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100/112(合計:1118件)
凪良ゆう 葛西リカコ
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何度も読み返したくなる本。 スピンオフだそうですが、受けがひどい男だったという前作を読んでないので、加瀬がひたすらかわいそうでいじらしくて頭なでたくなった。 我慢とも諦めとも言えるような孤独を抱えてて、でもそれを同情してって振りかざしたりしないし、ときどき方向を間違うその健気さが・・・っ。 暗めの作品なのかもしれないですが、加瀬が前向きになろうとしているし(一般的なポジティブとはちょっと…
英田サキ 葛西リカコ
絵夢
ネタバレ
ダブル・バインドのスピンオフ。 新藤と葉鳥の話です。 ダブル・バインドは恋愛の甘さより、事件その物の面白さが際だっていましたが、今回は、新藤と葉鳥のラブ中心?というくらい、新藤が甘かったですね。 新藤を挟んで葉鳥と瀬名、勝手に葉鳥がじたばたするあたりがツボでした。 このふたりは、これからも葉鳥ひとりが勝手に発火する関係でしょうか・・・。 ただ、組織に属しているということで仕方がなかったの…
連続餓死事件」被害者と予測されて行方不明になっていた2名も死亡。 犯人は上條が予想したとおりで、服毒自殺。 被疑者死亡で幕を下ろしました。 上條を捜査から外したのはすべてを知っていた管理官の野々村。 祥の秘密も明らかになり、祥はすべてを受け入れることができました。 そして、新藤も秘密を葉鳥に打ち明けます。 悲惨な事件でしたが、登場人物のさまざまに絡み合った糸がほどけた・・・そんな未来…
少しずつ犯人に近づく葉鳥。 そんな中、新藤が事故に遭いますが新藤は葉鳥を遠ざけます。 上條は「連続餓死事件」の捜査から外されますが、休暇をとって勝手に捜査を続け、野々村の娘、美久の友人から美久は亡くなっているはずだと聞きます。 様子が変わっていく祥に不安を覚えた瀬名はアメリカへ行き祥の主治医に会い祥の治療を引き継ぐことを決心します。 新藤と瀬名は、父親の死をきっかけに和解。 新藤は自分の…
ふたりめの犠牲者が出て「連続餓死事件」となってしまいました。 この「餓死」という言葉に精神を病んでいる祥の母が反応します。 それと同時に祥にも変化が・・・。 進展しない捜査にくわえ、ホモじゃないという割に瀬名が気になって仕方がない上條。 上條と瀬名はとうとう一線を越えます。 新藤と瀬名の関係。 新藤のためだけに動く葉鳥。 事件をきっかけに祥の中で目覚めるもうひとりの人格。 それぞれ…
長い間積みました。 刑事の上條嘉成・事件の第一発見者である少年、真宮祥・その保護者でサイコロジストの瀬名智秋・智秋の従兄弟で東誠会若頭、新藤隆征・新藤の愛人?葉鳥忍・警察関係では捜査一課の管理官、野々村宏文・その娘の美久。 上條と瀬名は高校時代の先輩後輩。 祥は精神疾患、解離性同一性障害を患っています。 祥の腕に残されたMurder by Numbersの文字。 捜査は続きますがふたりめ…
神楽日夏 葛西リカコ
kirara
神楽さんは好きなんですが、時々『なんでこっち・・・?』というのがあります。これもそのひとつ。 なんとなく、気合いはわかるんですよ。『なんかこういうの書きたいんだよ!』というのは。でも申し訳ないですが、気持ちというか雰囲気だけはなんとなく伝わって来るものの、中身が伴ってない気がします。私の好みじゃないから、余計にそう感じるのかもしれません。全然楽しめなかったし。 これは一種のファンタ…
ありC
危うく某有名漫画のセリフをタイトルにしてしまうところだったw うんうん、良い感じにまとまった終わり方だったと思います。 はぁ~すっきりすっきり♪ そしてタイトルの意味もここで理解できました。 ダブルバインドってそういう意味で付けられたのね、と。 瀬名と上條さんの恋もついに・・・♪ 瀬名のツンデレぶりが可愛いすぎるッ。上條さんの大らかな性格、あったかくて好きだなぁ。 このシリー…
というわけで収束に向かいつつ、ますます盛り上がっていく3巻です! 上條さんと瀬名の恋の行方は・・・? 新藤と瀬名の濁ったままの恋に向き合った結果、瀬名は・・・? クジラが案外良いヤツ・・・? 新藤さんと忍は・・・? 祥と忍の接触、そして・・・? 犯人は・・・? ・・・?? たくさんの進展と謎の部分を残しつつ、次巻で最終巻です。 それにしても上條と瀬名、くっついたのにすれ違…
朝丘戻 葛西リカコ
いさわ
朝丘さんが元々好きなので一年前に買っていましたが、いつ読んでも心が温かくなる一冊だと思います。 特に、本田さん視点のお話は胸がきゅうっとなるので好きです。 BLさが全面に出ていなくえっちの時の描写も綺麗に書かれているので、誰にでも読みやすい一冊で、おすすめです。