美しい彼

utsukushii kare

美しい彼
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神391
  • 萌×281
  • 萌21
  • 中立8
  • しゅみじゃない25

23

レビュー数
74
得点
2350
評価数
526
平均
4.5 / 5
神率
74.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
キャラ文庫(小説・徳間書店)
発売日
価格
¥630(税抜)  ¥680(税込)
ISBN
9784199007804

あらすじ

憧れの級友に抱く、信仰にも似た想いーースクールカーストLoveストーリー。

「キモがられても、ウザがられても、死ぬほど君が好きだ」無口で友達もいない、クラス最底辺の高校生・平良(ひら)。そんな彼が一目で恋に堕ちたのは、人気者の清居(きよい)だ。誰ともつるまず平等に冷酷で、クラスの頂点に君臨する王(キング)――。自分の気配に気づいてくれればいいと、昼食の調達に使いっ走りと清居に忠誠を尽くす平良だけど!? 絶対君主への信仰が、欲望に堕ちる時――スクールカーストLOVE!!

表題作美しい彼

平良一成,クラスのパシリ・高校生
清居奏,クラスの人気者・高校生

その他の収録作品

  • ビタースイート・ループ
  • あまくて、にがい。
  • 月齢14
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数74

神なのに・・・

文庫本を持っているのですが、ショートストーリーが読みたくて電子書籍も買いました。ところが「憎らしい彼」にも同じ内容が載っていまうした。何だかいろんな意味で残念です。知っていたら買わなかったと思ったので、投稿しました。
感想も一言。「美しい彼」だけ読んだら星3くらいでしたが、「憎らしい彼」を読んだら星5になりました。あわせてで1冊だと思います。シリアスなのにクスッと笑えるすばらしい作品です。先生、続きを書いてくださいませ。

2

じれったい

在学中もいいのですが、卒業後の再会からが良かったです。 平良と清居の再会ですが相変らずです。 ですが平良の横には…。 ああ、この2人のすれ違いがもどかしくて、いじましい。 片やデンパに片や意地っ張り。 お互い好き同士なのにもう何してんの! 小山君には悪いけど、彼がいたからこそ、この2人がくっついたよね? 小山に対しての嫉妬が可愛かったよ清居。 泣きながら素直に告白するところもよかったよ清居。 でもって普段は下僕体質なのに、その時は主導権握っててよかったよ平良。だけどもう少し周りを見渡そうね平良。

2

読んでると声出して笑っちゃうようなコントBL!!!

「ショートケーキの苺にはさらわないで」を読んでから凪良先生のファンになり、こちらの作品も読んでみることに。

読み終えた直後の感想は、「うわ~なんか外れ引いちゃったかも...」だったんですよw
けど、続編の「憎らしい彼」も一緒に買ってしまっていたので、仕方なくというか、そっちも読んでみると...不思議と、評価が上がりましたwww

なんだろう...この作品は、BLのエロを楽しむとか、すれ違う2人の切なさに泣けるとか、そういう楽しみ方を期待していた当初の自分には全然合わなかったんだけど、どこか自分の心の中の違うボタンを押された気がする...

と言うのも、2人の会話はある意味すれ違ってるんだけれど、そのすれ違い方がとってもユーモラスで、読んでると声を出して笑っちゃうんですよねwww
なんだろうな、コントでいうと、「ラーメンズ」とか「アンジャッシュ」とかのコントが好きな人はツボにはまると思うwww
会話が食い違ってる者同士を客観的に見ると本当に面白いwww

特に受けの清居は平良の妄想ワールドに全然ついていけてないんだけど、読んでる我々からすると、平良視点でずっと物語を読んできたから、妄想のキーワード(アヒル隊長とか)を理解できるから、共感できたり。

言葉で表現するのは難しいな、評価も高いし、一読をお勧めします

5

イジメが題材ではなかった

いくつかにお話が分かれている作品です。
一話目が高校時代。二話目が大学生。
そこまでは攻め視点です。
三話目は大学生で受け視点。そして最後は再び攻め視点となります。

**********************
攻めの平良は子供の頃から吃音があり、それも相まってカーストの底辺に生きる高校生。
それが大学で自分の吃音を受け入れられ、世界が一変します。

受けはカーストの頂点に立つ、同級生の清居。
美しく傲慢とも取れる態度ながら、周囲を惹きつける魅力のある少年。
**********************

好きな人に貰った物は紙切れ一枚でも特別だと思えた子供の頃が懐かしく、平良の気持ちわかるなあなんて感じつつ読みました。
ずっと実はイジメ題材と思っていて、躊躇していました。
絶賛レビューが多いのも知っていましたが、それも読んでいません。
ただ、少し前に続編が出版され興味を再び持ちました。
結果は『もっと早く読めば良かったな』というもので…
実際確かに大学までのお話は、平良がイジメられている様が多く描写されています。
ただそこでわたしが凹まなかったのは、清居がそれに加担するような世界の狭い思考の持ち主ではなかった故です。
彼にとって高校の学級内のことなど一部でしかないというのが、ひじょうに良かった。
そして視点が変わることで、どちらか一方(特にいじめられる側)に気持ちが添わずにいられたことも大きいです。
視点主が平良である時はひたすら清居は神様のように崇められ特別な存在にこちらまで感じますし、清居である時は平良がとことん変な奴でストーカーでありつつ自分が崇め奉られることに快感を感じる。
凪良さんすごいなと改めて感じた作品でした。

4

攻めが…キモいんじゃなくて気持ち悪い(笑)

普段はあまりBL小説を読まないんですけど、気になったので読んでみました。

吃音症で陰キャでモサい攻め×プライドが高く強気でスクールカーストの天辺に君臨している受け……、
☆始業式のクラスでの自己紹介で吃ってしまい、受けがいる目立つグループに目をつけられパシリとして扱われるようになった攻めの平良くん。奴隷のように、理不尽に扱き使われています。
読んでるのも辛いぐらい不憫でなりません…、最初は平良くんもパブロフの犬の如く現状を諦観したり何とも思わない風を装って耐えています。
受けの清居くんは理不尽な苛めっ子()というか所謂DQNグループに属しておりますが、パシってもちゃんと金は払ったり度が過ぎたイジメはセーブしているし、平良くんが他のクラスメイトからイジメられた際も(理由は本当自分本位的なものではあるが)さりげなく救ったりしています。
…攻めの平良くんは、受けの清居くんのそんな姿を見てすっかり惚れ込んでしまいます。

一見、清居くんの言動は自分勝手でイキってるし不遜だし何だコイツ…って思うかもしれませんが、平良くんのような不憫な境遇ですと輝いて見えるのかもしれません。作中でも平良くんが言及しております。
悪意の塊のような屑でゲスな人たち、表立って攻撃はしてこないけれど日和見主義で半ば惨状を面白がっているような野次馬根性の傍観者たち、弱者に善くする事で自己満足に浸る偽善者たち、そんな人ばかりに囲まれて居たからこそ、清居くんが他の誰かとも違う特別な存在に思えたのでしょう。

清居くんは自分の意志や考えをしっかりと持っています。
他人の事や周りからの評価はどうでもいい自分本位なところもありますが、どんな状況になろうが自分を曲げないブレない強さでもあると思います。
高飛車でプライドは高いけれど、生来の外見の美しさだけでなく、夢のために陰で努力したり真摯な姿勢も大変好感がもてました。
他人を貶めて優越感に浸ったり、声や態度だけデカくて中身は雑魚な連中とは全く違います。
攻めも、そんな姿に惹かれたんでしょう…。

受けが攻めに惹かれた気持ちもよくわかります。
なんで陰キャでキモくてストーカー気質で電波な男に惹かれたのか?…この2人が恋愛に発展するのか?と冒頭を読んでいて全く想像もつかなくて疑問でした。

受けは幼少期は母子家庭の鍵っ子で寂しい思いをしてきました。母親が再婚した後 弟妹が産まれ放置されることが多く、十分に構ってもらえなくて寂しい思いを重ねてきました。
その影響で「誰かに熱く求められたい…」っていう思いが募り、芸能界を目指しています。

受けの清居くんは、自分にブレることなく直向きに熱い好意を示してくる・執着してくる攻めをキモい…と思いつつ優越感を得て、更には幼少期からあった「誰かに熱く求められたい…」という欲を満たすことができて、いつの間にか攻めの平良くんが受けの中で特別な存在となったのでしょう。

読了して、需要と供給がマッチングしたお似合いのカップルじゃんって思いました。

自分の好きな、ヘタレわんこ攻め×美人受け…、けれど作中で受けが言ってたように攻めの平良くんは「ヘタレわんこ」というよりは、清居くんをも凌駕する「俺様」かもしれません(笑)

「わんこ攻めにワンワン尻尾振られて好き好き攻撃されてやがて絆される、やれやれ系の受け…」もしくは「ご主人様にお熱なお利口な忠犬わんこ攻めをうまくリードする美人受け」っていうパターンはBL漫画でよくありますが、今作は「ご主人様大好きな雑種のちょっとお馬鹿わんこ攻めが必死に忠犬ぶって空回り、言動が予測の斜め上すぎて ご主人様の受けもコントロール出来ずに振り回され躾に悪戦苦闘…」みたいな感じでしょうか。

受けが後半からはスーパーデレモードに突入して、意外にも嫉妬深かったり甘えん坊だったり、素直だったり…その変貌ぶりがとても良かったです。
続編も読んでみようと思います♪

6

どっちがどっちを振り回しているのか分からない関係

ふ…とうとうこの作品のレビューを書く日がきました。どう書いてもこの作品を好きという気持ちをうまいこと書けない気がしていた(今もしている)のですが…続編を読む前に書こう。

凪良ゆうさんの作品読んだのは「散る散る、満ちる」に次いで二冊目でした。当時はスクールカーストという言葉も知らなかったのですがなんとなく不穏な…もっと陰湿な展開のある作品だと思い込んでいて、刊行から一年ほど経って読みました。

吃音症と元来のきもうざな性格を拗らせている平良と、奔放で自分勝手で美しい清居の物語。表題作を含め4つのエピソードが収録されています。平良視点の「美しい彼」「ビタースイート・ループ」、清居視点の「あまくて、にがい」、最後に再び平良視点の「月齢14」――全く違うタイプの二人が恋に落ちてしまうというシンプルなお話ですが、二人はそれぞれの理由で「この気持ちは恋心だと知っているけれど、恋であるはずがない」と思っています。平良にとって清居は唯一絶対の特別な尊いキングだから。清居にとって平良はきもくてうざいストーカーみたいな奴だから。それでも、それなのに、怖いのに、腹が立つのに、好き。ままならない想いに翻弄される二人が愛おしくて、この作品に関しては本当に二人とも同じぐらい好きだなーと思いながら読みました。

序盤で平良がイジメられている描写もありますが、作品のテイストとしてはコメディー寄りだと思います。なんせ平良の言葉のチョイスが可笑しい。平良って傍から見ると確かに不気味…もとい不思議な男の子だろうなと思います。底辺ぼっちであることに悔しさや悲しさを感じつつも潔いほど清居ファーストなので、見ていてとにかく爽快でした。彼には彼のロジックがあって、他人から見れば納得いかない言動でも真っ直ぐな理由があるのでその点も面白かったです。

平良の情熱に清居が絆されるだけの展開じゃないところも好きでした。二人の間にあった壁を蹴破ったのは清居なんですよね。どっちがどっちを振り回しているのか分からない――平良は、清居に振り回されてあげている…ようにも思える関係性にドキドキしました。

後半、平良こそが俺様野郎だと気づく清居に胸キュンでした。どっちが厄介かといえば平良のほうだとずっと思っていたので、そこに気づきつつも好きな気持ちを止められない清居…どんだけ健気なんだ…くぅッ。隠れ男前(きもうざだけど)な平良と、隠れ健気(乱暴者だけど)な清居。それぞれのギャップに萌えまくりました。

続編ではどんな二人に会えるのでしょうか。楽しみです。

10

どこが特別です?

もしもこの作品は先生の早期作ならまだいいのですが、私は数年前の「真夜中クロニクル」と一部の凪良先生のいい作品を先に既読で、後で「美しい彼」を読で⋯この本はどこが特別ですか?
もしも「真夜中クロニクル」は今の新作でも神評価できるくらい面白い代表作と思いますが、逆に「美しい彼」はただの先生の十八番と「真夜中クロニクル」のライト&強弱逆転バージョンと思います。先生のいつもの暗い学生時代、大学生活は解放と友達が得た、いつもの小道具あり(アヒル隊長)。既視感は重いのでつまらないです。ごめんなさい。

3

凪良さん作品大好きなのに…

神評価の多さに惹かれて読みましたが、私もどこがそんなに高評価なのかよくわかりませんでした。
凪良ゆうさんの作品が大好きなのに何故だろう?やはり「きも」「うざ」の連呼かなあ。ツンデレが書きたかったんだとは思いますが、この下品な言葉遣いが成人編になっても治らないのはなんだかなぁ…。
さらに文章が上手すぎるのか、攻めが本当に気持ちが悪い。アヒル隊長がうんぬんも、いい加減卒業しなよ…と思いながら、引きぎみに読んでしまいました。作品がお好きな方にはごめんなさい。率直な感想です。

8

うーん。。。

私的には、何故この作品がこんなに人気があるのだろう。。。という感じです。前半は読んでいてあまりいい気分ではありませんでした。

9

愛とは

皆さんがすごく高評価をされているので遅ればせながらに読みました。ちょっとこの一冊では二人がどうしてカップルなのか今一つ自分自身に納得がいくポイントが見つかりませんでした。近く続編が出版されるそうなのでどちらを読んで「あーだから二人はお互い好き同士なんだなぁ~」という納得感を得たいと思います。それにしても秦が一成のことを選んだ一番大切な部分が私には分からん!悪い人ではないけれどたくさんいる人の中でどうして彼なんだろうか?そんな疑問を抱いても凪良さんの力が萌えにまで発展させてくれます。

4

劣化コピー版秋山くん

凪良ゆうさん、好きなんですけどね…
これはハズレだったなー
スクールカースト底辺崇拝攻×スクールカースト上位傍若無人受
受は家族関係から寂しさを抱えている。
受は取り巻きから孤立するが飄々とした態度で攻と二人きりでいることが増える。
etc…
秋山くんとの共通点が多すぎて、もう最初からずっと秋山くんとシバにしか見えませんでした。
違うのは吃音要素くらいかな。
でも治療したからとはいえ症状がそんなにおもくなくて、とってつけたような設定に見えました。
そんな中、ちょいちょい秋山くんと清居、シバと平良の違いを感じる時もあるのですが、それが全部劣化というかマイナスなんですよね。
清居はストーリーが進むにつれカリスマ性が薄れて(よく言えば人間味が出て)受け受けしく女々しくなってきて
平良はシバに比べて振り切ったキモさがない(よく言えば普通)せいで魅力がなくて逆にキモい。
見た目も二人ともいい設定だし、受は受け受けしいし攻は攻め攻めしいし、結局美男の女王さま受とワンコ攻のよくあるBLでした。
最初の頃の一言で空気を変える清居はかっこよかったのにな。
残念です。

6

続編期待

これほど続編があればいいのに!と思えた作品は初めてでした。
凪良先生の作品は色々読んでいたのですが、なんとなくためらって購入していなかったのですが、キャラ文庫小冊子を読んで、即本屋。
帰りの電車から読み始め…良い‼︎
すれ違いがツボでした。

9

攻の気持ち悪さ(笑)と、そんな変態を好きになっちゃう受がたまらない

BLは気分転換であり息抜き! だからあんまり、現実的な苦悩を一緒になって抱えさせられるような、そんな重たいBLは苦手……派です。
この「美しい彼」は、表紙絵のどストライクさ(!)にやられて思わず購入してしまった作品なのですが、買ってから友人にひとこと。「珍しいね、その作者さんの話ってけっこうシリアスだよね」と言われてしまいました……。
えええええ……先に言ってよ……(涙)と。

しかし読んでみると! シリアスはシリアスでしたが(特に前半)、スクールカーストの最底辺にいるという主人公がぜんぜん悩んでないというか(いや悩んでる風なんですが)、性格が変態すぎて現実味なさすぎて(ここがいい!)イジメを受けていても「お幸せそうでなにより…」っていう感じになるのがよかったです。シリアス苦手派としては。

後半から受視点に変わるのですが、その後半がとっても萌えた! この後半部分だけで買って良かったと思いました。受がこんなに可愛い性格だったとはミジンコほどにも前半感じなかったよ! というか……変態主人公の報われ具合が爆発しろw って感じでした(笑)
受がけなげ可愛すぎです……主人公が羨ましいーー!

シリアスが苦手なかたでも、変態攻×ツンデレ健気受がお好みならきっと楽しめると思います!文体は重めですが。

3

前半で読むのが辛い

凪良さんの作品でしゅみじゃないをつけたくありませんでした。
作品としてはとても素晴らしいと思います。みなさんが神評価をつけるのもわかります。ただ、これはあまりにも私の中学生時代を思い出してしまって・・(苦笑)読むのが辛かったです。
また、受けがたびたび攻めをバカにしたような?キモというセリフ。いくら最終的にはくっつくとはいえ、これを連呼されるのは気分がいいものではなかったです。
そんな感じで1回目を読んで、萌えを見つけられないまましばらく放置してました。しかし萌えを見つけられないままなのはよくない!と一念発起して読み返しました。
はじめて読んでから2年経っていたので、大丈夫かなーと読み始めましたが、やはりダメでした。
正直、凪良さんの作品でこれほどまでダメージを受けるとは思いませんでした。(単純に私が特殊なだけだと思いますが)これからは、作家さん買いせず、あらすじを読んで自分に合うか合わないか吟味して買おうと思いました。

3

続編を楽しみにしてます!

ふだんあまり小説は読まないのですが、表紙の男の子(清居くん)の目力に惹かれて購入しました。
くっつくまでの過程がもどかしいのですが、くっついてからもちょっと切なさがあるんですよね・・・。
どこか永遠にすれ違っているんじゃないのかな、と思うカプです。
お互いがお互いを思いあっているのにどこか切ない、そんなところに魅力を感じた作品でした。
学生ものでハッピーエンドなので、どんな人でも安心して読めると思います!

10

やっぱり高校生は良い…!

冒頭から高校卒業までの世界観に惹かれました。

blの人気作では、個人的に社会人がメジャーというイメージがあったので、あらすじを読み期待して購入しました。
高校の閉塞感やクラスの雰囲気、クラスメイト同士の距離感など、共感できるところが多々あり懐かしくなりました。
それほど自然に、リアルで、一気に読み進んでしまいます。
私は、『閉ざされた空間の中の友情以上恋愛未満』が相当性癖なので、それぞれが大学へ上がってしまった時の喪失感が大きかったです笑
大学以降は、当て馬(?)の子の性格が苦手であまり楽しめませんでした。

ラストでは、2人ともようやくくっついて心から安心しました!
平良くんの、女の子がポケットに連絡先を入れた事に対して”スリの天才”みたいな事を思ったのには笑いました。
作中、平良くんの突拍子もない思考回路に何度も笑わされます。
ハッピーエンドで良かったです!読んで損はないと思います。


11

ありがとうございました。

強い受けが個人的に好みだったし、とても評価がよかったので電子書籍で読ませていただきました。もっと平良がかっこよくなって成長していくところが読みたかったです。切なくて、もどかしくて、とても素敵な物語でした。ありがとうございました。

10

視点変換の何という鮮やかさよ…

葛西リカコ様の美麗画が素晴らしく、平良が全くブサキモに見えない!
この大人気作をやっと読めましたが、さすがに物凄く面白いです。
吃音で、子供の頃から学校の底辺にくすぶっている平良が、燦然と輝くスターのような清居を崇拝するさまはすんなりと納得できる。
驚きは清居視点の「あまくて、にがい」。
ここで綴られる清居の心境、また揺れ動いて傾いていく様子に「それありか!」と驚きました。
清居も恋していたとは!絆されも行き着くところまで行ってしまったのか?とも思ったけど、これは単なる絆されとは違う。
キモいウザいと感じつつ、縋るように見つめられる事に優越感を抱いていたけど、清居がずっと求め続けていたものをくれたのが平良。清居にとっても平良は神みたいな存在なんだよね、実は。
その上、一見「俺様」の清居は、ファーストキスも初恋も初体験も、全部相手は平良なのだ!(そしてこれからも多分一筋……)
ここに!盛大に!萌えを感じました!(激しく強調したい。)
恋人になってからの清居の独占欲の強さにもニヨニヨです。
(あ、一点だけ。初Hの時の平良のリードっぷりだけは腑に落ちない。と思いましたよ)

12

ネタバレ?あり

王様と下僕。いや自称下僕? スクールカーストで下の方が攻めということで購入。
前半は一途に清居を愛する平良のキモ可愛さ?にほっこりしたり、それはそうじゃないだろう!とヤキモキして......
清居に視点が変わってからは驚きの連続で全く飽きさせない展開です。
すれ違いにすれ違いを重ねた2人のラブシーンではああーーっと声を上げてしまいそうになりました。
ああーーよかったねー!!っと。

凪良先生の作品は2作目なのですが、どちらを取っても胸にずんっとくる、良作でした。
人気があるのも納得の作家さんです。

9

美しい彼に誰もが夢中になる❤︎

はぁ〜今まで見てきた中でもトップクラスのお話と受様でした。
タイトル裏切らない『美しい彼』


最初は攻の平良サイドからの話で、後半は受の清居サイドのお話しです。

前半は清居が、何を考えてるのかがわからなくてハラハラしたのですが、後半になり言葉や行動の1つ1つが納得で、彼なりのサインがいっぱいありました。

清居はクールなタイプなのに、あんなにも乱されていて見ていてニヤニヤしてしまいました。
清居が平良は俺様だ。と言ていて、ずーっと平良サイドを読んでいての違和感を納得させられました。
最後の出待ちされて清居が気持ちをぶちまけるシーンは本当に素敵でした❤︎

最後はラブラブだし、もぅ大満足*\(^o^)/*

こんなにも素敵な作品なぜもっと早く読まなかったのだろう…と後悔。
でも、出会えたことにはもっと感謝です!

9

オススメです

 平良の崇拝のような恋心、アイドルに憧れるような気持ちに引き込まれました。ストーカーちっくな思考回路を読みなら、ここまで人を好きになれるなんてすごいなと思いました。彼は、ヤンデレなのに、自己否定していて、諦めている他にはないキャラクターでした。
 あと完璧に見えた清居が嫉妬しているところが可愛かったです。すごくキュンとしました。
 全体的に、ところどころコメディタッチがあっておもしろかったです。読み返しても、つい笑ってしまいます。そんな要素が素晴らしです。
 保管したお金、自分からかけられなかった電話、写真集、些細なものでも、清居に対する溢れそうな愛が感じられました。
 ぶっ飛んでいる攻めも、ツンデレな受けも、どっちも大好きです。
 
 

9

無限ループにはまります。

久々に攻めの気持ち、受けの気持ちに交互に楽しめる作品に出会いました。
気がつけば『かわいいけどきもい』ループに、どっぷりとつかっておりました。

9

落差

小説に挑戦したのは初めてでしたので、ちるちるさんで最も評価の高い作品の中から選んでみました。

結果的には当たりだったと思います。

読み始めは思ったよりも文学的な味がしました。おそらくは大抵の人よりも極端に暗いところで生きる主人公に、共感できたりできなかったりと、掴みきれない感じが魅力的でした。

しかし後半、〈絶対王者〉であるはずの清居視点で、彼は本当に普通の、少し態度がでかいだけの可愛い人間だということが分かりました。
一気に自分の理解の範疇まで世界が落ちてきて、私は少し残念でした。

ただ、面白いの種類が変わっただけであって、それはそれで最後まで楽しんで読み進められました。
BL色が濃くなったといいますか、つまりとても良かったですが、気になる人は私の他にも、いるかもしれませんね。

3

ちょっとネタバレ有りかも

この「美しい彼」はちるちるのレビューを見て、買いました。とっっっっても素敵でした。面白かったです…。

受けの清居の「きも。」「うざ。」が私個人的に萌えました。清居がなかなか素直になれないところも可愛かったです。

そして攻めの平良のキモさ。清居を神として崇め奉り、自分が尼になって一生そばに居たい、清居はキングで…みたいなアイタタな攻めですが、こいつに翻弄されてしまう受けとの化学変化がたまりません。

読んでて心がきゅうっと苦しくなったり、共感しすぎて泣いたり(これは自分がキモいだけかもしれない)、でもやっぱりきゅんきゅんしちゃって「あー、いいなー」みたいな感じで読み終えました。

作者さんの凪良先生も「キモい攻めが好き」とおっしゃっていたので、とても楽しんで書いているように思われました。

悩んでいるなら買うべきです。

11

痛い。お互いに。

清居かわいいです。「きも。」の中に平良のことが大好きって感じが溢れてます。(たぶん)
そして気持ちを全部声に出さないように頑張るところがまたいいです。
前半はずっと平良目線で話が進み、清居の一挙一動に翻弄される平良が哀れに思えてくるのですが、清居目線の後編(なのかな?)を読むと認識が一変します。
清居の素直じゃない性格はともかく、平良も十分自分勝手だよね、という…
読み終わった後、もう一度平良目線の方を読んでみると、確かに…『ネガティブ俺様』だなあと。 平良がぜんぜん可哀想じゃなく思えてきます(可哀想だけど!)
ちょっとネタバレっぽいでしょうか… でもこれ以上はさらにネタバレになっちゃうので自粛して、挿絵の感想です。
葛西リカコさん…たまらないです。 清居の美しさとか、平良のきもさというかネガティブさというか(なのにかっこいい)、そういったものがすごくよく出ていて… しかも場面ごとの表情や雰囲気が凪良ゆうさんの書く文章に忠実に描かれていると思いました。

2

受けのきも!発言に何故だか萌えてしまう。。

文句なしに神作品です!!
実は今まで凪良先生の作品が個人的にハマらなかったので手に取るのが遅くなってしまったのですが、久しぶりのドストライクでした!!
卑屈で自分に全く自信のない攻めが、孤高の受けに強烈に惹かれていく様子が鮮やかで眩しかったです。
受けと攻めが恋愛からほど遠いところから始まって、最終的に思い合えるという展開が大好きなので、受けの攻めへのきも!発言には萌えました!!!
攻めからしたら神様みたいな神々しい受けも、受け目線のお話だと俗っぽい感じでそれがまた良かったです。
漫才のツッコミ担当かって位、ツッコミまくってるのがまたツボでした。
本気で攻めに引いてる受けに何故だかキュンとしてしまう。。
もっともっとこの世界観に浸っていたいと思うほどでした。

11

電車で読むのはオススメしません!笑

葛西リカコさんの美しい表紙とチルチルでの高評価。
これは買いですね!と本屋さんで見つけた時に迷わず手に取りました
他の方のレビューにあるように、
・美しい彼
・ビタースイート・ループ
・あまくて、にがい
・月齢14
の四部構成になっていて『あまくて、にがい』のみスクールカーストの頂点に君臨する清居の視点、残りの三編は清居とは正反対、スクールカーストの最底辺にいる平良の視点で描かれています
平良は美しい彼、清居をキング!神!仏陀!キリスト!(あ、そこまでいってない?笑)と崇拝しています。自分とは違う世界の人間だとも思っています。だからこそ清居の思いにもまっったく気がつきません。
清居自体が平良にとっては尊いものだから、視線に入るだけで飛び跳ねるぐらい嬉しい。そこがはがゆく、切なく、もどかしい、、。
ってお話なんですが、私からしたら『あまくて、にがい』を読まなくても清居が平良に好意をよせてるのバレバレですからぁ〜!!どーーー考えても清居が平良のこと意識してるの随所にでてますから〜〜!!!
なので、個人的には素直じゃない清居を愛い奴、愛い奴(^o^)平良のことが好きなクセに素直になれないんだからぁ♫と、ニヤニヤしながら見守るのがこの本の醍醐味なんじゃないかと思います
清居がまぁーかわいい!!可愛すぎてニヤニヤしちゃいます!!なので、電車で読むのはオススメしません笑
読み返すたびニヤニヤ胸キュンがとまりません
ツンデレデレが好きな方はお手にとって損はないかと思います!
葛西リカコさんの美しいイラストも必見です!!

3

実は、羞恥プレイあり!?

もう何度読み返したことか。
超名作だけあって、ちるちるさんでも評価が高いし、レビューもたくさんあるし、私なんぞがレビューするのも、おこがましい気がして、なかなか書けませんでした。

だってねえ、完璧なんですもん。

人が人を一途に想う気持ち。
イジメとスクールカーストの問題。
美しい、寂しい人間が、モデル業界や芸能界に身をおく思い。
踏みつけられてきた人間の卑屈さと共にあるピュアさ。

色んなものが含まれていて、凄いです。

実は私は、受けの清居に共感しつつ、読みました。
もちろん、攻めの平良の超ネガティブ思考も分かるのだけど、それ以上に、人から崇め奉られちゃう人間のせつなさが、すごく良く描かれていると思った。

ある種、ほだされ受けなんだろうけど、くっついちゃった後のエロの、清居のおねだりがキュンキュンきます。イヤよイヤよが通じない平良には、直球でおねだりしないと、してもらえないもんねえ・・・。なんか恥ずかしいことを言わせる羞恥プレイみたいで、良かったです。

11

俺は神さまじゃねえよ。

4つのお話で構成されており「あまくて、にがい」のみ清居(受け)視点、他は平良(攻め)視点で物語は すすんでいく。

この作品は、何小説に分類されるのだろう?シリアスとも違うし、ラブコメではない。でもサスペンス以外の全ての要素が詰まっている気がする。
だから私の中では、エンターテイメント小説だ。

かと言って、(受け)か(攻め)のどちらかに もの凄く感情移入できたか?と聞かれれば、素直に「はい」と肯定できない。
あっ、平良の清居への想い「死ぬほど好きで、死ぬほど苦しかった」の所は、思わず泣いてしまったが。

むしろ、清居の言動は「ちょっと ヒドいな・・」と共感しづらいし、平良の ネガティブ俺さまぶりにも 引いてしまった。

いつもは無意識に物語の語り手を応援しながら読んでいるのに、そうならない理由は何だ?と考えてみる。
辿り着いた答えは「そうだ!二人は かなり最初の方から、私の応援する余地なんてないくらい、ラブラブだったのだ」

高校卒業を機に、清居との連絡手段を断ってしまった平良。
大学で小山君と言う、うちとけて話ができ、好意を寄せてくれるサークル仲間ができたにもかかわらず、たまたま見に行った舞台で清居に再会すると、一瞬で彼に あらゆるものを吹っ飛ばされ、意識を奪われてしまう。(その舞台も、平良が来るように 清居が仕向けたもの)
その日は小山君の誕生日で プレゼントを渡し、彼に「つきあおう」と言うつもりだったのに。

一方 清居は、平良に一度 連絡を断たれている為、電話など自分からは絶対にかけたくない。それなのに 何と、かけ間違えたフリをして平良に電話をかけるのだ。「これは あくまで間違い電話」と自分に言い聞かせ・・。

平良は清居の事を「世界で一番好きな人」と断言するが、つきあいたいとは思わない、とも言う。二人の考え方は すれ違いまくっていて、あまりの会話のかみ合わなさに清居が絶望していても、そこに悲壮感は感じられない。

なぜなら私は、清居が子供のころ強烈に求めたものを、完璧な形で差し出せるのは、今も これからも 平良しかいないと、知っているから。

ごめん。本当ごめん。清居、こっち向いて・・とお願いする平良と、「なにが?」と不機嫌そうにしながら 拗ねたように唇をとがらせる清居の 甘い攻防は、この先もずっと続いていくのだ。

12

末永くお幸せに

まずは、受けの子について
平良が清居のことを『キング』と呼んでいたので、私は某ウエストゲートパークのギャングの王様の様に、常に冷静でカリスマ性を備えた人物なのかと思ってたら、中身はわりと普通の子でした。恋もするし、嫉妬もするし、寂しがり屋で、傷つきやすい。家庭内での孤独を紛らす為、テレビの中に憧れを抱いていた事が切ないです。単純に目立ちたいとかじゃなく、誰かに大事にしてもらいたかったんだろうなぁ。俺様なくせになかなか素直になれず、周りくどいやり方で平良に電話するシーンは爆発的萌えポイントでした。かけ間違えたフリとか…!
イラストがとても綺麗で、平良と身体を重ねるシーンの清居の切なげな表情とか、かわいすぎます!
そして、攻めの子
平良は本当に心から清居を慕っていて、好きすぎて寧ろ神格化しちゃってたもんだからお付き合いするまで、やきもきしました。卒業式のあと清居に「じゃ、またな」と言われて、携帯を水没させてしまった場面は悲しかったです。
二人とも、本当に健気で不器用で愛くるしい!!
とにかく二人の行く末を応援せずにいられないわけですよ。できれば、続編も期待したいのですが…。

13

後半滾りました…………!

若干ネタバレって人によっては思うかもしれないので、ご注意お願いします
攻めが好き好き大好き!みたいなじゃなくて、ねっとりと好きみたいなジワジワ来るタイプで最初は読み進めるの無理かもって思ってました。でも、後半での2人のすれ違いや、思いが段々とはっきりしてきて、常にキュンキュンしていました!とにかく可愛かったです!最高でした!

3

初めて購入したBL小説でした!

評価が高いのと、表紙の美しいイラストに惹かれ、
購入を決意しました!

スクールカーストの最底辺であるので、
平良の扱いはそうなってしまうのですが、
そこがとても切なくて切なくて。
どもりをいじらないであげて!と叫びそうでした。

最底辺ポジからの恋人ポジへの転換があるからこそ、
うまくいってよかった!という感動が増すのだとは思いますが、
自分は切ないシーンを引きずりすぎて、
思ったより萌えられなかったのです。(イジメ、ダメ!)

平良は熱心な清居教信者で、
神(清居)がいれば、その他のことは
どうだって良かったのでしょうけど。

自分の地雷のような部分を発見した思いでした。
評価を下げてすみません!

4

若干ネタバレあり

このBLがやばいにランクインしていたので気になって買いました!
初めて凪良ゆうさん手に取ってみたのですが読みやすくて非常によかったです。

キャラクターが今でに見たことがない独特さがあります
ストーカーと美人と一言で言ってしまえばそうなんですが、恋愛と崇拝の狭間の攻めの感情が緻密に描写されていてとてもよかったです。
スクールカーストラブとあらすじには書いてありましたが、私的には完全に受けしか見ていない二人だけの世界で、カーストも何もありませんでした。他人はどうでもいい、恐ろしい執着の恋。
初めは攻めをなんとも思っていなかった受けがだんだん近づくのを許すところも、また後半の受け視点もきゅんきゅんきました。
私的見所は受けがだんだん近づくのを許すところ、それから後半の受け視点です。キングと表現される彼の心のうちはこんなんだったのかー!かわいいなお前!おばちゃんお金あげるよ!!と思わず思ってしまいました。
ランキングに違わない素敵な作品だったと思います。

10

自覚していなかったトラウマが疼いてしまった・・・

登場人物との距離感をとるのに失敗してしまいました。
主役に共感できるかが、私にとってその本が好きか嫌いかの判断基準の一つになるのですが、今回はちょっと近すぎました。平良の思考回路がよぅ分かる(苦笑)
「なるべく心を平らかにすること。刺激に敏感にならないこと」
そう思いながら、ピラミッドの頂点付近にいる人間に対して、嫌われず目立たず弾かれないようにと周りと同じ笑みを浮かべてやり過ごしてきたクラスという空間を思い出してもやもや。あー、架空のマシンガン、私も持ってたし、社会人になって再装備したわ。
自分自身が捻くれているのは分かってるけれど、客観的に指摘されると少々心がざわつきました。
学校生活を胸を張って「楽しかった」と言えない記憶がある人には、胸の奥に仕舞い込んだ負の感情を思い起こさせて、好きになれない部分があると思います。私はそうでした。

でも、やっぱり凪良さんの作品はいいですね。
大学へ進学した平良が自分を受け入れてくれる場所を得て変わっていくのかと思いきや、清居と再会してまた嘗ての清居しか目に入らない男へと悪化する『ビタースイート・ループ』。
清居の視点で語られる『あまくて、にがい。』は、清居から平良はどう見えていたのか、清居は平良のことをどう思っていたのかが描かれます。
視点が変わるからこそ、この話はあまさが出るんです。「キモ」「ウザ」さえも愛の言葉です。
平良と清居が幸せになってくれて本当に良かった。「人の幸せの量があらかじめ決まっている」なんて言わずに、二人でもっともっと幸せになっていいんだよ!と思いました。

2

さすがとしかいいようがない。

読みましたー!
レビューを参考にしつつ、評価が高いけれども自分にはどうかな…なんて変に静観すること数ヶ月。
だいぶ助走してから飛び込んだわけですが、結果、とても良かったです。

私は基本的に学生ものがあまり好きではなく、それが長い足踏みの原因だったわけですが。
彼らはくっつくまでに焦れったくなるような過程を経ていますし、よくある勢いだけでうああー!やっちゃった、幸せ~っていうふわふわした思考回路では断じてないので大丈夫でした。
人間関係もリアルでした。逆にそれをblに求めてない読者には辛い内容なのかな。

でも、救いがあるので!やっぱりblなので!スクールカーストといういかにも読む前から暗雲立ち込める煽りではありますが是非手にとって頂きたい!

とってもご馳走さまでした。

11

神です

萌えじぬかと思いました。
私は前半の攻め視点は特に好きです。平良のフィルターを通した清居が本当に尊くて神がかっています。この美しい神がどうやってこっち側に堕ちてくるのか。平良に憑依してとんでもない緊張感とともにワクドキしながら読み進めました。結局この平良視点の時点では堕ちてきてくれやしないんですけどねw

それでも二人だけで会う教室の静けさや清居の横顔なんかが目に浮かぶようで、とてもドキドキします。指先にキスをする場面では、本気で萌えじぬかと思いました。これでこんなに萌えてたら、きっとこの後に凪良先生が用意して下さっているであろう、あんなことやこんなことをしちゃった日には、あたしゃどーなってしまうんだろうと。
でも肝心のファーストキスでは、神のほうからして下さったのに、平良のポンコツな受け取り方で、ただただ切ないものとなっておりました。もう、それでもいいと思ってしまう私は立派な奴隷です。

続く平良視点の大学編も、押さえ込んでいた気持ちが再燃していく様が実にリアルで萌えました。小山くんのおかげで、すっかり私の依り代である平良がちょっといい男に思えてきたのも気分が良かったですw それにしても挿絵の美しいこと。ありがとうございます。

そしてその後の清居視点。いやあ、私は清居視点があるとは予想していなかったので、驚きました。さらに神がかっていた彼が、普通の美青年であったことに驚きましたw この辺りは前半の萌えとは違った種明かし的な面白さがありました。

もうとにかく、ふたりのキャラがものすごく立ってて、この二人が他の誰かじゃダメなんだという説得力がすごい。しかもふたりの性格上なかなかくっつかないのも仕方ないと思いつつ、くっつくまで笑いながら(←ここ大事)読めてしまう。心理描写がほんとに絶妙で、受け攻め共に感情移入できて二度美味しかったです。ふたりの想いがようやく通じたときのカタルシスといったらそりゃもう、これが読みたくてBL読んでたよ!と声を大にして言いたいくらいでありました。

平良のことだから、一生清居をだいじにしてくれるでしょう。しっかり甘々で素晴らしい読後感です。
電子限定ss読みたいなあ。

14

「一途」じゃすまない

凪良先生の作品は買ったり買わなかったりなのですが、今回は
葛西先生の表紙買い。
憧れのクラスメイトの清居との出会いで、世界すべてが変わってしまった平良の執着が、怖いんだけどなんだか切ないです。
『またな』の意味がわからない平良がかわいいな~と思ってしまいました。
個人的にはスクールカーストLOVE!!っていう言葉から受けた印象とはちょっと違ったかも。まさにスクールカースト全開の前半が、ちょっと辛くなる部分が多いからかな・・・

1

気になる子にわざと冷たくしちゃう

人と接するのが苦手な平良とクラスのトップ層に君臨する(でも他のいじめっことはちょっと違う)清居のお話。
独特な感性を持っている平良視点で、平良と清居の高校時代から話がはじまりますが、平良にとって清居が恋愛対象以上の「キング」がゆえに恋愛とは違う距離感のまま話が展開します。
この二人いったいどうなるの?と初めは展開がつかめずもやもやしましたが、読めば読むほど二人の微妙な距離感に引き込まれていきます。

後半で清居視点に切り替わったあたりからぐーんと面白さが増して一気に読んでしまいました。
清居の平良への接し方は「気になる子にわざと冷たくしちゃう」系ですね(^^)
良かったです!

3

アヒル隊長と共に

まず訂正させて下さい、評価が「萌え2」になってますが「神評価」としてレビュー致したいと思います。30日越えで訂正できませんで、すみませんです。
最初に読み終えたときは「良かった、面白かった」とやや軽い気持ちで評価も入れたと思います、それが後から「やっぱ凄かったな」と、しみじみ傑作です。
クラス最底辺の平良と、真逆の美形男子、清居。二人の物語が「美しい彼」、「ビタースイート・ループ」、「あまくて、にがい」、「月齢14」の四編で紡がれていきます。
最初、美しい彼は高校時代の話であり、清居という偶像を崇める平良がいます。そう、正に従者の如く 清居が絶対なのです。
ドロドロの高校時代を過ぎて、二人の関係は微妙に変化していき、我々読者も二人の真の姿が次第に見えてきます。
平良は、本当は「きもメン」ではないのですね。吃音症が彼の重い枷になっていて、自分を押さえて行動していますが。用水路を流れていったアヒル隊長が平良という男子のメンターであり、心象風景です。
清居もまた、平良のイメージのままの完璧男子ではありません。幼いときのテレビ漬けだった孤独な環境から、テレビに出る方になりたいと、芸能の道を志す男子。清居にも彼なりの悩みと葛藤があるのです。
この設定、展開は素晴らし過ぎます。
ところで、アヒル隊長はどうなったのでしょう。まつ毛くるんと、流れに逆らわず健気に濁流をゆくアヒル隊長は、平良の自分自身を投影した、彼の心そのままだと思います。一人、孤独に流れたアヒル隊長は今はどうなりましたかね。傍らにとびきり綺麗な、清居アヒルと共にあるのでしょうか。

5

読んで良かった一冊

しっかりされた文体やところどころに散りばめられるユーモラスな表現など、とても読みやすかったですし、その文体自体が好みで、今後作家買いさせて頂こうと思います。

他の方のレビューにもありましたが、初めは平良が受かと思い、私はワンコ受があまり得意ではないので、購入後読み進めるのを迷いました。
しかし、スクールカーストの苦しい描写に引き込まれ、平良と清居が点で繋がる場面で虜になり、清居サイドで完全に堕ちました。
平良のキモイほどの清居への執着心。ストーカー紛いのそれも、平良の性格と何より需要と供給で許されていてとても素敵でした。

きもうざの平良に、見事なまでに恋に堕ちたキング。
こんなにハマったカップリングは初めてです。

11

美しい『彼』とは誰のことなのでしょう

作者が大好きで書いた「キモい攻め」です。
とても楽しそうでウキウキ書かれていた様子が浮かんできます。

読み始めの印象は、カッコいい人気者攻め×ネガティブダサモサ という感じでした。
その方がよくあるシチュエーションだと思ったので。

もう本当にキモいんです平良。
清居を神か王様のように崇め奉り敬虔な神父か尼僧のように一生を捧げたいと本気で考えています。ただひたすら奉仕し美しい姿を眺めることに喜びを感じています。
手を触れようとか、ましてや付き合うなど想像するだけで穢すと恐れるくらいに。
好き過ぎてどうしていいかわからないくらいに。
その上ストーカーで、清居をバカにしたクラスメートをボッコンボコンにする。

清居の判定では平良は無自覚な俺様だそうです。自分ルールが独特すぎて理解できないとか。

清居は性格悪いです。
吃音の平良にキモいだのウザいだの平気で言うけれど、清居視点の『あまくて、にがい』を読むと、離婚して生活のため働く母親に構われず、再婚後異父兄弟が生まれてからは疎外感を持ち、甘えたい時に親から十分な愛情を与えられず、無償の愛情を知らずに育ってしまった男の子なんだとわかります。
そしていつでも自分だけを愛してくれる存在を求めていたのだと思いました。
だから、何があっても変わらずに熱い眼差しを注ぎ続ける平良の発する愛情が暑苦しくてもキモくても嬉しくて仕方がなかったような気がします。
でもまっすぐな愛情を知らずにここまできてしまった彼にとって、恋と自覚することも素直に心情を口にすることもできない。
恋を自覚した時、崇めるのではなく等身大の自分を愛して欲しいと思った時、平良にはそれがどういうことなのか全くわかりません。
お互いが違う方向を見ながら異なる言語で話すかのように言葉が通じない。
ジレジレしました。

『月齢14』
清居は平良を連れて飲み会に行くが、髪を整えて似合う服を着せて連れて行ったらモテモテでやきもちやく。
自分でしておいて嫉妬する独占欲でいっぱいの清居もかわいい。
もうダサいまんまでいいと本気で思う清居、、、もう終わってますよね。

平良はこの先どうなるんだろうと想像したら、きっと清居大好きは悪化してるでしょうが変わらずに呆れるくらい好きなんでしょうね。
仕事はなんだろう。
グラフックデザイナーとかカメラマンとか華やかそうな職業について地味なのにごめんんさいと小さくなっている気がします。
あるいは味のある顔に目をつけられて役者になって清居と共演とか。
なんにしてもいい仕事して褒められたり賞をとったりで目立つことになったら本気でビックリか?罰ゲームの罠か?とオロオロし、そうじゃないと知ったら分不相応なことしてごめんなさいと逃げ出しそうです。

タイトルの『美しい彼』とは誰のことなのでしょう。
崇めたいほどの美形の清居なのか、何があっても変わらない崇高な気持ちの平良なのか。
両方かな。

4

こんなに振り回された小説は初めてです(笑)

なんでしょう、、、これは、凄まじいまでに悶え萌え転がりました
私は受けの子が可哀想お話が基本好みなので、読み進めて平良くんが攻めだと知り、「あ、これは地雷かも、、」と半ばガッカリしながら読み進めていました
それに確かに清居くんは美しいけど、キツすぎてあまり好みじゃない、、

中盤、二人きりで過ごす時間が出来き、なにか展開が!
と期待して読み進めましたが、ここでもいまひとつしっくりこない感じ
というかこんなの絶対両思いになれないじゃん!
平良くんほんとに尼さんになるしかないじゃん、、とBL小説なのにこの2人が結ばれる所なんて一ミリも全く全然想像出来ませんでした(脳内は完全に平良くんモード)

そこへきて終盤での清居くんの想い、弾ける可愛さ、シリアス?なのに噛み合わなさ過ぎるふたりの会話に爆笑し、ヤキモキし、焦れったくもずっと噛み締めていたいような、二人のゆるゆると結ばれていく様に、最後はもうずっと泣きながら読み切りました

美しく強い清居がなさけなく、ダサくなる瞬間が愛おしく、神のように崇める彼をそんな風にしておきながら、夢見たい、とこっそり寝顔をみつめる平良くんが愛おしいです



13

頂点と最底辺の交わり

素敵な表紙と好きな作家さんだったので購入。
スクールカーストもののBL。カーストの描写が妙にリアルでした。
受けのことが好きすぎてもはや神格化して崇めている攻めに愛情通り越してところどころ台詞や行動に恐怖を感じることもありますが、他の綺麗でさわやかなボーイズラブには見られない良い意味での気持ち悪さ(っていうとちょっと変ですが)があって私はとても気に入りました。
お高くとまっていた受けも後半になるにつれ可愛くなるのでたまらない。

8

美しいだけでなくかわいい彼

受け様の清居のことが好きで好きで好きで、の攻め様の平良。
この設定、大好きな私なのですが、なんだろうこのもどかしさ。
清居にも、読者にも早い段階で両思いじゃんってわかってるのに、思い通りスムーズにすすまないこのじれったさ。
清居のこと、崇め奉っちゃって、恋人としての好き、とは違う方向に突き進んでいた平良。
きもうざの平良なのに、全身全霊をかけたその想いを知ってその熱量にからめとられちゃってた清居。
だれもいない教室で、清居の手に平良がキスするシーンは、神聖的でありながらエロティック。
手にキスするだけなのに、ただよってる甘美なふいんき。
なんだか目に浮かぶようでドキドキしました。
 
 いつまでも何をしても神棚にすえて別次元の愛情しか与えようとしない平良に、清居が泣きながら正直に自分の気持ちを言い募るシーン。
ホント、正直すぎて、めちゃくちやかわいい。
ここまで言わせてようやくわかったか、平良!!
ってゆーか、受け様にここまで言わせんな。(かわいかったけど)
 その勢いのままの初えっちシーンは、清居のかわいさ爆発してました。
きれいな顔してクールなふりして、なんなのその甘えたがり。

 付き合い始めても平良はやっぱり平良のままで。
清居は平良の前でだけ見せる素直じゃない独占欲や拗ね具合がやっぱりかわいい。
ラストの平良のモノローグがとても幸せで切なくて、繊細なガラス細工を壊さないようそーっと大事に抱きしめてるようで、すばらしい余韻を残してくださる一冊でした。

13

『きも』『うざ』は愛の証?!(笑)

スクールカーストっていうキーワードが若干地雷なもので、なかなか手を出せずにいたんですが、思い切って読んでみて良かったです!
さすが凪良さん。
ストーリー展開が本当に絶妙で、1日で一気に読んでしました☆

この作品の最大の魅力は前半と後半のギャップでしょうか。
ギャップといっても清居のですけど。
平良は最初から最後まで安定のキモい男ですからね(笑)

前半は完全に王様と下僕な関係。
でも王様に使われることは平良にとっては至上の喜び。
ほんとキモいったらありゃしない(笑)
そんな平良を清居の方も仲間と一緒に躊躇なく下僕のように扱います。
昼食の調達から花火の場所取りまで。
優しさの欠片もなく、なぜ平良はここまで清居を愛せるのか、と逆に考えてしまうほどの容赦無さです。
そんな清居ですが、平良が今の状態から更に落ちそうになるとさりげなくすくい上げるんですよ。
清居にとっては無意識の行為ではあるけど、それが平良救いであり清居への想いを確固たるものにしていきます。
その塩梅がほんと絶妙なんですよね。

何があっても平良は変わらない。
常に清居が一番で、神のごとく崇め、ひたすら執着する。
その何事があってもぶれない執着に清居が心地よさを感じ始めた時には、既に平良に堕ちていたんですね。
プライドの高いカーストの頂点に君臨する王様が、プライドが邪魔して素直になれない恋する乙女に変身する瞬間です!
自分への執着は昔と変わらないのに、全く思い通りにならない平良に対して右往左往する清居が可愛いやら愛しいやら、恋をするとここまでなりふり構わなくなっちゃうのねホント(笑)
気位の高い王様の風格はいったいどこへ?!
どれだけ近づいても清居を王様のように崇め、清居の本心をわかろうともしない平良には心底イライラしましたけど、清居の涙ながらの告白は感動的でした☆
やっと言えたか、清居!
やっとわかったか、平良!!

こんなにキモい平良に恋してしまったことに絶望する清居の姿はまさにギャグですけど、心が通じ合った後はひたすら甘い甘い☆
清居がここまで人間味溢れる魅力的な人間になるとは前半を読んでる時は想像もしていなかったので、ほんといろんな意味でやられた作品でした。
それにしても最後までぶれない平良には別の意味で感動しましたよ(笑)
こんなキモい攻め、一生出会えない気がします(笑)

12

理想のカップルです

私の求めていた理想のカップルです。
気持ち悪いくらい清居(受)が好きな平良(攻)と、プライドが高くツンツンしがちだけどいつのまにか平良が気になってる清居・・・
清居は愛に飢えているので、自分の事を好きすぎる平良に対して、盛大に引きつつも心の底ではまんざらでもなく・・・なところがもうツボすぎます。
前半は平良のいじめのシーンがあるので、すこし読むのがつらいところもあり、平良の視点なので清居の気持ちがわからないのもありますが後半!清居が可愛すぎてもう・・・ファーストキスすらはじめてとかその顔と性格でありえないギャップにやられました。可愛いすぎ。
両想いになったあとの今までとは一転してあまあまなシーンにもやられましたが、最後の後日談でも清居の可愛さにやられました。
自分がコーディネートして格好良くなった平良に群がる女の子に嫉妬しちゃって・・・というお話ですが、前半の清居からは考えられない可愛い怒り方。平良のくせに!って笑
これからもっともっと清居には素直になって頂きたいです。
(外では高飛車でいてほしい。)
そして平良だけがそんな清居を甘やかしてくれる存在という・・・
もう、平良なしでは生きていけなくなればいいのに、と、妄想しております。続編あればいいのになぁ・・・

10

平良は尼になるのです

『ビタースイート・ループ』は平良(攻)目線で
『あまくて、にがい。』から清居(受)目線に切り変わります。
『月齢14』は無事くっついた二人のいちゃいちゃ話。
『Chestnut』は平良がモンブランの上に栗を乗っけるお話。

平良が清居を崇め奉らい、喜んでパシられ、立派なストーカーになり
ほんで気づいたら清居も平良を好きになってて、なんやかんやあって
結局うまくいく感じです。

清居も平良をパシリはするものの、いじめとはちょっと違う…かな。
清居の取巻きみたいに平良の吃音を揶揄って"ヒイくん"って呼ばないし
平良がカツアゲまがいのことをされてるのに対して立て替えてあげたり
花火大会の場所取りをさせられた平良に差し入れ(?)あげようとするし。
なにより平良よろこんでるし。ドMか平良。

平良目線の『ビタースイート・ループ』では清居はクールで常に冷静…って
イメージでしたが、ところがどっこい、清居目線の『あまくて、にがい。』
では清居が完全にただの平良ラブのツンデレお嬢さん状態。
自分から平良に連絡するのはプライドが許さないからと
かけ間違いを装って、平良から電話をかけ直させるようにしむけるとか。
おまえは恋する乙女か。
平良からしたら高校卒業後は自分のことなんてすっかり忘れられてると
思ってるところに、清居ったら平良のことをずーっと思ってるんだもの。
案外 清居も執着系です。
平良がもう清居を崇めすぎて、近くにいられるだけで幸せ状態なもんで
距離が縮まらず清居がやきもきするとことか、てめぇ ざまぁみろ と思いましたね。

『月齢14』では清居が素直になり、惚れ直したり、ヤキモチ焼いたり
甘えたり、やることやったり…忙しいなおまえは。
二人の甘々〜なとこが見られたので満足です。

『Chestnut』は電子版のみなのでしょうか?
清居のヒモにならないようにと健気に奮闘する平良…。
平良はちゃんと社会人として働けるのかお姉さん心配です。
あんたはずっとモンブランの上に栗を乗っけるお仕事をしてなさい。
もしくは出家して神(清居)に仕える尼になりなさい。

1

やっぱり美しい

電子になるの待ってた、お楽しみ作品!

気取らない文章の読みやすさは、ピカ1。
そして、この主従の設定に、皆さんどんな内容なのかと惹き付けられたんじゃないでしょうか。

どうやって好きになるのか、どっちが攻めか。
どんな風に落ちるのか、落とすのか。

パシリにされて、とても好きになれるような相手じゃない設定なのに、そこを、彼らの心情の機微を上手く書き出して、誘導していく作者様に脱帽です。お見事!

この作品、ぶっちゃけ心当たりのある男子にも読んで貰いたい作品です。
内容的にもイジメられる男子の葛藤とか、歪みとかが自然に書かれてて、いい話なんですよ。

BLだからって敬遠されるのが勿体ないって思う作品。

自分が活字中毒だなって思う時があって、何か無性に読みたくなるんですけど、どうせなら男同士の濡れ場シーンがあるやつがいい(ここで選択肢が狭まる)けど、恋愛ものは別に好きじゃないんで、ちょっと毛色の変わったものを物色。
で、時々思うんですよ。世間一般の面白いと評されてるベストセラーの中に、BL要素が入ってたら超楽しみに読むのに・・と。
差別が薄れてきたといっても、やっぱマイナー。
早く世の中の恋愛の常識が、男女だろうが男同士だろうが普通に受け入れてくれる環境になって欲しいですね。
そうしたら、この作品のように、良質なBL作品が読める事請け合いな訳です(笑)

いや、逆に言えば、一般書と同じように良質な内容の小説として表に出て欲しい。
読んで感動するものは、みんな一緒。
BLだからと奥に引っ込めないで欲しい・・と、切に願います。


12

引いて惹かれる

まず絵の美しさに惹かれました。
読んでみたら平良がとても気持ち悪かった。思考がとても気持ち悪かった。
でも惹かれます、何故だろう、清居もそんな気持ちなのかなと。笑

凪良さんの作品は、この美しい彼が初読みでした。
そして久々に小説へ舞い戻ってきたきっかけにもなった本です。
とても読みやすい文章で一気に惚れ込みました。
なんたって平良が気持ち悪くて。笑
アヒル隊長とか、キングがとか、読んでいてぞわわっとしました。
そこまで卑屈にならなくても、とは思いますがそれはやっぱり他人事だからなのかなと。というのも、身近に吃音をもつ人がいるので改めて考えさせられもしました。
自分の名前がすらすらと言えない辛さは計り知れないだろうなと。
ただ、清居は本当にどこに惚れたのかなと思うくらいに平良の思考はぶっ飛んでいるように思いました。笑
清居だって高校時代は平良に対する言いぐさは酷いものだったんですけども。
それでも平良の、後半はアヒル隊長の言い訳に鳥肌たちそうになったほど。
正直最初はどちらにも肩入れ出来ないキャラクターだなと思っていたのですが、アイドル騒動から徐々に近づく二人からの卒業式の日に清居からかけたアプローチが効いて一気に二人を応援する気持ちになりました。
清居の泣きの失恋からの告白にはスカっとしましたし、心からおめでとうと言いたくなりました。人形のように美しい清居から発せられた人間らしい感情を露わにした言葉の刃がぐさっと平良に刺さっていったのかなと。
その後のいちゃつきぶりは目に余ります・・・。いや、とても美味しかったです。あの、シャワー後の、脱衣所でのやりとりがいっちばん好きです。笑

10

この世の中、不可能などないのかも?

葛西さんの表紙絵が素敵だし、評価も高いので購入。
そして、今更読みました。

こ、これは面白い!!

葛西さん目当てなので、先にパラパラと挿絵だけ見たのですよ。
まあ、大体のパターンでラストの方は濡れ場になる訳ですが、読み始めると、……………………え?これ本当にあの挿絵の仲まで展開するの??と不安に。
前半の攻め目線話は不安なまま終わってしまいました。
そして、後半受け目線で納得。
まあ、そうですやね。
最強ツンデレと盲目の信者じゃ色々大変そうです。受けくんが(笑)
何にしても幸せになれてよかった!

小山くん、いい子なのにちょっと可哀想。
挿絵だけ見た時、「葛西さんのショートの女子可愛い!!」と思ったら、男子でした。お、おう。

読みやすさ、面白さは「神」なのですが、前半のいじめの部分は必要とはいえ不快だったので、萌×2で。

3

この作品が収納されている本棚

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