美しい彼

utsukushii kare

美しい彼
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神448
  • 萌×286
  • 萌25
  • 中立9
  • しゅみじゃない29

11

レビュー数
78
得点
2668
評価数
597
平均
4.5 / 5
神率
75%
著者
 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
価格
¥630(税抜)  ¥680(税込)
ISBN
9784199007804

あらすじ

憧れの級友に抱く、信仰にも似た想いーースクールカーストLoveストーリー。

「キモがられても、ウザがられても、死ぬほど君が好きだ」無口で友達もいない、クラス最底辺の高校生・平良(ひら)。そんな彼が一目で恋に堕ちたのは、人気者の清居(きよい)だ。誰ともつるまず平等に冷酷で、クラスの頂点に君臨する王(キング)――。自分の気配に気づいてくれればいいと、昼食の調達に使いっ走りと清居に忠誠を尽くす平良だけど!? 絶対君主への信仰が、欲望に堕ちる時――スクールカーストLOVE!!

表題作美しい彼

平良一成,クラスのパシリの高校生
清居奏,クラスの人気者の高校生

その他の収録作品

  • ビタースイート・ループ
  • あまくて、にがい。
  • 月齢14
  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数78

面白かったです

面白かったー
1度目はあまり感じなかったけど読み直したときに
受けからは確かにきもいといわれても仕方ないなって
納得しましたw
高校生のときの名前が付けられない交流とか特に好きだな

2

とんでもない攻めの登場だ!!!


小説は二度読む事はほぼないのですが、この作品は、何度も読みたくなる味わい深い作品です!

ストーリーはもう置いといて、キャラクターの感情の描写が多彩で、面白くて、新鮮で、完全にこの本の中でひとりひとりの人間が完成しています。起きた出来事を並べてちょっとキャラクターとしての感想を書く、みたいな小説に面白みを感じないのですが、この作品は一人の人間の脳内を丸ごと味わっている気分になるようで、もう4頁あたりで私は主人公になっていました(笑)

そしてストーリーですが、なんなんだこの攻めは!
底辺とかそんな次元ではないんですよ、平良一成くん、と言う種類なんでしょうね…
完璧すぎるんですよ、自分を卑下するスペシャリスト!
泣きたくなるほど極めています。
続々と飛び出す斜め上、いや、宇宙からの発言に、高飛車の受けくんが可哀想にすらなりました。
最高の攻めくんです。私は大好きです!!

Mっ気がある方なんかはこの本をより楽しめるのではないでしょうか(笑)


そして美しい受けくんの貶し愛が…これまたたまりません。
気になるくせに、寄ってきたと思えばぷいっとしてあまつさえ口から猫パンチをくらわすような彼に一喜百憂する攻めくんは愉快にさえ感じました。

視点は受け攻め両サイドあって、受けくん視点だと、より一層攻めくんの『スペシャル』な性格を感じることができて、何度も書きますが、高飛車で三角形のトップにいるはずの受けくんが不憫で仕方なかったです。でも決してあきれて読みたくなくなるんじゃなくて

ほんと、ほんと攻めくんバカ、もっとやれ…!

そんな複雑な感情を味わうことができました、最高ですこの本

続編が出ているので、試し読みでピンと来たら同時購入がおすすめです。
続編さらにやばいので(笑)

4

二人の今後の関係に期待

凪良さんのツイートで、来年に第3弾が出ると知り、それならば…と読んでみました。
電子書籍で購入。イラストはありませんでした。残念。

驚いたのが、スクールカースト。新聞でもその存在を知ってはいましたが、リアルもこんなに過酷で理不尽なのかも…と思うと、なかなか物語に入っていけませんでした。平良が吃音でからかわれるのも、胸が痛くて。デリケートな題材は、結構な踏み絵だと思います。それがいい方に働くなら救いを感じるのですが、この作品ではそこまではいっていないような気がして。でも、平良と清居の関係は新鮮で面白く、戸惑う気持ちと面白い気持ちで、最後まで揺れてしまいました。

最底辺の平良が、頂点に君臨する美しい清居にあこがれ、奴隷になって存在を感じてもらおうとするのは、それが彼の心を守るなら、いいのかもしれないと思いました。平良が大学に入り、スクールカーストから解放され、理解ある仲間を得たとき、心の底からホッとしました。やっと人間らしく扱ってもらえるんだなと。

面白いと思ったのは、やはり、平良と清居の力関係が逆転するところです。
清居が実は平良を好きで、その想いが全く伝わっていなくて、あれこれと策をめぐらし、やっと同居にこぎつけても、なかなか恋人関係になれず。清居が懇願してやっと抱いてもらう、その必死感にちょっと溜飲が下がりましたし、そんな清居は可愛かったです。無自覚に清居を変えてしてしまう平良の鈍感力が、いいなあと思いました。私は断然平良が好きです。独自の思考回路でも、相手の嫌がることはしたくないと考える優しさは、彼の一番の美徳だと思います。

平良と清居がすれ違わずに心を通わせられるのは体を重ねるときだけ、というのが面白くもあり、少し寂しい気もします。二人の変にかみ合わない会話が本作品の魅力ではありますが、もう少し心が通い合う機会が増えていったら嬉しいと個人的には思います。平良もどんどん欲張りになっている自覚があるみたいだし、この先、期待できるかもしれないですね。「憎らしい彼」もさっそく読んでみます。

2

新しいタイプ

こんなタイプのBLがあるとは!!と、とっても驚きました!
凪良先生のあとがきにもありますが、攻めが気持ち悪いです。読み進めていて、中盤までは攻め視点なのでどうやって二人がくっつくのか想像できず、早く読みたい!と焦りました。
中盤からは受け視点で、どういう環境で育ったのかが分かり、攻めに惹かれていく様子がすごく分かりました。清居くんが自分の中で受け入れられないのに平良を求めしまってもだもだするところが特に最高です!
この小説は神中の神なので本当にたくさんの人に読んでいただきたい…!

3

神なのに・・・

文庫本を持っているのですが、ショートストーリーが読みたくて電子書籍も買いました。ところが「憎らしい彼」にも同じ内容が載っていまうした。何だかいろんな意味で残念です。知っていたら買わなかったと思ったので、投稿しました。
感想も一言。「美しい彼」だけ読んだら星3くらいでしたが、「憎らしい彼」を読んだら星5になりました。あわせてで1冊だと思います。シリアスなのにクスッと笑えるすばらしい作品です。先生、続きを書いてくださいませ。

7

じれったい

在学中もいいのですが、卒業後の再会からが良かったです。 平良と清居の再会ですが相変らずです。 ですが平良の横には…。 ああ、この2人のすれ違いがもどかしくて、いじましい。 片やデンパに片や意地っ張り。 お互い好き同士なのにもう何してんの! 小山君には悪いけど、彼がいたからこそ、この2人がくっついたよね? 小山に対しての嫉妬が可愛かったよ清居。 泣きながら素直に告白するところもよかったよ清居。 でもって普段は下僕体質なのに、その時は主導権握っててよかったよ平良。だけどもう少し周りを見渡そうね平良。

4

読んでると声出して笑っちゃうようなコントBL!!!

「ショートケーキの苺にはさらわないで」を読んでから凪良先生のファンになり、こちらの作品も読んでみることに。

読み終えた直後の感想は、「うわ~なんか外れ引いちゃったかも...」だったんですよw
けど、続編の「憎らしい彼」も一緒に買ってしまっていたので、仕方なくというか、そっちも読んでみると...不思議と、評価が上がりましたwww

なんだろう...この作品は、BLのエロを楽しむとか、すれ違う2人の切なさに泣けるとか、そういう楽しみ方を期待していた当初の自分には全然合わなかったんだけど、どこか自分の心の中の違うボタンを押された気がする...

と言うのも、2人の会話はある意味すれ違ってるんだけれど、そのすれ違い方がとってもユーモラスで、読んでると声を出して笑っちゃうんですよねwww
なんだろうな、コントでいうと、「ラーメンズ」とか「アンジャッシュ」とかのコントが好きな人はツボにはまると思うwww
会話が食い違ってる者同士を客観的に見ると本当に面白いwww

特に受けの清居は平良の妄想ワールドに全然ついていけてないんだけど、読んでる我々からすると、平良視点でずっと物語を読んできたから、妄想のキーワード(アヒル隊長とか)を理解できるから、共感できたり。

言葉で表現するのは難しいな、評価も高いし、一読をお勧めします

7

イジメが題材ではなかった

いくつかにお話が分かれている作品です。
一話目が高校時代。二話目が大学生。
そこまでは攻め視点です。
三話目は大学生で受け視点。そして最後は再び攻め視点となります。

**********************
攻めの平良は子供の頃から吃音があり、それも相まってカーストの底辺に生きる高校生。
それが大学で自分の吃音を受け入れられ、世界が一変します。

受けはカーストの頂点に立つ、同級生の清居。
美しく傲慢とも取れる態度ながら、周囲を惹きつける魅力のある少年。
**********************

好きな人に貰った物は紙切れ一枚でも特別だと思えた子供の頃が懐かしく、平良の気持ちわかるなあなんて感じつつ読みました。
ずっと実はイジメ題材と思っていて、躊躇していました。
絶賛レビューが多いのも知っていましたが、それも読んでいません。
ただ、少し前に続編が出版され興味を再び持ちました。
結果は『もっと早く読めば良かったな』というもので…
実際確かに大学までのお話は、平良がイジメられている様が多く描写されています。
ただそこでわたしが凹まなかったのは、清居がそれに加担するような世界の狭い思考の持ち主ではなかった故です。
彼にとって高校の学級内のことなど一部でしかないというのが、ひじょうに良かった。
そして視点が変わることで、どちらか一方(特にいじめられる側)に気持ちが添わずにいられたことも大きいです。
視点主が平良である時はひたすら清居は神様のように崇められ特別な存在にこちらまで感じますし、清居である時は平良がとことん変な奴でストーカーでありつつ自分が崇め奉られることに快感を感じる。
凪良さんすごいなと改めて感じた作品でした。

7

攻めが…キモいんじゃなくて気持ち悪い(笑)

普段はあまりBL小説を読まないんですけど、気になったので読んでみました。

吃音症で陰キャでモサい攻め×プライドが高く強気でスクールカーストの天辺に君臨している受け……、
☆始業式のクラスでの自己紹介で吃ってしまい、受けがいる目立つグループに目をつけられパシリとして扱われるようになった攻めの平良くん。奴隷のように、理不尽に扱き使われています。
読んでるのも辛いぐらい不憫でなりません…、最初は平良くんもパブロフの犬の如く現状を諦観したり何とも思わない風を装って耐えています。
受けの清居くんは理不尽な苛めっ子()というか所謂DQNグループに属しておりますが、パシってもちゃんと金は払ったり度が過ぎたイジメはセーブしているし、平良くんが他のクラスメイトからイジメられた際も(理由は本当自分本位的なものではあるが)さりげなく救ったりしています。
…攻めの平良くんは、受けの清居くんのそんな姿を見てすっかり惚れ込んでしまいます。

一見、清居くんの言動は自分勝手でイキってるし不遜だし何だコイツ…って思うかもしれませんが、平良くんのような不憫な境遇ですと輝いて見えるのかもしれません。作中でも平良くんが言及しております。
悪意の塊のような屑でゲスな人たち、表立って攻撃はしてこないけれど日和見主義で半ば惨状を面白がっているような野次馬根性の傍観者たち、弱者に善くする事で自己満足に浸る偽善者たち、そんな人ばかりに囲まれて居たからこそ、清居くんが他の誰かとも違う特別な存在に思えたのでしょう。

清居くんは自分の意志や考えをしっかりと持っています。
他人の事や周りからの評価はどうでもいい自分本位なところもありますが、どんな状況になろうが自分を曲げないブレない強さでもあると思います。
高飛車でプライドは高いけれど、生来の外見の美しさだけでなく、夢のために陰で努力したり真摯な姿勢も大変好感がもてました。
他人を貶めて優越感に浸ったり、声や態度だけデカくて中身は雑魚な連中とは全く違います。
攻めも、そんな姿に惹かれたんでしょう…。

受けが攻めに惹かれた気持ちもよくわかります。
なんで陰キャでキモくてストーカー気質で電波な男に惹かれたのか?…この2人が恋愛に発展するのか?と冒頭を読んでいて全く想像もつかなくて疑問でした。

受けは幼少期は母子家庭の鍵っ子で寂しい思いをしてきました。母親が再婚した後 弟妹が産まれ放置されることが多く、十分に構ってもらえなくて寂しい思いを重ねてきました。
その影響で「誰かに熱く求められたい…」っていう思いが募り、芸能界を目指しています。

受けの清居くんは、自分にブレることなく直向きに熱い好意を示してくる・執着してくる攻めをキモい…と思いつつ優越感を得て、更には幼少期からあった「誰かに熱く求められたい…」という欲を満たすことができて、いつの間にか攻めの平良くんが受けの中で特別な存在となったのでしょう。

読了して、需要と供給がマッチングしたお似合いのカップルじゃんって思いました。

自分の好きな、ヘタレわんこ攻め×美人受け…、けれど作中で受けが言ってたように攻めの平良くんは「ヘタレわんこ」というよりは、清居くんをも凌駕する「俺様」かもしれません(笑)

「わんこ攻めにワンワン尻尾振られて好き好き攻撃されてやがて絆される、やれやれ系の受け…」もしくは「ご主人様にお熱なお利口な忠犬わんこ攻めをうまくリードする美人受け」っていうパターンはBL漫画でよくありますが、今作は「ご主人様大好きな雑種のちょっとお馬鹿わんこ攻めが必死に忠犬ぶって空回り、言動が予測の斜め上すぎて ご主人様の受けもコントロール出来ずに振り回され躾に悪戦苦闘…」みたいな感じでしょうか。

受けが後半からはスーパーデレモードに突入して、意外にも嫉妬深かったり甘えん坊だったり、素直だったり…その変貌ぶりがとても良かったです。
続編も読んでみようと思います♪

7

どっちがどっちを振り回しているのか分からない関係

ふ…とうとうこの作品のレビューを書く日がきました。どう書いてもこの作品を好きという気持ちをうまいこと書けない気がしていた(今もしている)のですが…続編を読む前に書こう。

凪良ゆうさんの作品読んだのは「散る散る、満ちる」に次いで二冊目でした。当時はスクールカーストという言葉も知らなかったのですがなんとなく不穏な…もっと陰湿な展開のある作品だと思い込んでいて、刊行から一年ほど経って読みました。

吃音症と元来のきもうざな性格を拗らせている平良と、奔放で自分勝手で美しい清居の物語。表題作を含め4つのエピソードが収録されています。平良視点の「美しい彼」「ビタースイート・ループ」、清居視点の「あまくて、にがい」、最後に再び平良視点の「月齢14」――全く違うタイプの二人が恋に落ちてしまうというシンプルなお話ですが、二人はそれぞれの理由で「この気持ちは恋心だと知っているけれど、恋であるはずがない」と思っています。平良にとって清居は唯一絶対の特別な尊いキングだから。清居にとって平良はきもくてうざいストーカーみたいな奴だから。それでも、それなのに、怖いのに、腹が立つのに、好き。ままならない想いに翻弄される二人が愛おしくて、この作品に関しては本当に二人とも同じぐらい好きだなーと思いながら読みました。

序盤で平良がイジメられている描写もありますが、作品のテイストとしてはコメディー寄りだと思います。なんせ平良の言葉のチョイスが可笑しい。平良って傍から見ると確かに不気味…もとい不思議な男の子だろうなと思います。底辺ぼっちであることに悔しさや悲しさを感じつつも潔いほど清居ファーストなので、見ていてとにかく爽快でした。彼には彼のロジックがあって、他人から見れば納得いかない言動でも真っ直ぐな理由があるのでその点も面白かったです。

平良の情熱に清居が絆されるだけの展開じゃないところも好きでした。二人の間にあった壁を蹴破ったのは清居なんですよね。どっちがどっちを振り回しているのか分からない――平良は、清居に振り回されてあげている…ようにも思える関係性にドキドキしました。

後半、平良こそが俺様野郎だと気づく清居に胸キュンでした。どっちが厄介かといえば平良のほうだとずっと思っていたので、そこに気づきつつも好きな気持ちを止められない清居…どんだけ健気なんだ…くぅッ。隠れ男前(きもうざだけど)な平良と、隠れ健気(乱暴者だけど)な清居。それぞれのギャップに萌えまくりました。

続編ではどんな二人に会えるのでしょうか。楽しみです。

12

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 商品購入
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ