録作が掘り出し物でした。

「獣人カレシの独占欲」
世界観は、人間・獣・半獣そして全てに変身できるレアな「獣人」がいるファンタジー。
本屋さんの店員・柊が子供の頃可愛がっていた黒猫が、実はクロヒョウの獣人。そして今は恋人の宗士。宗士は世界でも売れっ子のモデルだが、柊には甘える可愛い黒猫のままのようで…
タイトル通り宗士は柊…

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小説リンクス6周年記念プレシャスBOOK 特典

イラストを元にしたショート12作品

いくつか抜粋しての感想です。

夜光花「甘い薬」 イラスト:松本テマリ
保健室でもらう薬に中毒になっていく様子を見せる高校生と、保険教諭の話。危険な薬と思わせておきながら…というオチが良いなと思いました。

かわい有美子「恋愛嗜好論」 イラスト:円陣闇丸
攻×攻というテーマどおりのイケメン二人のイラスト。ストーリーが進むごとに二人の関係性が明らかになっていくのが楽しくてニヤけた作品です…

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