葛西リカコさんのレビュー一覧

「My Sweet Home」ダブルバインド番外編 特典

葉鳥の確固たるスイートホームに、ちょっとウルリ・・・

本編で犯人に重傷を負わされた葉鳥がもの凄く気になっていました!
自分の中では、新藤×葉鳥は、上條×瀬名より好みなので。と、言うより「葉鳥」の滅私の鉄砲玉キャラが好きなんですよ。

4巻で、新藤と葉菜と葉鳥の繋がりが、想像していたよりずっと深いものだったと説明されてから、それまでの巻で感じていた葉鳥の強い孤独感が解消できたのに、いつもの切れのある葉鳥本人の音沙汰がなくて、自分の中では尻切れトン…

2

「My Sweet Home」ダブルバインド番外編 特典

これで全4巻は完結になる?

本編4ではどちらかというと主役の上條と瀬名と事件解決がメインで、進藤と忍は控えめであり、特に忍が退院した時のエピソードは入ってなかったので、このお話は貴重だと思います!
何で本編にはいってないんだよーーと思った方も大勢いるのでは?
これがあって、初めて2カプのダブル・バインドは完結になるんじゃないか?って思いました。
エロはないですが、甘くて甘くて、キスだけで幸せになれるお話でした。

3

僕が愛した逃亡者 小説

榊花月  葛西リカコ 

じっくりと

帯『無理やり唇を奪ったのは指名手配中の男だった-』

話の始まりのシーンは唐突です。
病院帰りに空いた電車に乗っていた朱砂〔受〕に突然に隣り合った男・真男〔攻〕がキスをしてくる。
呆然としつつ電車を降りた朱砂はその相手が駅内に貼られている指名手配犯の男だと気付き、やや躊躇した後に通報します。

そして7年後、22歳になった朱砂は高校卒業後に進学も就職もせずに過保護な母親を少し鬱陶しく感…

3

星を泳ぐサカナ 小説

朝丘戻  葛西リカコ 

誠実であること

レンタルビデオ店のバイト仲間の大学生に恋をした高校生のお話。

大学生・本田は生い立ちの所為もあって同時にたくさんの女の子と付き合っても、それはあくまでもセフレ、恋愛からは目を背けている。
高校生の優太郎は、高校生になっても母親と母手作りのケーキを食べなからおしゃべりをするような、素直ないい子。
この優太郎が、ちょっとしたきっかけで、初めて好きになった相手が本田。
優太郎君は、素直で誠実…

8

ダブル・バインド(4) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

ダブル・バインドの意味

完結しました!ダブル・バインド。
ラノベのBLという域を超えて、本当に読み応えのある事件性と人間関係で、本当、面白かったです。
今回の表紙は上條と瀬名に戻りましたが、口絵カラーが萌え萌えしちゃいまして♪
裏面なんか、進藤と忍と葉菜ちゃんの3ショット・・・この意味がラスト付近でわかったときに、うう~ん、、してやられたか!!と、参ったのであります。

3巻のラスト、いよいよ真相に迫った忍と上…

3

プラチナBOOK 02 セレクトフェア2011 特典

続きが気になる!

こちらは、2011年のプラチナ文庫フェアで配布された小冊子「プラチナBOOK 02 セレクトフェア2011 」の簡単な感想です。

※ここからは、ネタバレがありますので未読の方はご注意下さい。


■いとう由貴『誘い』より

『happy happy bdays』(6ページ)

弟(攻)に甘やかされている兄(受)。兄が帰宅すると、おいしいご飯とメモが用意されています(*^…

1

魅惑のバディ 小説

御木宏美  葛西リカコ 

ためらいに理解ができない・・・かも・・・

二人が恋人になるまでの「恋のフォーカス」と、その1年後の話「恋のジャーニー」の2本からなってます。
何か攻めも受けも初めから両思いなのに、欲情も持っているのに。攻めが思いきれなくて、受けも健気に待っている感じがあって、それがいい方向へ動けばいいのだけど、何だかモヤっとしたものを残してしまって、いつもなら、それが等身大と思えばそうなんだけど、ギャップ萌えになるまではいかなかったのが正直なところ。

1

恋愛革命 小説

海賀卓子  葛西リカコ 

どんどんかわいくなってくる。

初読みの作家さんです。
いやー、読んでよかった!!
非常に満足です。

大学生の虎之介はある日バイト先で別れ話をしている男女を見かける。
その夜、駆けつけた飲み会で同級生の兄としてその男・瑞希と再会する。
酔い潰れた瑞希に散々な目に遭わされた虎之介はもう会うこともないだろうと思っていたのだが、あるバイトを持ちかけられて…。

最初は虎之介にしてみれば単なる迷惑な人でしかないんですよ…

3

恋愛革命 小説

海賀卓子  葛西リカコ 

恋愛のマイナス部分もエグってくる

普段あんまりショコラは買わないレーベルなんだけどジャケ買い。
こういうシンプルだけどお話の重要なモチーフ(携帯)がさりげなく描かれているのって好き。
表紙で手に取って内容も当たりだったわけだから新規開拓に一目惚れもたまには良いものです。
お話はなんとなくだけれど木原さんの書きそうな話に感じました(悪い意味ではなく)。

徹頭徹尾恋愛小説。
制御不能な感情のベクトルとしての恋愛は読んでい…

5

星を泳ぐサカナ 小説

朝丘戻  葛西リカコ 

年下のほうが年上みたいですよ♪

やっぱりね、何も突っ込まずに素直に彼等を受け入れてこそ感じられる感動とか喜びとかがあるのですよ。
いちいち重箱の隅をつっつけば、あれやこれやきっとあるんだけど、それをつついても尚それを超える胸キュンの数々や恋の切なさがあるからこれが好きって言える。
まだ「君に降る白」からしか作者さんの作品を知らないけれど、そういう作品を書く作家さんなんだなって思います。
またまた今回も、主人公の少年にちょっ…

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