タカツキノボルさんのレビュー一覧

きみは王子様の恋人 小説

桂生青依  タカツキノボル 

BL界…性悪男は、どこまで許されるか?

これは…田舎からはるばる上京してきた新卒サラリーマンが、
高校時代からの憧れの君を追いかけて、同じ会社に入社し…
意地悪も、冷たさも受け入れて、その愛を得ると言う、
童話「北風と太陽」のようなお話です。
…といえば、ほんわかとしたオフィスラブを想像するでしょう?
ところがコイツ、受様・美形先輩(羽住)の意地悪ってのが、ハンパじゃありません!
常識的な範囲じゃBLの意地悪ってのは、せいぜ…

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身代わりの愛のとりこ 小説

愁堂れな  タカツキノボル 

熱烈ラブアピール☆

神龍清嗣の代理で出掛けたコンサートで、若きCEOリチャードに出会った由春。
リチャードは由春を「セイジ」だと思い、気に入って日本滞在中共に在ることを望む。
由春は神龍の家から「セイジ」として付き合ってくれるよう頼まれ、そうするのだが…。

とにかくリチャードが外人らしく熱烈にラブアピール。
というか、一緒に出掛けた夜にはもうコトに及んでいる始末。
しかも、この人、ジェントルマンかと思い…

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静かなる情熱(愛しかいらねぇよ。番外編 ) 小説

ふゆの仁子  タカツキノボル 

パズルが埋まるようなスピンオフ…これ快感

ヤクザとカタギの同級生シリーズ・番外編です。
波乱万丈・ヤクザ×堅気カップルを、影で見守るあの人達のお話です。
怜悧冷酷・クールなインテリヤクザ幹部(ただし昔は武闘派)岩槻にも、
口下手な高校生時代はありました。
甘いマスクのホスト風美男(…実は)弁護士・近江にも、
ガラスのような10代はありました。
いかなクールビューティ達だって、別に木の股から生まれてきたワケじゃない!
…とでも…

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傲慢な闇王の美姫 小説

甲山恋子  タカツキノボル 

甘めなマフィア

高級茶を扱う輸入会社の通訳として雇われたはずが、マフィアの取引に巻き込まれてしまう受け。
せっかくいい会社に就職できたと思ったのに、巧みに陥れられて気の毒(´д`;)しっかり者の賢い受けです。

台湾娼館とか楽しそう♪と思いましたが、う~ん、攻めとしかHしていないので雰囲気のみという感じかなぁ。
媚薬+道具は使われてますが、攻めとのエロも基本甘いです。
後半語られる攻めの愛人論はちょっと…

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きみは王子様の恋人 小説

桂生青依  タカツキノボル 

大型忠犬。

会社の後輩である奈津川(攻め)から、毎日の様に想いを告げられる羽住(受け)。
羽住は昔、奈津川の受験勉強を見ていた事があり、それ以来奈津川は羽住を想い続け、彼と同じ会社へ入社してきたほどだった。

ひたすら受けを想い続ける忠犬の攻めです。
もう完全にワンコです。
すっごく健気でカワイイです。
そして受けはプライドも高く高飛車な性格。
攻めを大勢の人達の前で恥をかかせようと画策したりす…

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魂ごとくれてやる。 小説

ふゆの仁子  タカツキノボル 

決意と結末は…浪花節で!

ヤクザとカタギの同級生シリーズ・3冊目です。
紆余曲折をくぐりぬけた極道堅気カップルも、
ついにひとつの結末をむかえましたねぇ。
あぁ、こうきましたか! …というような、
納まるものが納まるべきところへ落ち着いたような、
心の片隅で見守っていた子供が、やっと独立したような(?)
読者としては、そういう気分になりますねぇ…実に!
仕事を辞めて、極道と人生を共にする決意をした男は、
今…

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ひそやかな愛の刻印 小説

羽鳥有紀  タカツキノボル 

トキメキなくして語れない、ハーレクインBL☆

これは…富も身分も教養も美貌も、人並み以上にある英国貴族様が、
とある日本人カメラマンに一目ぼれして…逃げられて、
捕まえて、また逃げられても、追いかけてという…
愛あるストーカーのような、ハーレクインBLのお話です。
正真正銘の英国貴族(しかも公爵様!)のオスカーが見出したのは、
駆け出しカメラマンの優里なのですが…コイツがまったく無自覚な男!
いや…無自覚というよりも、無関心…そう…

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エリートが多すぎる-managers- 小説

愁堂れな  タカツキノボル 

乙女ゲーム in オフィス ?

これは…とある会社の建設部門の一画で、
男達が(恥ずかしげも無く!)恋愛ゲームさながらの恋の争奪戦を始めるという、
受様ひとり勝ちの、シンプルなオフィスラヴのお話であります。
かなり多めに見ても課長止まり(っぽい)新課長・西条は、
どういうわけだか…やたらとモテる、この不思議!
彼を狙う男たちは、揃いも揃ってエリートだらけで…
ちょい悪・期待の俺様新人、加賀美君でしょ~
いい人オーラ…

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ひそやかな愛の刻印 小説

羽鳥有紀  タカツキノボル 

勘違い、すれ違い、そして実は再会愛!のお話でした。

切ない部分もありつつ受けがぐるぐるする話ですが、攻めも受けがぐるぐるしている部分に影響されてぐるぐるしちゃってる所のある話です。

優里に絡む同業のカメラマン二人が小悪党で、物語の中で3回ほど問題を起こしてくれるが、勿体ない使われ方だったなと思う。いや、悪役に対して勿体ないはどうかとも思うけど。
優里が裸で見知らぬ男オスカーと一緒のベッドで寝ていたきっかけを作ったのが、仕事を取られたと逆恨み…

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欲しいのは、愛 小説

伊郷ルウ  タカツキノボル 

心に危うい…長すぎる春

これは3年間もお付き合いしながら、3年間も何やってたの?!
…と問い正したくなるような、精神的すれ違いカップルの危ういお話です。
攻様=モデル上がりの辣腕社長・超美形…ただしかなりの自信家。
彼に言わせりゃ受様は「3年も愛し合った恋人、言葉なぞ不要。」
(↑おいおい…愛してりゃ言葉はいらないなんてのは、
  多くの男達がやらかす、典型的なしっぱいなのですよっ。)
受様=顔美貌・でも中身…

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