葛西リカコさんのレビュー一覧

白狼王の愛嫁 小説

櫛野ゆい  葛西リカコ 

愛と獣人王

獣人外Blアンソロジーに掲載されているお話を読んで本編も気になっちゃいました。
美女と野獣ではないけれど、意に反して嫌々ながら連れ添う関係を強いられながらも愛する気持ちが芽生える設定がすごく好きなんです。
神子であるアディヤが獣人王ウルスに心引かれていく過程もちゃんと描かれていて、気持ちはウルスに傾倒しつつあるのだけれど、そこにはやはり様々な誤解や戸惑いがありまして、なかなか伝えられない…なん…

8

羨望と恋 小説

火崎勇  葛西リカコ 

トゲトゲの家

電子書籍で購入です。
挿絵がついてないと思ってたら、ついてて嬉しかったです。
やはり、挿絵があるのはいいですね。
火崎さんの隣人もの大好きです。
今回の隣人さんは今まで読んできたなかで、と言っても2冊くらいですが、わりと普通の人でした。元ヤクザでもないし、どっかの王族の関係でもないですし(笑)
それにしても、国生のあの性格は読む人によっては苦手かもしれないですね。
わたしは、意外にもイ…

1

裸のマタドール 購入特典書き下ろしペーパー 特典

めちゃくちゃ甘~い

本編の後日談。

レジェスの理央への執着ぶりがすさまじく、
と同時に可愛らしいです。

本編ではあんなにクールだったじゃないと思わず言いたくなる感じの甘々ぶりです。

難聴で耳はレジェスは聞こえませんが、感じる理央の声を魂の響きとして感じ取っているという表現はとっても素敵で幸せな気分になれました。

2

裸のマタドール 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

お互いの一途さ

世間から男娼あがりの性悪ビッチと呼ばれる美貌の闘牛士理央とかつて理央を弄んで捨てた男レジェスの物語。

スペインには行ったことがないのですが、読み始めからあちらの国の乾いた熱を感じさせるような出だしでした。

難聴で記憶喪失が付き人で思い人という始まりでそれだけでワクワクものでした。

やがて理央が引かれるレジェスという男がどういう人物であるかわかっていくのですが、決して理央に優しくす…

4

白狼王の愛嫁 小説

櫛野ゆい  葛西リカコ 

運命に定められた相手

あらすじを読んだ時から萌え要素がたくさんで、発売日を楽しみにしていました。大好きなモフモフかと思ったら、今回は獣人でした。人間に変わるのは数回しか無く、ほとんどを狼の顔で過ごすので新鮮でした。
お話は、トゥルクードを治める獣人王と百年に一度現れる神子との、獣人王の不器用さにキュンとなるファンタジーBLです。

居なくなった父親を探すために、トゥルクードにやって来たアディヤ。
そこで突然、兵…

12

白狼王の愛嫁 小説

櫛野ゆい  葛西リカコ 

溺愛物でした!

表紙からして葛西リカコ先生のこの綺麗な画をみて
これはシリアス??と思いながら、獣人王攻めということで
ソワソワして読ませていただきました!

が!これは!かなりの溺愛物でしたよ!!!
運命の相手として花嫁にされて・・・というお話です・・・

無理やりに注がれるパターンはパターンなのですが
無理やりにも攻め様が相手に対する愛おしさをどう表現していいのか分からず
自分の受け様に対す…

6

黒豹の帝王と砂漠の生贄 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

孤独な帝王とそのつがい

華藤さんの得意分野である欧州を舞台としたドラマチックな出会いや燃え上がるような恋を中心としたお話は大好きです。
今回はタイトルとイラストからしたらアラブモノ系?かと思いましたが、ちょっと違いました。

動物保護と新種発見の研究者であった養父が病死しその遺品の整理のためモロッコへやってきた大学生の立樹が主人公です。
しかしそこで待っていたのは、信用していた養父の助手が実は自分を研究対象の動物…

4

住職様のお気に入り 小説

千島かさね  葛西リカコ 

細かいところに笑いの神が…仏かな?

本当は買う予定になかったのですが、設定が面白そうだなあと購入してみた次第です。
千鳥さん、初読み作家さんでした。ちなみに電子でも読めますが、挿絵については不明。
そして既刊案内を見てビックリ!
『闇を照らす君の指先』や『記憶の檻』の方なのですね。
こちらは買う予定に随分前からありましたのでタイトルは知っていたのですが、作家さんのお名前はまったく意識しておりませんでした。
でも、かなりテイ…

6

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

納得の1冊。

読み終えた後に「評価が難しい」という意見と「BLアワード2015小説部門1位」という事実に納得した作品です。
いじめがテーマであろう作品のあらすじを、スクールカーストLOVE!!なんてPOPに仕上げちゃって大丈夫なの!?という不安を抱えながらも、レビューと凪良先生を信じて手に取ったのですが…
結果身体がよじれる程萌えました!!

というのも、あとがきに書かれているのですが、
凪良先生の

31

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

なんだツンデレちゃんだ!!

お互い自分の穴の開いてた部分を埋めてる感じがしました。 
だから平良がああいう扱いを受けても清居を崇拝したり、
あの学校生活を頑張れたんだと思う。 
でも私はその部分ではあまり萌なかった…(^^;) 

話に入り込んでいったのは卒業で一度離れ、再開してから!!!
清居の気持ちがハッキリとしてからが面白かった~っ。 
相変わらず平良とのズレはダラダラ続いてるけど、
我慢できずに自分の…

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