麻々原絵里依さんのレビュー一覧

ロマンスの震源地2 (上) 小説

新堂奈槻  麻々原絵里依 

とことん影の薄い主人公...

前作がドストライクの出来だったから、
続編も期待しまくりで読んだのですが...
短編2作はとっても良かったんです!
でも、肝心の本編がいただけない...
何がダメかって、主人公カップルの影薄すぎるんだよ~!!
脇のノーマル三角関係がメインのお話になってるじゃないですか~!!
読めども読めども、炯と元一のラブラブが出てこない!
元彼の潤哉さんの方が出番あったぐらい。
前作で焦らされま…

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ロマンスの震源地 小説

新堂奈槻  麻々原絵里依 

超初心者向けBL

かれこれ15年前の作品になるんですが、
新堂奈槻さんの『転校生』とこの作品は処分が出来ず、
押入れの奥にひっそりと眠り続けていました。
元々、麻々原さんのイラスト目当てで買ったはずが、いざ読んでみると
10年たった今でも、ストーリーがど真ん中ストライクでした♪

古き良きホワイトハート時代なので、お話自体がと~ってもピュア。
チューするだけで真っ赤になったり、ドキドキしたり...

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君を抱いて昼夜に恋す 小説

久我有加  麻々原絵里依 

登場人物の仕事に色に、作者の意気込みに、やられた~っ!

既読【落花の雪に踏み迷う】が気に入り、本作も期待を持って読み始め、やはり、作者の文章と魅力的なキャラ達に心を持っていかれました!

本作の背景も【落花~】の時代。
明治維新以降、大急ぎで列強の模倣していくお上の手の平で国民が踊らされていく途中、とても興味があります。
歴史に残る大事件の中、自分の知らなかった見落としがちな庶民への条例や生活を良く調べられていて、その背景描写と比喩も沁みてくる…

4

キャラメルビターの恋人 小説

うえだ真由  麻々原絵里依 

キャラメルビターな受

とても素敵なお話でした。
ページ数が少なめなので、簡単にひかれあってくっつくかな……と思ったら、結構読み応えアリでした。
タイトルのキャラメルビターは、受の性格を表しているんだと思います。甘いだけじゃなくてビターなんだね。タイトルまで素敵。

実は、最初から最後まで「和真はお店を売りたいんだから、律が買えばいいじゃん」って思っていたんですが……。でも、それだと二人が接近せずに、お話がすぐに…

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Chara collection EXTRA 2010 特典

松岡なつき FLESH&BLOOD 疑惑

カイトに思いを寄せる不届き者がいるらしい・・・とマーシーから報告を受けたジェフリーとナイジェル。

それが誰なのか。

船長と航海長直々に 犯人(不届き者)を探し出すことに。

この時船員が話す内容は 同人誌FLESH&BLOOD EXTRA 5 にちょこっと出ています。両方読んでるとより楽しいですが、片方だけでも問題ないです。

カワイイカイトを狙う奴は誰だ・・・

1

Chara collection EXTRA 2008 特典

松岡なつき FLESH&BLOOD 目指(まなざし)

宮廷で古典的ないじめを受けるカイト。
ピッポに頭から残飯を掛けられ、衣装を汚してしまったカイトは、ジェフリーの助けで女王から王室衣装局から衣装を持ち出す許可をとりつける。
たくさんの衣装の陰で、職員の目を盗み ジェフリーとつかのまのイチャイチャ。

固いボタンを一つ留めるのに、ご褒美にキスひとつ。

甘い試着のお話です。

2

ダブルキャスト コミック

水橋貴奈  麻々原絵里依 

そうくっつくのか!

Wキャストで舞台に立つことになった2人のお話。

雰囲気でいけば優輝の方が背格好とかからも攻っぽいんですが。
プロデューサー大滝と寝る時の立場は受だったりで。
ま、大滝の雰囲気なら大滝×優輝もすんなり納得なんです。
けれど、相手が沢木となると。
勝手に「この人、リバなんだ」「優輝が沢木を攻めるんだよね」と思っていたら、いつの間にか逆転というか。
案外、沢木が押せ押せっぽいというか。

1

誓いのキスは君だけに 小説

御堂なな子  麻々原絵里依 

ほんと、攻の気持は受へ一直線。

若いながらも新進気鋭のウエディングプランナー里中玲はずっと片思いしていた親友の結婚式の後、失恋しヤケ酒を飲んでいた。そこへ現れたのが次期ホテル王クリストファー・ノーランド。
しかし、その時点では玲はクリスがゆくゆく自分が働くことになるホテルの創業者一族の一人とは知らず。
酔いつぶれた玲をクリスは優しく介抱してくれて…失恋した恋の相手の名前を呼びながらクリスに縋りつく玲をクリスは優しく慰めてくれ…

1

華麗なるフライト 小説

遠野春日  麻々原絵里依 

んー、微妙

萌えと中立の中間くらいかな。
お互いにほぼ一目惚れに近くて、障害というと受けの性格だけ。ツンデレ気味で、いつも仏頂面で不器用。
攻めは余裕しゃくしゃくというかなんというか「難攻不落な男を落とすほうが楽しい」と思いつつアレコレと口説いてるんだけど、具体的な障害が見えないので、恋のハラハラドキドキを味わいにくかったです。
でも、大人な攻めがウキウキしてるのは可愛くて良かったです。ロスでのふいのデートの…

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昼も夜も 小説

きたざわ尋子  麻々原絵里依 

年の差カップルものの王道

年の差カップルものの王道的なストーリーです。
ちょっとわがままで甘えたな高校生受けと、包容力たっぷりの大人な攻め。
この組み合わせが好きな方なら楽しめると思います。
私は、この手の年の差カップルってとくに好きなパターンではないのですが、そのせいかなんか食い足りない感じがしました。
全体的にあっさりしすぎてるような。
互いに一目惚れに近くて、するするっと気持ちが通じあって結ばれて。もっと障害がほしい…

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