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11/11(合計:108件)
河井英槻
ふじ枝
作者曰く『あくまでフィクション、なんちゃってロンドン』 とのことで。正直、現代モノで舞台は日本じゃないと手に取るのは避ける方なんで、私のような人間には読みやすかったです。笑 河井さんの作品はいつもどうしようもない程に愛があるのに、どうしても悲しい。そのもどかしさに魅力を感じています。 今回の『王子と乞食』も例に漏れず、もどかしい…! 少年社長(笑)のカイの元に、ライバル会社の社長さんの…
茶鬼
ネタバレ
このお話04年から始まって、まだ続いている? すごいスローペースでの展開ですが、09年作品の番外編を除けば余り絵の変化は感じない。 だから、後で出典を見てびっくりしたのです! 可愛らしいショタっぽい絵に少女漫画チックだなーと思っていた作家さんでしたが、 このお話が19世紀の産業革命時代のイギリスを舞台に、身分差とかそんなものを下敷きにしているので、少女漫画の王道!って感じがして、そういうマ…
CHIHIROCK☆
夏とか、プールとか。高校生とか。 どれもまぶしい~(キラキラ) 高校生、学園モノとか、好みではない、と思うんだけど たまにこういう作品があるから手を出さずにはいられない…。 なんとなく主人公2人のキャラが私の中で定まらず、ふわふわした 印象でした。 キャラも絵もあっさり目なのに、ストーリーはしっかり骨がありました。 モノローグやセリフ、効果音とかも独特だなーと思ったり。 で…
シラトリ
努力してる人は魅力的で、惹かれずにはいられない。 そこまで悲惨なことが起こるわけではないのに、ドラマティックで、終始無性に切ない。 だけど、ひたすらラブラブなふたりに激しく萌えです。 美形のモテ男九条と頑張りやさんの水村がお互いを一途に想いあう様が堪りません。
この作家さんの今まで読んだ事ある作品の中でいちばん好きです。 私はその昔2次同人で河井さんを知ったのですが、やっぱりオリジナルがいいですね(*μ_μ) 簡素なようで繊細なような、でも色気のある絵だなぁと思います。 この作品は、帯にセンシティブ・ラブと書かれておりましたが。 一冊通してノスタルジックな感がありました。 現代モノだけどどこか懐かしいような寂しいような。でも暗くはなくて、 …
久江羽
ドラマがあったので、読み応えがありました。 こういう風に、世の中を考えさせられるお話もいいもんだと思いました。 夏に読めればもっと臨場感があってよかったとも思いました。 駅前開発で立ち退きを迫られているポルノ映画館の息子・水村と、年下の水泳部のホープ・久条のお話。 ある日水村に一目惚れした九条ですが、飄々とした水村の背景には、なかなか重い現実があり・・・ 水村は、九条の泳いで…
河井さんの漫画は少女漫画の線をそのまま引き継いで、センチメンタルに少しノスタルジックも含んだ少年達の姿が魅力です。 この作品も同人で出したものを再編集したものですが、切ない雰囲気にありながら、希望を持たせる若者の姿が染みいります。 中学の頃水泳で優勝した経験のある九条は、わけあって普通の高校へ入学しました。 水泳部で期待の星として活躍している九条に声をかけたのが3年生の水村。 彼の家は…
JUNEでは全体の1/3にエロがないとという規制があるみたいで、ピアス掲載作品はエロなんですが、旧ビブロスの作品はエロ少なめです。 絵全体の雰囲気ははかなげでキレイなんですが、どの作品もみな顔が似ていて、最初全体をパラパラしたとき、全て同じ主人公の連作かと思ってしまいました。 作品は決して楽しいものではなく、「錠前屋ロック」「川辺のふたり」を除いて、全てに孤独や悲しみが流れて切なさを醸し出して…