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凪良さん作品でBL作品てちょっとお久しぶりな気がして。しかもそれが『美しい彼』の番外編集?
ということで発売日を心待ちにしていました。「番外編集」、ということで平良と清居くんのその後、というよりも今までの作品の間に入る小話的なSSを集めた一冊です。特典のSSが多く収録されていますので、これらの特典を追いきれなかった方には嬉しい1冊。追いかけ続けた方にも描き下ろしのSSが収録されています。
既刊の特典だったりしたものなので既出のSSもありますので、一応収録内容を記載します。
①素晴らしき世界 (ドラマCD「美しい彼」ブックレット/2019年)
②裏・月齢14 (バースデイフェア小冊子/2019年)
③Cacao 99.9 (バースデイフェア小冊子/2016年)
④キングのお料理 (ドラマCD「美しい彼」店舗特典/2019年)
⑤CRAZY FOR YOU (文庫「美しい彼」店舗限定ペーパー/2014年)
⑥幻想の彼 (BLアワード限定冊子/2017年)
⑦KISS ME (書籍「キャラ文庫アンソロジーⅡ翡翠」/2018年)
⑧熱烈な告白のようなもの (文庫「憎らしい彼」店舗限定ペーパー/2016年)
⑨安息はどこにある (文庫「憎らしい彼」電子特典/2016年)
⑩日々是災難 (作家生活10周年記念全員サービスリーフレット/2018年)
⑪50/50 (バースデイフェア小冊子/2017年)
⑫彼と彼の良くある出来事 (バースデイフェア小冊子/2018年)
⑬エターナル (全員サービス小冊子/2019年)
⑭あるふたつの視点から探る、愛と青春の逆走について(書き下ろし)
⑮社長日記 (書き下ろし)
と、「あとがき」が収録されています。
二人の軌跡を追った、そんな感じ。高校生の時に始まり、すれ違い、そしてお互いに切磋琢磨していく、その過程が時系列で収録されています。
平良くんの気持ち悪さは健在だし、清居くんのツンデレぶりも極めてる。もうね、読んでいて爆笑です。この二人の掛け合いが非常にコミカルで、でもその中にある二人の深い愛情にめちゃめちゃ萌える。愛情のベクトルは紛れもなく等しいのに、二人の若干ずれた想いが良いスパイスになってるんだよなー。ちぐはぐなのに、そのちぐはぐささえ噛み合っちゃう。良い。うん。
収録されているSSのほとんどは既出ですが、2編描き下ろしがあります。
「あるふたつの視点から探る、愛と青春の逆走について」
『悩ましい彼 美しい彼 3』で、お互いに自分の仕事のために離れ離れになって奮闘していた時のお話。
「社長日記」
「清居」という青年の表も裏も知った、事務所の社長視点のお話。
どちらも『悩ましい彼 美しい彼 3』のその後、というか裏話、といった立ち位置のお話でした。特に「あるふたつの視点から探る、愛と青春の逆走について」のほうは分量が多くって読みごたえがありました。凪良さん、最近お忙しい中、こうして『美しい彼』のその後ともいえるSSを書いてくださったことに感謝したい。まだ続編を読みたいなと思っているので、ご自愛いただきつつ書いていただけると嬉しいな。
電子派なので電子描き下ろしだった「安息はどこにある」と、電子でも発売されていたキャラアンソロの翡翠・「KISS ME」のみ既読でしたが、既読分が収録されていて損したとは1ミクロンも思いませんでした。
だって、あの「安息はどこにある」の面白さを、電子派以外の方々とも共有したかったんだもん。
今となっては入手不可の掌編の数々をこうやって読めるなんて、本当に感謝です。
おかげで平良と清居への理解と愛着がより一層深まりました。
どの作品もそうですが、とりわけ「エターナル」なんて、まじでファンにとっては必履修科目みたいなもんですよね。
というか、どれも必修です。
本当に読めて良かった。
番外編集、ありがとう!
この番外編集を読む前に、全三巻をおさらいのために読み直してからこの番外編集に挑んだわけですが、本編のあの時にこんなエピソードもあったのか!と新たな発見も多々あったので、補完された状態でまた本編を読み直したいと思います。
いやーそれにしても本当に笑える内容ばかりでした。
とくに清居が不憫で笑えます。
平良に振り回されっぱなしだけど、それでも大好きなんだよね、別れるという選択肢は一切ないんだよね。
うんうん、健気だ。
そして本当に凪良さんって言葉のチョイスが絶妙で、笑わせてくれますよね。
パン姐さんの存在をこの番外編集で初めて知ったけど、そのネーミングセンスやらエピソードやら、脇役ですら濃くて面白い。
2019年11月に発売された小説Chara vol.41が、いいところで終わってて気になっています。
(もう二年も前なのか!)
首を長〜くして待っているので、どうか三年以内に新刊が出ますように。
そして、いつまでも「エターナル!」
ここ1,2年ぐらいでひらきよに目覚めた私にとっては未読のお話が多くてめちゃめちゃ楽しめました。特にKISS MEはかなりボリューミーだしえろもあるし清居はかわいいしで大満足でした。
ただ、当初から割とコアにひらきよ追いかけ続けている方にとってはあんまり満足感ないと思います。書き下ろしはあんまりラブというか甘さ?を感じず、正直期待していたほどお腹いっぱいにはならなかったです。ひらきよ読めるだけで嬉しいのはもちろんですし、お忙しい中書き下ろしを書いてくださった凪良先生にはもう感謝の気持ちでいっぱいなのですが。
コアな方は今まであちらこちらで書かれていたものが一つにまとまって読みやすくていいね!ぐらいの気持ちで購入したほうがいいかも。
(逆に私みたいに未読の話が多い方にとってはお得な一冊です)
なんていうかもうね、まずね、小冊子などの特典SSを一冊にまとめてくださってありがとうございます!という気持ち。
そして久しぶりに美しい彼 (気持ち悪い彼) に文庫という形で会わせてくださってありがとうございます!という気持ちです!
最近は一般で精力的にご活躍されている凪良先生ですので (流浪の月の映画化、おめでとうございます!) なかなか美しい彼には会えないよなーと思っておりましたところ、美しい彼も実写化!そして文庫本発売!
嬉しすぎますね!
(実写化のキャストはこの時点では未発表…美しい彼と気持ち悪いがイケメンの彼は一体どなたが演じられるのやら…どきどき)
収録作品は既刊の特典SSです。
私はほぼ未読なので大変楽しませていただきました。
えろナシですが、日常生活のやりとりが大好きなので大満足です。
側から見たらどう見ても破れ鍋に綴じ蓋カップルなのに当人同士は格差カップルだと思い込んでる平良と清居が本当に最高です。
そのズレすらもまた釣り合っているのが不思議なところですよね…!
今後は平良も清居も互いの家族にカミングアウト (あっ察し…でうっかりバレる含む) をするのかもしれませんよね!ちょこちょこ既に疑われてはいますが…その時のすったもんだも楽しみにしています。
平良の個展をした話がすでに2019年に雑誌に掲載されたようなので今回入ってるかなって楽しみにしてたんですが入っていませんでした。
ってことは確実に本編4巻目が刊行予定ってことで大確定…ですよね、先生…!?!!
大笑いしながら読み終えました、楽しかったー!
エターナルのお話は特に大好き。
そして私も家電の心意気で現実をしっかりとやり過ごそうと思います。
上田さんたちのお話も読みたいですね。
カップルなのか、友情以上恋人未満なのかどっちも美味しいですが、ふたりの心のやりとりも気になります。
それではみなさん、エターナル!!
たくさんの作品を読んできましたがやはり、美しい彼は私の中で1番の作品です。
平良の気持ち悪さは健在でした。
これだけ愛してくれる人は平良しかいませんね…気持ち悪いけど笑
久々に平良清居の2人を堪能できて、とても幸せです。
やっぱりKISS MEが1番好き。
これだけでもう神評価です。
約40ページにしてこの満足感。
美しい彼シリーズって、そんなにエロがあるわけじゃないし、むしろ少ないくらいなのにだからこそのこの満足感なんでしょうか。
多幸感がすごいんです。
平良のことをきもい怖いなどと安奈ちゃんに言うわりに、別れるなんていう選択肢は毛頭なく、平良に今日は早く帰ると言ったといい駆け足でスタジオを出る清居……確かに健気すぎて泣けてくる。
凪良ゆう先生各所でお忙しいので、もうしばらく書かれなくなってしまうかな…と思いましたが本当によかった。。
早く本編が読みたい…!