憎らしい彼 美しい彼 2

nikurashii kare

憎らしい彼 美しい彼 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神241
  • 萌×224
  • 萌17
  • 中立2
  • しゅみじゃない4

34

レビュー数
29
得点
1354
評価数
288
平均
4.7 / 5
神率
83.7%
著者
凪良ゆう 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
葛西リカコ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
価格
¥639(税抜)  
ISBN
9784199008610

あらすじ

ずっと憧れ崇めていた清居と、同棲生活を始めることになった平良。
こんなに幸せだなんて、神様の采配ミスなんじゃ……!?
若手俳優として頭角を現し始めた清居を、公私ともにストーカーして追いかける毎日だ。そんな時、大学の撮影サークルの縁で、業界屈指のカメラマン・野口のアシスタントに抜擢されることに!!
ドラマの仕事も決定し、忙しくなるばかりの清居とすれ違いの日々が続き…!?

表題作憎らしい彼 美しい彼 2

平良一成、不審くんと呼ばれる清居と同棲中の大学生
清居奏、鬼メンタルを持つ若手俳優

その他の収録作品

  • エピローグ
  • あとがき

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レビュー投稿数29

笑えました!

もの凄く面白い!
BL小説なのに、ッププ!っと噴いてしまいました。
持病で吃音が出てしまうコミュ障の平良とモデルと俳優をする清居の続編。
清居ら平良にとってキング。自分はその一兵卒でしかなく、清居がこの世に存在しているだけで幸せなのに、なぜか一緒に暮らし彼氏になっている。
この現実がいつ神によって打破されるのかを恐れながら、だったら今の清居を目に焼き付けておこう。清居と自分の気持ちを推し量るなんて、おこがましくてできない。
そんなキモくて変に強い意志の平良が、ただ自分だけを見て甘やかして、イチャイチャしたい清居には、逆に俺様に見えてしまう。
この2人のやり取りが可笑しくて、笑えました。平良の思考と言動が原因なんですが、それすらキモ可愛くて、そこに時々キュンとしている清居がまた可愛い。
前作のレビューでも書いたのですが、先が読めず引き込まれる作品です。

2

続編待ってます!先生!

「美しい彼」が『平良にとってなぜ清居だけが特別だったのか』という事を
全編通して伝えるお話だとすれば。

「憎らしい彼」は『服従する側に自ら望んで身を置いていた平良が
恋人として清居と共に、隣で生きていこうとするまで」を描いたお話だと思います。

いやぁ…ほんとに面白かったです。
「美しい彼」を読み終わった後夜中にパソコン起動して続編買っちゃいましたから。
電子書籍最高。

「憎らしい彼」は平良と清居が正式に同棲をスタートさせたり
清居の芸能活動も本格化しているので舞台裏の話が多くなったり
スキャンダル絡みの事件が起きたりと濃い内容になっています。
その中でも一番の大事件は清居の誘拐事件だと思うのですが
これに関しては清居も平良も後遺症もなく無事でしたし
結果清居が自分の殻…というか壁を壊すきっかけになったので
良かったって言い方は変かもしれないけど良かったのかな、と。
あれが無ければ清居は綺麗なだけの演技しか出来ない役者で終わってしまったかもしれないですし。
二人にとって心の傷にならなくてホッとしました。

私にとっての大事件はやはり「平良の気持ちの変化」です。

清居の所属事務所の持ち物件に引っ越しした時も
平良はいつも通り清居の写真を沢山撮るんですよ。
「どんな清居も逃したくない。清居の全ての瞬間を残しておきたい」までは分かる。
でもその理由が「清居と別れた後に見返すため」って…。

おいぃーーーーーーーーー!!!!!

タブレットの前でガックリ項垂れてしまいました。
_| ̄|○ 最近見ないけどほんとこんな感じです。

すごいわ。それを清居に直接言っちゃうのが平良だわ…。
そんな事言われた清居の気持ちを考えてみなよ!って言えるなら言いたい。
でも言ったところで
「俺ごときが清居の気持ちを考えるなんて恐れ多い」とか
「清居が自分なんかとずっと付き合ってくれるわけないんだから思い出が欲しい」とか
なんとか言いそう。うわぁ…絶対言う。きもい。ウザイ。

二人で年齢を重ねて、もう若いとは言えなくなったときに
『はじめて引っ越したのはこのマンションだったね』って
振り返る時に見るための物でしょうが!!
この後の清居の台詞が切ないんです。

『わかるけど、わかりたくない』

「なんでお前の語る未来にはいつも俺がいなんだよ」という清居の気持ちが伝わってきて
心の中で平良の事をけちょんけちょんに貶してました。
自分が隣にいない未来を思いながら撮られたって嬉しくも何ともないよね。
目の前の自分を見ているようで見てないんだもん。
こういう気持ちを察することが出来ないのが平良なんですよねぇ。

でも、この前半の「清居と生きる未来」なんて全く見ようとしない平良がいたから
後半の平良の気持ちの変化に感動するんです…!
いつも清居の後ろを歩いていた平良が、
清居に死ねと言われたら「清居の命令で死ぬなら本望だ」とかいって本当に死を選びそうな平良が、
清居の隣で、共に生きていく未来を思い描くようになった。
そして、その未来を実現させるために変わろうと努力する姿に猛烈に感動しました!

清居が求めていたのは自分を崇拝する下僕なんかじゃなくて「彼氏」だったんですよね。
「憎らしい彼」の中でも何度も何度も言っている言葉です。
彼氏彼氏言ってる清居。可愛過ぎるよ清居!!
だから病院から清居を連れて一緒に抜け出したときは「よくやった平良!良かったね清居!」と妙な感動が押し寄せました。
あの平良が!なんか普通にカッコイイ彼氏みたいな事してるよーー!!!
「面会時間過ぎてるから帰った方がいい」とか的外れな事言いそうなのに違った!!
彼氏域に入ってきた平良は文句なしにカッコ良かったです。

「憎らしい彼」は清居の全てが可愛いです。
こっちが照れちゃうくらい平良くんにベタ惚れでほんっとに可愛い!
バイトの面接で吃音のせいで嫌な思いをしないか心配したり
バイトが決まったら決まったでそこまで無理して働かなくてもいいって思ったり
隙あらば平良くんを養おうとする清居が可愛過ぎます。
誰にも見せないで閉じ込めたい願望は清居の方が強いのかもしれません。
いいですね。相思相愛の二人です。

今作ではまだ二人とも学業と仕事を両立している状態なので
卒業して仕事に専念している二人を見てみたいです。
リミッターを外すことを覚えた清居が役者としてどう開花するのか。
平良が独立して清居の写真集を撮るようになるのか。
20代、30代、40代…。
年齢を重ねた二人にまた会いたいなと思います。
凪良先生続編お待ちしております!
最後になりますが、これほどまでに原作の世界を美しく映し出した挿絵は見た事がありません。
奇跡の組み合わせだと思います。
葛西リカコ先生、思わず「神よ…」と言いたくなりました。
素敵な平良と清居に会わせてくれてありがとうございました!

2

うーーーーん・・・・

高評価のみなさん 本当にごめんなさい。
ここから読まないでくださいね。









買ってしまったら読むしかないわけで、前作と一緒に購入してしまったので。

いや、前作でも人物に個性はあるが魅力がないな。
とは思っていましたが、前半平良についていえば個性がもう変人枠に達しておりました。嫌な奴でもないんですよ。別に。
そうなると、清居がなぜ平良を好きなのか分らないです。
ただ、前作より脇がまともな大人が多くてそこは良かったです。

ストーリー的にはそう笑えるというところもなくハラハラするということもなく。
うっとりするような恋愛模様でもなく。といったところでした。
清居が拉致られるあたりからちょっとバカバカしくなってしまいました。
前作で期待しすぎてはいけないことはわかっていましたので、落胆がなかったところが良かったです。

2

恋人には絶対にしたくない攻めくん


吃音
という精神的なハンディキャップを除けば
攻めくんの周りは一般人と比べて、ちょっとすごいこと、で溢れているんですよね。
裕福なお家だったり、親族だったり、とても美しい恋人がいたり。
そして彼自身も、みなぎる雄性や開きたくてうずうずしている才能の芽を飼っている。

ヘタレ、ワンコ、さらっと読めばそんな型に入れられてしまうような攻めくんですが、私は読後
この子は…色んな意味で隠れスパダリでは…?
とさえ感じたのです。

高身長で、恋人を吐くほど、死ぬほど愛していて、とある帝国の皇帝なんですよ?
本当に、スーパーなダーリンだと思います!

受け君にしてみれば、色々スペシャルすぎてもうたまったもんじゃないですよね。
飼っているかと思えば実は飼われている、ミイラ取りの代表!
酷い(精神的)暴力を受けて、その後男らしく護られ優しく包まれての繰り返しで、心はふわっと浮いたり地面に埋まるほど急降下したり…終始受けくんの事が不憫で仕方がありませんでした(いい意味で)

最後の方でやっと、やっと、同じ場所に立てたのかな…?
あとがきで先生は主に恋人関係になるまでを書きたいとおっしゃっていますが、まだ物足りないです、
まだこの二人には乗り越えなければならない事が沢山あると思うのです!
続きをどうやら?書いてくださるようなので気長に待っていようと思います。

今でもこの物語の攻めくんは、私の中でナンバーワンです(笑)

5

自分の殻を破る二人がとてもよかった

電子書籍で読みました。イラストはありませんでした。

清居が思わず言った「おまえ、俺と住みたくないの?」の一言で、同棲生活を続けることになった平良と清居。プライドが高くて弱音を吐けない清居と自分のネガティブな思考に閉じこもる平良は、気持ちがすれ違ってばかりですが、それでも一緒にいたくて、少しずつ歩み寄っていく様子が読んでいて楽しいです。

本作では、二人が恋人同士になったことで互いに影響を与え合い、それぞれの殻を破るところが、二つの山場になっていると思いました。恋する気持ちだけでなく、こういうお互いを高め合う関係性がとても好きです。

平良にとって現実逃避の手段だった写真が、清居の「グランプリ獲ってプロになれよ。」の一言で、絶対的な将来の目標になるのが面白いです。清居をキングと崇め奉っていた平良のきもウザ愛は、この伏線だったのだなあと納得しました。
そして、平良は行動を起こしたことで、プロカメラマン・野口と出会い、自己卑下に隠れた自意識や願望に気付かされていきます。
物語の終盤、野口の「乗り越えろ。恥をかかずに大人になったやつはいない」、清居の「野口さんより綺麗に撮らないと許さねえぞ」、に背中を押されて、カメラマンとしての一歩を踏み出す平良の姿に、胸が熱くなります。恐れと崇めの対象だった清居を撮ることで、平良は大きな殻を一つ破ったのだと確かに伝わってきました。

清居もまた、メンタルの強さ、プライドの高さの殻を破ることができず、伸び悩んでいました。しかし、同じ事務所の女優・安奈のスキャンダルに巻き込まれ、ファンの男に拉致された清居を助けに来た平良が大けがを負ったとき、清居は初めて悲しみの感情を爆発させ、それがきっかけで、感情のリミッターを外すコツをつかみます。
平良が殻を破るエピソードに比べると、ちょっと簡単な気もしましたが、清居にとって平良がどれだけ大切かが伝わってきて、清居の「多分、おまえのおかげなんだろうな」に、グッときました。高校時代からは想像できないほど、二人の関係が対等になってきた象徴的なエピソードだと思いました。

平良と清居が出会い、やがてそれが新たな出会いや成長につながっていくのが、とても良かったです。人は人と関わることでしか変わっていけないのかもしれないですね。清居を拉致した安奈ファン・設楽は、その対極に描かれているようで、彼の行き詰まりがとても悲しかったです。機会があれば、彼の更生した姿も描いてもらえると嬉しいです。

本作「憎らしい彼」を読み、やっと前作「美しい彼」を受け入れられたような気がします。二つは合わせて一つの作品だと思いました。
次回作は来年出版されるそうで、どんなお話になるのか、とても楽しみです。

4

信者と神様

久しぶりに再読したら、面白い面白い…。
以前読んだときも面白いと思ったけど、続編ということもあり、キャラを深追いせずストーリーを楽しんだだけだった。
今回は清居くんに感情移入し、その不憫さに同情しまくり。
通じない、「普通」は平良には通じないよ…(笑)

平良の、どうしようもないほどの清居教信者っぷりはスッキリするくらいまっすぐでかたくなで、安心感すら覚える。
展開が不安になると安心したいがために先読みしてしまう私だけど、何の迷いもなくゆっくり読めた。ありがとう平良。

しかし、信者と神様が恋愛するって大変なんだな…。
崇め奉られ、自分とは住む次元が違うと理解することを放置され、近付こうとすると遠ざかり、嫉妬も飲み込む信者っぷり。
その「オレ様」ぶりに、途中から清居くんが健気受けに見えてきた。
オレ様信者攻め✕オレ様健気神受けって他にはない。

フェラシーンが好きでした。
清居くんの平良に対する心情にキュンキュンさせられました。

清居くんを神として崇拝するその気持ちごと愛するしかないよね。
キモいところが最高に好きだとみとめるしかない。
キモいからこその平良。だからこそ満たされる。
それが清居くんのアガペーであると。

コメディタッチではないのにコメディで、楽しく読ませていただきました。
「美しい彼」も再々読したいと思います。

7

平良のキモウザがパワーアップ

 前作と比べると、二人ともちゃんと大学生になった分だけ成長してました。
 平良の場合、「成長」というよりは、「パワーアップ」という気がしないでもないですが。
 ネガティブなストーカー男子をこれほど俺様に書けるのは、さすが凪良先生だと思います。先生も仰られているように、平良に対して「気持ち悪い」は、イコール一途という点で、もはや褒め言葉のような気がします。
 一方の清居は、今作では、役者を目指している割に、意外と普通の人になっている気がしました。前作の方が、より女王様キャラだったような気がしたのですが、パワーアップした平良のせいで、キャラが薄まってしまっていたのかもしれません。

 笑えるしキュンとできるし、秀逸な作品に違いないですが、攻め受け両方とも、キャラがタイプではないという理由で、申し訳ないですが萌え1つにさせて頂きました。

5

成長してる!

これから先、清居といるためだろうけど、少しずつ平良が自分の殻から出てきてる感じ? それは清居のほうもそうなんだけど、平良の方がいちじるしく成長してる! 今回はストーカー話。 平良が清居に?それはいつものことなので置いといて、清居と同じ事務所の女優さんにファンの男が。 そのせいで平良がケガするんだけど、勘違いしてボロボロに泣きじゃくる清居が可愛いすぎる! でもそのおかげで一皮むけていい俳優さんになっていくんでそれはそれでOK! 平良の方もカメラの方で進んでいくみたいだし。師匠が癖のある人だけど平良にはちょうどいい感じ。 いつかは清居の写真集出してほしいな。

6

期待を超えてくる

前作が衝撃的すぎて今作は面白さ薄れるかなと思ったのですが、全然衰えてなく、むしろ超えてくるぐらいの出来栄えでした。期待以上で、ページを捲るのがもどかしいくらいだれずに夢中で読み進めました。
とにかく二人のかみ合ってない会話が面白すぎて、下手なギャグ漫画より全然笑えます。シュールな面白さがあって所々声出して笑いました。攻めのネガティブ俺様っぷり最高です。こっちが予期しない言動や思考がすごく新鮮で、どう動くか予想できないのが面白い!
受けはもうとにかくカワイイです。俺様なのに振り回されてぐるぐるしてる様がかわいくて仕方ない、ほんとに巡り合うべくして巡り合った二人だと思います。
続編もぜひ出してほしい、飽きることのない面白さです。

7

キモイ スパダリ!

今までコミックしか読んでなかった事を後悔しています。小説いいですね( ;∀;)
美しい彼を一気に読んでこちらも読みました!!

小説は二人がどこかにいそうと親近感が湧いていい!

しかも、その二人の関係性がどんどん良くなるのが嬉しくて嬉しくて(人´∀`)
どんどん良くなるのは、平良がすごくすごく成長するから。キモイを除いたら完全なスパダリ!キモイって欠点があるからこそ可愛く見えて好きになるんですけど…
いつまでも二人の事を見ていたいと思う作品でした!

7

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