桃栗みかんさんのレビュー一覧

高校男子 BOYS(表題作 高校男子-BOYS- Level A [基]) コミック

花衣沙久羅  桃栗みかん 

男子高校生もの短編集

今は群青にサイレンで活躍されている桃栗みかんさんの本家BL。同じ男子校を舞台に短編がいくつか収録されています。

1話目は、御曹司で勉強、スポーツなんでもできる美人(男)の香西が気になる黒髪サッカー男子、勝山の話。偶然まちで香西が不良とたばこをふかしているのを目撃し、それをネタにキスを強要する。しかし、その日以来香西は学校を休み、様子を見に行った自宅で親とけんかして飛び出してきた香西をつかまえ…

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高校男子 BOYS(表題作 高校男子-BOYS- Level A [基]) コミック

花衣沙久羅  桃栗みかん 

甘酸っぱい

初読み作家さんです。
最初に収録されている3つの作品は、一つの高校を舞台に3組のカップルが織りなすオムニバス作品。
後半の3話もののシリーズは同じ高校かどうかは分かりませんが、同じ中学から高校へ進んだ仲良し3人組(男子2人、女子1人)のお話です。
絵柄はすっきり綺麗な感じで見やすかったです。体格の小さい受け様の子達は女の子みたいに小綺麗で可愛い。

個人的には前半の「Level C [優…

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高校男子 BOYS(表題作 高校男子-BOYS- Level A [基]) コミック

花衣沙久羅  桃栗みかん 

少女漫画的BL

短編集です。
どの作品も攻めがかっこいい系で、受けが目が大きい可愛い系、という少女漫画的BLです。(まぁ、少女漫画レーベルから出てるしね…)
わたしは大好きですが、苦手な人は苦手かも。

どの話も、続きが読みたくなるような感じで終わっています。
攻めが受けに酷いことをしてるんだけど、いつの間にかお互い好きになってる…みたいなテーマ?なのかな。

後半は男2人女1人の三角関係です。

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爆走ボーイズ 3 ロンリー・ダイナマイト 小説

須和雪里  桃栗みかん 

さすがに疲れてきました...

シリーズ最終巻で、これで桃栗さんの絵と、元明&七生ともお別れかと
寂しく思う反面、やっと読み終わったって思う気持ちも結構あったりして...

前作同様、各話とも主要メンバー3人それぞれの目線で書かれてます。
まず、七生目線の「キスの魔法」
とにかく、これを読み終わるまでがしんどかったんです...

内容は、2年前まで道場にいた柴野の記憶が思い出せない七生。
どうやらそれは、柴野が七…

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爆走ボーイズ(2) エンドレス・キス 小説

須和雪里  桃栗みかん 

ガマンできないよ...

今回も3作品収録で、各話1人称が変わります。
「エンドレス・キス」・・・七生目線の作品。
元明の幼馴染みの明子のことを好きな佐伯が出てきて、
またまた2人の中はひともめすることに...
佐伯に稽古をつけて欲しいと七生にお願いする代わりに、
キスをガマンすると意地を張る元明。
正直、佐伯の性格はうっとおしい程のマイナス指向で、佐伯と七生の
やりとりを読むのはしんどかったです。

で…

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爆走ボーイズ 誰にもやらない 小説

須和雪里  桃栗みかん 

いとしの桃栗さん...

古本屋で見かけて、あまりのなつかしさに須和さんの小説まとめ買い
しちゃいました★
10年程前に読んだ時にはまだ自分も若くてBLに夢と希望を持って
いたので、このストーリーの重さにまいってしまって、あまりいい
印象がなかったのですが、この年になって読むと、やっぱり須和さんは
心理描写が深いって言うか、とことんダークって言うか...
でも、そこが面白いんだなぁ~って思えるようになりました♪…

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非BL作品

空の成分 コミック

桃栗みかん 

BL未満

元バスケ部のエース・岡本と可愛い系男子・小泉。
同じバスケ部に入った二人は、練習を通して急激に仲良くなる。
この高校はバスケに力を入れておらず、一緒に練習する相手がいなかった岡本は、
突然現れた小泉の存在に心躍らせ、友人としてバスケ仲間として、彼にバスケを教える。
バスケ未経験の小泉だったが、岡本の教えを素直に吸収し、どんどんうまくなる。
そして地区大会の選抜、岡本は選ばれず、小泉が選出…

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高校男子 BOYS(表題作 高校男子-BOYS- Level A [基]) コミック

花衣沙久羅  桃栗みかん 

桃栗みかん (河下水希) 初コミックス

河下水希こと桃栗みかん。
現在は少年漫画で活躍されている彼女ですが、以前はBL界でご活躍されていたということは有名ですよね。
で、ついに手にとってみました!
彼女の初コミックスであるこの作品。
前半の3作は、攻が受の弱みを握り、どれを脅迫の材料として関係を迫る…というテーマ?で3カップルの話があるですが、
それぞれキャラクターが何かしら問題を抱えています。ちょっと病んでる系キャラが多いし…

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貝殻にウォークマン 小説

松岡なつき  桃栗みかん 

入り込めなかった

タヒチを舞台にした、島の少年と日本人の恋の話です。
キレイな話なんですが、どうも入り込めなかったかなァ…。
展開が早すぎるというかなんというか。
一目惚れしてエッチして、運命の人だと自覚して…って、そういうのは南の島の暑い日射しのなかの錯覚である場合が多いんだし、もうちょいじっくり確かめるべきなんじゃ…と、老婆心ながら思ってしまったw
それを覆うほどの説得力があったら良かったんだけどな。
当て馬の…

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貝殻にウォークマン 小説

松岡なつき  桃栗みかん 

一滴は、海へ

南洋の自然に抱かれて愛を育む二人。
そこで二人だけの世界に閉じ篭るのではなく、
あくまでも自然に溶け込んで愛を育もうとする
力強さが物語を引き締めています。
淡々としていながら、読み応えのある作品です。

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