みろくことこさんのレビュー一覧

辞めるまでにしたい10のこと 小説

鳩村衣杏  みろくことこ 

出版社が舞台

表題作と後日談的SSが収録されています。攻めが過去に愛した女性の話が出ますので、そういうのが苦手な方はご注意ください。

「辞めるまでにしたい10のこと」
純人の目線で進みます。
新社長・難波(攻め)にたきつけられ、TOBの本をつくることになった純人(受け)は、その本を最後に退職することを決める。辞めるにあたり、その前にやりたいことを映画に倣って10のリストを作ることにして…という話です。…

4

初恋ドローイング 小説

安西リカ  みろくことこ 

高校生同士のかわいらしい恋


タイトルと挿絵に惹かれました。
ろくにあらすじも見ずに買ったので読んではじめて美大受験の話だと知りw

でも買って損はなかった。
かといって内容が深いわけでもないのですが、文章も分かりやすくなおかつ高校生同士のかわいい恋愛が読んでてほほえましかったです。
クーデレ男子×やんちゃかわいい男子CP。
二人の意識しはじめているところが非常に心があったかくなりました。
想いが通じてからの…

3

純情にはかなわない コミック

みろくことこ 

青春

幼馴染ですね。
男でも女でも好きになっちゃうスバル。
頭の中はあこがれの恋でいっぱい。
そんなスバルを相手に・・・というところですね。
巻末「気づいてなかったの?!」な展開に乗ってしまいました。
紺は最初からスバルがすきなんだと思ってた(苦笑

全体的に可愛くてすっきりとした作風なんだけど
スバルが紺のことを好きと気づいたところが描かれていないのが残念。
私が読み飛ばしているだけ…

0

初恋の歩き方 小説

絢谷りつこ  みろくことこ 

幼なじみの再会愛

4年前、悠歩が隆史に初めて告白された時は自分の気持ちが隆史とは違う「好き」だから何も言えなかったというけれど、離れて寂しい、もっと会いたい、女性と付き合うことを想像するだけで苦しい、特別な存在でいたいという感情のどこに幼なじみの弟分という「好き」があるのか不思議です。
でも、恋というものもわかららず関係が変わってしまうことに戸惑いと恐れを抱くほど子供だった悠歩を置き去りにしてしまうのは年上の隆史…

1

指先 小説

可南さらさ  みろくことこ 

優等生×ビッチぶった寂しがりやの純情

親の愛情に恵まれずに育った郁が、初めて知った家庭の温かみや恋する気持ちに喜びよりもいつか失われるまでの一時の幸せにしがみ付くように大切にしている気持ちが伝わってきて痛々しかったです。

寂しさから、好きだと言って自分を求めてくれた教師のいいなりになるくらい人恋しくても、満たされない心を持て余しそれでも強がって一人でいる姿が不憫でした。

そんな郁の寂しそうな顔が気になっていた優等生の千里。…

3

初恋ドローイング 小説

安西リカ  みろくことこ 

高校生同士の可愛い初恋

安西リカさん大好きです。
いつも私の萌ツボをしっかりと押してくれ、気持ちよくさせて、ほんわか気分にさせてくれます♡

安西さんのこれまでの作品同様、大きな事件などは起こりません。

高校生の連(受)が、美術部の仲良しの陽菜がポスターコンクールの応募作品を制作しているのを見ていて、連も見よう見真似でポスターを描いてみますが、顧問の先生が出来上がった作品が面白いということで応募してくれます。…

9

初恋ドローイング 小説

安西リカ  みろくことこ 

丁寧に描かれた美大受験初恋もの

美大を目指す高校生同士の、初恋譚。
すごくポップな表紙だが、中身はもっと地に足がついた感じの
丁寧に描かれた話。
受けの連が、元気でポジティブな元スポーツ少年なので
そのイメージの表紙なのかな?
一方攻めの堂本は、寡黙でシャープな印象の若き天才。

美大受験という少々特殊なネタをうまく織り込みながら
(芸大の発表は3月!私大と同日なんて経営的にもある訳ないじゃん!
とかいうツッコ…

7

初恋ドローイング 小説

安西リカ  みろくことこ 

きゅんとする台詞に注目です

大好きな安西リカ先生の作品、楽しみにしていました。
先生の作品に多い、幼馴染・同級生もの。
今回もその高校生同級生ものでした。

主人公は美大を目指す受験生二人。
普通の大学を目指す受験生と違って、美大を目指す人たちが通う予備校なるものが出てきます。
専門的な言葉や表現も出てきて、興味深かったです。

ある日偶然出会った性格の全く違う2人が、時間をかけて自然と距離を縮め
いつの間…

8

初恋ドローイング 小説

安西リカ  みろくことこ 

好きだから苦しいんだ…

美大を目指す、ぶっきらぼうな男前と、やんちゃでかわいい2人のお話です。
まだ何者でもないモノトリアムな高校生で、将来や恋について、迷いながら前に進もうとする2人の姿が印象的でした。

『あんなに絵を描くのが好きだったのに、今は苦しい』
『好きだからだろ、好きだから苦しいんだ、だから俺は苦しいのも受け入れる』
私が作中で一番好きな場面です。
恋も2人で一緒にいるだけで楽しかったのに、だん…

12

初恋ドローイング 購入特典書き下ろしペーパー 特典

そのままのあなたが好き。

堂本くん(攻)の視点で書かれたお話です。
本編は連くん(受)の視点だったので、堂本くんの気持ちが描かれていて、嬉かったです。
安西先生! ありがとうございます。

美大生2人の夏の出来事。
普段は無口で無愛想、2人でいても、描きたい衝動のままにクロッキーブックに向かってしまう堂本くん。
連くんは、そんな堂本くんを含めて、まるっと好きなんだと思います。
突然、絵を描き出しても幸せな気持…

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