モモ花さんのレビュー一覧

優しい星 コミック

モモ花 

優しいひとたち

こころがほかほかしております。
素敵な1冊に出会ってしまった。

仕事の打ち合わせに出かけた帰り、突然の雨と帰宅ラッシュで動けなくなってしまった対人恐怖症の蛍(けい)。
蹲る蛍に傘を差し出してくれたのは、男子高校生の優人で…。

明るくて朗らかな優人に接するたびに、星がキラキラと溢れる描写が素敵です。
家に招かれたとき、優人のパパ(正確には叔父)からもキラキラが、お父さん(叔父さんの…

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いつかその日がきたとして コミック

モモ花 

作画が惜しい

1組のCPを丁寧に追った3話にスピンオフが1話。
その他に短編が2つ収録されています。

【帰ろう】 萌
小学校からずっと一緒で、高校のときに中澤からの告白で付き合い始めた中澤と日野。
大学入学と共に実家からの援助なしに2人で暮らし始めたものの、生活は苦しくて…。
神田川沿いを石鹸をカタカタ鳴らしながら銭湯から家に帰る、あの歌を彷彿とさせるような暮らしですよ。
クリスマスケーキもカッ…

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花追い人 コミック

モモ花 

大好きな一冊に出会えた!

たまたま書店で見かけて、気になったので購入しました。


全部の話で泣きました。


何というか、すごく独特の雰囲気があります。
私の好みの傾向として、
その作家にしかない世界観がしっかりと確立されている、
他の誰の作風にも似ていない、
唯一無二のオリジナリティがある、
…こういう作品や作家にとても惹かれます。
まさにこれでした。
現実世界を扱っているのに、どことなく幻想…

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春の雪 コミック

モモ花 

とても読みやすい作品


王道に沿ってきちんと筋道を踏んでいるので、とっても読みやすいです。
変にこのキャラ結局なんなの?っていうのがないからでしょうか。

そのかわり、大きな事件なんかは一切ありません。

でもなあ、なんだろう。攻めが受けを好きになるタイミングだったりとか、お互いの職業をとりあえず横に置いといて読むと「うんうん、そうだよね。そうきたら、そう思うよね」って(笑)
あー世代とか読み手の環境とか…

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花追い人 コミック

モモ花 

切なくて甘いのか、危なくて甘いのか。

花食べている・・・
結構衝撃でした。
食べれるお花ってきっとあるのでしょうけど、
花食べているシーンを見て
一旦本をとじまして
BLかどうかを再度確認して
読み直しました。

花断ちをしようと提案し
それからあれこれ世話やいているうちに。。ってな話でした

お花を食べてしまう理由は
悲しい過去が関係してました。

が・・・なぜ花を食べるっていう
設定にしたのだろう。

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優しい星 コミック

モモ花 

急にあらわれすぎた

春の雪のその後な作品です

優人が急に育っている
高校生の優人くんは
相変わらずかわいい
かわいすぎる
まっすぐに育ちすぎで
逆に切なくなったけど
それはそれで、よいのかも

しかし!恋する相手がいただけない、蛍さんが決して悪いわけじゃないけど、

突然現れた蛍さんではなく
やはり幼馴染だった友達とくっついてほしかった

一気に作品が嫌になってしまいました。2人のパパ…

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春の雪 コミック

モモ花 

パターン化多し

子供がかわいい。ひたすらかわいい。

お姉さんの子供、不倫でシングルマザー、体が弱くて亡くなってしまう

両親はなくなっている
姉の子供を弟が引き取り育てる

お涙コースもりこみすぎの
このパターン、わかっているけど
やはり切ない。

子供をまもって生きて行こうと
がんばるのは良いのですが
雪彦さん、頑なすぎてかわいくない

日吉先生一途すぎる。
まぁ、王道てんこも…

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花追い人 コミック

モモ花 

あったかいです。

短編集。
それぞれ裏表のない愛情で、読んでてどのストーリーも「ホロリ」とせつないです。

●花追い人●
小さい頃両親を亡くし、お金目当てだけの身内の態度から
花を食べるようになった津田。
過去のトラウマから救ってくれる花屋とのお話かな。

●ひなたの犬●
つぶれたバス停に毎日座っている男(川端)がいる。
その人が気になって気になってしょうがない日向。
川端には片思いしてきた同…

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花追い人 コミック

モモ花 

花追いでは無く、花喰いですかっ!

読み始めてびっくり、いきなり花をムシャムシャ食べてる人が現れるのですから。
でもそれには過去のトラウマ的なものがあって、花を食べる事が既に中毒状態。
花を食べる事で寂しさや不安から心を守ってきたようなストーリーで
でもそれに気が付いたお花屋さんが花絶ちを協力する事になって、二人の関係が
お客と花屋さんから恋人になるまでを描いた染み入るような作品でした。

収録されている作品が全てお花に…

2

花追い人 コミック

モモ花 

6つの花束に寄せて

主人公達の泣き顔が印象的なイメージがある作家さん。
今回もピュアな6本の短編が表題の「花追い人」にかけて、各話の後に花言葉を添えて演出してありました。
1冊をとおして、ちょっぴり胸にチクっと痛いものもありながら後でよかったね、ってあったかい気持ちになれる作品ばかりだと思います。
短編ばかりのせいか、1冊展開のものに比べてとても読みやすくポイントが明確なので伝わりやすいのかもしれません。
何…

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