伊東七つ生さんのレビュー一覧

片思い 小説

木原音瀬  伊東七つ生 

面白かった!


暇つぶしにアニメイトに寄って、買った本でした。
この本厚い。二冊分くらいある!
裏表紙を読んでみて、レビューも良さそうだったので読んでみることにしました!

面白かった!
二組のカップルのお話なのですが、どちらも切なさあり萌えありでよかったです!ストーリーもしっかりと読ませる内容であり、飽きずに読めました!

タイトルが片思いだったので、まさかハッピーエンドじゃないんじゃ…!?……

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いとを繋いだその先に 小説

栗城偲  伊東七つ生 

可愛いお話ですが

伊東七つ生さんの表紙が可愛くて、思わず手に取ってしまいました。

高校中退後、キャバクラでボーイとして働く宇野(受)が、店の女の子に騙され店のお金を横領した罪を着せられ、暴行を受けるなか、何とか渾身の力で逃げ出します。
宇野は素行の悪さから、両親からも完全に見限られており、帰る場所がなかったのですが、街を出る時に「駄目になったらここに来い。待っててやるから。」と言ってくれた佐藤老人を頼りに行…

2

花とスーツ コミック

伊東七つ生 

植物の息吹の中に囲まれて

植物を愛し、真心を込めて育てる青年(攻め)と、
それを見守る仏頂面で不器用な公務員(受け)の物語です。

この物語で見て欲しいのは、「植物」!
草花が活き活きと描かれていて、描き方も一コマ一コマ味があり、
見ていて飽きません。
普段は、「背景」として流されがちですが、
是非そこにも着目しながら、読んで欲しい作品です。

   ◆◆   花とスーツ   ◆◆

公園事務所の職員…

1

すずろ古書譚 コミック

伊東七つ生 

好きなのですが……。

同人時代から大好きな作家さんで、ずっと上手いなあ!と尊敬しております。
でも何故だか、前作は萌えなかったのです。
しかし今回は、古書店主人と高校生(大学生)の年下攻め!
好みのツボ満載だ!わーい!
と飛びついたのですが、矢張りなんだか萌えませんでした。何だろう。
BLになくてはならない想いの強さが何となく感じられないからかもしれません。よくも悪くも、ふんわり優しいのです。
こういう話だ…

0

花とスーツ コミック

伊東七つ生 

そのバケツに一輪ずつ

読み終えて初めて、『花とスーツ』というタイトル・カバーイラスト・扉絵に、さりげなくも作者の強い気持ちを表現として感じますし、自分のなかでそれをしばらく考えておりました。やはり、じっくりゆっくり読みたくなる一冊だなぁと感じてしまう。おそらくこういうあたりも含めて私にこの本をおすすめしてくれた方に、ありがとうの気持ちでいっぱいです。

しかし細やかな人物描写で、これはぐいぐい惹き込まれますね。喜怒…

5

すずろ古書譚 コミック

伊東七つ生 

日常がひとつの物語


伊東七つ生さんのお話のなかでもこちらはとくに印象深い作品でした。

「すずろ古書店」で働く砂子(いさご)と、亡き祖母から貰った一冊の本を頼りにすずろへやってきた高校生のトモ。
101冊の全集を一冊、また一冊と買い求めにやって来るトモの姿に砂子は昔の自分を重ねます。季節は巡り、緩やかな時間のなかでしだいに親しくなる二人。しかしそんな最中オーナーが病に倒れてしまいます。
店の今後をどうする…

2

すずろ古書譚 コミック

伊東七つ生 

誰もがストーリーを持ってる

作者の作品を初めて読みます。
こちらのレビューを拝見したのがこの本を手に取ったきっかけでした。

帯には「GUSHレーベル屈指のストーリーテラーが贈る最新コミックス!!」とあります。
これはじっくりゆっくり、時間をかけて読みたい一冊かと。
実際いつもの倍近く、読むのに時間をかけました。作者は「言葉」をとっても大切にされている方なのでしょうね。どのページを開いてもそれが伝わってくる。作中、…

5

ロマンスの箱庭 コミック

伊東七つ生 

ホコリひとつであっても無駄にはできない

こういった世界観のお話の作品を探していて
ちるちるさんの質問で『ロマンスの箱庭』を紹介していただき
とても気になったのですぐ本屋へと向かい購入させていただきました。
青井秋さんの作品が大好きで、お薦めしていただいたのですが
ファンタジーな要素も綺麗な絵もとてもわたしの好みでした。
こちらの作品は5つのお話がある短編集なのですが
どのお話も胸が踊るような、うつくしいお話です。
中でも表…

2

すずろ古書譚 コミック

伊東七つ生 

繋いで、紡ぐ

古書店が好きです。
少し埃っぽくて、黴臭さが漂っているところも
そこに通う人たちが大切そうに本に触れるところも
それを、気にも留めないような、でも
実は見守られているような感覚さえ覚えるような
店主さんのまなざしも。

伊東さんの新作は、そんなイメージが浮かぶ古書店を舞台に
長い年月をかけて丁寧に繋いで、紡がれた
本と人との優しい物語です。

とある作家さんの奇書本をきっかけ…

3

すずろ古書譚 コミック

伊東七つ生 

そして物語はつくられる

読み終えて、まさに今の自分の好みを体現している作品だと
萌えだけでは表せない満足感を抱かせる一冊でした。

表題の作品のほかに一編『ピロー・トーキング』という作品が入っているのだが、これがまた秀逸!!
更にこの2作品がコラボして表題の主人公たちのその後を知ることもできるという素敵な描きおろしがついてとても充実したものとなっている。

店主の品ぞろえが支持されている古書店で働く砂子と

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