麻生海さんのレビュー一覧

家賃半分の居場所です。 コミック

麻生海 

出た出た~~

 この表題作、雑誌連載時から読んでて大好きだったので、単行本になって嬉しいです。

 簡単に人の家に居候する主人公はどうかと思わないでもないですが、傷ついているのに笑顔で対応してしまう性格なんかは、ちょっぴり切なくなります。
 また、攻の基本無表情なんだけど、ふと表情が変わるのにはドキッとします。

 で、同時収録の「それなりに真面目なんです」には、現在「Cita Cita」で連載中の…

4

保健室まで何m? (新装版) コミック

麻生海 

コミックスを読んだ後は、ほのぼのと温かくなりました。

先にレビューを書かれた乱菊さんも仰っていますが。
私も原作つきのマンガを描くことが多い麻生海さんは、
オリジナルが苦手だと思っていました。

しかし、そんな麻生さんのオリジナルである本作品。
これが‥………かなり、萌えました!
絵柄の美しさ・艶っぽさは、小説の挿絵でお見かけしてよく存じていましたが。
麻生さんのストーリーもとても魅力的で。
これだけのお話が描けるのなら、オリジナルで…

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純愛の仮面舞踏会 小説

うえだ真由  麻生海 

うえだ真由さんの初リブレ作品

「リブレらしい華やかなお金持ち攻」を目指したと、
作者が後書きで書かれていましたが。
リブレって、お金持ち攻が多いのでしょうか?(笑)

きらびやかなパーティー会場で、バーテンとして働く苦学生・出帆と、
巨額の資産を手にし悠々自適に過ごす若きエリート・理人との恋物語。
ダーツの勝負から始まった二週間限定のバカンス。華やかな仮面舞踏会。
何だかハーレクインロマンスを思わせる設定とお話し…

1

まだ愛に届かない 小説

火崎勇  麻生海 

まだ愛に届かない

今回は年下攻の後輩・千谷と
強いけど可愛い受の先輩・鷺沼の
リーマンのお話です!!

最初の出会いは、
まだ大学生の千谷がアルバイト
として鷺沼の会社にやって来た。
でも、その時はただの弟みたいに
可愛がっていた気持ちが
いつの間にか恋に変わってしまた。

そしてある日の飲み会で酔っていた
千谷が鷺沼に「好きです」告った。
でも、鷺沼は遊びならいいよと
応え、体の関係だ…

0

唇にキス 舌の上に愛 ~愛と混乱のレストラン 3~ 小説

高遠琉加  麻生海 

幸せな読後感

幼い頃、父に連れられて行った高級フレンチレストランで置き去りにされてしまった過去を持つ主人公・理人は何を食べても「おいしい」とすら思えない。
彼の生きがいは件の店「ゴルド」をいつか自分の手に入れること。ディレクトールを務める店ル・シャルダン・デ・レーヴは、そのための踏み台に過ぎなかった。
そんな彼にシェフの久我は「皿の上には命が載ってるんだ」と言う。
生きることが苦痛でしかなかったかのような…

6

唇にキス 舌の上に愛 ~愛と混乱のレストラン 3~ 小説

高遠琉加  麻生海 

ごちそうさまでした!

待ちに待った3巻では、修司が欧州へ渡ったいきさつ、
フランスでの修業時代がチラリと語られました。
グッとくるエピソードが満載で、泣きツボを押されること多々。
こういう経験が今の久我修司を作ってきたのかと思うと、
修司がとても愛しくなりました。

そして1巻では「素敵なおじさま、理想の上司」でしたが、
2巻でなにやら不穏な動きを見せ……
今回の3巻では、やっぱり!そういう人だった!!…

14

命いただきます! 小説

剛しいら  麻生海 

料理人×料理人

経営がうまくいかず、自分の店をつぶしてしまった年若き元フレンチシェフの巽。
父の薦めで訪れた店で、巽は一人の男と出逢う。
居酒屋『華雅』店主の板東は元ヤクザの若頭で、背中に鮮やかな弁天を背負った一風変わった板前だ。
板東の腕前に惚れ込んだ巽は、頼み込んで住み込みでこの居酒屋で働くことになるが……

元ヤクザの板前×元フレンチシェフ(現従業員)
なんだか感情移入できないうちに読み終わって…

2

荊の鎖 小説

火崎勇  麻生海 

刺激は足りない…かも

昔、身勝手に捨てた恋人・峯が、偶然にも自分が勤めるホテルで結婚すると知って、急に腹が立つ永井。
昔のことなんてすっかり忘れていたくせに、峯を見たとたん結婚させるのが悔しくてたまらない。
付き合っていた頃、別れの原因が自分にあった事は明確なのだが、まさか峯が本気で姿を消してしまうとは思っていなかった。
嫌がらせのつもりで監禁し陵辱するのだが、体を繋げるほど峯を独占したくて離せなくなる永井。

4

金曜日に僕は行かない 小説

愁堂れな  麻生海 

「行かない」のではなかったかも

題名に惹かれて読んでみました。

主人公は夏井聖也。
父と義母との再婚によって、血の繋がりのない義兄・竹本奏と兄弟になりました。
ところが、父は聖也に愛情がなく、義母は奏を仕事の妨げとしか思っていません。
二人はお互いの寂しさを埋めるように接近し、愛し合うようになります。

ところがそれが両親の知るところとなり、両親は離婚。ふたりは離れ離れになってしまいました。
思いつめた奏は、聖…

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月を抱いた 小説

夜光花  麻生海 

出ました、執着攻め

夜光花さんお得意の執着攻め見参、って感じでした。この作品の攻めはとくに、執着っぷりが突き抜けてイッちゃってる気がするw
逃げようが離れようがガンガン追いかけてガンガンエッチしてガンガン愛を囁く、受けのことが好きで好きでたまらん攻めです。
受けも攻めのことが好きだからいいようなものの、これでもし受けが攻めをキライだったら、ただのキモキモストーカーですなw

主人公は花屋さん。引っ込み思案な性格です。…

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